RIN(研究情報ネットワーク)

学生の情報リテラシーと指導教員の役割についての調査リポート(英国)

英国の研究情報ネットワーク(RIN)が、学生の情報リテラシーについて、研究を指導する側の教員の役割等に関する調査リポートを公表しています。研究者としての情報リテラシーを身につける過程において指導教員の役割が重要であるという観点から、博士課程の学生とその指導教員を対象に調査を行ったもので、判明した点として、以下のようなことが示されています。
・学生は、指導教員から情報やガイダンスを得られると考えている。
・学生への情報リテラシーの指導を行っていない指導教員もいた。
・多くの指導教員は情報リテラシーについての指導に自信を持っているが、情報リテラシーの分野により自信の程度が異なる。
・学生に学術論文を書ける能力を身につけるさせることが、指導教員の重要な役割である。
・指導教員は、大学や学部で行われている学生向けの研修やサポートを知らないこともある。
・指導教員自身は、必ずしも情報リテラシーの最新の技術や情報を熟知しているわけではない。

E1218 – データセンターが研究と社会に与える影響とその意義(英国)

E1218 - データセンターが研究と社会に与える影響とその意義(英国)

2011年8月30日,英国研究情報ネットワーク(Research Information Network:RIN)が,“Data centres: their use, value and impact”と題するレポートを公開した。...

英国研究情報ネットワーク(RIN)、研究データ共有のためのデータセンターの価値等を調査したレポートを公開

2011年8月30日に、英国研究情報ネットワーク(RIN)が、英国内の研究コミュニティにおける研究データの効果的な共有・キュレーションの重要性等を明らかにすることを目的に、研究データセンターの利用実態やその影響度を分析したレポートを公開したようです。レポートは、研究インフラが研究者にとって重要な役割を果たしていると指摘し、政策立案者等は既存の国家規模のデータセンターへの支援とその促進を継続すべきであること等を提言しているようです。

Data centres: their use, value and impact (PDF)
http://www.rin.ac.uk/system/files/attachments/Data_Centres.pdf

Data Centres: their use, value and impact (Research Information Network 2011/8/30付けの情報)
http://www.rin.ac.uk/our-work/data-management-and-curation/benefits-research-data-centres

OCLC、米国と英国での調査を踏まえた研究活動支援サービスに関するレポートを公開

OCLCは、2011年6月23日に、米国と英国での研究活動支援サービスに関するレポート"Supporting Research: Environments, Administration and Libraries"を公開しています。2010年に実施された、OCLCによる米国での調査と研究情報ネットワーク(RIN)による英国での調査の2つの調査の結果をまとめたものとのことです。主な知見として、以下の点などがあげられています。
・近年、図書館は研究者に対してポジティブな影響を与えることに苦心しているが、あまり成果はあがっていない。
・大学の組織から提供される研究活動支援サービスの多くは、大学の研究者から評価されていない。
・デジタル時代の学術アーカイブについての共通認識が求められている。

New Report: "Supporting Research: Environments, Administration and Libraries"(OCLC 2011/6/23付けのニュース)
http://www.oclc.org/research/news/2011-06-23.htm

Supporting Research: Environments, Administration and Libraries(本文)

E1171 - 研究と研究者に対して図書館の持つ価値とは(英国)

2011年3月23日,英国の研究情報ネットワーク(RIN)と英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)は共同で“Value of Libraries for Research and Researchers”と題するレポートを公表した。レポートの目的は,英国の大学等による研究を支援するために図書館が備えている重要な特徴を明らかにすることにある。レポートでは,研究者に対して図書館が提供するサービスと,図書館が属する機関の行っている研究に対して図書館が果たす貢献の,それぞれの価値について体系的に分析されており,その結果として以下の10項目が挙げられている。...

英国研究情報ネットワーク(RIN)、人文学研究者の情報探索行動・情報利用等を分析したレポートを公表

2011年4月5日に、英国研究情報ネットワーク(RIN)が、“Reinventing research? Information practices in the humanities”と題するレポートを公開しています。これは、人文学研究者が情報リソースをどのように発見し、利用し、あるいは生み出し、取り扱うのかについて、ケーススタディに基づいた分析を行ったものとのことです。RINは2009年9月にライフサイエンス分野の研究者を対象に同様の分析を行っており、今回が2度目とのことです。このプロジェクトの狙いは、複数の学問分野の研究者の情報探索行動やニーズを分析するのにあるようです。人文学研究者はデジタル技術や情報ネットワーク等に疎遠なイメージがあったが、分析の結果、そのようなイメージはすでに時代遅れのもので、積極的に新しいデジタル技術等を利用している実態が明らかになったとのことです。レポートではそれを踏まえ、人文学のこれまでの研究スキル・技術の重要性を損なうことなく、人文学研究者が新しいデジタル技術を活用できるようにするために、それを支援する大学等の課題等を提言しているようです。

Reinventing research? Information practices in the humanities

英国研究情報ネットワーク(RIN)、研究者のためのソーシャルメディア活用ガイドを公開

2011年2月10日、英国の研究情報ネットワーク(RIN)が研究者のためのソーシャルメディア活用ガイドとして、“Social Media : A guide for researchers”というレポートを公開しました。このレポートは、ダービー大学のInternational Centre for Guidance Studiesによって作成されたもので、研究者に対して、ソーシャルメディア導入の判断に役立つ情報と共に、多くのツールの中から選択するための情報を提供することを目的としたものとのことです。レポートには、各種のツールへのリンクや、ソーシャルメディアの活用事例も収録されているようです。

Social media: A guide for researchers
http://www.rin.ac.uk/our-work/communicating-and-disseminating-research/social-media-guide-researchers

E1142 - 研究者の電子ジャーナル利用行動調査の最終報告書(英国)

 英国の研究情報ネットワーク(RIN)は,2011年1月に,研究者の電子ジャーナル利用行動に関する2年間の調査プロジェクトの最終報告書“E-journals: their use, value and impact final report”を公表した。プロジェクトの第1フェーズの調査結果は2009年4月に公表されており,最終報告書では,第2フェーズの調査結果が掲載されている。...

研究者による電子ジャーナルの利用とその影響に関する調査の最終報告書(英国)

英国の研究者の研究活動における電子ジャーナルの利用とその影響に関する調査“E-journals: their use, value and impact”の最終報告書が、研究情報ネットワーク(RIN)のウェブサイトで公開されています。これは、2年間のプロジェクトとして実施されたもので、第1フェイズの結果が2009年4月に公表されていました。最終報告書に掲載されている第2フェイズでは、第1フェイズで行われたログ分析の結果を基に、研究者の行動の背景や研究活動の状況等について、インタビューや調査などが行われたとのことです。

E-journals: their use, value and impact - final report(2011/1/18付けRINの発表)
http://www.rin.ac.uk/our-work/communicating-and-disseminating-research/e-journals-their-use-value-and-impact

(報告書PDFファイル)
http://www.rin.ac.uk/system/files/attachments/Ejournals_part_II_for_screen.pdf

参考:

E1129 - 学術雑誌を電子媒体のみとするための課題と提言(英国)

 2010年11月,英国研究情報ネットワーク(RIN)は,「電子媒体のみの学術雑誌:課題を乗り越えて」(E-only scholarly journals: overcoming the barriers)と題するレポートを公開した。これは,RINや情報システム合同委員会(JISC),出版社協会等,英国の学術情報流通に関わる13を超える機関・団体が合同で行っている「学術コミュニケーションにおける変化」(Transitions in scholarly communications)をテーマとした研究プロジェクトの成果の一つである。このプロジェクトは,学術コミュニケーションにおける様々な技術的変化の本質とその意味,そしてそれぞれの変化の間の関係について明らかにすることを目的に掲げている。...

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