点字資料

日本点字図書館、点字利用と読書に関するアンケート調査の結果を公表

日本点字図書館が、点字利用と読書に関するアンケート調査の結果を公表しました。この調査は、点字利用者の読書意識や点字利用の実態を把握すること等を目的として、2013年10月5日から22日に日本点字図書館利用者を対象として行われたもので、231人からの回答を得たとのことです。

日本点字図書館のウェブサイトに、結果と考察の概要が掲載されています。

点字利用と読書に関するアンケート調査の結果について (日本点字図書館)
http://www.nittento.or.jp/news/tenji_enquete.html

点字利用と読書に関するアンケート調査報告書:点字利用者の読書意識、点字利用の実態を把握するために(PDF:44ページ)
http://www.nittento.or.jp/images/pdf/information/tenji_enquete.pdf

日本点字図書館、10月10日から「にってんテキストデイジーパックサービス」を開始

日本点字図書館により2014年10月10日から開始される、テキストデイジーの新刊図書1ヶ月分をまとめて利用者のSDカードにコピーして提供する「にってんテキストデイジーパックサービス」について、同館のウェブサイトで紹介されています。初回は2014年10月号となり、毎月1日に同館で前月製作されたテキストデイジーのタイトルをまとめた最新のテキストデイジーパックが発行されるとのことです。

にってんテキストデイジーパックサービス開始のご案内 (日本点字図書館)
http://www.nittento.or.jp/news/notice1410_2.html

NLS、点字に関する会議“Future of Braille”の発表資料等を公開

2014年7月3日、米国議会図書館の視覚障害者および身体障害者のための全国図書館サービス(National Library Service for the Blind and Physically Handicapped:NLS)が、点字に関する会議“Future of Braille”の発表資料などを公開しました。

この会議は、現在の点字利用者のニーズにあったNLSの製品やサービスを検討し、点字リテラシーの向上を支援することを目的とし、パーキンス盲学院との共催で、2013年6月19日から21日まで開催されたとのことです。点字の利用者だけでなく、図書館員、技術者、点字製作者、点字リテラシーに関する専門家等100名以上が参加したとのことです。

The Future of Braille: NLS Braille Summit Presentations and Outcomes(NLS, 2014/7/3付)
http://www.loc.gov/nls/other/futureofbraille.html

参考:
世界の点字を収録する「World Braille Usage」の第3版が公開
Posted 2013年5月23日
http://current.ndl.go.jp/node/23564

本日11月1日は、“日本点字制定記念日”

日本点字図書館のウェブサイト等によると、本日「11月1日」は、“日本点字制定記念日”とのことです。1890(明治23)年11月1日、東京盲唖学校(当時)の点字選定会(第4回)で、石川倉次の案を採用することが決定されたことにちなんでいます。

なお、点字の普及に関する活動を行う特定非営利活動法人の「日本点字普及協会」のニュースによると、同協会が、一般社団法人 日本記念日協会に登録申請を行い、2013年4月15日に、「11月1日」を“日本点字制定記念日”とする認定を受けたそうです。

点字を読んでみよう(日本点字委員会)
http://www.braille.jp/topics/yonndemiyo.html

点字図書について(日本点字図書館)
http://www.nittento.or.jp/about/scene/braille.html

日本点字図書館、クラウドソーシングとオープン・コミュニティを活用した「アクセシブルな電子書籍製作実験プロジェクト」を実施

日本点字図書館が、視覚障害者等読むことに障害のある人々の読書環境向上のため、クラウドソーシングとWeb上のオープン・コミュニティを活用したアクセシブルな電子書籍(DAISY形式)の製作実験プロジェクトを実施します。2013年10月15日付けでプレスリリースを出しています。

プレスリリースによると、このプロジェクトは、日本の点字図書館では初の試みであり、日本アイ・ビー・エム株式会社、東京大学大学院情報理工学系研究科廣瀬・谷川研究室、メディアドライブ株式会社の協力のもと実施されます。実施期間は2013年10月15日から2014年3月31日までです。

またあわせて、この事業に協力する以下の2種類の参加者を募集しています。
・製作支援ボランティア ‐ クラウドソーシング型図書校正システムでの図書校正・修正作業、コミュニティ・サイトでのテキストDAISY化リクエスト支援
・障害当事者 ‐ コミュニティ・サイトでのテキストDAISY化リクエスト・原本提供、製作したテキストDAISY図書の試用・評価

日本点字図書館、日本IBM・東京大学らの協力でクラウドソーシングとオープン・コミュニティを活用した「アクセシブルな電子書籍製作実験プロジェクト」を実施(日本点字図書館、2013/10/15付け)

世界の点字を収録する「World Braille Usage」の第3版が公開

世界の点字を収録している「World Braille Usage」の第3版が公開されていました。電子版が、第3版の作成を進めたパーキンスのウェブサイトに掲載されています。

World Braille Usageは1953年に初版、1990年に第2版が出版されていたもので、今回の第3版では、世界の142カ国、133言語に対応する点字と関連する情報がまとめられています。なお日本語の点字も掲載されています。

World Braille Usage (Perkinsのウェブサイト)
http://www.perkins.org/worldbraille/

World Braille Usage Third Edition
http://www.perkins.org/assets/downloads/worldbrailleusage/world-braille-usage-third-edition.pdf

Perkins Perspective: Aubrey Webson
http://www.perkins.org/perspectives/spotlight/perkins-perspective-aubrey.html

島根あさひ社会復帰促進センターの受刑者が週刊紙『点字毎日』のデータ化作業を実施中

毎日新聞が、2012年10月11日付けの記事で、官民共同運営による刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」の受刑者が、毎日新聞社の発行する週刊点字新聞『点字毎日』のデータ化作業を行っていると紹介しています。

このデータ化作業は、『点字毎日』が全国視覚障害者情報提供施設協会(全視情協)と共同で実施しているもので、全視情協の島根あさひ事業所が同センター点訳を教えていたという経緯からここで作業を行うことになったそうです。データ化された記事は、今後、全視情協の運営する「サピエ」で利用可能になる予定です。

『点字毎日』は1922年に創刊され、今年で90周年となります。

罪を生まない:「点字毎日」次世代へ 「償いを届けたい」 データ化に挑む受刑者(毎日jp 2012/10/11付け記事)
http://mainichi.jp/area/news/20121011ddp041040021000c.html

点字毎日(毎日新聞社)
http://www.mainichi.co.jp/corporate/tenji.html

島根あさひ社会復帰促進センター
http://www.shimaneasahi-rpc.go.jp/

全国視覚障害者情報提供施設協会(全視情協)
http://www.naiiv.net/

サピエ

2012年3月で廃止された大分県点字図書館が民営化して6月に再オープン

2012年3月末で老朽化のために廃止された大分県点字図書館が、新設された大分県盲人福祉センター内に設置される民営の図書館として6月1日から再オープンすると報じられています。旧図書館は1956年に開館し、2006年から大分県盲人協会が指定管理者となって運営していました。新図書館の運営は引き続き同協会が行います。2010年4月時点での国の調査によると、都道府県による公立公営の点字図書館は奈良県と山口県のみで、公立民営や完全な民営化で運営されているところが多いと紹介されています。

民営で来月“再出発” 県点字図書館(大分合同新聞 2012/5/9付け記事)
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_133654233977.html

CNIB、視覚障害者への図書館サービス提供キャンペーン“Right to Read”を開始

カナダの視覚障害者団体であるCNIB(Canadian National Institute for the Blind)が、カナダ国内に80万人いるとされている視覚障害者に図書館サービスを提供するためのキャンペーン“Right to Read”を2010年1月から開始しています。同キャンペーンは、図書館が提供する点字化や音声化された資料および情報へのアクセスを拡大することで、すべての人が持つ「読む権利」を保証しようというもので、キャンペーンを通して公的資金の援助をカナダ政府に要請するとのことです。

CNIB urges governments to provide fair public funding for accessible library services(CNIBのニュースリリース)
http://www.cnib.ca/en/news/archive/20100119-r2r.aspx

Right to Read
http://righttoread.cnib.ca/

中学・高校の数学参考書の点訳が完成

聴覚・視覚障害者のための大学である筑波技術大学の障害者高等教育研究支援センターが、中学・高校の数学の参考書6点を点訳したと発表しています。同大学の長岡教授と首都圏の六つのボランティア点訳グループにより、全290巻、21,811ページが作成されました。 原書に掲載されている図のほとんどを掲載し、手で触れて読み取り易いように工夫された点図に仕上げている点が特徴とのことです。当該予算期間中は、希望者には無償で提供するとのことです。

中学・高校学年用数学参考書の点字版が完成しました(筑波技術大学)
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/hs/kasuga-news/#N09091001

「チャート式数学」完全点訳 筑波技術大、無料提供へ(2009/9/13付けasahi.comの記事)
http://www.asahi.com/national/update/0912/TKY200909120110.html

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