ドイツ国立図書館(DNB)が、図書や逐次刊行物の書誌データのLinked Data形式による公開を開始し、合わせて、2010年に公開済みの典拠データも含めてLinked Data形式のデータに適用するライセンスをクリエイティブコモンズのパブリックドメインライセンス(CC0)に変更したそうです。同館のオンラインカタログで書誌を検索すると、書誌詳細ページの右側に“RDF/XML-Repräsentation dieses Datensatzes”というようにRDF/XML形式のデータへリンクが用意されているようです。
ドイツ国立図書館が、2009年6月2日に開催されたシンポジウム「MARC21への移行」(Umstieg auf MARC 21)の資料(英語)をpdf形式とYouTubeの動画形式で公開しています。このシンポジウムは、「ドイツ標準の国際化:MARC21への移行」(Internationalisierung der deutschen Standards: Umstieg auf MARC 21)プロジェクトが、ドイツとオーストリアでのMARC21フォーマットへのデータ変換実施のための土台を完成させたことを示すために開催されたものだとのことです。