博物館

奥州市(岩手県)・国立歴史民俗博物館・合同会社AMANE、地域資料継承支援に関する覚書を締結

2020年3月30日、奥州市(岩手県)・国立歴史民俗博物館・合同会社AMANEが、2月28日に、地域資料継承支援に関する覚書を締結したことが発表されています。

近年の大規模災害や世代交代による意識変化により、全国的に資料の滅失・散逸が急速に進んでいることから、産学官の三者が連携し、公有・民有を問わず地域での資料保全の基盤構築を図ることを目的とした覚書で、1年ごとに更新するとしています。

今後、連携・協力して以下の取組を実施するとしています。

1. 奥州市所蔵資料を、国立歴史民俗博物館の総合資料学情報基盤システムデータベース「khirin」(キリン)に各機関連携の下で順次掲載

2. 公有・民有問わず奥州市内の資料及び市内に関係する資料に関して、継続的に地域で保存する体制を構築するための調査・研究を開始

国立歴史民俗博物館 研究に関するお知らせ
https://www.rekihaku.ac.jp/
※2020.3.30欄に「産学連携で地域資料に取り組む―岩手県奥州市・合同会社AMANEと地域資料継承支援に関する覚書を締結―」とあります。

法政大学の実験型ミュージアム「HOSEIミュージアム」のウェブサイトがオープン:デジタルアーカイブも公開

2020年3月18日、法政大学の実験型ミュージアム「HOSEIミュージアム」のウェブサイトがオープンしました。

「HOSEIミュージアム」は、法政大学の長期ビジョン「HOSEI2030」の一環として設置されたものであり、実施事業として以下の内容を挙げています。

・同大学の特徴ある研究の創出と、教育・研究成果・資源の展示、公開
・自由度の高い学術研究コラボレーションの促進
・同大学が有する学術資源の管理基盤強化
・自校教育、大学史に関する調査・研究

ウェブサイト内のデジタルアーカイブでは、「歴史から見る法政大学」「テーマから見る法政大学」「人物から見る法政大学」「コレクションから見る法政大学」等のカテゴリーから資料を閲覧できるほか、詳細検索機能も設けられています。

HOSEIミュージアムWebサイトを開設しました(HOSEIミュージアム, 2020/3/18)
https://museum.hosei.ac.jp/news/2020/03/18/detail.html

CA1971 - 第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会2019 / 平井俊行

PDFファイル

カレントアウェアネス
No.343 2020年3月20日

 

CA1971

 

第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会2019

京都府立京都学・歴彩館:平井俊行(ひらいとしゆき)

 

神奈川県立金沢文庫、2020年3月31日から「国宝 金沢文庫文書データベース」を公開

2020年3月27日、神奈川県立金沢文庫は、3月31日から「国宝 金沢文庫文書データベース」を公開すると発表しました。

同文庫では、称名寺(横浜市)が所蔵し同文庫が管理している国宝「金沢文庫文書」(4,149点)のデジタルアーカイブ化に取り組んでおり、そのうち500点の古文書の詳細情報が、高精細画像とともにインターネット公開されます。

各画像には、古文書のくずし字を読めるよう本文を活字体にした翻刻データがついており、また、年月日や人名、地名など、さまざまなキーワードから検索可能となっています。

全点公開に向けて、随時更新するとしています。

神奈川県立金沢文庫
https://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/kanazawa.htm
※「3月31日(火)より、国宝 金沢文庫文書データベース公開」とあります。

オーストリア・ウィーンミュージアム、新型コロナウイルス流行下におけるウィーンの状況を示す写真の提供を呼びかけ

オーストリアのウィーンミュージアムが、新型コロナウイルス流行下におけるウィーンの状況を示す私生活及び職業生活の写真の提供を呼びかけています。

新型コロナウイルス感染症による危機が、ウィーンにとってどういう意味を持ったのか、将来の世代が理解できるようにすることを目的としており、提供されたものの中から選択が行なわれ、ミュージアムのコレクションとなります。

全ての地域・言語が対象で、電子メールで送信する際には、提供者にとってのそのものの意味を簡単に教えるよう求めています。

CORONA IN VIENNA: A HISTORICAL COLLECTION PROJECT (Wien Museum)
https://www.wienmuseum.at/en/corona-collection-project

Wien Museum
https://www.wienmuseum.at/en

京都大学貴重資料デジタルアーカイブ、文学研究科所蔵の重要文化財「大日本史編纂記録」の第6冊から第10冊、第21冊から第50冊までを公開

2020年3月27日、京都大学貴重資料デジタルアーカイブは、文学研究科所蔵の重要文化財「大日本史編纂記録」の第6冊から第10冊、第21冊から第50冊までを公開したことを発表しました。

同大学の文学研究科と総合博物館は2018年度から「大日本史編纂記録」の修復・電子化事業を実施しており、修復・電子化が完了した第6冊から第10冊、第21冊から第50冊までの1,506画像が京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開されています。

「大日本史編纂記録」の修復・電子化事業は今後も引き続き行われ、その成果は随時京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開する、としています。今回の公開によって、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、1万7,638タイトル、136万5,106画像となっています。

文学研究科所蔵重要文化財『大日本史編纂記録』第6冊から第10冊、第21冊から第50冊までを公開しました(京都大学貴重資料デジタルアーカイブ,2020/3/27)
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/news/2020-03-27

浦添市立図書館(沖縄県)にて、歴史にふれる館収蔵資料展「あなたもするかも!? 文化財の有無の照会」が開催:工事で破壊しないよう予定の土地に埋蔵文化財があるかどうかを確認する「文化財の有無の照会」の役割と実際の出土品を紹介

沖縄県の浦添市立図書館のカウンター前において、2020年3月17日から5月17日まで、浦添市歴史にふれる館収蔵資料展「あなたもするかも!? 文化財の有無の照会」が開催されます。

土地の売買や、建物の建設、道路の整備などを行う際に、工事で破壊しないよう、予定の土地に埋蔵文化財があるかどうか、事前に地方公共団体の担当部署に依頼し確認してもらう「文化財の有無の照会」の役割について、近年の同市の事例を紹介し、実際に見つかった遺跡の出土品を展示するものです。

あなたもするかも!?「文化財の有無の照会」(浦添市, 2020/3/17)
http://www.city.urasoe.lg.jp/docs/2020022700205/

三重県、「三重県文化財保存活用大綱」中間案に対する意見を募集

2020年3月17日、三重県が、「三重県文化財保存活用大綱」中間案に対する意見を募集すると発表しました。募集期間は3月18日から4月17日までです。

「三重県文化財保存活用大綱」中間案に対するご意見を募集します(三重県, 2020/3/17)
https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0046300158.htm

参考:
新潟県、「新潟県文化財保存活用大綱(案)」に関する意見を募集
Posted 2020年1月15日
https://current.ndl.go.jp/node/39949

神奈川県、「神奈川県文化財保存活用大綱(素案)」に関する意見を募集
Posted 2019年7月12日
https://current.ndl.go.jp/node/38582

韓国国立中央図書館(NLK)、文化芸術資料のデジタル化支援事業の2020年の対象機関を決定

2020年3月12日、韓国国立中央図書館(NLK)は、文化芸術資料のデジタル化支援事業の2020年の対象機関として6地域の31機関を選定したと発表しています。

国立中央劇場(公演芸術博物館)・国立劇団・国立オペラ団・光州ビエンナーレといった国立機関・関連団体や、芸術の殿堂・韓国文化芸術委員会・芸術経営支援センターといった公共機関、韓国音楽協会・韓国写真作家協会・韓国私立美術館協会といった文化芸術関連協会・会員機関などが選ばれています。

これにより、対象となる約16万9千件の図書・非図書資料のうち、破損の恐れが高い、もしくは、活用度が高い資料を優先にデジタル化が進められ、2020年には最大10万件がデジタル化される予定です。デジタル化されたデータはNLKのウェブサイトを通じて公開されるほか、所蔵機関にも提供されます。

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