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2020年3月27日、愛知県公文書館が、同館ウェブサイトのリニューアルに合わせ、「バーチャル文書館」を開設しました。
2019年度に最終巻の刊行を終えた『愛知県史』の編纂時に収集した資料の一部を分かりやすい解説文とともに紹介するほか、過去の企画展の展示物の紹介や古文書の解読に挑戦できる古文書講座などが搭載されています。
また、4月1日には所蔵資料検索システムをリニューアルし、画像が閲覧できる機能が追加されるほか、国立公文書館デジタルアーカイブの横断検索にも参加するとしています。
愛知県公文書館Webサイトに「バーチャル文書館」を新設します(愛知県, 2020/3/27)https://www.pref.aichi.jp/soshiki/houmu/kobunshokan6.html
愛知県公文書館 バーチャル文書館https://kobunshokan.pref.aichi.jp/vr_archive/
2020年3月18日、国立公文書館が、2019年度に作成した特定歴史公文書等のデジタル画像約210万コマの、デジタルアーカイブへの追加を発表しています。
行政文書からは、昭和63年(1988年)の御署名原本や戦争調査会事務局書類等3万7,645コマ、内閣文庫からは外務省・司法省・大蔵省・内務省等旧蔵の和書149万1,424コマ、及び、紅葉山文庫・昌平坂学問所等旧蔵の漢籍57万1,642コマが対象です。
お知らせ(国立公文書館デジタルアーカイブ)https://www.digital.archives.go.jp/news/ ※2020.03.18欄に「新規画像追加のお知らせ」とあります。
デジタルアーカイブへのデジタル画像追加のお知らせ(国立公文書館)http://www.archives.go.jp/owning/new/
東京都公文書館が、2020年4月1日に国分寺市内に移転オープンします。
移転に伴って、施設のZEB(Zero Energy building)化、土曜日の開館、常設展示室と企画展示室の設置、デジタルアーカイブサービスの開始等を行うとしています。
令和2年4月1日(水曜日)東京都公文書館が国分寺市に移転オープンします(東京都公文書館, 2020/2/21)[PDF:2ページ]https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/01soumu/archives/0209itenopen.pdf
新館情報(東京都公文書館)https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/01soumu/archives/01shinkan.htm
2020年2月1日、山形県生涯学習センター遊学館内にある山形県立図書館がリニューアルオープンしました。
中庭を臨むデッキエリア、子どもエリア内のおはなしのへや、対面朗読室、東西の壁一面がホワイトボードで電子黒板システムも備えたアクティブラーニングルーム、ビジネス支援コーナーが新たに設けられたと紹介されています。
2月1日から2日にかけて各種リニューアルイベントも開催されました。
また、地元紙の報道によると、同日、山形県公文書センターも遊学館内に移転開館したとのことです。
リニューアルオープン日が令和2年2月1日に決まりました!(山形県立図書館)https://www.lib.pref.yamagata.jp/?page_id=444
【速報】2月1日、2日リニューアルオープンイベントのお知らせ (山形県立図書館)https://www.lib.pref.yamagata.jp/?page_id=459
2019年10月18日、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)が、同協会のウェブサイトに「令和元年台風19号関連」のページを開設しています。
18日現在での各館の状況は調査中と記載されています。
また、水損公文書等のレスキュー活動に役立つ情報へのリンクも掲載されています。
令和元年台風19号関連(全史料協,2019/10/18)http://www.jsai.jp/rescueA/typhoon19/20191012.html
参考: 常陸大宮市(茨城県)、文書館・歴史民俗資料館・市史編さん室で台風19号で被災した古文書・資料・民具・書画・写真などの受入・相談を受け付け Posted 2019年10月15日https://current.ndl.go.jp/node/39257
熊本市立図書館が、2019年11月1日から電子図書館サービスを開始することを発表しています。
熊本市が2019年10月7日付で発表した報道資料「熊本市電子図書館の開館について」によると、電子書籍の貸出と行政資料の保管・提供が電子図書館サービスの内容となります。
電子書籍の貸出は、図書館カード登録済の市民を対象に、人気小説や実用本、子ども向けの絵本や図鑑等をオンライン上で無償提供し、インターネットを通して貸出・閲覧可能にするというものです。2019年度中に約6,500件(著作権有効3,000件、失効3,500件)提供し、その後毎年2,000件ずつコンテンツを増やすことが計画されています。
行政資料の保管・提供は、熊本市の重要な行政資料をデジタル化し保管するとともに、図書館のウェブサイトから誰でも閲覧可能にするというものです。行政資料の長期保管へ資するとともに、図書館蔵書と同様にオンライン蔵書目録を活用するため容易に検索が可能になる効果がある、としています。将来的には、保管する行政資料点数の拡充に加えて、郷土資料・歴史資料など行政分野以外の貴重資料のデジタル化も検討されています。
2019年10月2日、英・電子情報保存連合(DPC)は、米国国立公文書館(NARA)がDPCのassociate memberとして加盟したことを発表しました。
米国政府は、政府機関によるNARAへの記録移行に際し、2023年1月以降は紙媒体ではなく電子媒体での送付に完全移行するよう求めています。そのため、2023年以降はNARAの所蔵する電子記録が劇的に増加する見込みであることが紹介されています。
The United States National Archives and Records Administration joins the Digital Preservation Coalition(DPC, 2019/10/2)https://www.dpconline.org/news/new-members-of-the-dpc/nara-joins-dpc
2019年9月24日、英国国立公文書館(TNA)は英国情報局保安部(MI5)に関する100点以上の機密ファイルを新たに公開したことを発表しました。
第一次世界大戦期から戦後の1960年代後半までの時期の幅広い主題のファイルが今回公開されています。第二次世界大戦期のドイツや冷戦期のソ連の諜報部に所属していた将校や英国内の共産主義者等に関する個人ファイルも含まれています。
TNAの発表によると、今回公開されたファイルには、旧ソ連の諜報組織である“Portland Spy Ring”の関係する事件、組織構成員の逮捕、組織のメンバーへの面談に関わるファイルが多数含まれています。
Latest MI5 files released(TNA,2019/9/24)https://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/latest-mi5-files-released/
2019年10月31日、香川県立文書館(香川県高松市)において、同館の開館25周年記念公文書講演会「我国の公文書管理体制確立への試案:国立公文書館長時代の回顧から」が開催されます。
講師は前・国立公文書館長の高山正也氏であり、主に2010年前後の国の公文書管理を巡る状況に関すること、地方自治体の公文書管理等についての講演が行われます。
受講無料であり、定員60名(要事前申込・先着順)です。
文書館開館25周年記念公文書講演会を開催します(香川県)https://www.pref.kagawa.lg.jp/content/dir8/dir8_5/dir8_5_5/wor2bs190912162908.shtml
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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