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ジャパンナレッジ、2021年春から「ジャパンナレッジLib」で『大漢和辞典』を提供

2020年4月7日、オンライン辞書・事典検索サイト「ジャパンナレッジ」は、教育・研究機関や図書館等の法人向けサービスである「ジャパンナレッジLib」で、大修館書店の刊行する『大漢和辞典』を2021年春から提供することを発表しました。

ジャパンナレッジの総代理店である株式会社紀伊國屋書店のプレスリリースによると、新たに提供予定の『大漢和辞典』は、親字5万字、熟語53万語を収録し、昭和初頭の編纂開始から戦争による作業中断を経て、2000年の『補巻』刊行まで約70年をかけて全15巻で完結した漢和辞典です。漢字研究者、中国文学・東洋史研究者にとっての基本図書であり、従来から収録の要望が高かったタイトルであることが紹介されています。

なお、個人向けサービスである「ジャパンナレッジPersonal」への『大漢和辞典』提供は、現時点では未定である、としています。

ジャパンナレッジ版「大漢和辞典」2021年春にリリース!(ジャパンナレッジ,2020/4/7)
https://japanknowledge.com/whatsnew/#news676

韓国教育学術情報院(KERIS)、学術電子資料利用権支援事業で契約した28種類の電子資料を学術研究情報サービス(RISS)を通じて無料で提供:新型コロナウイルスの感染拡大をうけての遠隔授業等を支援

2020年4月2日、韓国教育学術情報院(KERIS)は、学術電子資料利用権支援事業で契約した28種類の学術データベース・電子ジャーナル・電子書籍等を、学術研究情報サービス(RISS)を通じ無料で提供すると発表しました。

新型コロナウイルスの感染拡大をうけて開講の延期や遠隔授業に変更した大学の研究活動を支援することが目的で、大学に所属する学生と研究者が利用できます。

KERISでは2021年からは11種類を追加して39種類の電子資料を提供できるよう準備をしているとしています。

KERIS, 코로나19대비 전자자료 이용 범위 확대 추진으로 대학의 비대면 연구활동 지원(KERIS、新型コロナウイルス感染症に備えて電子資料の利用範囲の拡大を推進して大学の非対面研究活動を支援)(KERIS, 2020/4/2)
https://www.keris.or.kr/main/na/ntt/selectNttInfo.do?mi=1088&nttSn=36456&bbsId=1090

新聞記事データベース「聞蔵Ⅱビジュアル」「ヨミダス歴史館」が鳥取県内の市町村立図書館で利用可能に:鳥取県立図書館が県民への情報提供機能強化を目的に契約を締結

2020年4月3日、鳥取県は、4月1日から新聞記事データベース「聞蔵Ⅱビジュアル」「ヨミダス歴史館」が鳥取県内の市町村立図書館で利用可能になったと発表しています。

鳥取県立図書館が、県民への情報提供機能強化を目的に、県内すべての市町村立図書館(分館含む)で利用可能とする契約を締結したことによるものです。

県内の市町村立図書館で利用できるデータベースは、今回の新聞記事データベース2点のほか、2018年に共同利用を開始した「ルーラル電子図書館」とあわせて3つになるとしています。

全国初!新聞記事データベース(朝日・読売)が県内図書館で利用可能に!(鳥取県, 2020/4/3)
http://db.pref.tottori.jp/pressrelease2.nsf/webview/D37C2322ECBF58A24925853F000F12E7

長野県の北アルプス地域5市町村(大町市・池田町・松川村・白馬村・小谷村)の図書館で、新聞記事データベース「聞蔵IIビジュアル」の共同利用が開始:県立長野図書館が支援

2020年3月31日、長野県が、4月1日から、北アルプス地域5市町村(大町市・池田町・松川村・白馬村・小谷村)の図書館で、新聞記事データベース「聞蔵IIビジュアル」の共同利用を開始すると発表しています。

県立長野図書館が事業者との交渉や市町村図書館間の意思調整等で支援し、小規模図書館では価格的に契約が難しい商用データベースを広域単位で共同契約することにより、導入を可能にしたものです。事業費の一部に「市町村の広域連携推進事業交付金」(県事業)を活用予定としています。

対象館は、市立大町図書館、池田町図書館、松川村図書館、白馬村図書館、小谷村図書館です。

北アルプス地域の市町村図書館で新聞記事データベースの共同利用が始まります(長野県, 2020/3/31)
https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/bunsho/happyou/020331datapress.html

株式会社医学書院、2020年6月末まで『今日の治療指針2020年版』収録の「オンライン診療の手引き」を無料公開:新型コロナウイルス感染症拡大に伴う医療関係者支援

2020年3月30日、株式会社医学書院は、同社の『今日の治療指針2020年版-私はこう治療している』に収録された「オンライン診療の手引き」を2020年6月末まで無料公開することを発表しました。

医学書院は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、感染防止のための対応のひとつとして、電話や情報通信機器を用いた相談・オンライン診療等の臨時的な取り扱いが報道される情勢を踏まえて、医療関係者を支援するために無料公開を実施する、としています。

「オンライン診療の手引き」は、医学書院の『今日の治療指針2020年版』ウェブサイト内にある「オンライン診療の手引き(無料公開中)」のリンクから利用することができます。

『今日の治療指針2020年版』収載「オンライン診療の手引き」無料公開について(医学書院,2020/3/30)
http://www.igaku-shoin.co.jp/misc/notice_telem-free_200330.html

丸善雄松堂株式会社、「都道府県統計書データベース」を期間限定で無償公開:新型コロナウイルス感染症の影響で図書館が利用できない場合の研究支援が目的

2020年4月2日、丸善雄松堂株式会社は、「都道府県統計書データベース」を期間限定で無償公開することを発表しました。公開期間は同日から2020年5月6日までとなっていますが、状況により予告なく早期終了あるいは延長する場合があるとしています。

「都道府県統計書データベース」は、同社が運営する人文社会系史資料のオンライン配信プラットフォームJ-DAC上で公開されています。同データベース上の説明によれば、明治初年から昭和47年までの都道府県統計書約8,000冊を収録しています。

今回の無償公開の目的として、新型コロナウイルス感染症の影響により、休館等で図書館が利用できない場合の研究支援を挙げています。

新型コロナウイルス感染症拡大に伴うJ-DAC 「都道府県統計書データベース」 無償公開のご案内(J-DAC, 2020/4/2)[PDF:1ページ]
https://j-dac.jp/hris/PSO_Kokai.pdf

台湾国家図書館、学位論文の著者に同館データベース上での全文公開許諾を呼び掛け:感染拡大防止期間における知識共有促進のため

2020年3月26日、台湾国家図書館は、同館の修士・博士論文データベース「台湾博碩士論文知識加値系統」に収録されている学位論文の著者に対し、全文公開許諾の呼び掛けを発表しました。

「台湾博碩士論文知識加値系統」では、利用登録を行なえば51万点を超える学位論文の全文を無料で閲覧できるものの、まだ31万点余りの論文が公開の許諾を得られておらず、閲覧には国家図書館に直接来館する必要があるとしています。新型コロナウイルスの感染が拡大している状況において、遠方からの来館による感染リスクを避けつつ知識共有の促進を図るため、今回の呼び掛けが行われました。

許諾の手続きは、ダウンロード・印刷した許諾書に自筆で記入し、オンラインフォームに記入済みの許諾書画像を添付して提出するという流れになっており、簡易に行えるものであることも記載されています。

國家圖書館呼籲民眾授權學位論文全文公開,防疫期間共同促進知識便捷共享(台湾国家図書館, 2020/3/26)
https://www.ncl.edu.tw/information_237_10809.html

慶応義塾大学附属研究所斯道文庫、斯道文庫所蔵典籍解題目録データベースの本格運用を開始

2020年3月31日、慶応義塾大学附属研究所斯道文庫が、斯道文庫所蔵典籍解題目録データベースの本格運用開始を発表しました。

安井文庫、浜野文庫(書簡類を除く)、坦堂文庫(集部・国書を除く)、大曽根文庫(洋装本を除く)、丹澤文庫、永島文庫、明治佛教史編纂所蔵書(雑誌を除く)、林泰輔自筆稿本類、服部大方自筆稿本類、横山・松本文庫、藤田・和田文庫(洋装本を除く)のデータ12,596件が搭載されています。

今後も一般蔵書をはじめ、いくつかの文庫のデータを追加していく予定としています。

斯道文庫所蔵典籍解題目録データベースの本格運用を開始しました。(斯道文庫, 2020/3/31)
http://www.sido.keio.ac.jp/info/index.php#111

斯道文庫所蔵典籍解題目録データベース
http://db.sido.keio.ac.jp/sido-tenseki/

関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、「関西大学オープン・プラットフォーム」のベータ版を公開

2020年3月30日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)は、IIIFに対応した東アジア文化研究関連のデジタル化資料を統合検索できるポータルサイト「関西大学オープン・プラットフォーム」のベータ版を公開したことを発表しました。

ベータ版では、関西大学デジタルアーカイブの収録資料がまとめて検索できるほか、検索結果一覧から、そのページの書誌データをCSVまたはJSON形式でダウンロードできるようになっています。

関西大学オープン・プラットフォームを公開しました(KU-ORCAS, 2020/3/30)
https://www.iiif.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/news/20200330

関西大学オープン・プラットフォーム
https://www.iiif.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/open_platform

「NDLラボ」のウェブサイトと「次世代デジタルライブラリー」がリニューアル

2020年3月31日、国立国会図書館の「NDLラボ」は、ウェブサイトのリニューアルを発表しました。

NDLラボは、次世代の図書館システムの開発に資する要素技術の実証実験を行うためのウェブサイトです。今回のリニューアルでは、全体的にカテゴリ分けを見直すとともに、アクセシビリティに配慮して画面デザインを一新しています。

また、2020年3月27日には、NDLラボのウェブサイト上で公開されている「次世代デジタルライブラリー」のリニューアルも発表されています。改善点は以下のとおりです。

・手元の画像や、その場で描いたイラストから似た画像を検索できる機能「手元の画像から検索」・「おえかきから検索」の追加
・従来までの産業分野(NDC6類)の図書に加え、技術・工学(NDC5類)、芸術・美術(NDC7類)の図書を検索対象に追加(ただし、全文テキスト検索の対象は従来同様NDC6類の資料のみ)
・各種ユーザーインターフェースの改善

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