デジタルアーカイブ

神戸大学附属図書館デジタルアーカイブで同館所蔵の『大阪商工新報』『大阪商工新聞』『大阪メリヤスタオル商工新聞』が公開

2020年2月6日、神戸大学附属図書館は、同館が所蔵する『大阪商工新報』『大阪商工新聞』『大阪メリヤスタオル商工新聞』の画像をデジタルアーカイブ上で公開したことを発表しました。まとまったコレクションとして所蔵しているのは同館のみ、という貴重な資料であるとしています。

画像はデジタルアーカイブ上の「大阪商工新聞」のページで公開されています。以下の号が公開対象となっていますが、ページ上の記載によれば、著作権保護期間内あるいは権利関係が不明のため、本文が表示できないコンテンツが含まれているとあります。

『大阪商工新報』50-91号、1907-1909(明治40-42年)
『大阪商工新聞』1-236号、1909-1921(明治42-大正10年)
『大阪メリヤスタオル商工新聞』238-498号、1922-1933(大正11-昭和8年)
※欠号・欠ページあり

『大阪商工新報』『大阪商工新聞』『大阪メリヤスタオル商工新聞』電子化画像を公開しました(神戸大学附属図書館, 2020/2/6)
https://lib.kobe-u.ac.jp/libraries/15238/

関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、関西大学デジタルアーカイブで公開している大阪画壇の絵画を基に塗り絵を作成・オンラインで公開

2020年2月3日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)は、関西大学デジタルアーカイブで公開している大阪画壇の絵画を基に塗り絵を作成し、特設ページで公開したことを発表しました。

作品11点の塗り絵と、それらをまとめた冊子が公開されており、作品別・冊子体のいずれでもダウンロードが可能となっています。

また、ニューヨーク医学アカデミー(The New York Academy of Medicine)の図書館が2016年に開始した塗り絵のイベントである“ColorOurCollections”の紹介と、今回公開された塗り絵を用いた同イベントへの参加の呼びかけも掲載されています。

“ColorOurCollections”は、世界中の図書館、アーカイブ等の文化機関を対象としており、各機関は所蔵コレクションを基にした塗り絵を提供し、ユーザーはそれらを着色した画像をハッシュタグ#ColorOurCollectionsを付与してSNS上で共有するというイベントです。通常年に一度、2月はじめの一週間を開催期間としており、2020年は2月3日から7日までの開催となっています。

写真共有プラットフォーム“Unsplash”で米国議会図書館、Europeana、英国図書館等がアカウントを開設し画像を公開:無料ダウンロード・商用利用可能

写真共有プラットフォーム“Unsplash”は、2020年1月30日付けのmediumでの投稿において、米国議会図書館、米・ニューヨーク公共図書館、Europeana、英国図書館等、複数の文化機関がUnsplashでアカウントを開設し、画像を公開していることを紹介しています。

Unsplashは2019年7月に教師・生徒向けに写真をキュレーションして提供する“Unsplash for Education”を開始しており、デジタル化された文化的アーカイブの可視性を高めるために、各国の文化機関との共同作業を行っていました。

Unsplashのライセンス条項によると、Unsplashで公開された写真は商用・非商用を問わず無料で使用可能となっています。

Unsplashによる同じく2020年1月30日付けのmediumでの投稿“How to become an Education Partner on Unsplash”によれば、Unsplash ライセンスとCC0ライセンスとの違いとして、前者にはUnsplashが公開する写真を利用して類似又は競合サービスを構築する権利までは含まれていないことを挙げています。

広島市立中央図書館、ADEACで「広島市立図書館貴重資料アーカイブ」を公開:公開記念講演会も開催

2020年2月1日、広島市立中央図書館は、歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”で「広島市立図書館貴重資料アーカイブ」を公開したことを発表しました。

浅野氏広島城入城400年記念事業として実施されたものであり、2019年度の公開対象として、同館が所蔵する浅野文庫の絵図29点と郷土資料1点が収録されています。

2020年2月22日には、公開記念講演会「デジタルアーカイブで見る 広島藩江戸屋敷・大坂蔵屋敷」も同館で開催されます。定員は60人であり、要申込・先着順となっています。

浅野氏広島城入城400年記念事業 「広島市立図書館貴重資料アーカイブ」を公開しました(広島市立図書館, 2020/2/1)
http://www.library.city.hiroshima.jp/news/chuou/2020/02/2318.html

【イベント】デジタルアーカイブ産学官フォーラム(2/26・東京)

2020年2月26日、国立国会図書館東京本館(東京都千代田区)において、内閣府知的財産戦略推進事務局が主催するデジタルアーカイブ産学官フォーラムが開催されます。

特にデジタルアーカイブの長期保存/長期利用保証、利活用促進の問題に焦点を当てた内容となっており、産学官の関係者とアーカイブ機関の取組、課題等について情報共有・意見交換が行われます。また、ジャパンサーチの正式版公開に向け、試験版の機能拡充、活用事例の共有を行うとしています。

参加費無料であり、定員300人(要事前申込み、先着順)です。当日の主な内容は次のとおりです。

〇第1部(プレゼン)
〈コンテンツのデジタル化と保存について〉
・原画(漫画)に忠実なデジタルデータ化とその利活用事例について
横手市増田まんが美術館
・映画フィルムのデジタル化とデジタルリマスターの取り組みについて
株式会社KADOKAWA/国立映画アーカイブ

〇第2部(好事例発表とパネルディスカッション)
〈利活用促進について〉
・企業アーカイブおよび公的アーカイブ機関の利活用事例について

徳島大学附属図書館、同館の「貴重資料高精細デジタルアーカイブ」で画像公開中資料の詳細ページに英訳を追加:英語タイトルにはローマ字読みを採用

2020年1月23日、徳島大学附属図書館は、クラウドファンディングサイト「OTSUCLE」の活動報告上で、同館が提供している古地図のWEBサイト「貴重資料高精細デジタルアーカイブ」において、1月22日から英訳を公開したことを発表しました。

「貴重資料高精細デジタルアーカイブ」での英訳公開は、同館が2019年2月から3月まで実施したクラウドファンディングプロジェクトの成果として実施されました。画像公開中資料の詳細ページに英訳が追加されています。

英訳にあたって、固有名詞である地図名は国外でもその名前で知られていることが予想されるため英語タイトルにはローマ字読みを採用していること、備考欄に古地図の成立過程なども加味した英訳も付記し内容が伝わるように配慮していることが併せて発表されています。

英訳を公開しました!(OTSUCLE,2020/1/23)
https://otsucle.jp/cf/project/2626.html

京都大学図書館機構、「中井家絵図・書類 幕府之部」の図面13タイトル及び京都大学附属図書館・文学研究科・理学研究科所蔵資料31タイトルを「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」で公開

2020年1月27日、京都大学図書館機構は、「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」にて、

(1)京都大学附属図書館が所蔵する「中井家絵図・書類 幕府之部」の図面13タイトル

(2)京都大学附属図書館が所蔵する一般貴重書(和)、文学研究科が所蔵する地図等、理学研究科が所蔵する洋書、合計31タイトル

を電子化・公開したと発表しています。

(1)は、江戸幕府京都大工頭の中井家に伝わった図面を中心とした資料「中井家絵図・書類」のうち、京都所司代や京都守護職などに関係する「幕府之部」から建築物の図面13点を電子化したものです。

(2)は、毎年附属図書館をはじめ学内の図書館・室が所蔵する貴重資料を電子化・公開する、同機構の「京都大学オープンアクセス推進事業」の一環として行われたもので、附属図書館と理学研究科が所蔵する資料については、所蔵館を明示すれば自由に二次利用することができるとしています。

中国・国家文物局、ポータルサイトで公開している博物館オンライン展示を拡充

2020年1月28日付けの新華網の記事で、中国の国家文物局が、ポータルサイト「博物館網上展覧」(博物館オンライン展示)で公開しているオンライン展示を拡充したことが報じられています。

中国では、新型コロナウイルスの発生により市民が外出を控える動きが広がっており、また博物館・美術館の臨時休館も相次いでいることから、外出せずに楽しむことができるオンライン展示の拡充が図られました。

国家文物局部署安排“博物馆网上展览平台”扩增内容(新華網, 2020/1/28)
http://www.xinhuanet.com/politics/2020-01/28/c_1125509037.htm

E2222 - 第67回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム<報告>

2019年10月20日,京都市の龍谷大学大宮キャンパスにおいて第67回日本図書館情報学会研究大会シンポジウムが「デジタルアーカイブと図書館」と題して開催された。以下,話題提供および質疑応答の内容について報告する。なお,登壇者による発表資料が日本図書館情報学会のウェブページで公開されている。また詳細な報告は『日本図書館情報学会誌』にも掲載されるので,そちらも合わせて確認して頂きたい。

E2221 - 島根大学附属図書館デジタルアーカイブのライセンスの改定

島根大学附属図書館デジタルアーカイブでは,搭載している画像の二次利用ライセンスとしてクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を適用してきたが,2019年9月30日から新しい二次利用ライセンスを適用した。本稿は,この改定について述べるものである。

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