オープンアクセス

SAGE社、英国JISCと共同し、オープンアクセス誌の論文出版加工料における大学図書館の役割についての会議報告書を公表

2013年9月26日、学術出版社のSAGE社が英国JISCと共同して、オープンアクセス誌(ゴールドOA)の論文出版加工料(APC)における大学図書館の役割についての会議報告書を公表しました。これは7月5日に開催された、10人の英国図書館員及びSAGE社とJISCの代表者たちによる会議記録とのことです。報告書には以下の内容等が含まれています。

・機関リポジトリの役割
・APCの配分
・APC管理の課題

What role will librarians play in implementing Article Processing Charges? (SAGE 2013/9/26)
http://www.sagepub.com/press/2013/september/SAGE_rolelibrariansplayapc.sp

Implementing Open Access APCs: the role of academic libraries. A report on a roundtable commissioned by SAGE in association with Jisc (PDF)
http://www.uk.sagepub.com/repository/binaries/pdf/apc.pdf

参考:

富田倫生氏追悼シンポジウムが開催

2013年9月25日、「青空文庫」の世話人、富田倫生氏の追悼シンポジウム「青空文庫の夢:著作権と文化の未来」が開催されました。当日シンポジウムの様子はニコニコ生放送で配信され、現在アーカイブが公開されています。各メディアによる記事を以下にまとめました。

「青空文庫」富田倫生 追悼記念シンポジウム生中継 (番組ID:lv152947501) (ニコニコ生放送)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv152947501

富田倫生さん追悼シンポ 本の未来は (NHK 2013/9/25付けの記事)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130925/k10014805581000.html

「青空文庫」富田倫生さんの追悼イベントに平田オリザさん、長尾真前国立国会図書館館長らが参加、著作権保護期間問題を議論 (HuffingtonPost 2013/9/26付けの記事)
http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/25/aozora_n_3989415.html

富田倫生氏が抱いた「藍より青い」青空文庫の夢 (INTERNET Watch 2013/9/26付けの記事)

CA1801 - 「博士論文のエンバーゴを最大6年間に」:米国歴史学協会の声明とその反響 / 菊池信彦

2013年7月22日、米国歴史学協会(American Historical Association:AHA)は、7月19日のAHA理事会で承認された声明を発表した(1)。声明は、歴史学の博士論文のオープンアクセス(OA)化に関するもので、大学院および大学図書館へ向けて発せられたものである。その内容をめぐっては、発表直後から様々なメディアで意見が飛び交う事態となった。...

米下院にNSFなど連邦政府4機関にパブリック・アクセスを義務付ける法案”PAPS ACT”提出

2013年9月19日、米議会下院に米国科学財団(NSF)や米国国立航空宇宙局(NASA)など4つの連邦政府機関を対象に、研究成果のパブリック・アクセスを義務付ける法案”the Public Access to Public Science (PAPS) Act”が提出されました。提出者は下院議員のJim Sensenbrenner氏とEddie Bernice Johnson氏です。

米国では現在、上下両院に研究助成を行う連邦機関を対象にパブリック・アクセスを義務付ける法案"Fair Access to Science and Technology Research ACT"(FASTR)も提出されています。米ハーバード大学のHarvard Open Access Projectのサイトでは両法案を比較し、対象とする機関数(PAPS ACTは4機関、FASTRは少なくとも11機関)、原則とするエンバーゴ期間の長さ(PAPS ACTは12カ月、FASTRは6カ月)などの違いを挙げています。

PeerJが2013 ALPSP Award for Publishing Innovationを受賞 Altmetric、FigShareなどを抑える

2013年9月12日、英国の学会・専門協会出版協会(ALPSP)が”Award for Publishing Innovation”の2013年の受賞者を発表しました。同賞は毎年、革新的な出版活動に対し与えられるもので、過去にはPLOS ONEも受賞しています。2013年は32の応募があり、Altmetric、FigShareなど5つの最終候補の中から、生涯投稿料モデルのオープンアクセス誌PeerJが選ばれたとのことです。

ALPSP Awards 2013 - the Winners(ALPSP)
http://www.alpsp.org/Ebusiness/AboutAlpsp/ALPSPAwards.aspx

PeerJ has won the 2013 ALPSP publishing innovation award!(PeerJ - the blog、2013/9/16付け)
http://blog.peerj.com/post/61392904259/peerj-has-won-the-2013-alpsp-publishing-innovation

PeerJ receives the 2013 ALPSP Award for Publishing Innovation(STM Publishing News、2013/9/17付け)

スイス連邦公文書館、スイスのオープンデータポータルを公開

2013年9月16日、スイス連邦公文書館(Schweizerisches Bundesarchiv)は、スイスのオープンデータポータルサイト“opendata.admin.ch”を公開しました。現状、パイロット版の位置付けであり、スイスの地方自治行政区分や人口統計、気象データ、歴史的資料が利用可能となっています。

opendata.admin.ch
http://opendata.admin.ch/

Open Government Data Portal lanciert(Schweizerisches Bundesarchiv 2013/9/16付けの記事)
http://www.bar.admin.ch/aktuell/00431/01503/index.html?lang=de&msg-id=50222

CHORUS、コンセプトデザインを発表

2013年9月13日、官民連携イニシアティブ”The Clearinghouse for the Open Research of the United States”(CHORUS)が、コンセプトデザインレポートを公表しました(8月30日付)。併せて、CHORUSがどのような仕組みとなるのかを解説したインフォグラフィックも公開しています。

CHORUS Conceptual Design Report (PDF)
http://www.publishers.org/_attachments/docs/choruspoc.pdf

How CHORUS Works
http://www.publishers.org/chorusinfographic/

CHORUS
http://www.publishers.org/press/110/

参考:
CHORUSに署名した出版社等、65機関に(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/23779

出版社・学協会が公的助成研究成果のパブリックアクセス拡大に向けた官民イニシアティブ”CHORUS”を提案(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/23696

E1450 - FundRef―その研究助成はどのような研究成果を生んだのか?

DOAJ、収録ジャーナル選択基準案へのコメントに対する回答文書と今後のロードマップを公表

2013年9月16日、オープンアクセスジャーナルのディレクトリであるDOAJ(Directory of Open Access Journals)は、今年6月に発表した収録ジャーナルの選択基準案に関し、寄せられたコメントに対するDOAJからの回答をまとめた文書と今後のロードマップを発表しました。寄せられたコメントは、概して変化を歓迎する向きではあったものの、基準についてはさらに練り上げる必要があるとのことです。

DOAJ publishes response to public feedback on revised selection criteria and a Roadmap (DOAJ 2013/9/16付けの記事)
http://www.doaj.org/doaj?func=news&nId=311&uiLanguage=en

日本癌学会の英文誌Cancer Science、2014年からオープンアクセス誌に

日本癌学会の英文誌Cancer Scienceが、2014年1月1日からオープンアクセスに移行するとのことです。

日本癌学会 公式英文誌Cancer Scienceがオープンアクセス誌になります!(ワイリー・ヘルスサイエンスカフェ、2013/9/17付け)
http://www.wiley.co.jp/blog/health/?p=3005

Asia’s Leading Oncology Journal Cancer Science Adopts Open Access(Wiley, 2013/9/9付け)
http://as.wiley.com/WileyCDA/PressRelease/pressReleaseId-109507.html

Cancer Scienceは2014年1月号よりフルオープンアクセスジャーナルになります(日本癌学会)
http://www.jca.gr.jp/researcher/cancer_science/index.html

Cancer Science
http://onlinelibrary.wiley.com/journal/10.1111/%28ISSN%291349-7006

関連:

アジア経済研究所、「アジア経済地理データセット」を公開

2013年9月11日、日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所が、「アジア経済地理データセット」を公開しました。

これは、東アジア地域(ASEAN10+日本、中国、韓国、台湾、インド、バングラデシュ)の地方レベルでの産業別GDPおよび人口・面積の2005年についてのデータで、各地方のGDPが農林漁業、鉱業、製造業(最大16部門)、サービス業(最大7部門)の最大25部門別に掲載されています。

データセットは、2011-12年度アジア経済研究所「東アジア経済地理データセットの作成と分析」研究会の成果として作成されたものとのことです。

アジア経済地理データセット(Geo-Economic Dataset for Asia)
http://www.ide.go.jp/Japanese/Data/Geda/index.html

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