学校図書館

埼玉県立春日部女子高等学校、総合的な探究の時間において「SDGsを軸にした地域企業・団体との連携・課題解決」をテーマとした探究活動を実施:1年生は図書館等で情報を収集・調査し課題の解決策を提案

埼玉県立春日部女子高等学校が「SDGsを軸にした地域企業・団体との連携・課題解決」をテーマに総合的な探究の時間で取組んでいる探究活動の導入として、2020年10月1日と10月8日に、26の企業・団体から、持続可能な開発目標(SDGs)について学び、その後、自ら課題を設定し探究活動を行う授業を行います。

対象は1・2年生で、1年生は、同市に関連する8つの企業・団体からの各取組に関する講演を聴講の後、地元の課題に関する疑問点や問題点を各自で図書館やインターネット等で情報収集・調査し、課題の解決策を提案します。

2年生は、国内外を活動拠点とする18の企業・団体からのSDGsに関する取組の講演の聴講のほか、グループディスカッションや事前学習を行なって、企業や団体からのアドバイスを受けながら、課題解決に向けた新たなアイディアを創出・提案します。

両学年とも、1月にポスターセッションによる発表会を行い、2月には個人が論文の形式で探究のまとめを行います。

鳥取県立鳥取東高等学校、1年生の総合的な探究の時間(鳥取学)において学校図書館を活用

鳥取県立鳥取東高等学校が、2020年10月9日に実施する、1年生の「総合的な探究の時間(鳥取学)」において、学校図書館を活用した探究学習を行ないます。

同校の「総合的な探究の時間」の授業では、1年生全員が地域社会の課題解決に向けて探究する学習「鳥取学」に取り組んでおり、10月9日の授業では、学校図書館を活用しながら、探究活動に必要な情報活用スキル、特に、本・新聞記事・インターネットなど複数のメディアの特性を知り、情報を比較・分析しながら収集するスキルの育成を行うとしています。

生徒が多様なメディアを活用しながら、地域や社会の課題に気づき、解決策を創造的に考える体験によって、主体的に学ぶ力が身に付くことが期待されています。

【鳥取東高等学校】1年総合的な探究の時間「鳥取学」~学校図書館を活用した探究学習~(鳥取県,2020/9/25)
http://db.pref.tottori.jp/pressrelease2.nsf/webview/C7881BC0D454B992492585EE0006F84A

全国学校図書館協議会(全国SLA)、オンラインイベントプログラムを発信する「SLA情報局online」を開始

2020年9月18日、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、オンラインイベントプログラムを発信する「SLA情報局online」を開始することを発表しました。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い研修会等が中止となっていることを踏まえ、学校図書館担当者向けに有用な情報を提供し、スキルアップや交流の場となることが目標とされています。

第1弾として、10月10日に、森田盛行氏(全国SLA顧問)を講師とした「学校教育に関わるすべての人に! みんなで学ぼう 学校教育と著作権」が開催されます。参加費は無料で、電子メールでの申込が必要です。

お知らせ
https://www.j-sla.or.jp/news/sn/
※2020年9月18日付で、「オンラインイベント「SLA情報局online」をスタートします! 第1弾は学校図書館と著作権について〈10/10〉」と掲載されています。

反省的な学校図書館実践家:ジャーナリングの活用(文献紹介)

2020年9月付で、米国学校図書館協会(AASL)が刊行する、米国の学校図書館に関する学術雑誌“School Library Research”の第23号に、論文“Reflective School Library Practitioners: Use of Journaling to Strengthen Practice”が公開されています。

同論文は、学校図書館教育プログラムにおける、対話的なジャーナリング(journaling)の活用に関してまとめられたものです。ジャーナリングが自己認識や専門能力の向上に効果があること等に触れ、プログラムの履修者による、自身の学びや実践の反省や実践と理論のつながりの考察等に関する記述の内容について以下をはじめとした観点で分析しています。

・Thinking in Action
他の履修者の観察に基づいた記述。どのような実践であったか、どのようにすればよいのか等について振り返る機会となっている。

・Thinking on Action
自分の実践に関する考察。履修者が学校図書館員の役割に関与するのを助け、自らの活動を後から分析する手段を提供している。

スコットランド全地域を対象とした学校図書館戦略の開始から2年が経過(記事紹介)

2020年9月8日、スコットランド図書館・情報協議会(SLIC)は、スコットランド全地域を対象とした学校図書館戦略“Vibrant Libraries, Thriving Schools - A National Strategy for School Libraries in Scotland 2018-2023”が開始してから2年が経過したことを発表しました。

“Vibrant Libraries, Thriving Schools - A National Strategy for School Libraries in Scotland 2018-2023”は、2018年9月8日に発表されたスコットランド全地域を対象とする5か年の学校図書館戦略です。SLIC・スコットランド地方自治体協議会(Convention for Scottish Local Authorities:COSLA)・スコットランド自治政府が共同で策定しています。十分なリソースを得た学校図書館サービスが、児童・生徒のリテラシー能力や学習到達度の向上等を通して、教育の卓越性と公平性に関する自治政府の展望を達成するために、どのように貢献できるかを概説した内容で、20の行動計画などが示されています。

文部科学省、「各教科等の指導におけるICTの効果的な活用に関する参考資料」を公表

2020年9月11日、文部科学省が、「各教科等の指導におけるICTの効果的な活用に関する参考資料」を公表しています。

学校における各教科等の指導にあたり、新学習指導要領に基づき資質・能力をバランスよく育成するため、子どもや学校等の実態に応じ、各教科等の特質や学習過程を踏まえ、教材・教具や学習ツールの一つとしてICTを積極的に活用し、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善につなげることが重要であるとして作成されたものです。

博物館・美術館・公文書館や図書館などのデジタル資料の利用(社会科,地理歴史科,公民科の指導におけるICTの活用について)、公立図書館等におけるオンラインを活用した電子書籍サービスを利用して、専門的な情報を確実に収集する(生活科・総合的な学習(探究)の時間の指導におけるICTの活用について)等の記載があります。

今後、各教科等の指導におけるICTの活用に関する解説動画についても順次作して公開するとしています。

Library of the Year 2020の優秀賞・ライブラリアンシップ賞・特別賞の受賞機関が発表

2020年9月14日、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)は、9月2日に実施したLibrary of the Year 2020(LoY2020)の二次選考会の結果を発表しています。

二次選考の結果、以下の機関が、優秀賞・ライブラリアンシップ賞・特別賞を受賞しています。

・LoY2020 優秀賞
安城市中心市街地拠点施設アンフォーレ及び中核施設安城市図書情報館
生駒市図書館
須賀川市民交流センターtette
みんなで翻刻

・ライブラリアンシップ賞
saveMLAK
一般社団法人北海道ブックシェアリング

・LoY2020 特別賞
新潟市学校図書館支援センター

LoY2020 二次選考結果発表!(IRI,2020/9/14)
https://www.iri-net.org/loy/loy2020-second-result/

米国学校図書館員協会(AASL)、新型コロナウイルス感染拡大下で新学年を迎える学校図書館の現状調査の結果を公表

2020年9月10日、米国学校図書館員協会(AASL)が、新型コロナウイルス感染拡大下で新学年を迎えた学校図書館の現状調査(Back-to-School Survey)の結果を公表しました。

8月5日から8月12日にかけて、学校/学校図書館の開校・開館状況、学校図書館の利用状況、予想されるコレクションの損失、予算編成に関して調査を行ったもので、全50州の、各館の学校司書、学区の責任者、学校図書館員を養成する大学教員等から1,117の回答が得られました。

学校の開校に関して大多数が完全な遠隔教育やハイブリット型で授業を開始する予定となっていること、完全に変更点なしに学校図書館を開館すると回答があったのは学区レベルでは17%・館レベルでは12%であったこと、活動は許可されていないものの図書館は開館しているとの回答は学区レベルで45%・館レベルで29%であったこと、学校図書館が図書館での授業以外に使われているとの回答は学区レベルでは25%・館レベルでは17%であったこと、図書館が使用できない場合には教室に本をブックトラックで運んで貸出を行なったり(50%)、遠隔で指導したり(55%)、教室で教員と共同で指導している(38%)との回答が寄せられたことが紹介されています。 

次回調査は9月10日から9月17日にかけて行われます。

全国学校図書館協議会(全国SLA)、被災した学校図書館への支援を実施

2020年9月10日、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、2019年以降の大規模な災害により蔵書や施設・設備に大きな被害を受けた学校図書館を対象とした支援事業に関するページを掲載しました。

同事業では、支援を必要としている学校・地域の情報や、支援を必要としている学校からの相談・支援の申込を受け付けています。

支援内容は学校が希望する図書や図書館用品の寄贈、選書・図書整備等の人的支援です。支援額は1校約5万円から20万円程度であり、支援時期は2020年11月以降とされています。

第一次集中受付期間は10月10日までです。

お知らせ(全国SLA)
https://www.j-sla.or.jp/news/sn/
※2020年9月10日付で「災害によって被災した学校図書館への支援 情報提供や支援のお申込・ご相談を受け付けます」というお知らせが掲載されています。

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