香港

E2204 - 環太平洋研究図書館連合(PRRLA)2019年総会<報告>

2019年9月1日から4日まで,環太平洋研究図書館連合(PRRLA;E1979,E2086参照)の2019年総会が韓国の高麗大学校で開催された。PRRLAには米国,カナダ,中国,韓国,シンガポール,インドネシア,オーストラリア等の太平洋をとりまく地域から43の大学等の図書館が加盟し,図書館の機能向上にむけた様々な活動を行っている。東北大学は例年総会に参加し,事例報告も一昨年の中国,昨年の米国での総会に続き三年連続で行っている。総会参加は通常は図書館長と随行1人であるが,2019年度は東北大学からは筆者を含む図書館職員2人での参加となった。

米・アイビー・プラス図書館連合、中国・香港・台湾のドキュメンタリー映画製作者に関するウェブコンテンツを収集したウェブアーカイブを公開

2019年11月11日、米・コロンビア大学図書館は、中国・香港・台湾のドキュメンタリー映画製作者に関するウェブコンテンツを収集したウェブアーカイブ“Independent Documentary Filmmakers from China, Hong Kong, and Taiwan Web Archive”の公開を発表しました。

このウェブアーカイブは、デューク大学とプリンストン大学の中国研究専門の図書館員によって構築され、中国本土・香港・台湾において、各地域の社会的政治的発展にとって重要な役割を果たした、著名なドキュメンタリー映画製作者作成のウェブサイト・ブログ・配信動画といったウェブコンテンツを保存するものです。アイビー・プラス図書館連合による、消滅しやすいウェブサイトのテーマ別の精選・収集を目指すプログラム“Web Resources Collection Program”の共同コレクションの1つとなっています。

【イベント】東アジア インターナショナル・スクールライブラリアンズ・フォーラム 2018(6/2・横浜、7/28・西宮、9/22・池田)

2018年6月2日、7月28日、9月22日の3日間にわたり、東アジア地域のインターナショナルスクールやIB(国際バカロレア)認定校の専門職スクールライブラリアンの先進的な実践等を共有する連続公開ワークショップ「東アジア インターナショナル・スクールライブラリアンズ・フォーラム 2018」(”International School Librarians’ Forum of East Asia 2018”)が開催されます。

同フォーラムでは6月2日にYokohama International Schoolの図書館員Katy Jean Vance氏、7月28日にThe Independent Schools Foundation AcademyのHead LibrarianであるAnnie Tam氏、9月22日にBeijing Royal EducationのHead LibrarianであるBingqing, Zhao氏を講師とし、午前中は東アジアの学校図書館の現状に関する講演、午後は特定テーマに関する実践的ワークショップを行うとされています。会場は第1回がYokohama International School(横浜市)、第2回が関西学院中学部(西宮市)、第3回が大阪教育大学附属高等学校池田校舎(池田市)とのことです。

香港大学図書館のセラピー犬、ジャスパー(記事紹介)

2017年12月8日付けのSouth China Morning Post紙が、香港大学図書館のセラピー犬であるジャスパー(Jasper)を紹介しています。

ジャスパーは、同館の職員のペットであるイングリッシュ・シープドッグで、必要なテストと認定を受けて、2017年11月に同館の「職員」となりました。

同館では、試験期間中に30分間、ジャスパーと遊んだり話しかけることで学生にリラックスしてもらうパイロットプロジェクトを計画し、当初は、12月11日・13日・15日の3日間で9回実施し、各回4人計36人の参加を見込んでいたところ、160人の申し込みがあったため、追加で12月19日・20日・22日の3日間で9回実施することとなりました。

記事によると、1回限りのイベントとして他機関と連携して実施するところはあるものの、香港の大学で犬を「雇用」して実施したのは同館が初めてとのことです。

国際図書館連盟、図書館の認知度・地位向上活動への助成プログラムの対象国・地域(2017・2018年度第2弾)を発表

2017年11月16日、国際図書館連盟(IFLA)が、図書館の認知度・地位向上活動への助成プログラムの対象国・地域(2017・2018年度第2弾)を発表しました。

75の申請から14のプロジェクトが選ばれており、各活動とも、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を達成するために図書館を政府の連携機関として認めさせることを目指しています。

選ばれたのは以下の通りです。

・アフリカ大陸(アフリカ図書館協会連盟、ウガンダ図書館情報協会、アラブ図書館情報連盟)
・アメリカ大陸(ジャマイカ図書館情報協会、ウルグアイ図書館協会、チリ図書館協会、メキシコ図書館協会)
・アジア/オセアニア(インド公共図書館運動、ニュージーランド図書館情報協会、香港図書館協会)
・欧州(ロシア図書館協会、セルビア図書館協会、モルドバ図書館員協会及びルーマニア公共図書館・図書館員協会、ポルトガル図書館員・アーキビスト・ドキュメンタリスト協会)

韓国・国立アジア文化殿堂、「ACCラウンドテーブル:文化機関とソーシャルメディアの現在」を開催:世界の美術館のSNS活用事例を報告

2017年10月28日、韓国・国立アジア文化殿堂(ACC)が、同所において「ACCラウンドテーブル:文化機関とソーシャルメディアの現在」を開催します。

米・ニューヨークのグッゲンハイム美術館・ブルックリン美術館、フランス・パリのポンピドゥー・センター、 香港のアジア・アート・アーカイブ、中国・北京のMウッズ美術館、韓国・光州広域市の国立アジア文化殿堂といったソーシャルメディアで世界の人々とコミュニケーションを取っている機関のSNS活用事例が報告されます。

ACCラウンドテーブル:文化機関とソーシャルメディア(ACC)
https://www.acc.go.kr/jp/board/schedule/event/1716

美術館がソーシャルメディアを通じて進化する(東亞日報,2017/10/26)
http://japanese.donga.com/List/3/all/27/1106650/1

国際図書館連盟、インフォグラフィック「偽ニュースの見極め方」の世界の図書館での活用例を紹介するレポートを公開

2017年8月20日、国際図書館連盟(IFLA)が、2017年2月に公開したインフォグラフィック「偽ニュースの見極め方」(How to Spot Fake News)の世界の図書館での活用例を紹介するレポート“How to Spot Fake News Using the IFLA Infographic in Libraries”を公開しました。

ベトナム・ダナン大学図書館の図書館員が情報リテラシーの授業で活用した事例、マレーシアの公共図書館がパソコンの近くにポスターとして掲示した事例のほか、フィンランド、ジョージア、ドイツ、メキシコ、ナイジェリア、香港、スウェーデン、英国、米国での活用例が紹介されています。

Real Solutions to Fake News: How Libraries Help(IFLA,2017/8/20)
https://www.ifla.org/node/11584

国際図書館連盟、「グリーンライブラリ賞2017」の受賞者を発表

2017年7月20日、国際図書館連盟(IFLA)の「環境の持続可能性と図書館」(Environmental Sustainability and Libraries:ENSULIB)に関する専門部会が、「グリーンライブラリ賞2017」の受賞者に、ドイツ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州のバート・オルデスロー市立図書館を選んだと発表しています。

都市の緑化のためにメイカースペースとコミュニテイ構築の取り組みを結びつけた“Ernte deine Stadt - Harvest Your City: Three Years of Green and Sustainable Library Commitment in the Stadtbibliothek Bad Oldesloe” プロジェクトや、地域密着型農業に着手したことが評価されています。

その他、5つの準優勝者も以下の通り発表されています。

・孫逸仙図書館(Sun Yat-sen Library)(中国・広州区)
環境保護の概念を取り入れて建物を「グリーンライブラリ」に改修。

・香港中文大学図書館(中国・香港)
持続可能性を取り入れた図書館戦略の策定。

Times Higher Education社、アジアの大学ランキング2017年版を公開

2017年3月16日、Times Higher Education社(THE)が、アジアの大学ランキング2017年版を公開しました。

2016年の上位200位から拡大して上位300位まで発表されましたが、シンガポール国立大学が2016年に続いて1位で、2位は北京大学(中国)、3位は清華大学(中国)となっています。日本では東京大学の7位が最高です。

ランキングで多数を占めるのは日本の大学で69機関を数えるものの、2016年以降、多くの大学が順位を落としており、中国、香港、インドの大学の増加が続いている事、中国や韓国に続いて、マレーシア、インドネシア、パキスタン、タイが、将来的に高等教育の拠点となりうることが示唆されることが指摘されています。

ランキングは、アジアの大学の特徴に合わせて調整した上で、世界大学ランキングと同様の方法に基いて算出されています。

E1898 - COAR Asia オープンアクセスサミット<報告>

2016年11月14日から15日にかけて,マレーシアのクアラルンプール郊外に位置する街であるシャー・アラムにおいて,オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)の地域コミュニティであるCOAR Asiaが主催するアジアにおけるオープンアクセス(OA)に関するサミット“Positioning Asia in the Global Movement of Open Science”が開催された。これは2016年3月4日に東京で開催された会議に続く,第2回目の会議となる。第1回目の会議では,アジア地域でOAを推進するコミュニティとして,COAR Asiaの立ち上げが確認された。今回の会議には,8つの国・地域から約150名が集い,日本からも京都大学,国立情報学研究所(NII)から3名が参加した。

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