学校図書館

全国学校図書館協議会(全国SLA)、第23回学校図書館出版賞の受賞者を発表

2021年6月4日、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、第23回学校図書館出版賞の受賞者を発表しました。

同賞は、学校図書館向け図書の優良な出版企画を顕彰し、学校図書館向きの優良な図書の出版を充実させることを目的としています。今回は、出版賞大賞は該当なし、出版賞は4社(株式会社岩崎書店、株式会社偕成社、株式会社小峰書店、株式会社理論社)が受賞しています。

学校図書館賞のニュース(全国SLA)
https://www.j-sla.or.jp/news/cn/ln/
※2021年6月4日付で「第23回学校図書館出版賞が決まりました」と掲載されています。

第23回学校図書館出版賞が決まりました(全国SLA)
https://www.j-sla.or.jp/news/cn/ln/22-4.html

米・ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)、IBM社と連携し、新技術や職場で必要な知識を学ぶための若者向けオンライン学習プラットフォームを無償提供

2021年5月17日、米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)は、多様な若者が重要な専門的技術を身につけることを支援するために能力に応じた研修やウェビナーを提供することに関し、IBM社と連携すると発表しています。

若者が、人工知能やクラウドコンピューティングといった新しい技術を学び、また、職場で必要な基礎的な知識・技術を身につけるためのプラットフォームOpen P-TECHを、YALSAの会員と若者に対してIBM社が無償で提供する内容です。IBMが発行する認証バッジを得ることで、プロフェッショナル・ポートフォリオの作成や、 LinkedInのプロフィール、履歴書、大学の入学願書に記載することも可能です。

YALSAの会員は、学生の進捗状況の管理やディスカッションフォーラムの活性化といった、Open P-TECHの管理機能の活用方法について研修を受けます。

米国学校図書館員協会(AASL)、コロナ禍での休校時の学校図書館の状況調査の最終調査の結果を公表:遠隔授業に移行するための教員の努力を支援し導くために学校図書館員は不可欠

2021年5月18日、米国学校図書館員協会(AASL)が、コロナ禍での休校時の学校図書館の状況に係る一連の調査の最終調査の結果を公表したことが発表されています。

調査結果は、AASLの機関誌“Knowledge Quest”のウェブサイトに5月3日付で公開されており、学校図書館員は、遠隔授業に移行するための教員の努力を支援し導くために不可欠であることが分かったとし、専門能力の開発、より多くの授業の担当、授業における技術面での教員の支援、デジタルツール等のオンライン資源の選定といった面で責任が増大したとの回答が寄せられたと紹介されています。

また、実務面に関しては、技術的なトラブルシューティング、電子書籍の利用促進、バーチャルに係る専門能力の開発、オンライン上のツールやデータベースの利用方法を段階的に説明する資料の作成に係る業務が増えたとの回答が寄せられたとしています。

AASLでは、2021学年度の学校計画策定にあたって、この調査結果は、教育・学習の変革における学校図書館員の重要な貢献を示すために管理職者と話し合うにあたって、有力なアドヴォカシーツールとなるとしています。

オーストラリア図書館協会(ALIA)主催の“National Simultaneous Storytime”、2021年は国際宇宙ステーションから宇宙飛行士が読み聞かせ

2021年5月19日、オーストラリア図書館協会(ALIA)主催のイベント“National Simultaneous Storytime”(NSS)が行われます。NSSは、読書とリテラシーの価値を促進することを目的に、年齢に応じたテーマを探求するオーストラリアの児童書を用いて、国の教育カリキュラムのFoundationからYear 6までの主な学習内容に取り組むものです。

今年で21回目、ニュージランドにおいても4回目の開催となる今回は、スカラスティック社(出版社)・オーストラリア宇宙庁・Office of the Chief Scientistと連携し、宇宙飛行士のウォーカー(Shannon Walker)氏が国際宇宙ステーションから絵本“Give Me Some Space”の読み聞かせを行います。同書は、ALIAが今回のために絵本作家のPhilip Bunting氏に依頼して作成されたもので、作品の完成後、宇宙に送るための物理的な条件に沿った装丁で作成され、清掃と梱包の後、2020年後半に国際宇宙ステーションに送られました。

同イベントには誰でも参加できますが、参加には登録が必要です。

【イベント】日本図書館研究会情報組織化研究グループ2021年6月月例研究会「「COVID-19 : 学校図書館支援プログラム」から見える、情報組織化と検索サービスの未来」(6/12・オンライン)

2021年6月12日、日本図書館研究会情報組織化研究グループの2021年6月月例研究会「「COVID-19 : 学校図書館支援プログラム」から見える、情報組織化と検索サービスの未来」がオンライン(Zoomミーティング)で開催されます。発表者は株式会社カーリルの吉本龍司氏です。

株式会社カーリルは、学校図書館・公民館図書室等を対象として、インターネットからアクセスできる簡易的な蔵書検索サービスを提供するプロジェクト「COVID-19:学校図書館支援プログラム」を実施しています。本発表では、同プロジェクトに実装された実践的ノウハウを共有するとともに、小規模な図書館における情報組織化や検索サービスの未来についての検討が行われます。

参加費用は無料ですが、事前の申込みが必要です。

2021年6月月例研究会「「COVID-19 : 学校図書館支援プログラム」から見える、情報組織化と検索サービスの未来」(日本図書館研究会情報組織化研究グループ)
http://josoken.digick.jp/meeting/news.html#202106

仙台高等専門学校、「新入生課題解決型オリエンテーション」を開催:図書館の課題では蔵書検索・貸出手続き等を実行

2021年4月28日、仙台高等専門学校が、「新入生課題解決型オリエンテーション」を、4月7日に開催したことを発表しました。

「掲示板」「学務係」「図書館」等の校内のいくつかのポイントにおいて、「読解力」「英語力」「実行力」「団結力」を問う課題を解決しながら、チームでゴールを目指すものです。

図書館の課題では、文学作品名の回答に加え、館内の端末での蔵書検索、貸出手続きが行われたとあります。

学生の活動(仙台高等専門学校)
https://www.sendai-nct.ac.jp/category/news/college/
※2021年4月28日付で、「新入生課題解決型オリエンテーションを開催しました」が掲載されています。

新入生課題解決型オリエンテーションを開催しました(仙台高等専門学校)
https://www.sendai-nct.ac.jp/20210428-2/

韓国放送公社(KBS)、同国の公共図書館・学校図書館の蔵書数・予算・利用状況等の情報を表示するインタラクティブマップを公開

2021年4月20日、韓国放送公社(KBS)は、4月23日に「世界 本の日」を迎えるにあたり、同国の公共図書館・学校図書館に関する情報を網羅したインタラクティブマップを公開したと発表しています。

公共図書館については「国家図書館統計システム」に登録された1,134館(2019年12月31日基準)の情報を集約したもので、同マップにアクセスし、位置情報の取得に同意すると、半径750メートル以内(徒歩15分程度)に所在する公共図書館が表示されるほか、地域別検索では250の市郡区単位での検索が可能であり、その他、図書館名でも検索できます。各館をクリックすると、当該館の設立主体(教育庁・地方公共団体・民間)、蔵書数、座席数、年間利用者数、資料購入費、障害者・高齢者サービスの予算等が表示されるほか、項目別の全国順位も示されます。

米国学校図書館員協会(AASL)、子どもの探索力を涵養するためのガイド“Developing Reflective Explorers and Innovators”を公表

2021年4月16日、米国学校図書館員協会(AASL)が、ガイド“Developing Reflective Explorers and Innovators”を公表したと発表しています。学習者が効果的な探索者となるために必要なスキルを身に着けることを学校図書館員が支援する際に主に直面する課題を示すために作成されたものです。

同ガイドでは、学習者・学校図書館員・学校図書館のための包括的なシナリオと活動が、AASLの「学校図書館基準」における、思考(Think)・創造(Create)・共有(Share)・成長(Grow)という4つの学習領域(domains)ごとにまとめられており、それらのコンテンツは、学習者の好奇心・創造性・協調性・批判的思考を育てることを意図したものとなっています。

AASL News
http://www.ala.org/aasl/
※「AASL Releases Guide to Inspire Future Generations of Explorers 3 days ago」とあります。

米国図書館協会(ALA)、米国救済計画法(ARPA)で規定された助成金を獲得するためのツールやガイダンスをまとめたウェブページを公開

2021年4月14日、米国図書館協会(ALA)は、全ての館種の図書館が、米国救済計画法(ARPA)で示されている州単位で割り当てられる助成金を獲得するためのツールやガイダンスをまとめたウェブページ“American Rescue Plan - State Funding Guide”を公開しました。同ページでは、法律に書かれている図書館にとって大事な救済条項に関する情報や、有用なリンク集、カスタマイズできる役所に提出する文書のテンプレート等が掲載されています。

新型コロナウイルス感染症対応のため3月10日に成立した同法は、1兆9,000億ドル規模の経済対策法で、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)への2億ドルの配分のほか、学校・大学・公共図書館対象とした数十億規模のプログラムが含まれています。

全国学校図書館協議会(全国SLA)、「学校図書館整備施策の実施状況(2020年度最終集計)」を公表

2021年4月7日、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、「学校図書館整備施策の実施状況(2020年度最終集計)」を公表しました。

2020年7月に全国1,741の市区町村教育委員会を対象にアンケート調査が実施され、1,029の教育委員会から回答が寄せられました(2021年3月3日時点。回収率59.1%)。

発表の中では、以下の項目の結果が紹介されており、市区町村ごとの結果がPDF形式で公開されています。

・2020年度予算における1校当たりの平均図書費と図書費予算額算定方式
・「学校図書館用の新聞購読費」の予算化状況
・学校司書配置の予算化状況と雇用形態
・自治体による学校図書館担当者の研修状況
・学校図書館による「新型コロナウイルス感染防止対策」実施のための費用の予算化状況
・学校図書館における新型コロナウイルス感染症感染拡大防止策や読書振興施策

お知らせ(全国SLA)
https://www.j-sla.or.jp/news/sn/
※2021年4月7日付で「学校図書館整備施策の実施状況(2020年度最終集計)」が掲載されています。

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