タイ

ドイツのゲーテ・インスティトゥートとZfB社が、タイ洪水で被災した資料の救済活動を実施

ドイツのゲーテ・インスティトゥートが、2011年のタイ洪水で被災した資料を救済する活動を行っているそうです。その紹介記事では、バンコク北部のアユタヤにあるマハ・チュラロンコン仏教大学等の被災状況、資料保存の専門家であるZentrum für Bucherhaltung(ZfB)社のManfred Anders氏らが現地入りして行っている救済活動の様子について報告されています。同社は、1990年代にドイツ国立図書館の職員を中心に設立された企業で、脱酸処理、カビの除去、自然災害対応などを専門としており、2002年のエルベ川の氾濫、2004年のアンナ・アマーリア公爵図書館の火災、2009年のケルン市歴史文書館の倒壊においても活動してきたとされています。被災資料のうち特に貴重なものについては、現在冷凍されており、今後ZfBで真空凍結乾燥及びガンマ線による処理がなされるそうです(この作業にかかるコストは1kgの紙あたり35ユーロとのことです)。

Thailand: Save the Books! (Goethe Institut 2012/1/17付け情報)
http://www.goethe.de/uun/bdu/en8678937.htm

ZfB
http://www.zfb.com/

参考:
2011年のタイ洪水による図書館への被害状況

2011年のタイ洪水による図書館への被害状況

2011年7月下旬から発生したタイの洪水による図書館への被害に対する募金活動が行われているようです。同活動の趣意書では、この洪水の被害を受けた図書館は2011年12月時点で2,652館(タイ図書館協会の発表による)であり、その中にはタマサート大学ランシット校中央図書館やアジア工科大学のように蔵書のほとんどが被害を受けた館もあるとされています。同活動には日本タイ学会と日本図書館協会(JLA)が後援しているようです。

タイ図書館洪水被害救援募金趣意書(日本タイ学会 2012/2/1付けで公開)
http://thai.chiiki.tsukuba.ac.jp/links/event/thai-flood-aid-lib

タイ図書館洪水被害救援募金趣意書(PDF文書:1ページ)
http://thaigakkai.org/links/download/thai-library.pdf

2013年の“World Book Capital”はバンコク(タイ)に決定

ユネスコ、国際図書館連盟(IFLA)など4機関が毎年選出する“World Book Capital(本の首都)”の2013年の都市が、タイのバンコクに決定したようです。

Bangkok designated World Book Capital 2013 (UNESCO 2011/6/29付けの記事)
http://www.unesco.org/new/en/culture/themes/single-view/news/bangkok_designated_world_book_capital_2013/

タイ、特許協力条約(PCT)に加盟

世界知的所有権機関(WIPO)は、タイ王国が特許の国際出願に関する「特許協力条約(PCT)」に加盟すると発表しています。効力発生日は2009年12月24日になる予定で、同国を加えた加盟国は合計で142か国になるとのことです。

Thailand Accedes to PCT(WIPOのニュースリリース)
http://www.wipo.int/pressroom/en/articles/2009/article_0040.html

PCT国際出願制度の概要(特許庁)
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/seido/s_tokkyo/kokusai1.htm

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