オーストリア

E1729 - 非英語圏の国のOAの専門書の利用状況<文献紹介>

Ronald Snijder. Evaluating the Impact of the FWF-E-Book-Library Collection in the OAPEN Library: An Analysis of the 2014 Download Data. D-Lib Magazine. 2015, 21(7/8).

Springer社とオーストリアの大学図書館コンソーシアム、同社の1,600点以上の雑誌からの研究成果のOA化について合意

Springer社とオーストリアの大学図書館コンソーシアム(Austrian Academic Library Consortium)が2016年から2018年まで実行する取り決めの協定を結んだとのことです。

協定は年会費での閲覧とオープンアクセス(OA)を兼ね備えており、コンソーシアムの会員は2,000以上のSpringer社の雑誌の利用のほか、オプションで、1,600以上の同社のハイブリッドジャーナルから研究成果をOAにすることができるということです。

Austrian scholars can publish open access in more than 1,600 Springer journals(Springer,2015/9/16)
https://www.springer.com/us/about-springer/media/press-releases/corporate/austrian-scholars-can-publish-open-access-in-more-than-1-600-springer-journals/794476

Austrian Academic Library Consortium
https://www.konsortien.at/ssl/

参考:

オーストリア皇太子ルドルフと心中した男爵令嬢マリー・ベツェラの遺書が発見されたとオーストリア国立図書館が発表

オーストリア皇太子ルドルフと1889年に心中した男爵令嬢マリー・ベツェラの遺書が発見されたとオーストリア国立図書館が発表しています。

Schoeller銀行で発見された同遺書は、オーストリア国立図書館に永久貸出しされ、2015年8月から科学的な調査が行われるとのことです。
皇帝フランツ・ヨーゼフの死去100年にあたる2016年には展覧会で公開される計画とのことです。

Sensationsfund in der Schoellerbank: Osterreichische Nationalbibliothek erhalt verloren geglaubte Abschiedsbriefe von Mary Vetsera(オーストリア国立図書館)
http://www.onb.ac.at/services/presse_23385.htm

オーストリア国立図書館のデジタル化資料、Europeanaから新たなライセンス(OOC-NC)で公開へ

2014年10月8日、Europeanaのブログで、オーストリア国立図書館のデジタル化資料がEuropeanaで新たなライセンスで公開されると発表されています。

オーストリア国立図書館は、Googleブックスプロジェクトで16世紀から19世紀後半の歴史的な資料のデジタル化を行い、60万冊のデータ公開を予定しているとのことです。

これらの資料は、“Out of copyright – non-commercial re-use(OCC-NC)”という新たなライセンスで提供されるようです。著作権が切れた資料を官民共同でデジタル化したもので、特定期間は非商用利用に限り自由に利用でき、特定期間終了後は、自由利用になるとするライセンスのようです。

EUROPEANA, THE AUSTRIAN NATIONAL LIBRARY AND GOOGLE JOIN FORCES TO MAKE EUROPE'S CULTURAL HERITAGE MORE OPEN(Europeana, 2014/10/8)

オーストリア科学財団など複数機関で、オープンアクセス助成の試行を開始

2014年2月5日、オーストリア科学財団(The Austrian Science Fund: FWF)、オーストリア学術コンソーシアム(the Austrian Academic Consortium: Kooperation E-Medien Österreich)、ウィーン大学のオーストリア中央物理学図書館と英国物理学会出版局(IOP Publishing)が共同して、オーストリアの研究者に対して、IOP Publishingの購読雑誌においてハイブリッドOAでの刊行を助成する試行を行うと発表しました。この助成により、オーストリア学術コンソーシアムの助成が相殺されるとのことです。

FWFが、同機関が指定する条件にあう著者がIOPの雑誌で論文を出版する際に、論文出版加工料(APC)を負担し、OAとして刊行するとのことです。この試行は、2014年1月から3年間行われるとのことです。試行は、この3年間、IOP Publishingがオーストリア学術コンソーシアムに参加することも含まれているとのことです。

New open access funding pilot for Austria(IOP Publishing, 2014/2/5付け)
http://ioppublishing.org/newsDetails/Austria-open-access

オーストリア国立図書館、18-19世紀のデジタル化新聞資料のフルテキストデータベースを公開

オーストリア国立図書館が、1704年から1872年までのデジタル化新聞資料のフルテキストデータベースを公開しています。

ANNO-Suche (1704-1872) - Beta-Version
http://anno.onb.ac.at/anno-suche/

ONB releases newspaper fulltext search on ANNO using OCRed images created through @eurnews, http://anno.onb.ac.at/anno-suche/ (公開を紹介しているEuropeanaのTwitter)
https://twitter.com/eurnews/status/350525812707049472

オーストリア国立図書館、Googleとの提携によるデジタル化事業、最初の10万冊分のデータをネット公開

オーストリア国立図書館がGoogleとの提携により進めているデジタル化事業について、10万冊分のデータが、オンラインでアクセス可能になっています。
オーストリア国立図書館では、この事業において16世紀以降の資料60万冊のデジタル化を進めていますが、その最初の10万冊分であるとのことです。専用のビューアが用意されており、またTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアボタンも用意されており、表示画面を直接投稿などすることも可能となっています。

Österreichische Nationalbibliothek stellt die ersten 100.000 Bücher ins Netz - Pressemeldung(2013/4/29)
http://www.onb.ac.at/services/presse.htm

FAQ
http://www.onb.ac.at/austrianbooksonline/faq.htm

参考:
オーストリア国立図書館でのGoogleとの提携によるデジタル化事業についての報告(文献)Posted 2012年2月10日
http://current.ndl.go.jp/node/20150

ドイツ、オーストリア、スイスの65機関のグラフィックアートコレクションを集めたプラットフォームが公開

2012年10月16日、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州グラフィックアートコレクションネットワーク(ノルトライン・ヴェストファーレン州にあるミュージアムの共同プロジェクト)は、国境を超えたプラットフォームを開設しました。ドイツとオーストリアとスイスの65の美術館・図書館等が参加する、このインターネット上のプラットフォームは、各機関のコレクションの中の特に、線描画、水彩画、木版・エッチング・リトグラフなどの版画、つまり「紙の上の芸術」に注目を集めようとしています。個々のコレクションについては内容や来歴の詳細な説明が付され、作品画像も公開されており、各機関のウェブサイトへのリンク集を含む利用案内にもなっています。ウェブサイトの説明によると、グラフィックアートは、高い芸術的価値を有しながらも、材質が繊細なため長時間にわたって展示することが難しいものですが、このウェブサイトをきっかけに、専門家のみならず広く芸術愛好家にアクセスが提供されることになったとのことです。

Graphische Sammlungen in Deutschland, Osterreich und der Schweiz
http://www.netzwerk-graphische-sammlungen.com/home/

公共図書館のない街に出現した「公共図書館」 秘密はQRコード(オーストリア)

大規模な公共図書館がないという、オーストリア南部のクラーゲンフルトに、QRコードを利用した「公共図書館」が誕生したようです。

これは、ジャーナリストのGerorg Holzer氏とソフトウェア開発者のBruno Hautzenberger氏によるプロジェクト“Project Ingeborg”で行われているものです。プロジェクトでは、約70枚のQRコードが記載されたステッカーを街角に貼り、それを利用者が携帯端末で読み取ることで、グーテンベルクプロジェクト等で提供されているパブリックドメインの電子書籍を無料でダウンロードできるようにするというものです。提供される電子書籍は、ステッカーの貼られている場所に関連した内容となっているとのことです。

Project Ingeborg
http://pingeb.org/

Austrian city builds public library with nothing but QR codes, NFC and stickers (Engadget 2012/7/10付けの記事)
http://www.engadget.com/2012/07/10/austrian-city-builds-public-library-with-qr-codes-nfc-stickers/

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