蔵書構築

第18回文化資源学フォーラム「コレクションを手放す―譲渡・売却・廃棄」の報告書が公開される

東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻のウェブサイトにおいて、2019年2月17日に開催された第18回文化資源学フォーラム「コレクションを手放す―譲渡・売却・廃棄」の報告書が公開されていました。

同フォーラムの主なプログラムは以下のとおりでした。

・「「お別れ展示」による収蔵品の譲渡について」
杉本裕史氏(北栄町生涯学習課課長)
・「作品の公共性とアクセシビリティ」
成相肇氏(東京ステーションギャラリー学芸員)
・学生報告「譲渡・売却・廃棄を巡る問題の考察」
・パネルディスカッション
杉本裕史氏、成相肇氏、松田陽氏(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)

文化資源学フォーラム(東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻)
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/CR/forum/
※第18回(2019.2.17)「コレクションを手放す―譲渡・売却・廃棄」の箇所に、「報告書を作成しました。上記リンクよりダウンロードいただけます」とあります。

オーストラリア国立図書館(NLA)、2019年オーストラリア総選挙の選挙運動で用いられたエフェメラ類の寄贈を呼びかけ中

オーストラリア国立図書館(NLA)が、2019年5月に実施されたオーストラリアの総選挙の選挙運動で用いられた、フライヤー・政策声明・投票ガイド・風船・横断幕・ポスター等といったエフェメラ類(オリジナル)の寄贈を呼びかけています。

特に健康サービス・労使関係・教育・鉱業・気候変動が懸念事項となっている、僅差で争われた選挙区・コミュニティにおける者に関心があり、また、首都圏だけでなく、地方の資料も収集したいとしています。

オンラインの選挙運動資料については、 同館のウェブアーカイブPandoraで収集されており、政党・候補者・圧力団体などといった約1,000のサイトが収集されています。

@nlagovau(Twitter,2019/6/18)
https://twitter.com/nlagovau/status/1141117937371111425

福知山市立図書館中央館(京都府)、「明智光秀コレクション」の公開を開始:新館開館5周年記念

福知山市立図書館中央館(京都府)は、2019年6月21日に新館開館5周年を迎えることを記念し、これまで福知山城で研究資料として収集された明智光秀関連資料を同館に移管し、同館の所蔵資料と合わせ「明智光秀コレクション」として一般公開することを発表しています。

コレクション総数は559点と国内有数の規模であり、明智光秀の命日とされる6月14日から公開を開始するとあります。

お知らせ(福知山市立図書館)
https://www.lib100.nexs-service.jp/city-fukuchiyama/info.html
※2019年6月1日付け及び6月18日付けのお知らせで「明智光秀コレクション」の公開が紹介されています。

明智光秀の命日に「光秀コレクション」 福知山城の史料移管(47NEWS, 2019/6/18)
https://www.47news.jp/localnews/3680392.html

米・Ithaka S+R、イシューブリーフ“What’s a Collection Anyway?”を公開

米・Ithaka S+Rは、2019年6月6日付けのブログ記事において、イシューブリーフ“What’s a Collection Anyway?”の公開を紹介しています。

学術図書館においてこれまで重きが置かれていた「コレクション」という概念が、ネットワーク化・分散化され、ライセンス契約による資料提供が進む現在の環境の中でどのように変わりつつあるのかを、変化の要因とそれらがコレクションという概念に与える影響に焦点を当てつつ分析しています。

Legacy Missions in Times of Change:New Issue Brief on Library Collections(Ithaka S+R, 2019/6/6)
https://sr.ithaka.org/blog/legacy-missions-in-times-of-change/

E2138 - 文化資源学フォーラム「コレクションを手放す」<報告>

2019年2月17日に東京大学本郷キャンパスで開かれた「第18回文化資源学フォーラム コレクションを手放す―譲渡・売却・廃棄―」について記す。なお,紙幅の関係上,ここでは当日の様子を概説するに止めたい。全容に関心のある方は,東京大学大学院文化資源学研究室ウェブサイトに掲載予定の「報告書」を参照されたい。

米・サウスカロライナ大学に18万点のコミックスコレクションが寄贈される

2019年5月1日、米・サウスカロライナ大学(University of South Carolina)はオハイオ州の個人収集家Gary Lee Watson氏から、同氏が収集した14万3,000点のコミックス、2万点の雑誌、1万5,000点のペーパーバック、5,000点のパルプ誌を含む合計18万点のコミックスコレクションが寄贈されたことを発表しました。

寄贈されたコレクションには幅広い年代の作品が含まれており、その中にはマーベル・コミックス社が1963年に刊行した『アベンジャーズ』(Avengers)第1号をはじめとする、希少なアメリカン・コミックスの代表的な作品も含まれています。

大学図書館のAssociate Dean of special collectionsであるElizabeth Sudduth氏は、寄贈されたコレクションは8月29日から館内展示される予定で、展示に関連してコミックス作家の講演など様々な企画も計画していることから、コレクションが大いに関心を集め利用されることを期待している、としています。

LGBTQ+を扱った絵本のコレクション構築のためのツールキットが公開

カナダ・ウェスタン大学のリポジトリで、LGBTQ+を扱った絵本のコレクションを図書館が構築するためのツールキットが公開されています。同大学図書館情報学の修士課程の学生らが作成したものです。

LGBTQ+を扱った絵本の評価のための手引、推奨される絵本、検閲に立ち向かうための手引、及び推奨される情報源が掲載されています。

Building and Maintaining LGBTQ+ Picture Book Collections(Western Libraries)
https://ir.lib.uwo.ca/fimspub/261/

ソノマ郡ワイン図書館(米国)は2019年で開館30周年(記事紹介)

米国カリフォルニア州の地方紙“The Press Democrat”の2019年3月30日付け記事で、米・カリフォルニア州ソノマ郡図書館の分館であるソノマ郡ワイン図書館(The Sonoma County Wine Library)が2019年に開館30周年を迎えることが紹介されています。

ソノマ郡図書館のウェブサイト上にあるソノマ郡ワイン図書館の紹介によれば、1989年に開館し、ワインの情報に関する世界で最も幅広いコレクションの一つであること、1,000点以上の貴重書を含む5,000点の所蔵資料を有すること、世界のワイン研究コミュニティのためのデータベースである“International Wine Research Database”を管理していること、カリフォルニア州ノースコーストのワイン産業の歴史アーカイブとしての機能も担っていることが紹介されています。

同館の所蔵資料の一部はデジタル化されており、ソノマ郡図書館のデジタルコレクションである“Sonoma Heritage Collections”で公開されています。

CA1947 - 奈良大学図書館における日本考古学協会図書の受贈事業について / 森垣優輝

 奈良大学は奈良市山陵(みささぎ)町に立地し、2学部6学科(通信教育1学科)と大学院2研究科4専攻から成る、収容定員2,456人(通信教育1,600人)の私立大学である。1969年の開学当時は同じ奈良市の宝来町にあったが、1988年に現在の校地へ移転した。図書館は校地の南東にあって、北館、南館の2つの建物で構成されており、地上3階地下2階、蔵書規模は約55万冊である。所蔵資料は文化財、歴史、文学の各分野が特に多く、市場に流通せず一般には入手困難な発掘調査報告書や、奈良関係資料が充実しているのが特色である。また、全体の9割以上は開架方式をとっていて、利用者が多くの資料を自由に閲覧可能な環境を整備している。

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