デジタルアーカイブ

大阪市立図書館、同館のデジタルアーカイブに収録されたオープンデータコンテンツの二次利用条件をCC0ライセンスに変更

2019年10月17日、大阪市立図書館は、大阪市立図書館デジタルアーカイブに収録されたオープンデータコンテンツ(画像・メタデータ)について、同日より、二次利用条件をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY 4.0からCC0に変更したことを発表しました。

このことにより、出典(クレジット)表示を必須要件とせず、改変や商用利用を含め自由な利用が可能になったことが紹介されています。

デジタルアーカイブ オープンデータコンテンツの利用条件を変更しました(大阪市立図書館, 2019/10/17)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?active_action=journal_view_main_detail&block_id=510&page_id=0&post_id=11038&comment_flag=1

東京文化財研究所、Getty Research Portalでの日本の美術に関する展覧会カタログ926件の公開を発表

2019年10月17日、東京文化財研究所が、Getty Research Portalでの19世紀末から20世紀前半までに開催された日本の美術に関する展覧会のカタログ926件の公開を発表しました。

米・ゲッティ研究所と東京文化財研究所(東文研)との共同事業として、東文研の所蔵する資料をデジタル化したもので、東文研のウェブサイトでも公開されており、ダウンロードも可能です

更新履歴(東文研)
https://www.tobunken.go.jp/japanese/update.html
※「10/17 ゲッティ・リサーチ・ポータルでの日本の美術展覧会カタログ 公開のお知らせ」とあります。

ゲッティ・リサーチ・ポータルでの日本の美術展覧会カタログ公開のお知らせ(東文研)
https://www.tobunken.go.jp/japanese/publication/catalog/index_j.html

韓国国立中央図書館(NLK)、慶州市・独楽堂所蔵の古書・古文書等の展示を実施:民間所在の古文献調査・デジタル化の成果

2019年10月14日、韓国国立中央図書館(NLK)が、10月15日から12月15日まで、慶州市・独楽堂所蔵の古文献等の展示を実施すると発表しました。

NLKは、韓国の古文献の体系的管理や活用を担っており、2015年12月から3年間をかけて、慶州市の驪州李氏の独楽堂が所蔵する古文献の調査・デジタル化を実施し、3,043点の書誌及び画像をNLKの運営する韓国古典籍総合目録システムで登録・公開しました。

同資料を広報するため驪州李氏の宗家の許可を得て、今回展示を行うものです。

独楽堂の資料がソウルで展示されるのは初めてとのことで、独楽堂の所蔵する国指定の「宝物」16点など38点の古書・古文書が展示されるほか、独楽堂を建てた儒者・李彦迪の遺品11点も展示されます。

また、韓国の代表的建築物として宝物に指定されている独楽堂の「渓亭」を展示会場に再現しています。

【イベント】第3回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー「東京大学デジタル万華鏡 ~デジタルアーカイブズ構築事業の成果紹介とこれからの活用を考える~」(11/29・東京)

2019年11月29日、東京大学弥生講堂一条ホールにおいて、第3回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー「東京大学デジタル万華鏡 ~デジタルアーカイブズ構築事業の成果紹介とこれからの活用を考える~」が開催されます。

東京大学が2017年度から取り組む「東京大学デジタルアーカイブズ構築事業」の成果報告、及び今後のデジタルコレクションの活用方法などについて考えることを目的に企画されたセミナーです。講演やライトニングトーク等を通して、東京大学で公開されている多種多様なデジタルコレクション、様々なデジタルアーカイブシステムを一度に知ることができる内容である、としています。東京大学の学内者・学外者を問わず参加可能ですが、事前に専用の申込フォームから参加申込する必要があります。

主なプログラムは以下のとおりです。

・開会の辞
 熊野純彦氏(東京大学附属図書館長/学術資産等アーカイブズ委員会委員長)

【デジタルアーカイブズ構築事業の成果から】
・東京大学学術資産等アーカイブズポータルの紹介
 東京大学学術資産アーカイブ化推進室

E2183 - 公開10年となるEuropeanaの動向:2018年年次報告書を中心に

2018年はEuropeana(CA1785,CA1863参照)のウェブサイト公開から10周年となる年であった。Europeanaのウェブサイトでは3,700以上の文化機関から提供された,5,800万点以上の文化的資源へのアクセスが提供されるまでに至った。本稿では,2019年5月に公開された2018年の年次報告書について「重点領域」「人的ネットワーク」「欧州の人々へのアプローチ」の3つの観点に絞り,一部2019年の動向も含め紹介する。

E2181 - カタログ・レゾネ:国立西洋美術館国際シンポジウム<報告>

2019年7月10日,国立西洋美術館(東京都台東区)で国際シンポジウム「カタログ・レゾネ──デジタル時代のアーカイヴとドキュメンテーション」が開催された。カタログ・レゾネとは,特定の芸術家や美術館,コレクションの全作品を網羅した書物を指す。このシンポジウムは,2019年の同館の開館60周年記念「松方コレクション展」で展示されたクロード・モネ《睡蓮,柳の反映》などに関する調査で,モネのカタログ・レゾネを編さんしたウィルデンスタイン研究所(現・ウィルデンスタイン・プラットナー研究所(The Wildenstein Plattner Institute:WPI))に協力を仰いだことがきっかけとなって実現した。

沖縄県公文書館、デジタルアーカイブ「琉球政府の時代」を公開

2019年10月10日、沖縄県公文書館は、デジタルアーカイブ「琉球政府の時代」の公開を発表しました。

1945年から1972年にかけて米国統治下にあった沖縄で、住民側の統治機構として存在した琉球政府やその前身機関の公的記録である「琉球政府文書」について、同館所蔵分を順次デジタル化し公開を行うウェブサイトです。

同館がこれまで公開していた「琉球政府文書デジタルアーカイブ」をリニューアルしたものであり、公開に関するお知らせ記事では、今回新たにコンテンツ「歴史年表」「刊行物」を追加したこと等が紹介されています。

2019年10月10日:ウェブサイト「琉球政府の時代」がオープン!(沖縄県公文書館, 2019/10/10)
https://www.archives.pref.okinawa.jp/news/business_diary/8896

デジタルアーカイブの資料で作成するGIFアニメの国際的なコンペティション“GIF IT UP”が開催中:2019年はEuropeanaが主催

Europeanaの2019年9月30日付けのブログ記事で、GIFアニメの国際的なコンペティション“GIF IT UP”の開催と、2019年10月1日から31日にかけて作品の投稿を受け付けていることが紹介されています。

“GIF IT UP”は、Europeana、DPLA、ニュージーランド国立図書館の“DigitalNZ”、オーストラリア国立図書館の“Trove”から利用できるパブリックドメインやオープンライセンスの動画・画像・テキスト等を使用して作成したGIFアニメのコンペティションです。応募作品の中から、優勝、次点(3作品)、people's choice賞等が選ばれ、賞品が授与されます。

“GIF IT UP”のウェブサイトによると、6回目の開催となる2019年は、DPLA、DigitalNZ、Troveとの緊密な協力のもと、Europeanaが主催しています。

清代末期から中華民国期にかけて中国で刊行された新聞のデジタルコレクション“Late Qing and Republican-Era Chinese Newspapers”が公開:研究図書館センター(CRL)とEast View Information Servicesとの協力プロジェクトの成果

2019年9月23日、北米の研究図書館センター(Center for Research Libraries: CRL)は、East View Information Servicesとの協力プロジェクトの成果として、中国の清代末期から中華民国期に刊行された新聞のデジタルコレクション“Late Qing and Republican-Era Chinese Newspapers”をオープンアクセスで公開したことを発表しました。公開はEast View社が推進する新聞のデジタルアーカイブ“Global Press Archive”上で行われています。

2019年9月24日付けのEast View社によるプレスリリースでは、現時点で13のタイトルからなる17万5,000ページ超のコンテンツが含まれていること、最終的には2019年末までに数百タイトル、約50万ページの規模となる予定であることを紹介しています。

米・電子図書館連合(DLF)、電子図書館に関する分野のレッスンプランをまとめたツールキットを公開

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)が2019年10月3日に刊行した“CLIR Issues”131号において、“New Releases”として、CLIRに属する電子図書館連合(DLF)のワーキンググループが“#DLFteach Toolkit 1.0: Lesson Plans for Digital Library Instruction”を新たに公開したことを紹介しています。

“#DLFteach Toolkit”は電子図書館に関する分野のレッスンプランをまとめたツールキットであり、各レッスンプランには、学習目標、必要な前提知識、アウトラインが示されているほか、レッスンに応じた追加資料も公開されています。

現時点では、重要な情報リテラシーとデジタル出版、データとマップ、プロジェクトの開発と管理、テキスト分析とエンコーディング、デジタル展示とアーカイブの各分野に関する21のレッスンプランが収録されています。

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