デジタルアーカイブ

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、オンライン展示「失われた公演―コロナ禍と演劇の記録/記憶」を公開

2020年10月7日、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館は、オンライン展示「失われた公演―コロナ禍と演劇の記録/記憶」の公開を発表しました。

同展示は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため中止・延期となった演劇公演のチラシ画像等を、同館に資料を提供した団体の許諾を得て公開するものです。コーナー「チラシを閲覧する」には、各公演のチラシ画像等とそれについてのコメントが、コーナー「舞台関係者からのメッセージ」には、コロナ禍と同時代演劇、文化状況等に関する複数の舞台関係者からのメッセージが収録されています。

同館では、新型コロナウイルス感染症の影響下にある時間を演劇という視座から記録し、2020年に上演できなかった公演の記録/記憶を後世に伝えることを企図した取組を進めています。中止・延期公演の調査・情報収集、該当する公演関係資料の同館への寄贈呼び掛けを行っており、今回のオンライン展示でもコーナー「資料ご寄贈のお願い」が設けられています。

長野県・信州大学、「災害アーカイブ展~令和元年東日本台風から1年~」を開催

2020年10月9日から、長野県と信州大学教育学部との共催で、「災害アーカイブ展~令和元年東日本台風から1年~」が開催されます。信州大学附属図書館も協力し、長野県立図書館が後援しています。

同展は、令和元年台風第19号による災害から1年を迎えるにあたり、災害の記憶や記憶を保存・継承し、災害を「自分事」として捉え、備えることを目的に開催されるものです。

長野県と信州大学の共同事業である「“猪(しし) の満水”災害デジタルアーカイブ」(デモサイト)や令和元年台風第19号の記録写真等が紹介されるほか、今年で6周年となる神城断層地震に関する「2014年神城断層地震アーカイブ」や2016年に発生した熊本地震に関する「熊本大学アーカイブ「ひのくに災史録」」も紹介されます。

特設ページでの展示をメインとしたものですが、一部会場を設けての展示を行われます。展示会場と開催期間は以下の通りです。

長野市役所 1F交流スペース 10月9日から10月16日

長野県庁 1F玄関ホール 10月12日から10月16日

信州大学中央図書館(松本市) 1F展示コーナー 10月19日から10月26日 ※同大学生、教員のみに公開

長野駅ビルMIDORI 3Fりんごのひろば 10月27日から10月31日

埼玉県立図書館、「埼玉サーチ」を公開:同館のデジタル化資料、県内の博物館・美術館等の所蔵資料約13万点の検索が可能

2020年10月1日、埼玉県立図書館が、同館のデジタル化資料、県内の博物館・美術館等を一度に検索できるシステム「埼玉サーチ」を公開したことを発表しました。

同館の資料検索システムの機能を活用したもので、発表によると、埼玉県立図書館のデジタル画像データ、埼玉県立歴史と民俗の博物館、埼玉県立近代美術館、さいたま文学館等の所蔵資料約13万点以上の資料を検索できます。

資料の「タイトル」、「作者/人物」等のメタデータ項目やキーワード、検索対象館が独自に設定している資料コードでの検索が行えます。

図書館からのお知らせ/2020年(埼玉県立図書館)
https://www.lib.pref.saitama.jp/information/2020/index.html
※2020年10月1日付で、「「埼玉サーチ」を公開しました」と掲載されています。

フランス国立図書館(BnF)の電子図書館“Gallica”の新しいビューアが公開

2020年10月5日、フランス国立図書館(BnF)の電子図書館“Gallica”が、新しいビューアに関する記事をブログに掲載しました。

ブログの中では、新しいビューアで提供されている情報、機能について紹介されています。

コンテンツの閲覧画面には、以下のブロックがあります。
・“Synthèse”ブロック
資料の種別や、コンテンツに関連する場所を現在の地図上に表示するアプリケーション“Gallicarte”へのリンク等が含まれています。

・“Parution par date”ブロック
逐次刊行物等において、日付を選ぶことで別の号を閲覧することができます。

・“En savoir plus”ブロック
コンテンツのメタデータが表示されます。

・“Légendes et tables des matières”ブロック
目次情報および各章や節のページへのリンクが表示されます。

・“Version texte (OCR)”ブロック
表示されているページに光学文字認識(OCR)により抽出されたテキストが表示されます。

炭鉄港推進協議会(北海道)、デジタルアーカイブ制作のため「日本遺産・炭鉄港」に関する写真・映像を募集

北海道空知総合振興局内に事務局が設置されている炭鉄港推進協議会が、デジタルアーカイブの制作のため「日本遺産・炭鉄港」に関する写真・映像を募集しています。

同協議会は、炭鉄港の日本遺産申請や認定後の関連事業の推進について協議するために設置された団体で、「炭鉄港」の構成文化財をはじめ、当時の食や生活文化等に関する歴史的資料(写真や映像)の収集・調査を行ってデジタルアーカイブを制作し、炭鉄港の普及促進を図ることが目的です。

各地方公共団体(小樽市、室蘭市、安平町、夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、赤平市、三笠市、栗山町、月形町、沼田町)が保存している資料のほかに、住民が所有する歴史的資料も活用するために募集を行なっており、対象となる資料は、戦前から昭和40年頃までの、炭鉱、鉄道、鉄鋼や港湾など、当時の街並みや生活風景などが記録されている写真や映像です。

募集期間は11月30日までです。

米・ワイオミング大学、ワイオミング州の歴史的新聞をデジタル化し“Chronicling America”で公開

2020年10月1日、米国のワイオミング大学は、同大学図書館が主導する歴史的新聞のデジタル化プロジェクトの第一弾の成果を、“Chronicling America”でオンライン公開したことを発表しました。

同プロジェクトは、1863年から1963年にかけてのワイオミング州の新聞10万ページが対象であり、全米人文科学基金(NEH)から約20万9,000ドルの助成金を得て実施されています。

発表によると、マイクロフィルム化された新聞をワイオミング州立公文書館から集め、同大学のプロジェクトチームが複製・デジタル化を行いました。今後のデジタル化対象として、“The Saratoga Sun”をはじめとした4紙が挙げられています。

デジタルアーカイブジャパン推進委員会及び実務者検討委員会、「3か年総括報告書 我が国が目指すデジタルアーカイブ社会の実現に向けて」を公表

内閣府知的財産戦略推進事務局に事務局を置く、デジタルアーカイブジャパン推進委員会及び実務者検討委員会が、「3か年総括報告書 我が国が目指すデジタルアーカイブ社会の実現に向けて」(2020年8月付)を公表しています。

あわせて、デジタルデータの長期保存のために必要な検討事項を示した「デジタルアーカイブのための長期保存ガイドライン(2020 年版)」、同ガイドラインの内容を踏まえた「デジタルアーカイブアセスメントツール(改定版)」等も公開されています。

3か年総括報告書 我が国が⽬指すデジタルアーカイブ社会の実現に向けて[PDF:10.62MB](2020/8/19)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/digitalarchive_suisiniinkai/pdf/r0208_3kanen_houkoku_honbun.pdf

国立国会図書館、電子展示「本の万華鏡」の第28回「国会議事堂ができるまで」を公開

2020年10月2日、国立国会図書館(NDL)は、ミニ電子展示「本の万華鏡」の第28回として、「国会議事堂ができるまで」をウェブサイトで公開しました。

国会議事堂が落成するまでの歴史をたどる「第1章 仮議事堂の変遷」「第2章 本議事堂の完成」のほか、当時の姿を伝えるビジュアル資料を収録したコーナー「ビジュアル議事堂」が設けられています。

本の万華鏡「国会議事堂ができるまで」を公開しました(付・プレスリリース)(NDL, 2020/10/2)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2020/201002_01.html
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2020/__icsFiles/afieldfile/2020/09/29/pr201002.pdf
※二つ目のURLはプレスリリースです。[PDF:703KB]

デジタルアーカイブの資料で作成するGIFアニメの国際的なコンペティション“GIF IT UP”が開催中:2020年はジャパンサーチも協力

Europeanaの2020年9月30日付けのブログ記事で、GIFアニメの国際的なコンペティション“GIF IT UP”の開催と、2020年10月1日から31日にかけて作品の投稿を受け付けていることが紹介されています。

“GIF IT UP”は、コンテンツ・パートナーから利用できるパブリックドメインやオープンライセンスの動画・画像・テキスト等を使用して作成したGIFアニメのコンペティションです。応募作品の中から、優勝、次点(3作品)、people's choice賞等が選ばれ、賞品が授与されます。

7回目の開催となる2020年は、従来のEuropeana、DPLA、ニュージーランド国立図書館のDigitalNZ、オーストラリア国立図書館のTroveに加えて、日本のジャパンサーチ、インド・コルカタのDAG Museumsもコンテンツ・パートナーとして協力しています。

中国・杭州図書館、所蔵古典籍のデジタルアーカイブを公開

2020年9月9日、中国・杭州図書館は、デジタルアーカイブ「杭州図書館館蔵古籍数据庫」の公開を発表しました。

同館所蔵の古典籍221部の画像が収録されており、稿本・抄本・套印本・名家の批校題跋本など、同館の特色ある所蔵資料が含まれています。

杭州图书馆馆藏古籍数据库(杭州図書館, 2020/9/9)
https://www.hzlib.net/szzytszy/5010.htm
※デジタルアーカイブ公開のお知らせです。

杭州图书馆馆藏古籍数据库
http://dftszy.hzlib.net/hzlibgjk/index.htm

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