ガイドライン

Science Europe、オープンアクセス出版状況の評価に関する推奨事項等をまとめたブリーフィングペーパーを公開

2021年5月10日、欧州の研究助成財団・研究実施機関が加盟するScience Europeが、オープンアクセス(OA)出版状況の評価に関するガイドラインおよび推奨事項をまとめたブリーフィングペーパー“Open Access Monitoring: Guidelines and Recommendations for Research Organisations and Funders”の公開を発表しました。

研究機関および助成機関の意志決定者を対象に、OA出版状況に関する新たなモニタリング方法の構築や既存のプロセスの評価・改善を支援することを目的としたものです。「なぜ出版状況を評価するのか」「何を評価するのか」「出版に関する情報をどのように集め、解釈するのか」の3点を中心に、事例や推奨事項等がまとめられています。

Open Access Monitoring(Science Europe, 2021/5/10)
https://www.scienceeurope.org/our-resources/open-access-monitoring/

デジタルアーカイブ学会、「肖像権ガイドライン」を正式公開

2021年5月6日、デジタルアーカイブ学会が、同学会法制度部会でまとめた「肖像権ガイドライン」を、2021年4月19日に正式承認し、公表したことを発表しました。

同ガイドラインは、1月8日に「肖像権処理ガイドライン(案)」の「法制度部会版ver.4」が公開され、2月7日までパブリックコメントが行われていました。パブリックコメントやイベント・シンポジウムで寄せられた意見を踏まえて改訂が行われています。

目的として、肖像権という法的問題に向き合うための考え方のモデルを同学会が示し、デジタルアーカイブ機関における自主的なガイドライン作成の参考に資することが挙げられています。

デジタルアーカイブ学会「肖像権ガイドライン」正式公開 (2019/4/19)(デジタルアーカイブ学会, 2021/5/6)
http://digitalarchivejapan.org/7224

飯能市立図書館(埼玉県)、返却資料の36時間の隔離措置を中止:日本図書館協会(JLA)による最新の「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」等を反映

埼玉県の飯能市立図書館は、2021年3月23日以降、新型コロナウイルス感染症対策として実施していた、返却済図書館資料の36時間の隔離措置を取りやめることを発表しました。

同館は、日本図書館協会(JLA)による「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」等を参考に感染症対策を行っています。同館は隔離措置を取りやめる背景として、従来の同ガイドラインでは、感染対策として24時間から72時間程度の資料の隔離が有効であるとされていましたが、新たに改訂されたガイドラインにおいて隔離に関する見解が変更されたことを挙げています。

JLAによる最新の同ガイドラインで、ウイルスの不活性化に要する時間は1時間から6時間程度とする専門家の見解と、資料の利用前後の手洗い・手指消毒の徹底の重要性が示されたことを踏まえて、同館は利用者の利便性等を考慮した結果、返却資料の隔離措置を取りやめることにした、と説明しています。

図書館資料の36時間待機(隔離)措置の取りやめについて(飯能市立図書館)
http://www.hanno-lib.jp/topics/post-338.html

Text Encoding Initiative(TEI)コンソーシアム、ガイドライン(P5)version 4.2.0のリリースを発表:ルビを符号化するためのエレメントを導入

2021年2月25日、Text Encoding Initiative(TEI)コンソーシアムが、ガイドライン“P5:Guidelines for Electronic TextEncoding and Interchange”version 4.2.0、および、“TEI Stylesheets”のversion 7.51.0 のリリースを発表しています。

コードネームが“Ruby”と名付けられたガイドラインversion 4.2.0では、ルビを符号化するためのエレメントが導入されました。

New Release: TEI Guidelines 4.2.0 / Stylesheets 7.51.0(TEI,2021/2/25)
https://tei-c.org/2021/02/25/new-release-tei-guidelines-4-2-0-stylesheets-7-51-0/

日本図書館協会(JLA)、「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(更新版)」「図書館資料の取り扱い(新型コロナウイルス感染防止対策)について-人と資料を守るために-(改訂版)」を公表

2021年2月26日、日本図書館協会(JLA)が、「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(更新版)」を公表しました。

2020年の冬以降の感染拡大の動向を踏まえて、図書館において考慮すべき項目と説明の追記を行ったものです。また、同ガイドラインの趣旨に沿った活用がさらに進むように「基本的事項の決定と実施の確認に関するチェックリスト」も作成されています。

また、3月1日には、資料保存委員会が「図書館資料の取り扱い(新型コロナウイルス感染防止対策)について-人と資料を守るために-(改訂版)」を公表しています。

国立公文書館、「PARBICA善き統治のためのレコードキーピング・ツールキット」のうち「ガイドライン21:災害対応計画をつくる」の日本語版を作成・公開

2021年2月17日、国立公文書館は、国際公文書館会議太平洋地域支部(PARBICA)が策定した「善き統治のためのレコードキーピング・ツールキット」に含まれる24のガイドラインのうち、「ガイドライン21:災害対応計画をつくる」の日本語版を作成・公開したことを発表しました。

同ガイドラインは、災害の発生中および発生直後において、所蔵資料の被害を評価し、所蔵資料を移動させ救出するまでの、効果的な対応を組み立てるための「災害対応計画」の策定に関するものです。

@JPNatArchives(Twitter,2021/2/17)
https://twitter.com/JPNatArchives/status/1361948527719514114

デジタルアーカイブ学会法制度部会、「肖像権ガイドライン(案)」へのパブリックコメントを実施中

2021年1月8日、デジタルアーカイブ学会法制度部会は、同部会が作成した「肖像権ガイドライン(案)」へのパブリックコメントの実施を発表しました。実施期間は2021年2月7日までとなっています。

同学会法制度部会では、デジタルアーカイブ機関の現場担当者が肖像権処理を行うための拠り所とできるガイドラインの検討に取り組んでおり、2019年には議論と意見交換の叩き台として「肖像権処理ガイドライン(案)」を公開していました。その後も検討を踏まえて改訂が行われており、今回パブリックコメントの対象となる「肖像権ガイドライン(案)」のバージョンは「法制度部会版ver.4」となっています。

発表では、ガイドラインの目的として、肖像権という法的問題に向き合うための考え方のモデルを同学会が示し、デジタルアーカイブ機関における自主的なガイドライン作りの参考に資することを挙げています。

肖像権ガイドライン案 パブリック・コメント募集 (2021/2/7まで)(デジタルアーカイブ学会, 2021/1/8)
http://digitalarchivejapan.org/6406

米国アーキビスト協会(SAA)、リソースやサービスへの公平なアクセスを促進するためのガイドライン“Guidelines on Access to Research Materials in Archives and Special Collections Libraries”を改定

米国アーキビスト協会(SAA)が、2020年9月23日にオンラインで開催した評議会において“Guidelines on Access to Research Materials in Archives and Special Collections Libraries”の改定が承認されたと発表しています。

米国大学・研究図書館協会(ACRL)の貴重書・手稿部会(RBMS)とSAAの共同タスクフォースにより策定され、SAAの標準委員会が勧告したものです。

同ガイドラインは、アーキビストがデジタルコレクションを含むリソースやサービスへの公平なアクセスを促進するためのアドヴォカシーツールや基盤としての役割を果たすものとされています。

国際図書館連盟(IFLA)、「IFLAディスレクシアの人のための図書館サービスのガイドライン 改訂・増補版」の日本語訳を公開

2020年9月7日、国際図書館連盟(IFLA)が、「IFLAディスレクシアの人のための図書館サービスのガイドライン 改訂・増補版」の日本語訳の公開を発表しています。

IFLA Guidelines for Library Services to Persons with Dyslexia - Revised and extended published into Japanese(IFLA,2020/9/7)
https://www.ifla.org/node/93307

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