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米国国立医学図書館(NLM)、MEDLINE未収録文献を含む索引誌3誌のデジタル化を完了

2019年9月4日、米国国立医学図書館(NLM)は、索引誌“Hospital and health administration index”、“Hospital literature index”、“Cumulative index of hospital literature”のデジタル化を完了し、同館がデジタル化資料を公開するウェブサイト“Digital Collections”へ追加したことを発表しました。

今回デジタル化された索引誌3誌は、NLMが提供する医学学術文献データベースMEDLINEに未収録の学位論文や視聴覚資料に関する文献情報を含むため、各図書館の冊子体除籍が進まない状況が続いていましたが、今回のデジタル化完了により冊子体の除籍を望む館は安心して実施できるようになった、としています。

オーストラリア国立図書館(NLA)、電子リソースの統合ポータルサイトeResourcesをリニューアル

2019年9月2日、オーストラリア国立図書館(NLA)が、電子リソースの統合ポータルサイトeResourcesをリニューアルしました。

電子ジャーナル・電子書籍の全文検索(現在、オンラインコンテンツの80%が検索可)、最も関連性の高い検索結果の表示、検索結果の絞り込み機能、検索結果の引用・保存・エクスポート等の機能があります。

館外から電子リソース等の本文を閲覧するには、同館の利用者カード記載のIDを用いてログインする必要があります。館内利用の場合は自動的に全て閲覧することができます。

ポータルサイトのトップバナーには、NLAのOPAC、リサーチガイド、旧ポータルサイトへのリンクが貼られています。旧ポータルサイトは11月まで利用可能です。

「『太政官日誌』フルテキストデータベース(日誌フル)」が公開

2019年9月1日、「『太政官日誌』フルテキストデータベース(日誌フル)」が公開されました。

平成27年度 (2015年度)科研費・ 基盤研究(B)採択「官版日誌類に関する史料学の構築および戊辰戦争期の情報と地域に関する学際的研究」(研究代表:藤實久美子・ノートルダム清心女子大学教授)が、共同研究の一環として、『太政官日誌』慶応4年・明治元年記178号分のフルテキストを検索してその結果を情報解析できるように作成したものです。

『太政官日誌』フルテキストデータベース・プロジェクト(官版日誌類に関する史料学の構築および戊辰戦争期の情報と地域に関する学際的研究)
https://sites.google.com/view/kanpannisshi/nisshifull
※「2019年9月1日から全面公開となりました」とあります。

『太政官日誌』フルテキストデータベース(日誌フル)
https://nisshifull.boshinjls.net/

劇団新派、新派上演年表検索システムを公開

2019年8月22日、劇団新派が、新派上演年表検索システムの公開を発表しました。

松竹大谷図書館が所蔵する東京・京都・大阪等での劇団新派の公演プログラムや公演関係資料をもとに作成し、立命館大学アートリサーチセンターのウェブサイトで公開したものです。

上演年月、劇場、演目、興行名、スタッフ名で検索可能で、2001年以降については出演者名、役名でも検索できます。

1945年から2016年までの公演が公開されており、2017年以降については随時追加していく予定です。

新派の上演年表が検索できるようになりました(劇団新派,2019/8/22)
https://www.shochiku.co.jp/shinpa/news/190822.html

【イベント】国際ワークショップ「民博が所蔵するアイヌ民族資料の形成と記録の再検討――データベースとその活用」(9/15・吹田)

2019年9月15日に、大阪府吹田市の国立民族学博物館において、国際ワークショップ「民博が所蔵するアイヌ民族資料の形成と記録の再検討――データベースとその活用」が開催されます。

同館では、所蔵するアイヌ民族に関連する5,000点以上の標本資料について、2016年度から2019年度までの4年計画で資料情報を充実させ、アイヌ文化に関心をもつ人びとが利用しやすいデータベースを提供する準備を進めています。ワークショップでは、国内外のアイヌ資料所蔵機関の資料情報の整理・公開状況や将来的な連携のあり方などについて事例報告や討論をとおして課題の共有とともに、同館所蔵アイヌ資料の試作版データベースや古い資料(コレクションの成り立ち)を研究する意義と可能性についての検討が行われます。

参加には事前の申し込みが必要です。

主な内容は以下の通りです。

・趣旨説明および「民博所蔵アイヌ民族資料データベース」試作版について 齋藤玲子氏(国立民族学博物館准教授)

・特別報告「100年前のアイヌ資料収集 バラートシ・バログのフィールドワークをたどって」 ダヴィド・ショムファイ氏(ハンガリー科学アカデミー民族学研究所/民博外国人研究員)

・コメントおよび質疑応答

PubMedの収録文献数が3,000万件を突破

2019年8月15日、米国国立医学図書館(NLM)は、生物医学文献の無料データベースPubMedについて、2019年8月8日に収録文献数が3,000万件に到達したことを発表しました。

PubMed Milestone - 30 Millionth Journal Citation Added. NLM Tech Bull. 2019 Jul-Aug;(429):b8.
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/ja19/brief/ja19_pubmed_30_million.html

参考:
米国国立医学図書館(NLM)、2019年の米国医学図書館協会(MLA)年次大会での発表資料を公表
Posted 2019年5月29日
http://current.ndl.go.jp/node/38254

SPARC、ジャーナル出版社との契約交渉の詳細を比較可能なデータベース“Big Deal Knowledge Base”を公開

SPARCがウェブサイト上で、ジャーナル購読パッケージに加盟機関が支払った金額や契約の詳細を示し、比較可能にしたデータベース“Big Deal Knowledge Base”を公開しています。このデータベースに収録された価格データ等を利用して、加盟機関はビッグディール契約の適合性を明確に評価し、出版社との交渉力を強化できる、としています。

LJ infoDOCKETの同データベースに関する記事によると、“Big Deal Knowledge Base”の搭載データはダウンロードが可能で、出版社・大学のカテゴリを示したカーネギー分類・FTE(フルタイム換算値)など様々な尺度から検索・ダウンロードすることもできます。

データベースの情報源として使用されたデータセットは、2019年7月29日付でCC0ライセンスを付与の上、リポジトリZenodoで公開されています。

Big Deal Knowledge Base(SPARC)
https://sparcopen.org/our-work/big-deal-knowledge-base/

“PubMed Labs”で公開中のPubMed更新版にフィルター機能が追加される

2019年8月5日、米国国立医学図書館(NLM)が、“PubMed Labs”で試験公開中のPubMed更新版に、フィルター機能を追加したと発表しています。

この更新により、文献の種類・本文の利用可否・出版年月日・種・言語・性別等のフィルターによって、PubMed更新版の検索結果を絞り込むことが可能になっています。よく使われるフィルターはサイドバーに含まれています。

フィルターの適用は検索の実行後、フィルター名の隣にあるチェックボックスへチェックを入れることで行われます。“Additional filters”のボタンを押すとフィルターの項目を追加することが可能です。

PubMed Labs Update: Using Filters. NLM Tech Bull. 2019 Jul-Aug;(429):e2.
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/ja19/ja19_pubmed_filters.html

Elsevier社、人工知能を用いたSTM分野の曖昧性除去技術等を提供するParity Computing社を買収

2019年7月29日、Elsevier社は、米国を拠点とし人工知能を用いたSTM分野の曖昧性除去技術等を提供するParity Computing社の買収を発表しました。

Elsevier社のデータベースへParity Computing社から曖昧性除去技術が提供されることにより、著者名、機関名や論文・助成金・特許の引用状況・帰属状況など、出版物に現れる実体や関係性の曖昧さが解消され、Scopusの分析・意思決定支援機能の基盤が支えられる、としています。両社は協調して、Parity Computing社の既存の機能を強化しながら統合を深め、Parity Computing社の持つ機能をElsevier社の研究プラットフォームへ広く拡大する予定です。

Parity Computing社の機械学習・自然言語処理等に長けたコアチームは、Scopus、SciVal等を支えるElsevier社の研究製品チームへ参加する予定です。

東京大学工学・情報理工学図書館、2019年3月から公開中の「工学史料キュレーションデータベース」のコレクションとして新たに「蔵書印・蔵書票」を追加

2019年7月17日、東京大学工学・情報理工学図書館は2019年3月から公開中の「工学史料キュレーションデータベース」のコレクションとして、新たに「蔵書印・蔵書票」が追加されたことを発表しました。

東京大学工学・情報理工学図書館は、工学の学術資産を収集・保存する「工学史料キュレーション事業」の成果を公開するプラットフォームとして、2019年3月から「工学史料キュレーションデータベース」を公開しています。3月の公開後も国文学研究資料館「歴史的典籍NW事業」による電子化資料等を含む「和古書」のコレクションが追加されるなど、順次コンテンツを拡充しています。

今回追加されたコレクション「蔵書印・蔵書票」では、東京大学工学部の前身である「工学寮」「工部大学校」「帝国大学工科大学」の蔵書印・蔵書票画像が公開されており、今後も工学部各学科図書室の蔵書印や、印影が他のデータベースに未登録のものなどを随時追加する予定である、としています。

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