米国大学・研究図書館協会(ACRL)により、“Digital Humanities in the Library: Challenges and Opportunities for Subject Specialists”が刊行されました。本書は14の章からなる、デジタル人文学プロジェクトにおける主題専門家の役割を論じた論文集です。デジタル人文学プロジェクトに関わる実践的なアドバイスや主題専門家の能力向上に資する事例紹介が含まれています。
2015年3月16日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が75周年を記念して、“New Roles for the Road Ahead: Essays Commissioned for ACRL’s 75th Anniversary”を公開しました。“Framing the Road Ahead”、“Shifts in Positioning”、“Responding to Opportunity: Creating a New Library Landscape”の3つのセクションに分けて、20本のエッセイが掲載されているとのことです。
米国の大学・研究図書館協会(ACRL)は、2000年に制定された『高等教育のための情報リテラシー能力基準(Information literacy competency standards for higher education)』の改訂を行っており、2013年3月から、検討のためのワーキンググループの活動が開始されていました。2015年1月5日に、最終版として、“Framework for Information Literacy for Higher Education”がACRLの情報リテラシー基準の委員会に諮られ、ALA冬季大会中の2月2日にACRLの理事会に提出されたとのことです。
大学・研究図書館協会(ACRL)の刊行する“College and Research Libraries (C&RL)”のVol.76, no.2に、Edward A. Goedeken氏、Karen Lawson氏による“The Past, Present, and Future of Demand-Driven Acquisitions in Academic Libraries”と題する記事が公開されました。記事では、利用者からのリクエストにもとづいた購入方法(Patron-Driven Acqusitions:PDA、Demand-Driven Acquisitons)の進展を背景とし、PDA/DDAによる選書と図書館員による選書、具体的には(1)ebrary PDA、(2)電子書籍コレクションであるAcademic Complete、(3)アイオワ大学のサブジェクトライブラリアンがYPBのアプルーバルプランを利用して行った選書について、比較検討したものとのことです。
米国大学研究図書館協会(ACRL)が、米国の大学図書館建築に関するレポート“Building with Purpose: A Quantitative Overview of U.S. Academic Library Construction 2000-2014”を公開しました。2000年から2014年の14年間に新たに建築された米国の大学図書館のデータと調査分析のレポートとのことです。