eラーニング

オンライン教育プラットフォーム“edX”に、カリフォルニア大学バークレー校が参加

2012年7月24日、米国カリフォルニア大学バークレー校が、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が開発したオンライン教育プラットフォーム“edX”に参加しました。edXの記事によると、今秋、カリフォルニア大学バークレー校はedXで2つのコースの提供を開始し、またedXでコースを提供する大学で構成される“X University”コンソーシアムの議長に就任するとのことです。

UC Berkeley joins edX (edX 2012/7/24付けの記事)
https://www.edx.org/press/uc-berkeley-joins-edx

参考:
ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学がオンライン教育プラットフォーム“edX”を発表
http://current.ndl.go.jp/node/20783

英JISC、高等教育機関におけるeポートフォリオ活用のためのリソース集を公開

2012年6月19日に、英国のJISCが、高等教育機関におけるeポートフォリオの活用に役立つリソースを公開しました。

リソースは、(1)JISCの助成で行われたeポートフォリオに関する研究の成果をもとに作成された“e-Portfolio Implementation Toolkit”、(2)実際に5機関でeポートフォリオを利用した際のケーススタディをまとめた動画“Video case studies”、(3)上記2つをもとに作成された“Crossing the Threshold: Moving e-portfolios into the mainstream”とのことです。

Crossing the Threshold: Moving e-portfolios into the mainstream
http://www.jisc.ac.uk/whatwedo/programmes/elearning/eportfolios/crossing.aspx

Studies of e-portfolio implementation (videos and toolkit)
http://www.jisc.ac.uk/eportimplement

国立国会図書館遠隔研修に新コンテンツ「図書館と著作権」「資料デジタル化の基礎」が追加へ

国立国会図書館(NDL)では、各種図書館で働く方を対象に、実務に役立つ講座をインターネットを通じて提供する遠隔研修を行っています。2012年度は、これまで提供してきた「資料保存の基本的な考え方」、「経済産業情報の調べ方」、「和書のさまざま」に加え、新たに「図書館と著作権」、「資料デジタル化の基礎」を開講し、全5講座を提供いたします。各講座の内容や開講時期等の詳細は、5月下旬に国立国会図書館遠隔研修ポータルサイトの「講座のご案内」に掲載する予定です。

国立国会図書館遠隔研修ポータルサイト
https://ndl.secure.force.com/

遠隔研修前期「図書館と著作権」「資料保存の基本的な考え方」「経済産業情報の調べ方」開講のご案内 (国立国会図書館 2012/5/11付けのお知らせ)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/training/guide/1194588_1485.html

eポートフォリオを使って公共図書館と学校との連携を模索するプロジェクト“Digifolio”(ルーマニア)

ルーマニアのブラショフ郡図書館が、公共図書館と学校との連携を模索するモデルプログラムとして“Digifolio”というプロジェクトを実施していたようです。このプロジェクトを紹介している、欧州の公共図書館政策担当局による国際NGO組織National Authorities for Public Libraries in Europe(NAPLE)のブログによると、Digifolioでは、62人の生徒に対して3か月間、eポートフォリオ(学習者の学習経験およびその結果身に付けた能力などの証拠となる、学習者が作成した一連のデジタル形態の学習成果物を指す)の作成方法や、それを通じたマルチメディアでのコミュニケーションスキル、YouTube等のWeb2.0のツールや、デジタルレコーダーやスキャナ等の関連機器の使用方法について教えたようです。Digifolioのウェブサイトでは、プロジェクトの成果物等が公開されています。

DIGIFOLIO
http://digifolioen.weebly.com/index.html

ITHAKA S+R、米国高等教育機関でのオンライン学習システムの活用における課題等をまとめたレポートを刊行

2012年5月1日に、PorticoやJSTORを運営する非営利団体ITHAKAの調査研究部門ITHAKA S+Rが、“Barriers to Adoption of Online Learning Systems in US Higher Education”というレポートを刊行しました。このレポートは、高等教育機関の経営者向けに、現在のオンライン学習から得られる教訓を提供し、今後のオンライン学習システムの効果的な利用を支援するために作成されたものです。レポートでは、多くの大学等でオンラインの課程があるものの、インタラクティブなオンライン学習(ILO)のシステムは未発達な状況にあると指摘し、(1)ILOで生み出される学生の学習や成果等に関するデータのオープン化と共有化へのニーズがあること、(2)インタラクティブなオンライン学習環境を提供するための、長期的に利用できカスタマイズも可能なプラットフォーム開発への投資ニーズがあること等が明らかになったとしています。なお、レポートは今後もシリーズ刊行される予定のとのことです。

Barriers to Adoption of Online Learning Systems in US Higher Education (PDF)

米マサチューセッツ工科大学の新eラーニングプログラム“MITx”が最初の講義「電子回路と電子工学」を2012年3月に開始

米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)が2011年末に発表した“MITx”という新しいeラーニングプログラムのプロトタイプ版ウェブサイトが公開されたようです。まずは、2012年3月5日から6月8日にかけて、電気工学等を専攻する学部生向けの基本的な講義である「電子回路と電子工学」(6.002x: Circuits and Electronics)がオンラインで無料提供されるとのことです。現在、受講者を募集しているようです。MITxのサイトにログインすると、講義スケジュールやデジタル教科書、掲示板などが用意されており、受講生は毎週提供される講義映像を見て、課題をこなしたり試験を受けたりすることになるようです(それらを合わせると1週間につき10時間程度が必要とされています)。2012年秋には更なる講義が追加されるとのことです。

MITx
http://mitx.mit.edu/

MITx: 6.002
https://6002x.mitx.mit.edu/

MITx prototype course opens for enrollment (MIT News 2012/2/13付けニュース)
http://web.mit.edu/newsoffice/2012/mitx-offers-prototype-course-0213.html

米マサチューセッツ工科大学(MIT)、新しいeラーニングのイニシアティブ“MITx”を発表

2011年12月19日、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)がeラーニングの新しいイニシアティブを立ち上げたと発表しています。このイニシアティブは、内部的に“MITx”という名で呼ばれているようです。MITxは、全世界に対してインタラクティブなオンライン学習プラットフォームを提供するもので、プロトタイプ版の公開が2012年春に予定されており、そのシステムはオープンソースソフトウェアとして公開されることになるそうです。MITxの立ち上げは、MITが2001年に開始したオープンコースウェア“MIT OpenCourseWare”の「次のステップ」とされており、オープンコースウェアは今後も継続されるようです。

MIT launches online learning initiative (MIT News 2011/12/19付けニュース)
http://web.mit.edu/newsoffice/2011/mitx-education-initiative-1219.html

What is MITx? (MIT News 2011/12/19付け記事)
http://web.mit.edu/newsoffice/2011/mitx-faq-1219

英エディンバラ大学、効率的な研究データ管理方法のためのeラーニングサイト“MANTRA”を公開

英国のエディンバラ大学が、ポスドクや若手研究者らが効率的な研究データ管理の方法などをオンラインで学習できる教材を開発し、“MANTRA”というウェブサイトで公開しています。主な対象分野は、社会科学、臨床心理学、地球科学とされています。サイト左側に教材が並んでおり、その他、SPSS、R、ArcGIS、NVivoといったデータ分析ツールのマニュアルも公開されています。MANTRAプロジェクトは英国情報システム合同委員会(JISC)の助成を受けているとのことです。

MANTRA
http://datalib.edina.ac.uk/mantra/

Research Data MANTRA project
http://www.ed.ac.uk/schools-departments/information-services/about/organisation/edl/data-library-projects/mantra

Research Data Mantra project wiki
https://www.wiki.ed.ac.uk/display/mantra/Research+Data+Mantra+project+wiki

国立情報学研究所(NII)、IT教材提供ポータルサイト“edubase Stream”のiPhone用アプリを公開

2011年9月16日に、国立情報学研究所(NII)の先端ソフトウェア工学・国際研究センターが、IT教材を提供しているポータルサイト“edubase Stream”のiPhoneアプリを公開したようです。NIIのプレスリリースによると、edubase Streamは、ソフトウェア開発の最先端技術を学ぶことができるサービスで、約160以上の教材を無償公開しているようです。公開されたiPhoneアプリは、PC利用を前提として公開していたコンテンツをいつでもどこでも閲覧・学習できるようにするために開発されたようです。なお、アプリは無料とのことです。

educabe Stream
http://stream.edubase.jp/

先端IT技術をいつでもどこでも学べる学習アプリ edubase StreamのiPhone版アプリを公開 (国立情報学研究所 2011/9/16付けの記事)
http://www.nii.ac.jp/news/2011/0916/?utm

英国情報システム合同委員会(JISC)等、高等教育におけるオンライン学習リソースの影響調査や活用に関する提言等をまとめたレポートを刊行

2011年9月2日、英国情報システム合同委員会(JISC)と高等教育アカデミー(HEA)が、“Open Educational Resources: The value of reuse in higher education”と題するレポート(7月31日付)を刊行しました。このレポートは、オックスフォード大の研究チームが、2010年11月から2011年6月までの間に、オンラインで公開されている教育リソース“Open Educational Resources”(OER)の教育および学習に与える影響について調査したもののようです。レポートでは、OERが教育者および学習者に与える影響や、OERの活用を促す、あるいは、阻害する要因等を指摘し、それをもとに高等教育機関やそのスタッフ向けの提言をまとめているようです。レポートを執筆した一人、オックスフォード大のホワイト(David White)氏によると、このレポートは、特に学生の、OERに対する批判的な分析能力を向上させる支援を行う、高等教育機関のスタッフに対するアドバイスをまとめたものであるとのことです。

OER Impact (JISCのレポート掲載ページ)
http://www.jisc.ac.uk/whatwedo/programmes/elearning/oer2/oerimpact.aspx

ページ