フィンランド

ヘルシンキ中央図書館のデザインに関する国際コンペ、募集が始まる(フィンランド)

2012年1月5日から、フィンランドのヘルシンキ中央図書館のデザインに関する国際コンペの募集が開始されたようです。求められるデザインとして、ヘルシンキ中心部のTöölönlahti地区の景観にあったもので、質が高く長期にわたって利用でき、十分にエコに配慮したもの等の条件が挙げられているようです。この国際コンペは2段階選抜となっており、今回の募集は第1ステージとして4月16日まで行なわれるようです。また、最終結果は2013年6月に発表される予定のようです。

Central Library Architectural Competition begins in January (Helinki CIty Library 2011/10/25付けの記事)
http://www.lib.hel.fi/Page/09446be1-0e1d-4418-a551-b84e04d05cde.aspx?groupId=4604fa1b-3fad-4673-a82a-4baa58c6e5f2&announcementId=ae18727f-b632-4575-9ba7-4e87102ca86b

Helsinki Central Library Open International Architectural Competition

クリスマスまで日めくりで禁書について紹介する動画カレンダー“Banned Books Video Calendar”

2011年12月1日から12月24日まで毎日、世界の図書館関係者等が自分のお気に入りの禁書について紹介する“Banned Books Video Calendar”がYouTubeとVimeoで公開されています。これは、もともと2010年にフィンランドのエスポーにあるEntresse Libraryが禁書に関するビデオカレンダーを作成したのが始まりで、今回、国際図書館連盟(IFLA)の「情報へのフリーアクセスと表現の自由に関する委員会」(FAIFE)が同館と協力して世界規模で行なっているもののようです。プロジェクトの目的は、禁書や検閲に関する議論の喚起にあるとのことで、動画にはIFLA会長のIngrid Parent氏やフィンランド国立図書館長でFAIFE委員長のKai Ekholm氏、EuropeanaのJill Cousins氏等が登場しているようです。

Banned Books Advent Calendar (Vimeo)
http://vimeo.com/channels/bannedbooks

Banned Books Advent Calendar (YouTube)
http://www.youtube.com/bannedbookscalendar

フィンランド国立図書館、2011年度の年報を公開

2011年8月11日に、フィンランド国立図書館が2011年度の年報を公開しています。フィンランドのコミックに関する話題の他、印刷資料の長期保存に関するプロジェクトや同館のデジタル化プロジェクトに関する記事が掲載されているようです。

The National Library of Finland Bulletin 2011
http://www.kansalliskirjasto.fi/extra/bulletin/index.html

The National Library of Finland Bulletin 2011 (National Library of Finland 2011/8/11付けの記事)
http://www.nationallibrary.fi/ajankohtaista/P_64.html

フィンランド公文書館サービス、フィンランド国立公文書館所蔵の紋章コレクションをデータベースで公開

2011年5月23日に、フィンランド国立公文書館のほか7つの地方公文書館で構成されるフィンランド公文書館サービス(National Archives Service)が、フィンランド国立公文書館の所蔵している紋章コレクションを“Europeana Heraldica”と題するデータベースで公開しています。紋章は1309年のものから2009年のものまで登録されており、それらを分類やタイプ、年代から検索できるようです。今後データベースは、フィンランド国内外の紋章を加え、欧州の文化遺産ポータル“Europeana”の一部として提供される予定のようです。

Europeana Heraldica
http://extranet.narc.fi/eh/?kieli=en

OCRによって作成されたテキストの修正作業をゲームで行うプロジェクト(フィンランド)

フィンランド国立図書館が、“Digitalkoot”という資料デジタル化事業支援のプログラムを公開したようです。この“Digitalkoot”は、デジタル資料から「光学式文字読取装置」(Optical Character Reader:OCR)によって作成されたテキストの誤りを修正する作業を手分けして行うことを目的としたもので、“Digitalkoot”では、モグラたたき等のゲームを通じて、その作業を幅広い利用者が行えるようになっているようです。

Digitalkoot
http://www.digitalkoot.fi/en/splash

島嶼地域の住民に図書館の本を届けるブックボート(フィンランド)

Scandinavian Public Library Quarterly誌(vol.43, no.4)に、フィンランドの島嶼地域の住民に図書館の本を届けるブックボートのサービスを紹介した記事が掲載されています。フィンランド西部の町Pargasで30年以上にわたり実施されているもので、人命救助用の船を兼用して、5月から9月までの間、4週間ごとに、11の場所を巡回しているとのことです。船のスペースが限られているため、資料は、島の住民が必要としそうなものを図書館員が考えながら、600冊程度が選ばれるとのことです。近年では、周辺地域でのサービスやフェリーを使ったサービスも開始されているとのことです。

No man is an island (When there is a book boat service available) (Scandinavian Public Library Quarterly, vol.43, no.4)
http://splq.info/issues/vol43_4/07.htm

(PDF版)
http://splq.info/issues/vol43_4/SPLQ-4-2010.pdf

参考:
CA1656 - 小特集 北欧のコミュニティと公共図書館:ノルウェー / マグヌスセン矢部直美

E1079 - フィンランド,高速インターネット接続を国民の法的権利に

フィンランドでは,2010年7月1日より,高速インターネット接続が国民の法的な権利となった。これは,通信のユニバーサルサービスを規定する通信市場法の改正と運輸・通信省による省令の内容が同日より適用開始となったことによるものである。これにより,フィンランドでは,高速インターネット接続は,電話や郵便と同様の基本的なコミュニケーションサービスの一つとして位置付けられることとなった。法的に高速インターネット接続の権利が保証されるのは,世界で初とされている。...

フィンランド、国民のインターネットへのブロードバンド接続を法的権利に

フィンランドでは、2010年7月1日から、通信業者に対し、全世帯に高速インターネット接続サービスを提供することが義務付けられたとのことです。ブロードバンド接続は電話や郵便と同じような基本的なコミュニケーションサービスと位置付けられ、通信業者は、恒久的な住居と事務所の全てに、1Mbps以上の速度で適切な価格の接続サービスを提供しなければならないとされています。2015年には全世帯での100Mbpsを目指すとのことです。

1 Mbit Internet access a universal service from the beginning of July(2010/6/29付けフィンランドの運輸・コミュニケーション省のプレスリリース)
http://www.lvm.fi/web/en/topical/pressreleases/view/1169417

フィンランドの国立電子図書館、SCOAP3に加入

欧州原子力研究所(CERN)が推進するオープンアクセスプロジェクトSCOAP3に、フィンランドの国立電子図書館“FinElib”が参加したということです。現時点での参加国は21で、必要とする分担金の63%について誓約がなされているということです。

23/06/2009, Finland joins SCOAP3
http://www.scoap3.org/news/news65.html

FinELib
http://www.nationallibrary.fi/libraries/finelib.html

参考:
E812(No.132)高エネルギー物理学は再び学術情報流通に革新をもたらすか?
http://current.ndl.go.jp/e812

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