デジタルアーカイブ

E2223 - 第1回SPARC Japanセミナー2019<報告>

2019年10月24日,国立情報学研究所において第1回SPARC Japanセミナー2019「人文社会系分野におけるオープンサイエンス~実践に向けて~」が開催された。以下,概要を報告する。

京都大学図書館機構、京都大学貴重資料デジタルアーカイブがWorldCatの検索対象になったと発表

2020年1月27日、京都大学図書館機構は、京都大学貴重資料デジタルアーカイブが総合目録WorldCat及びディスカバリーサービスWorldCat Discoveryの検索対象になったと発表しています。

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: WorldCatで京都大学の貴重資料画像を検索できるようになりました(京都大学図書館機構, 2020/1/27)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1384098

参考:
奈良文化財研究所、全国遺跡報告総覧とWorldCatとのデータ連携を開始
Posted 2017年2月8日
https://current.ndl.go.jp/node/33409

【イベント】「第11回DAN(Digital Archive Network)ワークショップ」(2/21・仙台)

2020年2月21日、宮城県仙台市の東北大学災害科学国際研究所棟において、筑波大学・図書館情報メディア系と東北大学災害科学国際研究所みちのく震録伝の主催により、第11回DAN(Digital Archive Network)ワークショップが開催されます。

ジャパンサーチや公文書のデジタルアーカイブ、アーカイブの利活用といった関心の高いテーマを中心に、話題提供・フリーディスカッションが行われます。

参加費は無料です。事前申込フォームがメタデータ基盤協議会のウェブサイト上に設けられており、定員に達した場合には参加できないことがある、としています。

主な内容は次のとおりです。

○第一部 話題提供
・地域のデジタルアーカイブをどのようにジャパンサーチとリンクさせるか
 国立国会図書館 担当者

・地方創生とデジタルアーカイブ ~災害アーカイブの利活用について~ (仮題)
 柴山明寛氏(東北大学災害科学国際研究所 准教授)

・ディジタルアーカイブの視点から公文書管理と保存を考える
 杉本重雄氏(筑波大学 名誉教授)

○第二部 フリーディスカッション

米国国立医学図書館(NLM)、総ページ数4万3,500ページ以上に及ぶ完全なデジタル化を実施した6種類の原稿コレクションを公開

2020年1月17日、米国国立医学図書館(NLM)は、同館のデジタル化資料を公開するウェブサイト“Digital Collections”において、完全なデジタル化の完了した原稿コレクションを公開したことを発表しました。

アーカイブ資料の調査・理解に役立つ詳細な調査ガイドとして、“finding aids”も完備された形で、総ページ数4万3,500ページ以上に及ぶ6種類の原稿コレクションが公開されています。公開された原稿コレクションは以下の6種類です。

・1983年から1994年の後天性免疫不全に関する全国委員会の記録
・ジェームズ・ガーフィールド第20代米国大統領の健康状態に関する1881年の公報
・1818年のメリーランド州ボルチモア北部地域の軍事視察における健康診断の報告書
・米国陸軍外科医助手のマクフェイル(Leonard C. McPhail)による1845年から1939年までの日記
・南北戦争中の1860年から1864年に米国の外科医のレターマン(Jonathan Letterman)が送受信した書簡、及び日記
・1926年における精神障害の先住民のための精神科病院に関する年報と国勢調査

【イベント】講演会「大阪市立図書館デジタルアーカイブと継承するオープンデータの可能性」(2/12・大阪)

2020年2月12日、大阪市立中央図書館において、同館・合同会社AMANE・継承型学術オープンデータ製作委員会の共催による講演会「大阪市立図書館デジタルアーカイブと継承するオープンデータの可能性」が開催されます。

1月にリニューアルした同館のデジタルアーカイブの新機能や搭載されているオープンデータ画像の説明に加え、新しいオープンデータの形である「継承型学術オープンデータ」についても紹介するとしています。

社会におけるオープンデータの共有、デザイン・プロダクツ開発や事業化の可能性など、「オープンデータ公開のそれから」について、参加者全員で考えることを目的とするとしています。

参加費は無料ですが、定員は60人(事前申込先着順) です。

内容は以下の通りです。

【イベント】ワークショップ 「ハーバード大学日本災害DIGITALアーカイブ(JDA)ー教育現場での活用方法」(2/28-29・仙台)

2020年2月28日・29日、宮城県仙台市の東北大学災害科学国際研究所及び宮城教育大学において、東北大学災害科学国際研究所「みちのく震録伝」と米・ハーバード大学ライシャワー日本研究所主催のワークショップ「ハーバード大学日本災害DIGITALアーカイブ(JDA)ー教育現場での活用方法」が開催されます。

防災学習を教える中学校・高校・大学の教員、震災デジタルアーカイブの利活用を考えている図書館や自治体、アーカイブ団体などからの参加者を募集しており、参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

定員は、中学校・高校の教員から10人程度、大学・図書館・博物館・自治体・アーカイブ団体などから10人程度です。教員は教育現場でJDAを活用する意思があること、教員以外はそれぞれの所属機関でJDAを利用するか、個人としてJDAに投稿・貢献する意思があることが参加条件です。

内容は以下の通りです。

2月28日
・防災観光のツアー(仙台近郊)
・米・ハーバード大学ゴードン教授による講演
・意見交換会

2月29日
・米・ハーバード大学自然災害アーカイブ(JDA)の紹介と使い方
・グループワーク
・グループワークの発表
・講評

改正EU著作権指令第14条により著作権保護期間の満了した資料のデジタル複製物をパブリックドメインのままとするには(記事紹介)

2020年1月21日付のEuropeana Proのブログ記事として、“Keeping digitised works in the public domain: how the copyright directive makes it a reality”が公開されています。

同記事は英国エクセター大学法学部のAndrea Wallace講師へのインタビューを通して、2019年4月に成立した改正EU著作権指令「デジタル単一市場における著作権指令(the Directive on Copyright in the Digital Single Market)」第14条の文化遺産分野における重要性と同講師の第14条に関する研究の解説を行ったものです。改正EU著作権指令第14条は、著作権の保護期間が満了しパブリックドメインとなったビジュアルアート作品の複製物について、創作性が存在しない限り著作権その他の権利は及ばないことを明記しています。

北米の研究図書館センター(CRL)、East View Information Services社との協力事業の成果として19世紀後半から20世紀半ばにかけて中東・北アフリカ地域で刊行された新聞のデジタルコレクションを公開

2020年1月13日、北米の研究図書館センター(CRL)は、East View Information Services社との協力プロジェクトの成果として、19世紀後半から20世紀半ばにかけて中東・北アフリカ地域で刊行された新聞のオープンアクセス(OA)のデジタルコレクション“Middle Eastern and North African(MENA) Newspapers”公開を発表しました。

“MENA Newspapers”はEast View Information Services社が推進する新聞のデジタルアーカイブ“Global Press Archive”のコレクションに追加されました。現時点で15タイトル10万ページ以上のコンテンツが含まれ、最終的には50万ページを超える規模になることが発表されています。コンテンツの大半はアラビア語ですが、一部英語・フランス語による主要タイトルも含まれています。

【イベント】MLA連携学習会「知を伝え、共有し、つながるための基盤としてのディジタルアーカイブについて」(2/8・大阪)

2020年2月8日、大阪市総合生涯学習センター(大阪市北区)において、図書館友の会全国連絡会が主催するMLA連携学習会「知を伝え、共有し、つながるための基盤としてのディジタルアーカイブについて」が開催されます。

講師は筑波大学名誉教授の杉本重雄氏であり、デジタルアーカイブについての説明や、インターネット上のデジタルアーカイブに関する様々な視点からの言及が行われます。

参加費無料(資料費500円)とあり、参加には事前の申込みが必要です。

公開学習会―図友連MLA連携学習会のご案内(図書館友の会全国連絡会, 2019/12/25)
http://totomoren.net/2019/12/25/mla-collaboseminar/

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