学校図書館

第13回「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」が発表:やまなし読書活動促進事業実行委員会(山梨県)等が受賞

2019年9月25日、公益財団法人高橋松之助記念顕彰財団は、同財団が主催する第13回高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」の受賞者を発表しました。

同賞は、文字・活字文化振興法の理念に則り、読書推進と文字・活字文化振興に貢献し、顕著な業績をあげた学校及び地方自治体・団体・個人を顕彰する事を目的としています。

「朝の読書大賞」には、南越前町立南条小学校(福井県南条郡南越前町)、学校法人明照学園 樹徳高等学校・樹徳中学校(群馬県桐生市)、出水市立出水商業高等学校(鹿児島県出水市)、岐阜県立東濃特別支援学校(岐阜県土岐市)が、「文字・活字文化推進大賞」にはやまなし読書活動促進事業実行委員会(山梨県)が選ばれています。

やまなし読書活動促進事業実行委員会の受賞理由として、山梨県立図書館の「本を贈る習慣を山梨県に根付かせ、全国にモデルケースとして発信したい」という意向を踏まえて、公共図書館や書店有志等が実行委員会を組織し、官民一体で活発な活動を行っている点が高く評価されたことが挙げられています。

熊本県立第二高等学校、熊本地震復旧工事完成記念式典を実施:図書館を新築

2019年10月1日、熊本地震で被害を受けた熊本県立第二高等学校が、熊本地震復旧工事完成記念式典を実施したことが地元紙に報じられています。

報道によると、同高では体育館や普通教室などが被災しましたが、2019年9月に仮設校舎のあったハンドボール場の復旧作業が終わり、全工事が終了したことにともない実施されたものです。新しく建設された図書館は、災害時には避難所や救護所としても利用できると紹介されています。

また、同校図書館のブログによると、同館は2018年12月3日に開館済で、熊本県産の木材を使用し、照明はLEDを採用、地中熱を利用した冷暖房も設置されています。蔵書は約6万6千冊で座席数は76席です。

被災の第二高、工事完了 図書館など 全県立学校が復旧(熊本日日新聞,2019/10/2)
https://this.kiji.is/551938355069748321?c=92619697908483575

Gale社傘下のThorndike Press、米国の学校における大活字本が読書能力と成績に与えた影響調査に関するホワイトペーパーを公開

2019年9月12日、Gale社傘下のThorndike Pressは教育関係の非営利団体Project Tomorrowと提携して実施した、米国の学校における大活字本が読書能力と成績に与えた影響調査をまとめたホワイトペーパーを公開したことを発表しました。

同調査は大活字本の読書が児童生徒の読書能力と成績にどのような影響を及ぼすかを調査することを目的としたものです。2018年度から2019年度に米国の15の小学校・中学校・高等学校において、3年生から12年生の児童・生徒約1,700人と56人の教師、及び図書館員を対象に実施されています。

ホワイトペーパーでは次のようなことが主要な知見として示されています。

京都府立久美浜高等学校図書館、「一箱Library」のオーナーを募集中

京都府立久美浜高等学校図書館が、「一箱Library」のオーナーを募集しています。

「一箱Library」は、箱1つを図書館と見立て、同館の蔵書の中から自分の好きな本をそこに集める利用者参加型の企画で、館内の大型本書架の上部にある空いている箱を用いて参加することができます。

同企画に用いる箱は、夏の間に校内で出た廃材を活用し同校の技術職員が制作したもので、大小2種類、最多18個の本箱が準備される予定です。

あなたの図書館を創りませんか? 「一箱Library」オーナー募集中(京都府立久美浜高等学校図書館,2019/9/18)
https://www.kyoto-be.ne.jp/kumihama-hs/cms/index.php?key=johi9swg2-434#_434

Library of the Year 2019の優秀賞とライブラリアンシップ賞の受賞機関が発表

2019年9月18日、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)によるLibrary of the Year 2019(LoY2019)の優秀賞とライブラリアンシップ賞の受賞機関が発表されました。

各賞の受賞機関は以下の通りです。

・ライブラリアンシップ賞
埼玉県高校図書館フェスティバル実行委員会
ビジネス支援図書館推進協議会とその実践者

・LoY2019優秀賞
札幌市図書・情報館
恩納村文化情報センター(沖縄県)
県立長野図書館
京都府立久美浜高等学校図書館

各機関の対象事業名と授賞理由は9月下旬ごろにIRIのウェブサイトで発表される予定です。また、大賞およびオーディエンス賞は、11月13日に第21回図書館総合展内で開催予定のLibrary of the Year2019最終選考会において決定されます。

LoY2019 二次選考結果発表!(IRI, 2019/9/18)
https://www.iri-net.org/loy/loy2019second/

ほんぽーと新潟市立中央図書館、第49回「学校図書館賞」実践の部を受賞した同市教育委員会の取り組みを紹介する企画展示を開催

2019年9月5日、ほんぽーと新潟市立中央図書館は、全国学校図書館協議会(SLA)の第49回「学校図書館賞」実践の部を受賞した同市教育委員会の取り組みを紹介する企画展示の開催を発表しました。展示は2019年10月1日まで行われる予定です。

新潟市立の学校には学校司書が全校配置され、子どもが読書習慣を身につけられるように、教育委員会全体での連携、学校図書館基盤の整備、使いやすく居心地のよい環境づくり、様々な読書活動等の取組が進められています。一連の取組は全国でも先進的な事例としてSLAに評価され、第49回「学校図書館賞」実践の部を新潟市教育委員会が受賞しました。

一連の取組の紹介として、第49回「学校図書館賞」の表彰状・顕彰盾、同市の学校図書館の整備充実に関する取組、同市東区・中央区の各校学校図書館の写真、同市の学校図書館支援センターの歩みに関する企画展示が行われています。

学校図書館問題研究会、「学校司書配置調査」ページを開設

2019年9月5日、学校図書館問題研究会(学図研)が、「学校司書配置調査」ページを開設しました。

学図研では、学校司書の兼務状況なども含めた、学校司書配置の実態を把握する活動を行なってきましたが、同ページを開設し、「学校司書配置調査に参考となる資料」「各都道府県での小中学校の「学校司書配置調査」について、学図研が把握している状況をまとめた「都道府県別-学校司書配置状況」」を公開したものです。

また、27道県における学校司書の実態調査の実施については情報がないことから、学図研事務局まで情報を寄せるよう呼び掛けています。

学校司書配置調査(学図研,2019/9/5)
http://gakutoken.net/joetzxwuj-49/#_49

学校司書配置調査(学図研)
http://gakutoken.net/opinion/S_SchLibrarian/

給食の献立に関する本を集めた本棚「給食図書」:大阪市立鶴見南小学校による取組

大阪市立鶴見南小学校が取組んでいる給食に関する本を集めた本棚「給食図書」が、2019年9月5日付けの地元紙(大阪日日新聞)で紹介されています。

同校ウェブサイトの「学校日記」によると、「給食図書」は、図書を通じて給食や食べ物、食育について、より知ってもらうことを目的に2015年11月に設置されました。

「学校日記」では、毎週、その週の「給食図書」や、ブックトラックに載せられた「給食図書」の設置場所が紹介されているほか、毎日の給食とその日の献立に合わせて選ばれた図書の写真が掲載されています。

地元紙では、同取組の背景や目的、地域の図書館との連携等が紹介されています。

給食+読書で食育 大阪市立鶴見南小 (47News(大阪日日新聞),2019/9/5)
https://www.47news.jp/localnews/prefectures/osaka/3963418.html

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