博物館

「文化遺産オンライン」で「文化遺産データベース」が一般公開

2010年12月3日、文化庁と国立情報学研究所(NII)が共同で企画・運営をしている「文化遺産オンライン」で、「文化遺産データベース」が一般公開されたようです。この「文化遺産データベース」は、これまで項目別検索のみの目録サービスとして公開されていた「文化遺産DB」を大幅にリニューアルしたもので、国宝や重要文化財などの国指定文化財を網羅した、65,000件の文化遺産について、作品情報のテキスト全文を対象としたフリーワード検索や連想検索、連想キーワードによる絞り込みが可能となったほか、作家名や所蔵館名そのものを検索対象とするページ「作家一覧から探す」および「所蔵館一覧から探す」等が追加されたとのことです。

文化遺産データベース
http://bunka.nii.ac.jp/db/

文化遺産オンライン
http://bunka.nii.ac.jp/

国宝や重要文化財を網羅、文化遺産を多様な切り口で検索できる 「文化遺産データベース」を一般公開 (2010/12/3付け NIIのニュース)
http://www.nii.ac.jp/news/2010/1203/

国宝や重要文化財を網羅、文化遺産を多様な切り口で検索できる「文化遺産データベース」を一般公開 (2010/12/3付け NIIのプレスリリース)

「生物多様性遺産図書館」、WorldCatに14,000件以上の生物多様性に関する書誌データを提供

2010年11月23日付け、OCLCのニュースによると、生物多様性に関する文献をデジタル化し公開する世界最大規模のリポジトリである、「生物多様性遺産図書館」(Biodiversity Heritage Library;BHL)が、14,000件を超す資料の書誌データを、WorldCatに提供したとのことです。BHLは、米国の自然科学アカデミーや、自然史博物館、ハーバード大学植物学図書館等12の機関によって構成されるコンソーシアムとのことです。

Biodiversity Heritage Library
http://www.biodiversitylibrary.org/

The Biodiversity Heritage Library adds 14,000 records to WorldCat (2010/11/23付け OCLCのニュースリリース)
http://www.oclc.org/news/releases/2010/201058.htm

The Biodiversity Heritage Library adds 14,000 records to WorldCat (2010/11/24付け Peter Scott's Library Blogの記事)

国立国会図書館PORTAの検索対象に「e国宝 - 国立博物館所蔵 国宝・重要文化財」を追加

国立国会図書館のデジタルアーカイブポータル「PORTA」の検索対象に、国立文化財機構の「e国宝 - 国立博物館所蔵 国宝・重要文化財」が加わりました。「e国宝」は、国立文化財機構の4つの国立博物館が所蔵する国宝・重要文化財の高精細画像を、多言語(日本語、英語、フランス語、中国語、韓国語)による解説とともに、閲覧することができるサイトです。

国立文化財機構の「e国宝 - 国立博物館所蔵 国宝・重要文化財 」を追加(2010/11/22付けPORTAのお知らせ)
http://porta.ndl.go.jp/service/SER_Information_DetailRSS.jsp?news_id=83

全欧州規模のホロコースト関係資料のオンラインデータベース化プロジェクトが始まる

2010年11月16日、欧州委員会(EC)の研究開発情報サービス委員会(CORDIS)のニュースによると、“European Holocaust Research Infrastructure”というコンソーシアムが設立され、今後同コンソーシアムによって、ホロコースト関係資料のデータベースの構築が行われるとのことです。このプロジェクトは、オランダにある戦争資料の研究機関“NIOD”を中心に、EUの11か国とノルウェー、そしてイスラエル各国から、図書館や文書館、博物館等20機関が参加しているようです。データベースは、全欧州規模に分散しているホロコースト関係の資料を一元的に閲覧できるものを目指し、今後4年間かけて構築されるとのことです。

European Holocaust Research Infrastructure
http://www.ehri-project.eu/

NIOD-led Holocaust Studies project launched (2010/11/16付け NIODのニュース)
http://www.niod.knaw.nl/actueel/default.asp?ID=703

EU making sure Holocaust never happens again (2010/11/17付け EC CORDISのニュース)

内閣府、公文書等の管理に関する法律施行令案へのパブリックコメントを受付中

2010年11月6日から、内閣府が「公文書等の管理に関する法律施行令案」へのパブリックコメントを受け付けています。これは、「公文書等の管理に関する法律」(平成21年法律第66号)が成立したことに伴い、所要の事項を規定するために制定されるものです。パブリックコメントの受付期間は、11月6日から12月5日(必着)までとのことです。

公文書等の管理に関する法律施行令案についての意見の募集について【意見募集期間:11月6日~12月5日】(内閣府のトピックス 2010/11/8付けの項目に該当記事があります)
http://www.cao.go.jp/topics.html

【イベント】「日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル III」開催(11/30)

NPO法人「知的資源イニシアティブ(IRI)」が主催する「日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル」の第3回が、2010年11月30日に開催されます。博物館・図書館・文書館(MLA)の連携について、過去2回のラウンドテーブルの成果を受けて、MLAのもつ文化情報資源と公共施設としての場を国の基本的な情報・知識基盤としてどのように活用すべきか、その方向性を明確にすることにより、文化情報資源政策形成の重要性を社会的にアピールするとのことです。

日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル III
http://www.iri-net.org/forum/mlart03.html

参考:
「日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブルII」開催(2010年6月・東京)
http://current.ndl.go.jp/node/16053

クラウドでコレクションを公開・管理する“Omeka.net”ベータ版が発表される

2010年10月28日、米国ジョージ・メイソン大学の「歴史とニューメディアセンター」(Center for History and New Media)が、“Omeka.net”(ベータ版)を公開しました。この“Omeka.net”は、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”のクラウド版のようです。

Omeka.net
http://omeka.net/

Omeka.net Beta Launches (2010/10/28付け Omekaのニュース)
http://omeka.org/blog/2010/10/28/omeka-net-beta-launches/

参考:
研究者、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”が正式リリース
http://current.ndl.go.jp/node/13156

大英博物館館長、博物館間での資料貸出の意向を表明

大英博物館(British Museum)館長のマクレガー(Neil MacGregor)氏が、英国の博物館協会(Museums Association)の会議の場で、国内及び国外の博物館への所蔵資料の貸出を実施したい考えを示したようです。博物館のコレクションが1か所にとどまる必要はなく、様々な場所で様々な仕方で提供することができる、とも述べられたようです。英国内の4つの国立博物館では、国内での資料の共有に向けた調査を行っているとのことです。

MacGregor: museums can be lending libraries(Museums Associationのニュースリリース)
http://www.museumsassociation.org/news/05102010-macgregor-museums-can-be-lending-libraries

米国Creative Commons、パブリックドメインマークを発表

2010年10月11日、米国のCreative Commonsが、著作権保護対象外の資料をインターネットを通じて容易に提供できるようにするためのツールとして、パブリックドメインマーク(Public Domain Mark)を発表しました。また、Creative Commonsのプレスリリースによると、パブリックドメインマークの最初の大規模な採用者は欧州デジタル図書館“Europeana”となるとのことで、2011年半ばまでに、Europeanaのポータルサイトで提供される著作権保護対象外の資料に対しては、パブリックドメインマークがつけられるようです。なお、この件に関するEuropeana側からの発表は、10月14日から15日にオランダ・アムステルダムで開催される“Europeana Open Culture 2010 Conference”の場で行われるようです。

Public Domain Mark 1.0
http://creativecommons.org/publicdomain/mark/1.0/

E1101 - 生涯学習における博物館・図書館・文書館の役割(英国)

 2010年9月3日に,英国の生涯学習に関する調査プロジェクト“Inquiry into the Future for Lifelong Learning”が,『博物館・図書館・文書館はどうすれば生涯学習に貢献できるのか』(How museums, libraries and archives contribute to lifelong learning)と題した報告書を刊行した。このプロジェクトは,成人の継続教育に関する国立の機関である“The National Institute of Adult Continuing Education”(NIACE)が2007年に開始したものである。...

ページ