専門図書館

米国図書館協会(ALA)・国際インテリアデザイン協会(IIDA)、「図書館インテリアデザイン賞2020」の受賞館を発表

2020年8月24日、米国図書館協会(ALA)と国際インテリアデザイン協会(IIDA)は、「図書館インテリアデザイン賞」の2020年の受賞館9館を発表しました。

2年に一度開催している同賞は、図書館の優秀なインテリアデザインを評価し、革新的なコンセプトを反映した非凡なデザイン事例を宣伝することを目的としており、インテリアデザインと図書館の専門家から構成される委員会により審査されます。

IIDAの副社長執行役員でCEOのCheryl Durst氏は、図書館がいままでにない利用しやすい方法で設計されている時、コミュニティの重要な部分となると述べています。

受賞館は以下の通りで、IIDAのウェブサイトには受賞館の写真が掲載されています。ベスト・オブ・コンペティションには、テンプル大学 チャールズ図書館が選ばれています。

・大学図書館(3万平方フィート以上)
テンプル大学 チャールズ図書館(フィラデルフィア)

ニューヨーク大学 特別コレクション図書館(ニューヨーク)

・大学図書館(3万平方フィート以下)
チュラーロンコーン大学 建築学図書館(タイ・バンコク)

エシカル・カルチャー・フィールズトン・スクール テイト図書館(ニューヨーク)

米国国立医学図書館(NLM)、実施中の「戦略計画2017-2027」を継続する指針とするためにパブリックコメントを募集

米国国立医学図書館(NLM)は、2020年8月11日付で、2017年から2027年までを期間とする現行の戦略計画“A Platform for Biomedical Discovery and Data-Powered Health”を継続実施する指針とするために、情報提供依頼書(RFI)への回答を呼びかけていることを発表しました。

NLMは現行の戦略計画が発表されてから数年の間に、目標を達成するため多数のイニシアチブやプロジェクトを実施してきましたが、RFIへの回答を通して、戦略計画の発表以降に発生した、または大幅に深刻さを増したNLMの使命に関わる重要課題を探り、現行の戦略計画の推進が引き続き最新の動向を反映した内容とすることをパブリックコメント実施の目的に挙げています。RFIは米国国立衛生研究所(NIH)のウェブサイト上で公開されており、2020年10月19日まで回答を受付しています。

国立教育政策研究所教育図書館、戦後教育資料デジタルアーカイブを公開

2020年8月6日、国立教育政策研究所教育図書館が、戦後教育資料デジタルアーカイブを公開したことを発表しました。

同デジタルアーカイブでは、1945年の第二次世界大戦終戦から1952年の講和条約までの教育改革に関する資料のうち、著作権調査等が完了した約1,200点の資料が公開されています。

ニュース(国立教育政策研究所教育図書館)
https://www.nier.go.jp/library/
※2020年8月6日付で、戦後教育資料デジタルアーカイブの公開に関するお知らせが掲載されています。

戦後教育資料デジタルアーカイブ
https://www.nier.go.jp/library/sengo/index.html

ドイツ医学中央図書館(ZB MED)、新型コロナウイルス感染症に関するプレプリントの情報検索を容易にするテキストマイニング技術を活用したビューアを開発

2020年7月22日、ドイツ医学中央図書館(ZB MED)は、新型コロナウイルス感染症に関するプレプリントの情報検索を容易にするテキストマイニング技術を活用したビューアを開発したことを発表しました。

新型コロナウイルス感染症に関する研究の多くは、プレプリントとして迅速な公開・共有が進んでいます。ZB MEDは急増するプレプリントによる新型コロナウイルス感染症関連研究の概要を容易に検索・把握可能なツールとして、テキストマイニング技術を活用したビューアを開発しました。

ビューアは、bioRxiv、medRxiv、ChemRxiv、arXiv、及びPreprint.org等のプレプリントサービスを情報源として毎日更新され、詳細検索・フィルター適用・フルテキストへのリンク提供・検索結果のエクスポートなどの機能を備えています。また、検索機能向上のため、標準的な疾患・症状に関する語彙は検索結果上で強調して表示されます。今後も機能拡張としてリソースとなるプレプリントサービスの追加等が計画されています。

防災専門図書館、同館の紹介動画「行ってみよう! 日本唯一!! 防災専門図書館」を公開

2020年8月4日、防災専門図書館が、同館の紹介動画「行ってみよう! 日本唯一!! 防災専門図書館」を公開したことを発表しました。

動画の中では、同館までのアクセス、施設や蔵書の紹介等が行われています。

図書館の紹介動画を制作しました!(全国市有物件災害共済会,2020/8/4)
https://www.city-net.or.jp/library/archives/3937

行ってみよう! 日本唯一!! 防災専門図書館(YouTube, 2020/7/30)
https://www.youtube.com/watch?v=las7fUecuTc

国立アイヌ民族博物館、収蔵図書OPACを公開

2020年7月22日、国立アイヌ民族博物館は、収蔵図書OPACの公開を発表しました。

同館は、北海道白老町にあるアイヌ文化の復興・発展のナショナルセンター「ウポポイ(民族共生象徴空間)」内に所在し、ウポポイ開業と同日の2020年7月12日に開館しました。

同館のライブラリは、アイヌ文化や歴史を取り上げた書籍を中心に、専門的な学術書、世界の先住民族についての本、絵本や写真集、図鑑など、幅広い世代に向けた資料を収蔵しており、収蔵図書OPACにより検索が可能です。資料はライブラリ内での閲覧が可能(貸出は不可)ですが、2020年7月30日時点では新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため閉室しています。

ジェトロ・アジア経済研究所図書館、「ウェブ資料展:途上国と感染症」を実施中

2020年7月13日から、日本貿易振興機構(ジェトロ)のアジア経済研究所図書館が、同研究所のウェブページ上で「ウェブ資料展:途上国と感染症」を実施しています。

同資料展は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けたものであり、同館が収集した、過去および現在に開発途上地域で発生した「感染症」に焦点を当てた書籍、論文、報告書等が紹介されています。

7月28日現在では、SARSを教訓とした中国の公的医療保険改革、タイの近代医療の歴史、感染症と国際協調に関する記事が掲載されています。

ウェブ資料展:途上国と感染症(ジェトロ・アジア経済研究所図書館)
https://www.ide.go.jp/Japanese/Library/Column/Special/Infection.html

国際図書館連盟(IFLA)、過去10年間に行われた図書館の投資収益率に関する調査のレビューを公開

2020年7月16日、国際図書館連盟(IFLA)は、過去10年間に行われた図書館の投資収益率(ROI)に関する調査のレビュー“Library Return on Investment - Review of Evidence from the Last 10 Years”の公開を発表しました。

ROIは、投資額に対して得られる純利益の比率を示すものであり、図書館評価においても組織、プロジェクト、サービスの価値を測定するためのアプローチとして使用されることがあります。本レビューでは、公共・大学・専門図書館のROIに関し過去10年間に行われた調査について、ROIを示すとともに、測定方法のレビューを行っています。

結論部では、図書館は投資額よりも多くの価値を還元していると示唆する研究は多くある一方、その方法論にはばらつきがあり、決定的かつ普遍的な方法論は、特定の館種に限定したものでさえもまだ出現していないとしています。その上で、図書館の価値を実証するための優れた実践・アプローチについて更なる議論を期待すると述べています。

野球殿堂博物館図書室(東京都)、「COVID-19 野球アーカイブ」を実施中:新型コロナウイルス感染症の野球への影響についての関連資料を収集

野球殿堂博物館図書室(東京都)が、新型コロナウイルス感染症の野球への影響についての記録を後世に残すため、関連資料を収集する「COVID-19 野球アーカイブ」を実施しています。

取組の一環として、2020年3月1日から、スポーツ新聞6紙の収集、保存を行っています。

発表によると、今後、図書や雑誌も随時追加されます。

COVID-19 野球アーカイブ(野球殿堂博物館)
https://bml.opac.jp/opac/Notice/detail/7

参考:
豊田市郷土資料館(愛知県)、新型コロナウイルス感染症拡大下の暮らしの記憶を集め継承する「コロナの中の暮らしの記憶2020⇒2120プロジェクト」を実施中
Posted 2020年7月16日
https://current.ndl.go.jp/node/41512

公益財団法人三康文化研究所附属三康図書館、「三康図書館デジタルライブラリー」を公開

2020年7月15日、公益財団法人三康文化研究所附属三康図書館が、「三康図書館デジタルライブラリー」を公開しました。

新型コロナウイルス感染拡大下において自宅から同館資料を閲覧できるように公開されたもので、江戸時代の写本・版本等のデジタル画像を利用することができます。

現在、「甲子吟行絵巻(かっしぎんこうえまき)」「長谷川雪旦先生 江戸名所図会下絵」が公開されています。

公益財団法人三康文化研究所附属三康図書館 新着情報
http://www.sanko-bunka-kenkyujo.or.jp/
※2020/07/15欄に「【図書館】三康図書館デジタルライブラリーのご案内」とあります。

三康図書館デジタルコレクション
http://www.sanko-bunka-kenkyujo.or.jp/dejitaru.html

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