デジタル化

琉球大学附属図書館、琉球・沖縄関係貴重資料デジタルアーカイブ(試験版)を公開

2020年4月1日、琉球大学附属図書館は、琉球・沖縄関係貴重資料デジタルアーカイブ(試験版)の公開を発表しました。デジタル画像相互運用のための国際規格IIIFにも対応しています。

現行版の「琉球・沖縄関係貴重資料デジタルアーカイブ」とは別に、新たに構築されたものです。2020年4月1日現在、198点の資料を公開しており、今後は現行版からのコンテンツ移行、未公開資料の公開などコンテンツの拡充を行うとしています。

現行版は移行完了後に終了予定とあり、閉鎖予定日は2020年7月31日となっています。

琉球・沖縄関係貴重資料デジタルアーカイブを試験公開しました。(琉球大学附属図書館, 2020/4/1)
http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/?p=25866

スコットランド国立図書館(NLS)、英国陸地測量部が作成した1908年から1918年のスコットランドの地図をオンライン公開

2020年3月27日、スコットランド国立図書館(NLS)は、英国陸地測量部(Ordnance Survey)が作成した1908年から1918年のスコットランドの地図が同館ウェブサイト上で利用可能になっていることを発表しました。

当初軍事的な目的で英国陸地測量部によって作成された、1インチが実長2マイルを表すハーフインチ地図は、自転車や自動車運転時に有用であることから一般の人々にも普及した地図となりました。土地の起伏を色分けしたしたものと線による陰影(ケバ)で表現したものの2種類の形式で作成されています。

NLSは所蔵する英国陸地測量部の1908年から1918年のスコットランドの地図のデジタル化を全て完了しており、同館ウェブサイト上で公開しています。

Scotland 1908-1918 OS maps go online(NLS,2020/3/27)
https://www.nls.uk/news/archive/2020/03/os-maps-1908-1918

国際日本文化研究センター、「吉田初三郎式鳥瞰図」データベースを公開:IIIFを採用

2020年3月31日、国際日本文化研究センターは、「吉田初三郎式鳥瞰図」データベースの公開を発表しました。吉田初三郎氏(1884~1955)と同時代の絵師たちによる鳥瞰図のデータベースです。

同センターが収集した日本各地の鳥瞰図資料591件を掲載しており、今後も追加する予定としています。また、同データベースはデジタル画像相互運用のための国際規格IIIFに準拠しています。

「吉田初三郎式鳥瞰図」データベースを公開しました(国際日本文化研究センター, 2020/3/31)
http://topics.nichibun.ac.jp/pc1/ja/sheet/2020/03/31/s004/

吉田初三郎式鳥瞰図データベース
https://iiif.nichibun.ac.jp/YSD/

奥州市(岩手県)・国立歴史民俗博物館・合同会社AMANE、地域資料継承支援に関する覚書を締結

2020年3月30日、奥州市(岩手県)・国立歴史民俗博物館・合同会社AMANEが、2月28日に、地域資料継承支援に関する覚書を締結したことが発表されています。

近年の大規模災害や世代交代による意識変化により、全国的に資料の滅失・散逸が急速に進んでいることから、産学官の三者が連携し、公有・民有を問わず地域での資料保全の基盤構築を図ることを目的とした覚書で、1年ごとに更新するとしています。

今後、連携・協力して以下の取組を実施するとしています。

1. 奥州市所蔵資料を、国立歴史民俗博物館の総合資料学情報基盤システムデータベース「khirin」(キリン)に各機関連携の下で順次掲載

2. 公有・民有問わず奥州市内の資料及び市内に関係する資料に関して、継続的に地域で保存する体制を構築するための調査・研究を開始

国立歴史民俗博物館 研究に関するお知らせ
https://www.rekihaku.ac.jp/
※2020.3.30欄に「産学連携で地域資料に取り組む―岩手県奥州市・合同会社AMANEと地域資料継承支援に関する覚書を締結―」とあります。

国立公文書館アジア歴史資料センター、 米・スタンフォード大学フーヴァー研究所「邦字新聞デジタル・コレクション」搭載の『日米新聞』(The Japanese American News)が検索可能になったと発表

2020年3月30日、国立公文書館アジア歴史資料センターは、 米・スタンフォード大学フーヴァー研究所の「邦字新聞デジタル・コレクション」搭載の『日米新聞』(The Japanese American News)が検索可能になったと発表しています。

同紙は、1899年にサンフランシスコで創刊されたもので、1899年4月から1942年5月までの紙面を検索・閲覧することができます。

@JacarArchivesJP(Twitter, 2020/3/30)
https://twitter.com/JacarArchivesJP/status/1244792173205188609

東京都公文書館、「東京都公文書館デジタルアーカイブ」を公開:情報検索システムも更新

2020年4月1日、東京都公文書館が、「東京都公文書館デジタルアーカイブ」を公開しました。

公開時の提供資料数は、江戸明治期史料約250点、公文書約290冊、地図約90点、視聴覚資料(写真・動画)、その他(絵画・書等)約200点といった約1,000点です。

あわせて、東京都公文書館情報検索システムも更新されています。URLが変更されたほか、デジタルアーカイブに画像等が掲載されているものは、画像データへリンクが設定されるなどしています。

東京都公文書館 新着情報
https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/01soumu/archives/index.htm
※「デジタルアーカイブサービスを開始しました。(2020年4月1日) 」とあります。

関西大学デジタルアーカイブがβ版から本公開に:「古文書・古記録デジタルアーカイブ」「アジアの映画関連資料アーカイブ」など約850点の資料も追加公開

2020年3月27日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)は、これまでβ版として公開していた関西大学デジタルアーカイブを、本公開とすることを発表しました。

あわせて、関西大学デジタルアーカイブのうち、泊園文庫デジタルアーカイブで約600点、関西大学東アジアデジタルアーカイブで約250点の資料を追加公開したことも発表しています。

関西大学東アジアデジタルアーカイブへの追加分は、3月26日に公開された「古文書・古記録デジタルアーカイブ」「アジアの映画関連資料アーカイブ」の収録資料も含んだ数字となっています。このうち、「アジアの映画関連資料アーカイブ」については、3月27日に歴史資料の翻刻プロジェクト「みんなで翻刻」との連携による翻刻開始が発表されており、翻刻への参加呼びかけも行われています。

関西大学デジタルアーカイブを本公開にしました(関西大学デジタルアーカイブ, 2020/3/27)
https://www.iiif.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/news/20200327-1

加藤周一デジタルアーカイブで手稿類が追加公開:「中華人民共和国1971」など

2020年3月30日、立命館大学の加藤周一デジタルアーカイブにおいて、同氏による手稿類「中華人民共和国1971」「〔日本文学史(中世)〕」「〔日本文学史(江戸)〕」「京都-奈良1957」「タシュケント1958」「晩香波日記」が追加公開されています。

@kato_shuichi(Twitter, 2020/3/30)
https://twitter.com/kato_shuichi/status/1244543228239437826

加藤周一文庫(立命館大学図書館)
http://www.ritsumei.ac.jp/lib/b07/020/

立命館大学図書館/加藤周一デジタルアーカイブ
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/2671055100

法政大学の実験型ミュージアム「HOSEIミュージアム」のウェブサイトがオープン:デジタルアーカイブも公開

2020年3月18日、法政大学の実験型ミュージアム「HOSEIミュージアム」のウェブサイトがオープンしました。

「HOSEIミュージアム」は、法政大学の長期ビジョン「HOSEI2030」の一環として設置されたものであり、実施事業として以下の内容を挙げています。

・同大学の特徴ある研究の創出と、教育・研究成果・資源の展示、公開
・自由度の高い学術研究コラボレーションの促進
・同大学が有する学術資源の管理基盤強化
・自校教育、大学史に関する調査・研究

ウェブサイト内のデジタルアーカイブでは、「歴史から見る法政大学」「テーマから見る法政大学」「人物から見る法政大学」「コレクションから見る法政大学」等のカテゴリーから資料を閲覧できるほか、詳細検索機能も設けられています。

HOSEIミュージアムWebサイトを開設しました(HOSEIミュージアム, 2020/3/18)
https://museum.hosei.ac.jp/news/2020/03/18/detail.html

奈良文化財研究所、「史的文字データベース連携検索システム(実証試験版)」 を公開

2020年3月29日、奈良文化財研究所が、「史的文字データベース連携検索システム(実証試験版)」 を公開しました。

東アジアや世界での木簡・文字資料の研究、特に史的文字に関する研究資源についてのデータベース連携ポータルサイトであり、奈良文化財研究所が運営しています。

各機関の独自性を尊重した対等な連携検索、IIIFに準拠した枠組み、オープンデータ化も含めた利便性の向上の3点が同サイトの特徴としてあげられており、国内外の複数機関が所蔵・管理する史的文字について、数千年におよぶ200万件もの高精細な文字画像を、横断的に検索することができるとしています。

現在参加している機関(奈良文化財研究所(木簡庫)、東京大学史料編纂所(電子くずし字字典データベース)、国文学研究資料館(国文研字形検索β)、国立国語研究所、京都大学人文科学研究所、中央研究院歴史語言研究所・数位文化中心(簡牘字典―史語所蔵居延漢簡資料庫))以外にも、さらなる参加を広く呼びかけていくとしています。

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