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米国国立医学図書館(NLM)、PubMedのリニューアル版“New PubMed”へ機能追加を実施:検索結果一覧画面の表示件数・ソート変更オプションの追加など

2020年1月16日、米国国立医学図書館(NLM)は、PubMedのリニューアル版“New PubMed”へ機能追加を実施したことを発表しました。

“New PubMed”に対して、以下のような機能追加が実施されています。

・検索結果一覧画面のソート順の変更キーとして公開日(Publication Date)が追加される。また、ソート順として昇順・降順の両方が指定可能になる。
・検索結果一覧画面の1ページ当たりの表示件数を10件、20件、50件、100件、200件のいずれかに切り替えることが可能になる。
・ソートキー、1ページ当たりの表示件数、フィルター等の表示設定の変更はブラウザのデータとCookieがクリアされない限り、変更内容が新しい検索でも保持される。
・詳細画面で"See all similar articles"をクリックすると、特定の文献に類似する全ての文献を表示させることが可能になる。
・検索結果一覧画面の年ごとの文献件数の頻度を示したグラフにダウンロードボタンが追加され、年ごとの文献件数をCSVファイル形式でダウンロード可能になる。

Taylor & Francisグループ、学術雑誌で公表された論文と臨床試験データとのリンク形成を実施

2020年1月15日、Taylor & Francisグループは、電子ジャーナルプラットフォーム“Taylor & Francis Online”上に公表された論文と臨床試験データとのリンク形成を実施することを発表しました。

Taylor & Francisグループは医学・医療分野において250タイトル以上の学術雑誌を刊行しており、同分野で公表された論文はしばしば登録済の臨床試験と関連しています。論文と臨床試験とのリンク形成は、著者が登録済の臨床試験の番号を論文内に記載することで、自動的にCrossref及びPubMedへ臨床試験データの登録が実施される形で行われます。これによりPubMedのメタデータの充実とCrossrefの機能を利用した論文と臨床試験との恒久的な関連付けが可能になる、としています。

SAT大藏經テキストデータベース研究会、『大正新脩大藏経』の日本撰述部収録典籍の底本情報に関するデータベースをCC BY-SA 4.0で公開

2020年1月10日、SAT大藏經テキストデータベース研究会は、『大正新脩大藏経』の日本撰述部収録典籍の底本情報に関するデータベースを公開したことを発表しました。

同研究会は、『大正新脩大藏経』の日本撰述部の典籍に関する底本情報の調査結果を共有するため、今回「日本撰述部底本データベース」の公開を行ったことを説明しています。同研究会が提供する『大正新脩大藏経』テキスト部分85巻の全文検索サービス「SAT2018」上の該当典籍表示画面で「底本関連情報」ボタンをクリックする、または、同研究会のウェブサイト上で公開されたタブ区切り形式のテキストデータをダウンロードする、のいずれかの方法により「日本撰述部底本データベース」のデータを使用することができます。

公開された「日本撰述部底本データベース」にはCC BY-SA 4.0のライセンスが付与されています。データベース内の一部のレコードには国文学研究資料館の書誌データベースから転用したものが含まれているため、再利用・再配布の際には「SAT大蔵経テキストデータベース研究会及び国文学研究資料館」を作成者として明示する必要があります。

米国国立医学図書館(NLM)、臨床試験登録サイトClinicalTrials.govの機能改善に関する情報提供依頼書を公開

米国国立医学図書館(NLM)は、2020年1月7日付で投稿したブログ記事“Celebrating 20 Years of ClinicalTrials.gov and Looking to the Future”において、同館が管理する臨床試験登録サイトClinicalTrials.govの機能改善に関する情報提供依頼書(RFI)を公開していることを発表しました。

2020年2月29日に運用開始から20年を迎えるClinicalTrials.govは、患者やその家族、医療従事者、研究者等に幅広く臨床研究に関する情報を提供し、毎日14万5,000人以上のアクセスのある、世界最大の臨床試験やその結果に関するデータベースです。NLMは現在ClinicalTrials.govの機能改善に取り組んでいますが、ロードマップの作成にあたって、多様な情報ニーズへの対応・調整・優先順位の決定のため、臨床試験情報を提出するスポンサーや研究者・学術機関・非営利団体・支援団体・政府機関・一般市民等を含む幅広い関係者からのフィードバックを得ることが必要である、としています。

CC Searchのブラウザ拡張機能“CC Search Browser Extension”(記事紹介)

クリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)の2020年1月6日付けブログ記事に、CC Searchのブラウザ拡張機能“CC Search Browser Extension”の紹介が掲載されています。

CC Searchはクリエイティブ・コモンズのライセンスで公開されているコンテンツを一括して検索できるツールであり、2019年4月に正式公開されました。記事中では、“CC Search Browser Extension”を開発した理由、主な機能や今後の開発計画、最新版がMozilla Firefox、Google Chrome、Operaで利用可能であること等を紹介しています。

Introducing the CC Search Browser Extension(Creative Commons, 2020/1/6)
https://creativecommons.org/2020/01/06/cc-search-browser-extension/

医学中央雑誌刊行会、「医中誌Web」の大規模バージョンアップなど2020年の事業予定と公式Facebookアカウントの開設を表明

医学中央雑誌刊行会は2020年1月1日付で公開したお知らせ記事「新年の御挨拶」において、2020年の事業予定と公式Facebookアカウントの開設を発表しました。

医学中央雑誌刊行会は同記事の中で、2020年にサービス開始20周年を迎える国内医学論文情報のデータベース「医中誌Web」について、日本語によるPubMed検索・書籍情報の検索などの大規模バージョンアップを実施予定であることを発表しています。また、1982年以前の冊子版の書誌情報を遡及的にデータ化する「OLD医中誌プロジェクト」の第5弾を実施し、1946年までの遡及追加を行うことで、「医中誌Web」の総収録文献数は1,400万件を超える見込みであることが併せて発表されています。

さらに公式Facebookアカウントの開設も発表されています。医学中央雑誌刊行会はFacebookアカウントから、「医中誌Web」や日本看護協会図書館が編集する看護文献のデータベース「最新看護索引Web」に関する情報やイベント告知等を発信する予定である、としています。

韓国国立中央図書館(NLK)、文化芸術分野を中心に提供する有料オンラインデータベースを拡大:館外から利用可能なものも

韓国国立中央図書館(NLK)が、2020年1月2日から、提供する有料オンラインデータベースを拡大したと発表しています。

前年比54%拡大しており、国内の他の図書館で利用が難しいものを利用者に提供することが目的です。

2019年は33種類の国内外のデータベースを提供していましたが、2020年からは、Digital National Security Archive(DNSA)、Literature Online(LION)等といった18種類を追加して、合計51種類が提供されます。特に、2020年は、ベルリン・フィル「デジタル・コンサートホール」、China Art Digital Library、Artfilms Digitalといった文化芸術や音楽映像ストリーミングサービスといった分野を拡大しているとしています。

今回提供されるもののなかには、NLKの利用者証を所持していれば、自宅や学校で利用可能なデータベースもあります。

早稲田大学文化資源データベースで「草創期テレビ台本データベース」「大正期演劇雑誌データベース」「中国芝居番付データベース」が公開

2019年12月24日、早稲田大学文化資源データベースで「草創期テレビ台本データベース」「大正期演劇雑誌データベース」「中国芝居番付データベース」が公開されました。

各データベースの説明によれば、収録データは以下のとおりです。

・草創期テレビ台本データベース
早稲田大学演劇博物館が所蔵する1950~60年代のテレビ台本のうち、草創期のテレビドラマで活躍した俳優の書込みを含む役者たちの旧蔵台本、文学・演劇・映画など隣接分野の表現者の作によるテレビ台本等のデータを収録

・大正期演劇雑誌データベース
早稲田大学演劇博物館が所蔵する大正期の演劇雑誌のうち、『新演芸』(1916-1925)と歌劇雑誌『オペラ』(1919-1924)のデータを収録

・中国芝居番付データベース
中国の芝居番付(戯単)資料のデジタル画像を、上演日時や演目、役者、劇場等を整理して収録

東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)、エジプト文字ヒエラティックのデータベース“Hieratische Paläographie DB”を公開

2019年12月24日、東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)は、同部門の研究チームが開発したエジプト文字ヒエラティックのデータベース“Hieratische Paläographie DB”が、2019年12月11日に公開されたことを発表しました。

“Hieratische Paläographie DB”は、2019年12月9日から11日にドイツのマインツで開催されたヒエラティック国際学会で発表されたのち、一般公開に至ったものです。IIIF画像が活用されており、ヒエラティックの検索や絞り込み、文字画像の比較などが容易に行うことのできる工夫が施されています。

エジプト文字のデータベース(IIIF活用)が公開されました。(U-PARLブログ,2019/12/24)
http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/blog55

国立国会図書館、「国会会議録検索システム」「帝国議会会議録検索システム」「日本法令索引」「日本法令索引〔明治前期編〕」をリニューアル

2019年12月23日、国立国会図書館(NDL)は、「国会会議録検索システム」「帝国議会会議録検索システム」「日本法令索引」「日本法令索引〔明治前期編〕」をリニューアルしました。

アクセシビリティに配慮して画面デザインを一新するとともに、モバイル端末等での利用にも対応しています。

国会会議録検索システム、日本法令索引等の検索サービスをリニューアルしました(NDL, 2019/12/23)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2019/191223_01.html

参考:
国立国会図書館、2019年12月21日から12月23日の期間に「国会会議録検索システム」「日本法令索引」等4つの検索サービスをリニューアル
Posted 2019年11月25日
https://current.ndl.go.jp/node/39576

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