セマンティックウェブ

感情をあらわすマークアップ言語EMOTIONMLのバージョン1.0がW3C勧告に

2014年5月22日付けで、Emotion Markup Language (EmotionML)の1.0がW3C勧告(W3C recommendation)になりました。

EMOTIONMLは3つの異なる場面における「プラグイン」言語として着想されたもので、具体的には(1) テキストデータ等への感情タグのマニュアル付与、(2) 感情が関係する利用者行動の自動認識、(3) 感情が関係するシステムの挙動の生成、に利用されることが想定されています。

Emotion Markup Language (EmotionML) 1.0 is a W3C Recommendation(2014 5/22付け、W3C News)
http://www.w3.org/blog/news/archives/3861

Emotion Markup Language (EmotionML) 1.0 W3C Recommendation 22 May 2014(W3C)
http://www.w3.org/TR/2014/REC-emotionml-20140522/

感情を組み込むマークアップ言語「EmotionML」正式採用 『ハーモニー』の世界が現実に?(KAI-YOU.net、2014/5/24付け)

フィンランド国立図書館、英語の広報資料“The National Library of Finland Bulletin 2013”を公開

フィンランド国立図書館が、英語の広報ドキュメント“The National Library of Finland Bulletin 2013”を公開していました。

同号では、フィンランドの日常生活の歴史を伝える資料のオンラインコレクション、フィンランドの古地図のオンラインレポジトリ、戦時中の様子を伝える写真のデジタル化、2013年から2015年にかけて行われる建物の改修プロジェクト、オントロジー構築に取り組むONKIプロジェクトなどが紹介されています。

The National Library of Finland Bulletin 2013 (HTML版)
http://www.kansalliskirjasto.fi/extra/bulletin/

Ex Libris社、Linked Dataに関する取組みの一環としてW3C Schema Bib Extend Community Groupに参加

2012年12月5日、Ex Libris社が、Linked Dataに関する取組みの一環として、W3C Schema Bib Extend Community Groupに参加したと発表しました。このコミュニティグループは、インターネットにおける書誌データの表現方法を改善するために様々な図書館関係の組織や個人が参加しているもので、Schema.orgの傘下に位置付けられています。

Ex Libris Promotes Linked Data Techniques to Make Library Data More Open and Accessible(Ex Libris 2012/12/5付けプレスリリース)
http://www.exlibrisgroup.com/?catid={916AFF5B-CA4A-48FD-AD54-9AD2ADADEB88}&itemid={97C7DCE3-2AF6-442A-88C0-9E7C8299EA9B}

Google検索の新技術「ナレッジグラフ」が日本でも提供開始

2012年5月にGoogleが発表した新技術「ナレッジグラフ」は、これまで英語版のGoogle検索のみに対して提供されていましたが、12月5日に、日本語を含む7か国版でも提供開始されることが発表されました。

ナレッジグラフは、“もの”とそれらの間の“つながり”から成るデータベースをもとに、ユーザに対して検索キーワードと関連する情報を提示するというものです。同機能によって、例えば「ルーヴル美術館」というキーワードで検索すると、検索結果画面の右側に、同館の開館情報や所蔵コレクションのサムネイル写真が表示されるようになるなどと説明されています。

ナレッジグラフ "モノ" を認識する検索エンジンに向けて(Google Japan Blog 2012/12/5付け記事)
http://googlejapan.blogspot.jp/2012/12/blog-post.html

Google、検索ワードの関連情報を表示する「ナレッジグラフ」を日本でも開始(INTERNET Watch 2012/12/6付け記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20121205_577442.html

参考:
Google検索が新技術「ナレッジグラフ」でアップデート、セマンティック検索に向けた大きな一歩を踏み出す

ドイツ国立図書館が“GND Ontology”を公開

ドイツ国立図書館が、同館の典拠データベースに関するオントロジー“GND Ontology”を公開しました(GNDは“Gemeinsame Normdatei”=統合典拠ファイルの略)。FOAFやRDA Vocabulariesなどの既存の語彙との互換性が意識されているようです。今回公開されたバージョンは未完成であり、今後改善されていくということです。

GND Ontology
http://d-nb.info/standards/elementset/gnd#

メーリングリスト“Gnd-ontology”
http://lists.d-nb.de/mailman/listinfo/gnd-ontology

E1344 - ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議<報告>

E1344 - ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議<報告>

「2012年ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(DC-2012)」(E988E1121E1232参照)が,2012年9月3日から7日にマレーシアのサラワク州クチンで開催された。...

英国のTalis Systems社がLinked Dataなどセマンティックウェブ事業を中止へ

英国Talis GroupのTalis Systems社が、2012年7月9日に、Linked Dataなどセマンティックウェブ関連事業を中止して教育事業に注力すると発表しました。その理由について、同社は、これまでセマンティックウェブ事業に多大な投資を行い、成功も収めてきたが、小さな一企業にできることには限りがあり、また、Linked Data関連技術の成長が遅いために現状の投資を続けることができない、としています。今後は、コンサルタント事業を終了し、2011年にスタートしたデータ販売プラットフォーム“Kasabi”も段階的に縮小していくとのことです。

Refocusing our efforts and investments(Talis Systemsのブログ 2012/7/9付け記事)
http://talis-systems.com/2012/07/refocusing-our-efforts-and-investments/

OCLC WorldCat.orgがSchema.orgによるマークアップを採用、Linked Dataへ向けた取組の一環として

OCLCではdewey.info、VIAF、FASTなどLinked Dataに向けた取組を行っていますが、その一環として、総合目録WorldCat.orgにおいてSchema.orgによるマークアップを採用したと2012年6月20日に発表しました。

これによりWorldCat.orgはウェブ上で最も大規模なLinked Data形式の書誌データセットになったとしていますが、現在では試行的な取組と述べられています。現在対象となっているのは図書及び雑誌の書誌レコードで、ライセンスはOpen Data Commons Attribution Licenseが適用されています。

Schema.orgは、2011年6月にGoogle、Bing、Yahoo!によって発表された取組で、検索エンジンによるクロールやインデクス作成などを促進するために、コンテンツの型ごとにメタデータの共通化されたマークアップ方法を提案するというものです。実際、WorldCat.orgの書誌詳細ページの最下部には“Linked Data”というセクションが設けられており、その部分のHTMLソースを見ると、Schema.orgによるマークアップがなされていることが確認できます。また、Schema.orgの図書館向け拡張語彙も採用されているようです。

書誌フレームワークの変革へ向けた取り組みを進める米国議会図書館(LC)がZepheira社と契約

2012年5月22日、米国議会図書館(LC)が、書誌フレームワークの変革への取り組みを進めるために、セマンティックウェブ関連企業のZepheira社と契約したと発表しました。この変革において主要な課題となっているMARC21フォーマットのLinked Data形式への変換に対して、同社のノウハウが投入されるようです。

The Library of Congress Announces Modeling Initiative(LC 2012/5/22付けニュース)
http://www.loc.gov/marc/transition/news/modeling-052212.html

Bibliographic Framework Transition Initiative(LC)
http://www.loc.gov/marc/transition/

Zepheria
http://zepheira.com/

参考:
E1246 - 米国議会図書館,書誌フレームワークの変革への方針を発表
http://current.ndl.go.jp/e1246

米国議会図書館、オープンソースのデジタルコンテンツ用プラットフォーム“Recollection”を公開
http://current.ndl.go.jp/node/18947

Google検索が新技術「ナレッジグラフ」でアップデート、セマンティック検索に向けた大きな一歩を踏み出す

2012年5月16日、Googleの検索サービスに「ナレッジグラフ」(Knowledge Graph)という新技術が導入されました。これによって、ユーザはGoogleで素早く簡単に情報を発見できるようになるとされ、今回提供される機能として、同音異義語の絞り込み、要約情報の提供、関連情報の発見の3つが紹介されています。このナレッジグラフは、Freebase、Wikipedia、CIA World Factbook等のデータベースを利用して構築されており、5億件以上のオブジェクト(人物や地名等)のほか、35億件以上の事実やオブジェクト間の関係を含んでいるとのことです。今回のアップデートは、Googleの次世代検索サービスに向けての重要な第一歩だとされています。

Introducing the Knowledge Graph: things, not strings(Inside Search 2012/5/16付け記事)
http://insidesearch.blogspot.jp/2012/05/introducing-knowledge-graph-things-not.html

The Knowledge Graph for mobile and tablet search(Inside Search 2012/5/16付け記事)

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