WIPO(世界知的所有権機関)

Google特許検索に中国、ドイツ、カナダ、世界知的所有権機関(WIPO)の特許関連資料が追加

2013年9月17日、Googleは、Google特許検索に中国、ドイツ、カナダの特許当局と、世界知的所有権機関(WIPO)の特許に関連する資料が追加されたことを公表しました。Google 翻訳の利用により、オリジナルの言語と英語で検索・閲覧できるとのことです。

Broadening Google Patents (Google Public Policy Blog 2013/9/17)
http://googlepublicpolicy.blogspot.jp/2013/09/broadening-google-patents.html

Google 特許検索
http://www.google.com/patents

E1455 - 障害者のアクセス権と著作権の調和をはかるマラケシュ条約

2013年6月にモロッコのマラケシュで開催された世界知的所有権機関(WIPO)の外交会議で,「盲人,視覚障害者及び読字障害者の出版物へのアクセス促進のためのマラケシュ条約(Marrakesh Treaty to Facilitate Access to Published Works for Persons who are Blind, Visually Impaired, or otherwise Print Disabled,訳はWIPO日本事務所による)」が日本を含む186の全加盟国の合意を得て成立した(公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会が同条約草案の日本語仮訳をウェブサイトに掲載している)。この新条約により,国際障害者年(1981年)の前後から始まった障害者の知識アクセスを保障するための著作権法のありかたを巡る30年余にわたる国際的な議論は,新しい段階に進むことになった。...

WIPOの視覚障害者等による著作物利用に関する国際条約の制定に向けた外交会議、合意に達する

世界知的所有権機関(WIPO)の視覚障害者等による著作物利用に関する国際条約の制定に向けた外交会議について、加盟国の担当者が条項について合意に達したとのことです。採択は6月27日に開かれる総会で行われる予定とのことです。

Agreement reached on provisions of new treaty to ease access to books for visually impaired persons. For

adoption on June 27(WIPO, 2013/6/26付け)
http://www.wipo.int/dc2013/en/news/2013/news_0010.html
※動画の掲載あり
http://www.wipo.int/export/sites/www/multimedia/en/dc2013/marrakesh_agreement.swf

Miracle In Marrakesh: “Historic” Treaty For Visually Impaired Agreed (Intellectual Property Watch, 2013/6/26

付け)

WIPOの視覚障害者等による著作物利用に関する国際条約、草案文面が公開

2013年6月17日から28日にかけて、WIPOの視覚障害者等による著作物利用に関する国際条約の制定に向けた外交会議がモロッコにおいて開催されていますが、2013年6月20日付けで、条約の草案文面がWIPOのウェブサイトに公開されています。

Draft Text of an International Instrument/Treaty on Limitations and Exceptions for Visually Impaired Persons/Persons with Print Disabilities
http://www.wipo.int/meetings/en/doc_details.jsp?doc_id=237442

New Draft Text Issued By WIPO Negotiators For Visually Impaired Treaty(Intellectual Property Watch, 2013/6/19付け)
http://www.ip-watch.org/2013/06/19/new-draft-text-issued-by-wipo-negotiators-for-visually-impaired-treaty/

WIPO、特許検索システムPATENTSCOPEに、米国特許庁の文献1,000万件以上を追加

世界知的所有権機関(WIPO)の特許検索システムPATENTSCOPEに、米国特許庁(USPTO)のコレクションから1790年から現在までの特許文献約1,000万件が追加され、これにより2,800万件以上の特許文献が検索できるようになったとのことです。

2013年4月12日付けのプレスリリースによると、2013年中にさらに数カ国の情報を追加することが予定されているようです。

WIPO's PATENTSCOPE tops 28 Million Searchable Patent Documents(2013/4/12付け)
http://www.wipo.int/pressroom/en/articles/2013/article_0009.html

簡易検索(日本語)
http://patentscope.wipo.int/search/ja/search.jsf

National Collections - Data Coverage
http://patentscope.wipo.int/search/en/help/data_coverage.jsf

PATENTSCOPE Search The User’s Guide

WIPO、視覚障害者等による著作物利用に関する国際条約の制定に向けた外交会議を2013年に開催決定

世界知的所有権機関(WIPO)加盟国総会が、2013年に、モロッコで、視覚障害者やプリントディスアビリティによる著作物へのアクセスの改善に関する国際条約の制定に向けた外交会議を開催することを決定しました。WIPOによると、視覚障害者等によるアクセスについて権利制限などの法制化が行われている国はあるものの、国際的には手つかずの状態にあり、このような外交会議の開催は条約交渉が最終段階に突入することを示しているということです。

WIPO Advances Toward Treaty to Facilitate Access to Published Works by Persons with Print Disabilities(DAISY Consortium 2012/12/21付けニュース)
http://www.daisy.org/node/18727

WIPO Advances Toward Treaty to Facilitate Access to Published Works by Persons with Print Disabilities, Morocco Offers to Host Diplomatic Conference(WIPO 2012/12/18付けプレスリリース)

アクセシブルな書籍の国際的な流通促進を目指すTIGARプロジェクトのこれまでの成果

2010年11月に開始した“TIGAR”(Trusted Intermediary Global Accessible Resources)プロジェクトが、これまでの成果についてまとめた2012年7月付けのペーパーを公表しました。TIGARは、世界知的所有権機関(WIPO)、世界盲人連合(WBU)、DAISYコンソーシアム、国際図書館連盟(IFLA)等が参加するプロジェクトで、視覚障害者等の支援を目指して、(著作権が切れていない)書籍や電子書籍をアクセシブルなフォーマットで国際的に流通させるための活動を行っています。今回公表されたペーパーでは以下の成果が挙げられています。

・各国のアクセシビリティ関連団体がプロジェクトに参加。オーストラリア、ブラジル、カナダ、デンマーク、フランス、ジャマイカ、ノルウェー、オランダ、ニュージーランド、南アフリカ、スウェーデン、スイス、米国。

・30以上の主要出版社や著作権管理団体がプロジェクトに参加。

・多くの言語の書籍がTIGARネットワークを通じて利用できるようになった。カナダ・デンマーク・フランス間で2011年10月に実現した最初の国際交換以来、数千タイトルから選ばれた500以上の書籍が共有されてきている。

TIGAR Project
http://www.visionip.org/tigar/en/

世界知的所有権機関(WIPO)での、図書館・文書館における著作権制限についての議論

2011年11月21日から12月2日にかけて、世界知的所有権機関(WIPO)の第23回の著作権・著作隣接権常任委員会(SCCR)が開催されました。今回のSCCRでは、視覚障害者等の利用のための著作権制限や、図書館・文書館における著作権制限に関する議論が行われたようです。後者に関しては、各国の見解等をまとめた'Draft Compilation on Limitations and Exceptions for Libraries and Archives’という文書が作成されており、2012年2月29日までの期限でコメントを求め、それを基に第24回SCCRで議論を行うとのことです。

Conclusions(会議のまとめの文書)
http://www.wipo.int/edocs/mdocs/copyright/en/sccr_23/sccr_23_ref_conclusions.doc

Library and Archive Groups Delighted by Progress on Copyright Limitations and Exceptions at WIPO(IFLA 2011/12/3付けのニュース)

世界知的所有権機関(WIPO)がレポートを刊行 テーマは知的所有権と伝統文化に関する図書館等の法的課題

世界知的所有権機関(WIPO)が2010年12月付けで、“Intellectual Property and the Safeguarding of traditional cultures : Legal Issues and Practical Options for Museums, Libraries and Archives”と題するレポートを刊行しています。執筆者は、WIPOのMolly Torsen氏とJane Anderson氏です。レポートでは、「伝統的文化表現」(Traditional Cultural Expression)の保護と保存、そして促進を取り巻く法的問題を分析し、特に知的所有権による伝統的文化表現の保護が、博物館、図書館、文書館に対して引き起こす課題に焦点を当てているようです。また、参照事例も紹介しているとのことです。

Intellectual Property and the Safeguarding of traditional cultures : Legal Issues and Practical Options for Museums, Libraries and Archives
http://wipo.int/export/sites/www/tk/en/publications/1023.pdf

WIPO、知的所有権情報へのアクセス促進を目的とするデータベースを公開

世界知的所有権機関(WIPO)は、技術、ブランド、デザイン、統計等に関連する知的所有権データや、知的所有権の分類システム、知的所有権に関連する法律等の情報を提供するデータベース“WIPO GOLD”を公開しました。

WIPO Launches Global On-line Resource to Facilitate Access to IP Information
http://www.wipo.int/pressroom/en/articles/2010/article_0018.html

WIPO GOLD
http://www.wipo.int/wipogold/en/

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