スリランカ

IFLA/PACスリランカセンター、パームリーフ(貝多羅葉)文書の保存に関するベストプラクティスをまとめたレポートを公開

2021年6月18日、国際図書館連盟(IFLA)は、スリランカ国立図書館内に設置されたIFLA/PACスリランカセンターが、パームリーフ(貝多羅葉)文書の保存に関するベストプラクティスをまとめたレポート“Report on the best practices for conservation of Palm-Leaf Manuscripts in Sri Lankan Libraries”を公開したと発表しています。

発表では、パームリーフの文書を所蔵する世界中の機関、または同文書の保存方法に関心のある保存修復家にとって非常に有益な内容であると述べています。

PAC Sri Lanka Publishes a New Report on Best Practices for the Conservation of Palm-Leaf Manuscripts(IFLA, 2021/6/18)
https://www.ifla.org/node/93959

米・アイビー・プラス図書館連合、南アジア地域のジェンダー・セクシュアリティに関連する運動等の記録を収集したウェブアーカイブを公開

2020年11月25日、米国のアイビー・プラス図書館連合は、ウェブアーカイブ“South Asian Gender and Sexuality Web Archive”が公開されたことを発表しました。

同アーカイブは、家父長制に対抗する人々を支援するために、南アジア及び南アジアから世界各地に離散した性的マイノリティ(LGBTQAI+)や女性運動の記録を保存する目的で構築されました。NGOや活動家団体、個人がウェブ上で作成したコンテンツに特に重点を置いて、南アジア地域のジェンダー・セクシュアリティ問題に関連するアドボカシーや教育、社会基盤強化の取り組みに、これらの組織がどのようなアプローチを試みているかを示したものである、と説明しています。また、当事者である女性やLGBTQAI+の人々の直接の意見が反映された口述記録・文章・パフォーマンス等の収集も重視したことで、疎外された人々の苦闘や逆境に対抗するあり方についての洞察を得ることが可能な貴重資料を提供している、としています。

国際図書館連盟(IFLA)、「グリーンライブラリー賞2020」の受賞館を発表:タイ・ランシット大学図書館

2020年3月19日、国際図書館連盟(IFLA)の環境・持続可能性と図書館(ENSULIB)に関する専門部会が、「グリーンライブラリー賞2020」の受賞館に、タイのランシット大学図書館を選んだと発表しています。

アルゼンチン・オーストリア・ベルギー・ベラルーシ・ブラジル・ブルガリア・中国・コスタリカ・クロアチア・エジプト・エクアドル・フランス・キューバ・ハンガリー・インド・ケニヤ・リトアニア・ネパール・ノルウェー・パキスタン・フィリピン・ポルトガル・ロシア・セネガル・スロバキア・スリランカ・スイス・南アフリカ・タイ・ウクライナ・アラブ首長国連邦・英国・米国からの50の申請の中から選ばれました。

同館の、私立大学の図書館でありながら、地域の人も利用可能で、学校や刑務所にもサービスを提供しているなど、地域の教育という観点で持続可能な環境教育の主導的役割を高める活動を実施していること、持続可能な開発目標を経営のフレームワークとして掲げ、エネルギー・紙・水の使用量を監視し目標の達成率を精査していることなどが評価されたとしています。

その他、上位入賞5館も以下の通り発表されています。

北米の研究図書館センター(CRL)の管理する南アジア研究資料コレクションSouth Asia Open Archives(SAOA)がJSTOR上で利用可能になる

2019年10月16日、北米の研究図書館センター(CRL)とJSTORは共同して、両者の提携により、CRLの管理する南アジア研究資料コレクションSouth Asia Open Archives(SAOA)のコンテンツが、JSTORのプラットフォーム上で利用可能になったことを発表しました。

SAOAは、英語及び南アジア諸言語による南アジア関連の芸術・人文科学・社会科学分野にわたる網羅的なコレクションです。CRLの南アジア研究のためのデジタルリソース創出を目的としたイニシアチブSouth Asia Materials Project(SAMP)から発展して、1967年以降の南アジア関連の希少な資料をデジタル保存し自由に利用可能にしています。植民地時代の重要な行政・貿易に関する報告書やカースト制度・社会構造・社会経済史・女性とジェンダー等をテーマとした新聞など、35万ページ以上のコンテンツを含み現在もその規模を拡大しています。

JSTORは図書館・コンソーシアム向けに、JSTORのプラットフォーム上で主要コレクションを公開できるようになるイニシアチブを実施しており、CRLとJSTORの提携はこのイニシアチブの一環として締結されています。

CDNLAOニュースレター、最新号の特集はアジア・オセアニア地域のIFLA/PACセンターにおける図書館資料の保存活動

国立国会図書館が編集するCDNLAO(アジア・オセアニア国立図書館長会議)の英文ニュースレター“CDNLAO Newsletter”の第85号が公開されています。特集として、アジア・オセアニア地域のIFLA/PACセンターにおける図書館資料の保存活動に関する記事を掲載しており、オーストラリア、日本、韓国、スリランカ、中国、トルコのそれぞれについて、以下の記事が掲載されています。

オーストラリア:Broadening Parameters at the National Library of Australia
日本:National Diet Library’s Preservation and Conservation Activities and the IFLA/PAC Regional Centre for Asia
韓国:Preservation Activities of IFLA PAC Korea Center
スリランカ:Activities of IFLA Preservation and Conservation (PAC) Centre Sri Lanka, National Library and Documentation Services Board

【イベント】国際セミナー「災害からの復旧に果たす図書館の役割」(2/11)

2015年2月11日、日本図書館協会2階研修室にて、IFLAアジア・オセアニア地区常設委員会と日本図書館協会の共催で、国際セミナー「災害からの復旧に果たす図書館の役割」が開催されます。

Teresita C. Moran氏(ファーイースタン大学)による「ハイヤン台風から学んだこと:フィリピン図書館の経験」、Premila Gamage博士による「スリランカの津波で影響を受けた図書館の復旧努力」、河村宏氏(DAISY Consortium前会長)による「インクルーシブな災害アーカイブの開発-人類の共有資産としての被災体験と災害知識の共有における図書館の役割」の3つの講演が予定されているとのことです。講演には通訳がつくとのことです。

参加費は無料ですが、なるべく事前の申し込みが推奨されているとのことです。

国際セミナー「災害からの復旧に果たす図書館の役割」(日本図書館協会企画調査部, 2015/1/8)
http://jlakc.seesaa.net/article/411999773.html

CDNLAOニュースレター、最新号の特集は"歴史文書"-ニュージーランド国立図書館の地震後の対応などを紹介

国立国会図書館が編集するCDNLAO(アジア・オセアニア国立図書館長会議)の英文ニュースレター“CDNLAO Newsletter”の第79号が公開されています。“歴史文書”についての特集の第2号として、ニュージーランドのクライストチャーチでの地震後の国立図書館の対応についての記事など、以下の記事が掲載されています。

オーストラリア: To read in the libraries of dreams
ニュージーランド: Documenting unexpected events
フィリピン: NLP Leaves Its Mark: The Official Repository of the Written Cultural Heritage of the Philippines

CDNLAOニュースレター 第79号
http://www.ndl.go.jp/en/cdnlao/newsletter/index.html

参考:
CDNLAOニュースレター、最新号の特集は"歴史文書"-中国国家図書館の歴史文書などを紹介 Posted 2013年11月27日
http://current.ndl.go.jp/node/24956

世界規模での学芸員によるレファレンスイベント“Ask a Curator”が開催

2010年9月1日、世界の博物館・美術館が参加した、学芸員によるレファレンスイベント“Ask a Curator”が開催されました。レファレンスはTwitterを利用したもので、ハッシュタグ#askacuratorをつけて質問をツイートすると、世界の学芸員がそれに答えてくれるというものです。参加は欧州、北米、南米、オセアニア等の23カ国、340機関以上にも及び、ニューヨークのグッゲンハイム美術館、アムステルダムのゴッホ美術館、バルセロナのピカソ美術館なども参加したとのことです。

Ask a Curator
http://www.askacurator.com/index.html

L.A.'s MOCA and other museums participate in 'Ask a Curator' (2010/8/31付け Los Angeles Timesの記事)
http://latimesblogs.latimes.com/culturemonster/2010/08/las-moca-and-other-museums-participate-in-ask-a-curator.html

Ask A Curator becomes hottest global Twitter topic (2010/9/1付け Culture24の記事)

ブックオフ、買取った本の数量に応じた寄付金でスリランカに図書館を開設

ブックオフコーポレーション株式会社は、2009年8月1日から31日までの1か月間行っていた「BOOKS TO THE PEOPLEプロジェクト」の活動報告を発表しています。プロジェクト期間中に同社の「BOOKOFF」等の店舗で買取った本等の数量に応じた額の寄付金で、スリランカに3つの図書館と18の図書室を開設するとのことです。

BOOKS TO THE PEOPLEプロジェクト 活動報告
http://www.bookoff.co.jp/btp/report/index.html

ブックオフ/スリランカに図書館3館、図書室18室を開設
http://www.ryutsuu.biz/topix/b090803.html

参考:
ブックオフ、本の買取量に応じて途上国の図書館支援団体に寄付
http://current.ndl.go.jp/node/13738

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