ガイドライン

日本図書館協会(JLA)、「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を更新

2021年10月19日、日本図書館協会(JLA)が、「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を更新したと発表しました。

感染力の強い変異株による感染拡大を踏まえ、「マスクなしでの会話」「狭い空間での共同生活」「居場所の切り替わり」等の感染リスクが高まる5つの場面を考慮して更新を行ったとあります。

また、「基本的事項の決定と実施の確認に関するチェックリスト」の更新版や今回の更新におけるポイントをまとめた資料、更新箇所を赤字で示した資料も公開されています。

図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインの更新について(JLA, 2021/10/19)
http://www.jla.or.jp/home/news_list/tabid/83/Default.aspx?itemid=6009

World Wide Web Consortium(W3C)、アクセシビリティメタデータの提供に関するガイド“User Experience Guide for Displaying Accessibility Metadata 1.0”を公開

2021年9月27日付で、World Wide Web Consortium(W3C)内のグループ“Publishing Community Group”が、アクセシビリティメタデータの提供に関するガイド“User Experience Guide for Displaying Accessibility Metadata 1.0”を公開しました。

同ガイドは、出版物のアクセシビリティに関するメタデータをユーザフレンドリーな形で提供するための共通フレームワークを示すものです。アクセシブルなコンテンツの発見やユーザインターフェース(UI)技術についての他、推奨されるアクセシビリティメタデータの表示順等がまとめられています。

なお、出版物の流通に関係する、図書館およびベンダーに対しては、アクセシビリティメタデータを解釈し資料の発見を支援できる検索ツールやフィルタリングツールを作成することが推奨されています。

“UNESCO PERSIST”プロジェクト、MLA機関向けのデジタル遺産保存のガイドラインの第2版を公開

2021年9月22日、国際図書館連盟(IFLA)は、ユネスコのPERSISTプロジェクトが、MLA機関向けのデジタル遺産保存のガイドライン“The UNESCO/PERSIST Guidelines for the selection of digital heritage for long-term preservation”の第2版を公開したと発表しています。

第2版は、IFLA・国際公文書館会議(ICA)・国際博物館協議会(ICOM)からの代表を含む専門家により執筆されたもので、今回、英語版・スペイン語版・アラビア語版が公開されています。

PREreview、公平な査読の実施や査読の評価に関する3つのガイド “Open Reviewer Toolkit”を公開

2021年9月20日、PREreviewは、2021年の“Peer Review Week”(2021年9月20日から24日)にあわせ、公平な査読の実施や査読の評価に関する3つのガイド “Open Reviewer Toolkit”の公開を発表しました。

2017年に設立されたPREreviewは、査読システムにさらなる公平性・多様性をもたらすことを目的としており、プレプリントの査読に関するプラットフォームの運営や、より良い査読のための学習リソースの提供、査読を担うコミュニティの育成等に取り組んでいます。

“Open Reviewer Toolkit”に含まれる3つのガイドは次のとおりです。これらは研究成果共有のためのリポジトリ“Zenodo”上で公開されており、クリエイティブ・ライセンス・コモンズのCC-BY 4.0の条件下で利用可能となっています。

・査読実施時に自分のバイアスや思い込みを評価するための“Bias Reflection Guide”
・経験の浅い査読者を主な対象として、査読実施の各プロセスを説明する“Reviewer Guide”
・査読の評価を支援する“Review Assessment Rubric”

カナダ研究図書館協会(CARL)、カナダのリポジトリのOpenAIREへの参加を支援するリソースを公開

2021年8月16日、カナダ研究図書館協会(CARL)のオープンリポジトリワーキンググループが、カナダのリポジトリによるOpenAIRE参加を支援するための資料を公開したと発表しました。

同ワーキンググループは、2020年から2021年にかけて、いくつかのリポジトリを対象にOpenAIREのメタデータガイドライン“OpenAIRE Guidelines for Literature Repository Managers”のv 4.0への対応、OpenAIREプラットフォームへのコンテンツ提供を行う試験プロジェクトを実施していました。このプロジェクトのフィードバックとOpenAIREとの協議を基に、8つの資料が作成されました。

資料はCARLのウェブサイトで公開されており、OpenAIREのガイドライン実装に関するQ&Aや決定木、ワークフロー等がまとめられています。

ルクセンブルク・文化省、著作権と著作隣接権に関する実践ガイドを公開:文化財のデジタルコレクションのオンライン公開担当者向けのガイド

2021年7月29日、ルクセンブルクの文化省が、著作権と著作隣接権(droits voisins du droit d’auteur)に関する実践ガイド“Guide pratique: Droits d'auteur, droits voisins et autres droits dans le secteur du patrimoine culturel”の公開を発表しました。

文化財のデジタル化コレクションのオンライン公開を担当する人を主に対象としたものであり、文化機関がデジタル化したコレクションをオンラインで一般に公開することを検討する際に生じ得る、懸案事項に関してまとめられています。

ガイドは、以下の10章で構成されています。

1.オンライン公開されているものに適用される権利の一般的枠組み
2.著作権
3.著作隣接権
4.著作権と著作隣接権の例外と制限
5.データベースに関する権利
6.意匠権
7.肖像権
8.オンライン化する際の責任事項
9.一般データ保護規則(GDPR)
10.知的財産権を明確にするための実践的オリエンテーション

Software Preservation Network、ソフトウェアのメタデータ記述に関するガイドラインのドラフト版を公開:フィードバックを募集中

ソフトウェアへの長期アクセスのための団体Software Preservation Network(SPN)は、2021年7月6日付けのTwitterにおいて、SPNのメタデータワーキンググループが“Software Metadata Recommended Format Guide”(SMRF)を公開したことを発表しています。Googleドキュメント上でドラフト版が公開されており、2021年8月6日までフィードバックを募集しています。

ドラフト版の記載によれば、SMRFはソフトウェアのメタデータ記述に関するガイドラインであり、SPNが推奨するメタデータ項目の要約・定義等を行っています。図書館・博物館・アーカイブ・リポジトリといった異なるコンテクストやシステムでも利用できるよう、適応性の高い(adaptable)内容とすることが意識されています。

@SoftPresNetwork(Twitter, 2021/7/6)
https://twitter.com/SoftPresNetwork/status/1412422194190245909

自身が過去に発表したテキストの再利用に関する研究者向けガイダンス(記事紹介)

Science誌のウェブサイトに掲載された2021年6月25日付け記事“When is ‘self-plagiarism’ OK? New guidelines offer researchers rules for recycling text”において、同日、自身が過去に発表したテキストの再利用に関するルールを示した研究者向けガイダンスが公表されたことが紹介されています。

ガイダンスは、全米科学財団(NSF)の助成を受けた研究プロジェクトで、米・デューク大学のCary Moskovitz教授が主導する“Text Recycling Research Project”(TRRP)が作成したものです。「自己盗用」(self-plagiarism)と見なされることがある自身のテキストの再利用について、倫理性・合法性を備えたものと見なせる場合や、透明性を備えた再利用方法について示しています。なお、研究者向けに加えて編集者向けのガイダンスも公表されています。

国際図書館連盟(IFLA)、難民・移民・庇護希望者への図書館サービスのためのガイドラインのドラフト版を公開

2021年7月4日、国際図書館連盟(IFLA)の特別なニーズのある人々に対する図書館サービス分科会(LSN)が、“Interenational Guidelines for Library Services to Displaced Populations”のドラフト版を公開しました。

難民・移民・移住者・庇護希望者への図書館サービスのガイドラインとなっており、現在、Gooleドライブ内のドラフト版に書き込む形かメール送付により意見を募集しています。締切は7月20日です。

Guidelines for Library Services to Displaced Populations--draft version ready for review(IFLA,2021/7/4)
https://www.ifla.org/node/93993

E2400 - 人文学資料デジタル化の国際的な枠組みが日本語ルビを導入

2021年2月25日,人文学のテキスト資料を構造化するための国際的な取り決めとして30年来欧米諸国のデジタル人文学において基盤となってきたTEI (Text Encoding Initiative)ガイドラインのP5 version 4.2.0 において,日本語のルビが文書構造の一つとして導入された。これにより,国際的な人文学研究データを共有するネットワークにおいて日本語テキスト資料がより適切な形で利活用されることとなった。

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