専門図書館

宮内庁、新型コロナウイルス感染症の国内発生状況を鑑み、宮内公文書館の臨時休館及び図書寮文庫の閲覧の一時休止を発表

宮内庁が、新型コロナウイルス感染症の国内発生状況を鑑み、宮内公文書館の臨時休館及び図書寮文庫の閲覧の一時休止を発表しています。

期間はともに2020年3月2日から3月13日までです。今後の推移等に応じて、期間は適宜見直すとしています。

また、当該期間中、利用請求・利用申請などは通常どおり受け付けるとしています。

なお、三の丸尚蔵館についても、2月29日から3月15日まで臨時閉館しています。

宮内公文書館(宮内庁)
https://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/shinsei/kobunshokan.html
※「宮内公文書館 臨時休館について」とあります。

英・BMJ、アイルランド共和国と臨床意思決定支援ツール“BMJ Best Practice”に関するナショナルライセンス契約を締結

2020年2月13日、英国の医学系雑誌出版者であるBMJは、アイルランドの公営医療サービスを提供するHealth Service Executive(HSE)の図書館部門“National Health Library and Knowledge Service”と臨床意思決定支援ツール“BMJ Best Practice”に関するナショナルライセンス契約を締結したことを発表しました。

“BMJ Best Practice”は、医療従事者が診断と治療に関する意思決定を行う際に、最新情報への迅速なアクセスを可能とする臨床意思決定支援ツールです。ツールは毎日更新され、最新のエビデンスに基づいた研究・ガイドライン・専門家の意見に基づく、診断・予後・治療・予防に関する段階的な手引きを提供します。

医師・看護師・救急救命士等の対象となるユーザーはIPアドレスによって認識され、レスポンシブデザインのウェブサイトやオフラインでも利用可能なアプリを介して、いつでも“BMJ Best Practice”の提供する情報へアクセス可能になります。また、国内の医療サービス提供主体である各トラストは、電子カルテシステムに“BMJ Best Practice”の情報を統合することもできます。

米国国立医学図書館(NLM)、医学件名標目表(MeSH)の補足用語(Supplementary Concept Record)として“COVID-19(「新型コロナウイルス感染症」)”を追加

2020年2月14日、米国国立医学図書館(NLM)は、同館が整備する医学件名標目表(MeSH)の補足用語(Supplementary Concept Record)として、前日13日に“COVID-19(「新型コロナウイルス感染症」)”を追加したことを発表しました。

これは世界的に感染が拡大している「2019新型コロナウイルス(2019-nCoV)」によって引き起こされる疾患に対して、世界保健機関(WHO)が“Coronavirus Disease 2019 (COVID-19)”と公式に命名したことに対応するものです。新たに追加された補足用語“COVID-19”は、“Coronavirus Infections(「コロナウイルス感染症」)”と“Pneumonia, Viral(「ウイルス性肺炎」)”の2つの定義語(Descriptors)に対応しています。

日本図書館協会(JLA)図書館政策企画委員会、「専門職制度検討チーム報告~非正規雇用職員が職員数の多くを占める時代における職員制度のあり方について~」をウェブサイトで公表

2020年2月4日、日本図書館協会(JLA)の図書館政策企画委員会が、「専門職制度検討チーム報告~非正規雇用職員が職員数の多くを占める時代における職員制度のあり方について~」を公表しました。

2019年3月に同委員会の専門職制度検討チームから提出された報告書を、同委員会及びJLAの理事会での審議・修正を経て、ウェブサイトで公表したものです。

2部構成となっており、第1部では、公共図書館の職員制度の全体状況を把握するとともに、非正規雇用職員が多数を占める実際の職場の状態と問題点を現場の職員の立場から報告するものとなっています。

第2部は、公共図書館のみならず学校、大学、専門図書館の館種ごとに、非正規雇用、専門職制度、司書、研修・養成の4部門に分けて現状を分析し、あるべき姿への提案を行っています。

国立女性教育会館(NWEC)、同館の女性教育情報センター内に「NWEC災害文庫」を開設:防災・災害時における男女共同参画・ジェンダー視点の伝達が目的

独立行政法人国立女性教育会館(NWEC)は、2020年2月3日付けのTwitterにおいて、同館の女性教育情報センター内に自然災害に関する資料コーナー「NWEC災害文庫」を開設したことを発表しました。

開設の目的として、防災や災害時、復興に不可欠な男女共同参画やジェンダー視点を伝えることを挙げており、一部資料を除き貸出も可能とあります。

@nwec_official(Twitter, 2020/2/3)
https://twitter.com/nwec_official/status/1224231025938616321

米国国立医学図書館(NLM)、同館のオンラインサービスにより「新型コロナウイルス」関連情報の提供を実施:塩基配列データハブ、関連文献の書誌情報一覧、一般向け情報の提供やMeSH補足用語への追加等

2020年1月31日、米国国立医学図書館(NLM)は、同館傘下の国立生物工学情報センター(NCBI)が提供する、注釈付きのDNA情報データのリポジトリGenBank®に収録された「新型コロナウイルス」の塩基配列データへ、迅速・簡便なアクセスが可能となるようにデータハブを提供していることを発表しました。

お知らせの中でGenBank®内の「新型コロナウイルス」に関するデータハブへのリンクが提供されています。NLMは、GenBank®ではこの感染拡大に関するデータの迅速な公開を続けており、新たな塩基配列データの提出も歓迎する、としています。

また、NLMは以下の同館オンラインサービスでも、「新型コロナウイルス」に関する情報を利用可能にしていることを合わせて発表しています。

米国国立衛生研究所(NIH)、データサイエンス・オープンサイエンスに従事する図書館員に必要なスキルセット特定を目的とした2019年4月開催ワークショップの報告書を公開

米国国立衛生研究所(NIH)が2020年1月17日付で、非営利団体Center for Open Science(COS)の提供するオープンソースプレプリントサービスOSF Preprints上に、報告書“Developing the Librarian Workforce for Data Science and Open Science”が公開されました。

同報告書は、2019年4月15日・16日に、NIHの一部門である米国国立医学図書館(NLM)で開催されたデータサイエンス・オープンサイエンスに従事する図書館員に必要なスキルセットの特定を目的としたワークショップについて、その議論や主要テーマを要約したものです。ワークショップにはデータサイエンス・オープンサイエンスに関するサービスを提供する実務者や学術研究の場におけるデータサイエンス・オープンサイエンスの推進に携わる図書館情報学分野の教員等が参加しました。

ワークショップでは、主に次の5つのテーマに関する議論が行われています。

京都市動物園、「SDGsってなんだ!? in 京都市動物園~絵本を使って生物多様性について学んでみよう~」を開催:園内の図書館カフェで絵本の展示も

2020年2月9日、京都市動物園が、同園のレクチャールームで「SDGsってなんだ!? in 京都市動物園~絵本を使って生物多様性について学んでみよう~」を開催します。

同園の環境教育を推進する「生き物・学び・研究センター パワーアップ事業」の一環として、絵本でSDGs推進協会及びNPO法人アトリエ・Petataから二人の絵本専門士を招いて、絵本の読み聞かせとワークショップにより親子でSDGsを学ぶものです。

紹介した絵本は、動物園内の図書館カフェで2月9日から展示されます。

参加費は無料です(動物園の入園料は別途必要)。

内容は以下の通りです。

・絵本の読み聞かせでSDGsを学ぼう(午前1回・午後1回 定員各回60人(先着順))
・(ワークショップ)ゾウの糞から紙を作って学ぼうSDGs(定員20人)

航空図書館、新たな取組みを開始すると発表:相談対応の強化・ウェブサイトの改善・検索システムの導入等

2020年1月24日、一般財団法人日本航空協会が運営する航空宇宙をテーマとした専門図書館である航空図書館が、新たな取組みを開始すると発表しました。

①レファレンスサービスに加え航空に詳しいスタッフが利用者の様々な疑問や研究調査・進路相談・取材協力等に対応する「図書館での相談対応の強化」、②スタッフ一押しの本をポップ付きで紹介する「推薦図書コーナーの充実」、③利用者から要望の高かった「ホームページの改善、検索システムの導入(2月3日開始予定)」、④SNS に取り上げてもらうことも意識した「図書館入口への滑走路を模擬したカーペットの設置」、の4つの取組が掲げられています。

航空図書館で新たな取組みを始めます(一般財団法人日本航空協会, 2020/1/24)[PDF:1ページ]
http://www.aero.or.jp/images/NewsRelease/News_Release_184.pdf

韓国・国立子ども青少年図書館、アセアン加盟国の図書館と共同で「黄色のエプロンハッシュタグチャレンジ」を実施中:黄色のエプロンを着用して図書館で行なっている読み聞かせの様子をハッシュタグをつけてInstagramに投稿

韓国国立中央図書館(NLK)の国立子ども青少年図書館が、2020年1月15日から4月2日まで、東南アジア諸国連合(アセアン)加盟国のうち9か国(カンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・シンガポール・タイ・ベトナム)の図書館と共同で、4月23日の「世界本の日」を記念した「黄色のエプロンハッシュタグチャレンジ」を実施しています。

「黄色のエプロンハッシュタグチャレンジ」は、韓国とアセアン加盟国における「読み聞かせ活動」の楽しさを共有するためのSNSを用いた読書キャンペーンで、「韓国・アセアン読書文化共同事業」のブランドでもある黄色のエプロンを着用して図書館で行なっている読み聞かせの様子の写真や映像をハッシュタグを着けてInstagramに投稿するものです。

同館では、国別の投稿数に基づいて優勝国を選ぶとともに、6月に開催する国際シンポジウムにて事例を共有する予定です。

同取組は、2019年11月に開催された「韓国・アセアン子ども青少年サービス代表会議」で合意された「韓国・アセアン子ども・青少年読書文化共同事業」のフォローアップの一環として、韓国・オセアニア加盟国の読書文化発展のための実践的・具体的な活動として位置づけられています。

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