ACRL(大学・研究図書館協会)

図書館情報学分野の一流誌には誰が投稿しているのか?(記事紹介)

大学・研究図書館協会(ACRL)の刊行する“College and Research Libraries (C&RL)”のVol.75, no.5に、Quinn Galbraith氏らによる“Who Publishes in Top-Tier Library Science Journals? An Analysis by Faculty Status and Tenure”と題する記事が公開されました。

2007年から2009年の図書館情報学分野の雑誌から、影響力の高い23タイトルを選定し、掲載されている記事の著者で、米国の機関に所属する1,986名のうち、1,712名を対象に調査を依頼し、595名から回答があったとのことです。著者がテニュアトラックの教員の地位を得ているのか否か等について調査を行ったとのことです。全体として、のべ1,806件の調査結果が得られたとのことです。

結果として、著者全体の中で、テニュアトラックの教員の地位を得ている図書館員は27%、図書館情報学分野の研究者は19%、その他の分野の研究者は21%であったとのことです。

今回の調査では、量的、質的観点から影響力の高い23誌を選定しており、23誌について、2010年のScopusやWeb Of Scienceのインパクトファクター等によるランキング結果が表にまとめられています。

Library Copyright Alliance(LCA)、HathiTrust訴訟の判決の図書館への影響について分析を発表

2014年7月11日、米国図書館協会(ALA)、北米研究図書館協会(ARL)、大学・研究図書館協会(ACRL)から構成される“Library Copyright Alliance”(LCA)が、2014年6月10日に下されたHathiTrust訴訟の判決の、図書館にとっての意味を分析した“What Does the HathiTrust Decision Mean for Libraries?”を発表しました。

このペーパーでは、この判決が、大規模デジタル化とストレージ、著作物へのアクセス、その他のアクセス方法への示唆、関係者団体の立場などといった観点から、図書館にとって示唆される意味を分析しているとのことです。

WHAT DOES THE HATHITRUST DECISION MEAN FOR LIBRARIES?(LCA, 2014/7/7)
http://www.librarycopyrightalliance.org/bm~doc/article-hathitrust-analysis-7jul2014.pdf

Authors Guild v. HathiTrust: Implications for Libraries(ARL, 2014/7/11)

大学・研究図書館協会(ACRL)による『高等教育のための情報リテラシー能力基準』の改訂作業、ドラフト第2版が公開(米国)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)は、『高等教育のための情報リテラシー能力基準(Information literacy competency standards for higher education)』の改訂を行っており、最初のドラフトのPart1、Part2を、それぞれ2014年2月20日、4月4日に公開し、意見募集を行っていました。これに関し、ドラフトの第2版を公開し、意見を再募集するとともに、米国図書館協会の年次大会の期間中、6月28日にヒアリングを行うことをアナウンスしています。

なお、今回の意見募集は7月15日までとなっています。

Revised Draft
http://acrl.ala.org/ilstandards/?page_id=133

大学・研究図書館協会、75周年を記念してC&RL誌を代表する7本の記事を発表

2014年6月4日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が75周年を記念して、1939年から現在までにACRLが刊行したCollege and Research Libraries (C&RL)誌の掲載記事の中から選ばれた、同誌の代表となる7本を発表しました。

現在及び過去のC&RL編集委員が選出した30本の“セミ・ファイナリスト”の中から6本が投票により選ばれ、最後の1本はリストに掲載されていない記事から “people’s choice” 枠として選ばれたとのことです。選ばれた7本の記事は2015年3月に刊行するC&RL記念号に掲載されるとのことです。

College & Research Libraries 75th Anniversary Issue Article Selections (ACRL, 2014/6/3)
http://acrl.ala.org/acrl75/?page_id=12

C&RL 75th Anniversary Special Issue(ACRL)
http://acrl.ala.org/acrl75/?page_id=113

C&RL 75th Anniversary Special Issue Shortlist(ACRL)
http://acrl.ala.org/acrl75/?page_id=125

大学・研究図書館協会(ACRL)、『高等教育のための情報リテラシー能力基準』を改訂中、ドラフトが公開され、意見募集中(米国)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)は、『高等教育のための情報リテラシー能力基準(Information literacy competency standards for higher education)』の改訂を行っており、2014年4月4日に、最初のドラフトのPart2である“Competecy Standards Revision Task Force Interim Report”が公開され、4月15日まで意見募集を行っています。Part1は、2014年2月20日に公開されています。

ACRLの『高等教育のための情報リテラシー能力基準』は2000年に策定されたもので、2012年6月にACRLの理事会により改訂が決定され、2013年3月から、検討のためのワーキンググループの活動が開始されています。

Framework for Information Literacy for Higher Education Draft 1, Part 2.(ACRL, 2014/4/4付)
http://acrl.ala.org/ilstandards/wp-content/uploads/2014/04/Framework-for-IL-for-HE-Draft-1-Part-2.pdf

図書館著作権同盟(Library Copyright Alliance:LCA)、EUの著作権制度改革についての意見招請への回答を提出

2014年3月14日付の北米研究図書館協会(ARL)のニュースで、米国図書館協会(ALA)、北米研究図書館協会(ARL)、大学・研究図書館協会(ACRL)から構成される、図書館著作権同盟(Library Copyright Alliance:LCA)が2014年3月4日付でEUの著作権制度改革についての意見招請に回答を行ったと報じられており、その回答内容も公開されています。

回答では、デジタル放送、保護期間、例外規定、保存とアーカイビング、電子貸出、大規模デジタル化、教育、研究、障害を持つ人のアクセスなど図書館コミュニティに関する論点を取り上げているとのことです。LCAは、フェアユースを推奨するため、特に例外規定に関する質問についてなどは関連資料を提示しながら詳しく回答しているとのことです。

Library Copyright Alliance Comments on EU Consultation on Copyright Rules(ARL, 2014/3/17付)
http://www.arl.org/news/arl-news/3173-library-copyright-alliance-comments-on-eu-consultation-on-copyright-rules#.UyZeBtK-2Fw

OERおよびMOOCと図書館の役割についての調査レポート

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、大学・研究図書館界の現状をまとめたレポート“Environmental Scan of OERs, MOOCs, and Libraries”の公開をアナウンスしています。

このレポートはカナダの図書館員Carmen Kazakoff-Lane氏によりまとめられたもので、オープン教育リソース(OER)、大規模公開オンライン講座(MOOC)について、それぞれの直面する課題(効果やサステナビリティなど)を整理し、また、それを踏まえた図書館の役割について検討するものとなっているようです。

Environmental Scan of OERs, MOOCs, and Libraries(ACRL Insider, 2014/3/4付け)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/8377

本文(PDF, 47ページ)
www.ala.org/acrl/sites/ala.org.acrl/files/content/publications/whitepapers/Environmental Scan and Assessment.pdf

via.

C&RL誌を代表する記事は?大学・研究図書館協会の75周年記念として投票受付へ

大学・研究図書館協会(ACRL)の75周年を記念し、同協会の刊行するCollege & Research Libraries(C&RL)誌において、2015年3月に記念号を刊行するとのことです。これにむけ、同誌の代表的な記事を選ぶ投票が、2014年3月17日から4月13日にかけて受け付けられると、ACRLのウェブサイトにおいてアナウンスされています。

“セミ・ファイナリスト”として現在及び過去の編集委員が選んだ30件の記事リストが示されており、投票者はその中から選ぶとともに、リストに掲載されていないものでも “people’s choice” 枠として投票することできるそうです。

C&RL 75th Anniversary Issue(ACRL Insider, 2014/3/4付け)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/8379

C&RL 75th Anniversary Special Issue
http://www.ala.org/acrl/publications/crl75

関連;
Archive of All Online Issues(C&RL)
http://crl.acrl.org/content/by/year

ACRL、学部生への図書館サービスのガイドラインの改訂版を公開

米国大学研究図書館協会(ACRL)の学部生への図書館サービスのガイドラインの改訂版が公開されています。

このガイドラインは、2005年6月にALAの年次大会のACRLの理事会で承認されたもので、2013年10月に改訂版が承認されたとのことです。

“College & Research Libraries News”の2014年2月号(第75巻第2号)にも収録されています。

Guidelines for University Library Services to Undergraduate Students
Approved by the ACRL Board of Directors at ALA Annual Conference, June 2005. Revision approved October 2013.
http://www.ala.org/acrl/standards/ulsundergraduate

Guidelines for University Library Services to Undergraduate Students(C&RL News)
http://crln.acrl.org/content/75/2/93.full.pdf+html

参考:
ACRL、学部学生への図書館サービスのガイドライン

米国図書館協会(ALA)が機関リポジトリの立ち上げを計画

2014年1月14日、米国図書館協会(ALA)がイリノイ大学と協力して同協会の機関リポジトリ“ALAIR”の構築を計画中であると公表しました。2012年春から構想をはじめ、2013年にALAとイリノイ大学との間で合意に至ったとのことです。イリノイ大学は、現在、印刷物のアーカイブであるAmerican Library Association Archiveを提供しており、その専門性により連携先として選択されたとのことです。

プロジェクトの初期の資金調達は、ALAの下部組織である、図書館コレクション・テクニカルサービス協会(ALCTS)、大学研究図書館協会(ACRL)、児童図書館サービス部会(ALSC)、学校図書館協会(AASL)、公共図書館協会(PLA)、レファレンス・利用者サービス協会(RUSA)とALA参加館が共同で行うとのことです。

ALA creates institutional repository(ALA, 2014/1/14)
http://www.ala.org/news/press-releases/2014/01/ala-creates-institutional-repository

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