博物館

台湾・故宮博物院、Google Arts & Cultureにコンテンツを追加:所蔵品の高精細画像、オンライン展示など

2019年11月12日、台湾・故宮博物院は、Google Arts & Culture上の同館のページにコンテンツを追加したことを発表しました。

4つのオンライン展示と、2015年12月に開館した同館南部院区のバーチャルツアーが追加されているほか、所蔵品200点余りの高精細画像を追加することも発表されています。

故宮深化與Google Cultural Institute合作,與全球共享數位典藏資源(故宮博物院, 2019/11/12)
https://www.npm.gov.tw/zh-TW/Article.aspx?sNo=04011020

National Palace Museum(Google Arts & Culture)
https://artsandculture.google.com/partner/national-palace-museum-taiwan

中津市歴史博物館(大分県)所蔵の医学関係古典籍が「新日本古典籍総合データベース」で公開

2019年11月13日、国文学研究資料館は、大分県中津市・中津市教育委員会と覚書を締結し、中津市歴史博物館が所蔵する古典籍のデジタル公開を進めていくことを発表しました。

第一弾として、同館所蔵の医学関係古典籍のうち44点が同日「新日本古典籍総合データベース」で公開されました。国文学研究資料館のプレスリリースでは、江戸時代の中津藩が蘭学を奨励しており、『解体新書』の編著者である前野良沢らを輩出したこと等が紹介されています。

『解体新書』の編著者 前野良沢を輩出した中津藩医学古典籍 デジタル公開へ:国文研が中津市・中津市教育委員会と覚書締結(国文学研究資料館, 2019/11/13)[PDF:4ページ]
https://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20191113_release.pdf

Artstor、英国のサイエンスミュージアムグループの所蔵品約5万点の画像を公開

2019年10月29日、教育・研究目的で美術品のデジタルライブラリを構築しているArtstorが、英国の科学博物館・科学産業博物館・科学メディア博物館・鉄道博物館・鉄道博物館(シルドン)からなるコンソーシアム「サイエンスミュージアムグループ」の所蔵品約5万件の画像を“Open Artstor: Science Museum Group”で公開したと発表しています。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとで公開されています。

New collection - Open Artstor: Science Museum Group(Artstor, 2019/10/29)
https://www.artstor.org/2019/10/29/new-collection-open-artstor-science-museum-group/

世界16の「GLAMラボ」を紹介する電子書籍”Open a GLAM Lab”

世界中の16のGLAM (Gallery, Library, Archive and Museum)に設置された「ラボ」の活動を紹介する電子書籍、”Open a GLAM Lab”について、2019年10月30日付けのLIBERのブログで紹介されています。

“Open a GLAM Lab”はInternational GLAM Labs Communityの活動の一環として、2019年9月に執筆者らがドーハに集まり、短期間のうちに共同で執筆を行う”Book Sprint”法を用いて書かれたものです。International GLAM Labs Communityは2018年に大英図書館が行った図書館ラボのイベントをきっかけに発足したもので、2019年11月現在、30か国以上・60以上の機関から、250人が参加しているとされています。

“Open a GLAM Lab”ではそのうち16人機関の著者らが、どのようにラボを設置するか、どう運営するか、ラボを通じてGLAM機関を如何に改革していくかについて、それぞれの経験を紹介しています。

同書はPDF版・ePub版が存在し、いずれも無料かつパブリックドメインライセンスで公開されています。

信州大学・松本大学・長野県立歴史館・長野市立博物館の有志により「信州資料ネット」が設立:Twitter・Facebookのアカウントも開設

2019年10月22日に信州大学・松本大学・長野県立歴史館・長野市立博物館の有志により信州資料ネットが設立されたと発表されています。

TwitterとFacebookのアカウントも開設されています。

@shinshushiryou(Twitter,2019/10/22)
https://www.facebook.com/shinshushiryou/posts/115681736528069

@shinshushiryou
https://twitter.com/shinshushiryou

信州資料ネットが設立されました(歴史資料ネットワーク,2019/11/2)
http://siryo-net.jp/disaster/201910_shinshu-net/

【イベント】東京文化財研究所「文化財の記録作成とデータベース化に関するセミナー」(12/2・東京)

2019年12月2日、東京文化財研究所が、同研究所において、「文化財の記録作成とデータベース化に関するセミナー」を開催します。

展示施設や地方公共団体、修理技術者や研究者など、文化財の記録作成を必要とする人への情報提供を行うことを目的に開催するもので、同研究所の文化財情報資料部文化財情報研究室が近年取り組む文化財データベースの構築や、無料で提供されているソフトウェアを用いた簡便なデータベースを紹介するものです。また、同研究室画像情報室からも、文化財に関する情報の記録としての写真の撮影について、その考え方及び手法を紹介するとしています。
参加には事前の申し込みが必要です。

主な内容は以下の通りです。

・趣旨説明「文化財の記録作成、データベース化の意義」
二神葉子氏(同 文化財情報資料部 文化財情報研究室長)

・文化財情報のデータベース化およびその活用について
小山田智寛氏(同 文化財情報資料部 文化財情報研究室 研究員)

・文化財情報の記録としての写真の撮影について
城野誠治氏(同 文化財情報資料部 文化財情報研究室 専門職員)

・質疑応答

【イベント】アート・ドキュメンテーション学会30周年企画行事・第12回秋季研究集会(11/16-17・東京)

2019年11月16日から17日にかけて、東京藝術大学(東京都台東区)でアート・ドキュメンテーション学会(JADS)30周年企画行事・第12回秋季研究集会が開催されます。

会員、非会員を問わず参加可能であり、参加費は正会員が1,500円(学生500円)、非会員が2,500円(学生1,000円)です。参加には事前の申込みが必要です。

主な内容は次のとおりです。

神奈川県博物館協会、川崎市市民ミュージアム救援のための総合対策本部を設置

2019年10月30日、神奈川県博物館協会が、台風第19号による被害を受けた川崎市市民ミュージアム救援のための総合対策本部を設置したと発表しています。

川崎市市民文化局よりの救援の要請を受けてのもので、現在、国立文化財機構などの関係機関と連携し救援に向けた調整を進めているとしています。

同協会では主に考古・歴史・民俗資料中心に救援を実施する予定で、10月29日付で、加盟館園へ救援の参加募集案内を発信したとしています。

@KNGW_kenpakukyo(Twitter,2019/10/30)
https://twitter.com/KNGW_kenpakukyo/status/1189413230407372800

参考:
文化庁、「台風19号で被災した川崎市市民ミュージアムへの支援について」を公表
Posted 2019年10月28日
https://current.ndl.go.jp/node/39365

神戸市長、東須磨小学校での教員間の暴言・暴行問題への対応の一環として、図書館を含む社会教育部門の業務を市長部局へ移管する方針を発表

2019年10月24日に行われた定例会見において、神戸市の久元喜造市長は、遅くとも2020年度4月を目途に、文化財、博物館、図書館の業務などの社会教育部門の所管を市教育委員会から、市長部局である市民参画推進局に移管する方針を発表しました。

これは神戸市立東須磨小学校における教員間の暴言・暴行問題に端を発する、当面の教育行政への対応の一部として行われるものです。教育委員会の組織・人員を小中学校の教育現場の再生に振り向けていくことが目的とされています。

市長会見(神戸市)
http://www.city.kobe.lg.jp/information/public/media/movie/mayor/index.html

令和元年(2019年)10月24日 神戸市長定例会見(YouTube kobecitychannel)
https://youtu.be/0yrE1GWHT_c

国際博物館会議(ICOM)、“Social Media Guidelines”を公表

2019年10月25日、国際博物館会議(ICOM)が、“Social Media Guidelines”を公表しました。

同ガイドラインは、ICOMの京都大会のワークショップで発表されたもので、ICOMの活動が十分に周知されていないとの課題認識のもと、コミュニケーションキャンペーンを実施し、ソーシャルメディアのアカウントを効果的に管理するためのグッドプラクティスやヒントを共有することを目的に、ICOMのコミュニケーションチームが策定したものです。

ガイドラインには、事例、実用的なヒント、ICOMのソーシャルメディアポリシー等が含まれています。

New publication for ICOM Members: The ICOM Social Media Guidelines(ICOM,2019/10/25)
https://icom.museum/en/news/new-publication-for-icom-members-the-icom-social-media-guidelines/

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