ACRL(大学・研究図書館協会)

米国の大学・研究図書館協会、「学術図書館の動向と統計」の2015年版を刊行

2016年12月8日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、2015年版「学術図書館の動向と統計」(2015 Academic Library Trends and Statistics)を刊行したと発表しています。

同資料では、1,499の学術図書館のコレクション(蔵書数、電子書籍数)、支出額(資料費、職員給与)、サービス、職員、蔵書構築の傾向、の5つの分野のデータがまとめられています。

本文は有料ですが、プレスリリースでデータの一部が紹介されています。

New ACRL publication: 2015 Academic Library Trends and Statistics(ALA,2016/12/9)
http://www.ala.org/news/member-news/2016/12/new-acrl-publication-2015-academic-library-trends-and-statistics

参考:
米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、「学術図書館の動向と統計」の2013年版を刊行
Posted 2015年3月2日
http://current.ndl.go.jp/node/28075

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、「学術図書館の動向と統計」の2012年版を刊行

ACRLとARL、IPEDSの大学図書館に関する定義の変更を求めるために設置した諮問委員会の延長を発表

2016年11月29日、大学・研究図書館協会(ACRL)と北米研究図書館協会(ARL)は、中等後教育総合データ組織(IPEDS)を管理している全米教育統計センター(NCES)に、大学図書館の定義の変更を求めるために2015年に設置した共同諮問委員会の延長を発表しています。

NCESは、諮問委員会の勧告を受け入れ、2015年・2016年の調査では、その要求を実行し、2016年7月28日をもって、諮問委員会はその任務を完了したが、さらに検討すべき事項があるとして、電子ジャーナルの利用、蔵書の共同保存、米国動労統計局の図書館員のstaffing codeに関する定義についての勧告や大学図書館からの質問への回答を2019年8月までに策定するとしています。

ACRL, ALA, ARL Joint Advisory Task Force continues to clarify academic library definitions in IPEDS survey(ALA,2016/11/29)
http://www.ala.org/news/member-news/2016/11/acrl-ala-arl-joint-advisory-task-force-continues-clarify-academic-library

米・大学研究図書館協会、学術コミュニケーションに関する図書館向けツールキットを更新

2016年10月4日、米国図書館協会(ALA)の大学研究図書館協会(ACRL)が、学術コミュニケーションに関する図書館向けツールキットを更新したと発表しています。

今回から、Springshare社のLibGuidesを用いて作られており、新たにフェアユースやパブリックアクセスの義務化、オープンアクセスとリポジトリ等に関する項目が設けられています。

ACRL releases updated scholarly communication toolkit(ALA,2016/10/4)
http://www.ala.org/news/press-releases/2016/10/acrl-releases-updated-scholarly-communication-toolkit

Scholarly Communication Toolkit(ACRL)
http://acrl.libguides.com/scholcomm/toolkit

参考:
ACRL、学術コミュニケーションに関する図書館向けツールキットをリニューアル
Posted 2014年9月29日
http://current.ndl.go.jp/node/27110

E1410 - つながるLibGuides:パスファインダーを超えて

学生の学びと成功に関する図書館の貢献に関する研究課題について、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)とOCLC Researchが連携

2016年8月16日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)は、ACRLの“Action-Oriented Research Agenda on Library Contributions to Student Learning and Success”という研究課題に関し、OCLC Researchと連携することを発表しています。

2010年9月にACRLが刊行した大学図書館の価値に関する報告書である“Value of Academic Libraries: A Comprehensive Research Review and Report”以降の進展をアップデートすることを目的とした研究課題となり、これに両者は連携して取り組むことになります。

2017年6月ごろに最終文書がとりまとめられる予定です。

ACRL teams with OCLC Research for research agenda(ALA, 2016/8/16)
http://www.ala.org/news/press-releases/2016/08/acrl-teams-oclc-research-research-agenda

E1827 - 学生の「成功」のために大学図書館は学内で連携を(米国)

 米国の大学・研究図書館協会(ACRL)では,大学・研究図書館(以下図書館)が設置母体に対してその価値を示すための活動“Value of Academic Libraries Initiative”(E1103E1298参照)に取組んでいる。その取組の一環として,ACRLは,2013年から,3年間のプロジェクト“Assessment in Action: Academic Libraries and Student Success”(AiA)を開始した。同プロジェクトでは,(1)大学の組織目標として掲げられる学生の学業面での「成功」に係る図書館の価値を立証・発信する図書館員の能力の向上,(2)学内外の利害関係者との連携強化,(3)大学の評価に対して図書館が貢献しうる戦略の策定・実行,を目標としている。2016年4月にACRLが公表したレポート“Documented Library Contributions to Student Learning and Success: Building Evidence with Team-Based Assessment in Action Campus Projects”は,2014年4月から2015年6月まで実施されたAiAの2年目のプログラムの成果をまとめたものである。

 

e-resourceに関するレビューを調べられるオンラインデータベースの開発:Choice誌とThe Charleston Advisor誌の連携事業

2016年7月27日、学術書の書評誌Choiceを発行する米国大学・研究図書館協会(ACRL)の出版部門と、図書館向けのオンライン資源(学術データベース、ツール、アプリ)をレビューするThe Charleston Advisor誌を発行するThe Charleston Company社が連携し、学術データベースやデジタル資源に関するレビューを調べることができるデータベースを開発すると発表しています。

“CC Advisor”という作業名で、2017年3月にメリーランド州ボルチモアで開催されるACRLの年次大会期間中にサービスを開始する予定です。

The Charleston Advisor誌がデータベースの運用を担当し、同誌の過去のレビュー記事を更新してデータベースに提供するほか、毎月新たなレビューや改訂したレビューを追加していくとされています。また、データベースは、ユーザーフレンドリーな画面、詳細な調査が可能な検索機能、優れたナビゲーション機能、競合分析・データベース比較機能が備わると紹介されています。

Choice and The Charleston Company announce collaboration on new online review resource for academic databases(ALA,2016/7/27)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、学術図書館員による学術成果物へのオープンアクセスに関する方針について声明を発表

2016年7月11日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)は、学術図書館員の学術成果物のオープンアクセス(OA)に関する方針について、声明を発表したことが発表されています。

ACRLは、学術図書館員が学術成果を出版する際、OA雑誌で出版すること、そうでない雑誌で出版する場合でもオープンアクセス可能なリポジトリに保存することを慣行にすること、などを推奨する、としています。学術図書館員は、機関や資金提供者の方針に沿うことなどを考慮にいれつつ、リポジトリに保存した学術成果について、いつOAにするのかということについて責任を持つべきであるとしています。

また、ACRLは学術図書館員に対し、単行書、プレゼンテーション資料、灰色文献、データについてもOAにすることを奨励する、としています。

ACRL issues policy statement on open access to scholarship by academic librarians(ALA, 2016/7/11)
http://www.ala.org/news/press-releases/2016/07/acrl-issues-policy-statement-open-access-scholarship-academic-librarians

参考:

2016年、大学・研究図書館のトレンド(記事紹介)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が刊行している“College & Research Libraries News”(C&RL News)の2016年6月号に,2016年における大学・研究図書館のトレンドを紹介した記事“2016 top trends in academic libraries”が掲載されています。

紹介されているトレンドは以下の通りです。

・Research data services (RDS)
・Data policies and data management plans
・Professional development for librarians providing RDS
・Digital scholarship
・Collection assessment trends
・ILS and content provider/fulfillment mergers
・Evidence of learning: Student success, learning analytics, credentialing
・Digital fluency in the Framework
・Critical information literacy in the Framework
・Altmetrics

米国の大学・研究図書館協会、“RBM: A Journal of Rare Books, Manuscripts, and Cultural Heritage”誌をオープンアクセスに

2016年5月17日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、同会が発行する、特殊コレクションや文化遺産に関する雑誌“RBM: A Journal of Rare Books, Manuscripts, and Cultural Heritage”を、2016年春号からオープンアクセスとすると発表しています。

2016年春の理事会で新しい方針が承認されたことにより、最新号へのエンバーゴが撤廃され、2000年の創刊号から最新号までの利用が可能となっています。

印刷版はそのまま維持されるようです。

RBM: A Journal of Rare Books, Manuscripts, and Cultural Heritage Becomes Open Access(ACRL,2016/5/17)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/11902

RBM: A Journal of Rare Books, Manuscripts, and Cultural Heritage Becomes Open Access
http://rbm.acrl.org/

参考:
College & Research Libraries誌が創刊号から全てオンラインで無料利用可能に

米国の大学・研究図書館協会、学生の知識や学業面での達成度への学術図書館の貢献を明らかにした報告書を公開

米国図書館協会(ALA)傘下の大学・研究図書館協会(ACRL)が、学生の知識や学業面での達成度への学術図書館の貢献を明らかにした報告書“Documented Library Contributions to Student Learning and Success: Building Evidence with Team-Based Assessment in Action Campus Projects”を公開しています。

報告書では、その証拠として以下の4点を確認しています。

1.図書館活用(情報リテラシー)教育が学生の能力を向上させていること。
2.図書館の利用が学業達成度(成績評価・在籍率)を増進させていること。
3.図書館が大学内の他組織と共同して行う教育プログラムが学生の知識を強化(進学面、学術面での自信、在籍率)していること。
4.情報リテラシー教育が学生の教養の成果(問題解決能力)を強化していること。

ACRL report shows compelling evidence of library contributions to student learning and success(ALA,2016/4/27)

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