ACRL(大学・研究図書館協会)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、大学・研究図書館が持つ価値に関する報告書を公開

2010年9月14日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)は、大学・研究図書館が持つ価値に関する報告書“Value of Academic Libraries: A Comprehensive Research Review and Report”を公開しました。この報告書は、高等教育機関を取り巻く環境の変化に伴い、大学・研究図書館も、所属する機関のステークホルダーに対して、自館の実績を明確に説明することが求められるようになってきたことを背景に、(1)機関の内の一組織としての図書館という文脈上での、大学・研究図書館の価値に関する文献レビューを行い、(2)大学・研究図書館の価値を示す「次のステップ」を提案し、(3)研究図書館の価値をはっきりと主張するための「指針」(Research Agenda)を提供することを目的としているようです。

Value of Academic Libraries: A Comprehensive Research Review and Report
http://www.acrl.ala.org/value/

電子書籍リーダーでの学術書利用に関する報告書(米国)

2010年8月18日、米国学術団体評議会(ACLS)が有償提供している電子書籍化プログラム“Humanities E-Book”が、2009年末から2010年初めにかけて行った、携帯用電子書籍リーダーでの学術書の利用に関する調査報告書“Handheld E-Book Readers and Scholarship:Report and Reader Survey”を公開しています。

Handheld E-Book Readers and Scholarship: Report and Reader Survey
http://www.humanitiesebook.org/heb-whitepaper-3.html

E1073 - 15年後の米国の高等教育及び大学・研究図書館

米国大学・研究図書館協会(ACRL)は,2010年6月に,米国の高等教育及び大学・研究図書館の今後15年間の動向を予測したレポート“Futures Thinking for Academic Librarians: Higher Education in 2025”を公表した。...

米国大学・研究図書館協会、図書館の将来に関するレポートを公表

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、高等教育及び大学・研究図書館の2025年までの今後15年間の動きを予測したレポート“Futures Thinking for Academic Librarians: Higher Education in 2025”を公表しています。レポートでは、現在の動向を評価し高等教育の将来像に反映させて描かれた、分野別の26のシナリオが記されています。

Futures Thinking for Academic Librarians(ACRLのニュースリリース)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/2010/06/21/futures-thinking-for-academic-librarians/

2010年における大学・研究図書館の10の傾向(米国)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が刊行した“College & Research Libraries News”6月号に、2010年における大学・研究図書館の10の傾向を紹介した記事“2010 top ten trends in academic libraries”が掲載されています。最新の研究文献のレビューを基に、以下のような傾向をリストアップしています。リストはアルファベット順で、優先順位等の各付けではないとのことです。

・蔵書は利用者の要望に応じて増していき、そこには新しいタイプのリソースも含まれる
・予算の課題は継続し、その結果として図書館は発展する
・高等教育の変化により、図書館員には様々なスキルが求められる
・説明責任や評価の必要性が高まる
・図書館独自のコレクションのデジタル化が増え、リソースの共有がより求められる
・モバイル端末の普及により新たなサービスが展開される
・コラボレーションにより図書館の内外での役割が拡大する
・学術コミュニケーションや知的財産サービスの発展を主導し続ける
・技術の進歩によりサービスや求められるスキルが変化し続ける
・物理的なスペースが見直され、ヴァーチャルなスペースが拡大するにつれ、図書館の定義が変化していく

図書館のための「緊急事態への備えと災害からの復興」ガイド(米国)

米国大学・研究図書館協会(ACRL)はこのほど、“Comprehensive Guide to Emergency and Disaster Preparedness and Recovery”(緊急事態・災害への備えと復興に関する総合ガイド)を刊行しました。本書は、地震、火事、洪水、ハリケーンなどの災害から復興した実際の事例を引きながら、災害計画の立案、緊急事態への対応、災害からの復興といったトピックについて、実践的なアドバイスを行っています。

Comprehensive Guide to Emergency and Disaster Preparedness and Recovery
http://www.alastore.ala.org/detail.aspx?ID=3003

ACRL、2010年の大学図書館優秀賞と“Academic/Research Librarian of the Year”を発表

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、2010年の大学図書館優秀賞受賞館と“Academic/Research Librarian of the Year”の受賞者を発表しています。大学図書館優秀賞のコミュニティカレッジ部門にペンシルバニア州のバックス・カウンティー・コミュニティカレッジ図書館、カレッジ部門にイリノイ州のエルムハースト・カレッジのA.C.ビューラー図書館、大学部門にインディアナ大学ブルーミントン図書館が選ばれています。また、“Academic/Research Librarian of the Year”には、Maureen Sullivan Associatesのオーナーで、シモンズ・カレッジ図書館情報学大学院の実務教授(Professor of Practice)であるサリバン(Maureen Sullivan)氏が選ばれています。

2010 ACRL Excellence in Academic Libraries Award Winners(ACRLのニュースリリース)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/2010/01/21/2010-acrl-excellence-in-academic-libraries-award-winners/

米国図書館協会等、全ての連邦機関に対するパブリックアクセス義務化を要望

米国図書館協会(ALA)と米国大学・研究図書館協会(ACRL)は共同で、ホワイトハウス科学技術政策室(OSTP)に対し、連邦による助成研究のパブリックアクセス方針義務化の範囲を、全ての連邦機関にまで拡大することを求める意見を提出しました。この意見では、「対象となる連邦機関」「義務化」「より早い時点でのパブリックアクセス化」「バージョン」「フォーマット」「コストコントロール」「フィードバック機能」という7つの論点について、要望がまとめられています。

ACRL and ALA call for increased public access to federally funded research(ALAによるニュースリリース)
http://www.wo.ala.org/districtdispatch/?p=4235

意見本文
http://www.acrl.org/ala/mgrps/divs/acrl/issues/scholcomm/ostpcomments.cfm

Endorse short embargo period, partnerships for repositories
- Library Journal 2010/1/14付けの記事

学術図書館をテーマにした新しいOA誌登場(米)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、学術図書館や、学術図書館で働くライブラリアンをテーマにした、新しいオープンアクセス誌“Codex”の刊行を開始しました。なお、この雑誌は査読誌となっています。

Codex
http://journal.acrlla.org/index.php/codex/index

New Peer-Reviewed, Open Access Journal About Academic Librarianship Debuts - Resource Shelf 2010/1/9付けの記事
http://www.resourceshelf.com/2010/01/09/new-peer-reviewed-open-access-journal-about-academic-librarianship-debuts/

『聞かれざる声―機関リポジトリのエンドユーザ』と題するプレプリント、ACRLのウェブサイトで公開

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)のウェブサイトで、新しいプレプリント“Unheard Voices: Institutional Repository End-Users”(『聞かれざる声―機関リポジトリのエンドユーザ』)が公開されています。このプレプリントはミシガン大学の研究者らによるもので、機関リポジトリのエンドユーザ20名に対するインタビュー調査を基に、彼らが機関リポジトリをどう特徴づけているか、彼らはなぜ/どうやって機関リポジトリを使っているか、機関リポジトリに関する信頼性判断を彼らはどうやって行っているか、といったことを分析しています。

ACRL Preprint: Unheard Voices: Institutional Repository End-Users
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/2010/01/05/new-preprint-available-4/

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