公共図書館

CA870 - ヒスパニック系アメリカ人のための多文化サービス / 柳下み咲

多様な民族が混在するアメリカにおいて,図書館の多文化サービスは重要な課題である。アメリカでは,1960年代後半よりエスニック・マイノリティを対象とする図書館サービスが,連邦政府の援助を得て,活発に展開されてきた。スペイン語を母語とするヒスパニック系のアメリカ人は,アメリ…

CA869 - フランスの図書館界この10年 / 斎藤葉子

フランス国立高等情報科学図書館学校の刊行するBBF,t.37,no.4(1992)は「フランスの図書館1981-1991」という特集を組んでいる。80年代の公共図書館,パリ市の図書館,貸出中央図書館,公立情報図書館,大学図書館,国立図書館など,ほぼ網羅的にこの10年を振り返る試みである。施設,蔵書,貸…

CA840 - ポーランドの公共図書館 / 秋山勉

1989年以降のソ連・東欧における民主化は,図書館にも多大な影響を与えている。そこで,従来あまり知られていないポーランドの公共図書館について,ポーランド国立図書館および読書研究所のJ・コウォジェィスカ女史による現状報告を紹介したい。まず公共図書館の規模を見ると,1990年現在…

E236 - 公共図書館への無線LAN導入実験(英国)

「国民のネットワーク」プロジェクトは,英国のすべての公共図書館でインターネットの利用を可能とすることを推進しており,同プロジェクトによって既に公共図書館の9割にはブロードバンドへの接続環境が整備されている。今後は,英国の3,000の図書館にホットスポットを設置することが検…

CA834 - 人々の大学から人々のオフィスへ:コロラド州公共図書館におけるコンピュータ利用 / 川鍋道子

米国コロラド州の公共図書館でのコンピュータの利用者提供とスタッフの業務使用についての調査が行われた。この調査はキャサリン・フェニックスというフリーランスの図書館員が,コロラド州の公共図書館251館のうち,連絡先不明等を除いた204館に対し電話インタビューにより行ったもので…

CA833 - カナダにおける「図書館の自由」への圧力 / 本吉理彦

Censorshipという言葉は,日本では一般に検閲[制度]と訳されるが,これは単に公的な権力による強制的な文書,出版物等の検査,統制だけを意味するわけではない。個人の情報へのアクセスを阻もうとする圧力一般をさすものであり,資料収集,利用制度などの図書館の運営に対する圧力を含む…

CA830 - ロス暴動で公共図書館も襲撃された! / 中村規子

1960年代に米国内で暴動が起きた際,図書館だけはマイノリティにとってあまりにも縁遠いものであったため,襲撃されなかったと聞くが,やはり最近は違うようだ。去る4月のロス暴動が起きた翌日,ロスアンゼルス公共図書館(LAPL)は中央館と危険な地域にある24分館を閉館したが,2分館が焼…

E227 - そんなにもらっても困ります−全米の図書館に同じCDが溢れる

ところが,喜んでばかりはいられないようで,ある図書館では,送られてくるCD2,647枚のリストを見たところ,ホイットニー・ヒューストンの歌う国歌のCDが430枚入っていたというように,同じCDが多数重複して送られてくるというトラブルが各地で頻発している。教育者らとともにCDを選別した司…

CA827 - 米大統領候補者は図書館をどう見るか / 佐藤幹子

今年11月に行われるアメリカ大統領選挙は各方面で大きな話題になっているが,図書館関係者も無関心ではいられない。大統領が図書館の問題をどう考えているかによって,予算や政策も変わってくるからである。ジョージア州マーサー大学図書館のジャニス・M・バンデリン女史は,大統領候補…

CA822 - 姿を消し始めたカーネギー寄贈図書館 / 深田恭代

アンドリュー・カーネギー(Andrew Carnegie, 1835-1919)とカーネギー財団が,1889年から1923年の間に合衆国の1,412の自治体に1,681の公共図書館を寄付し,それが米国公共図書館発展の基盤になったことは周知のとおりである。1897年当時971館であった公共図書館は,1923年には3,873館に増加した。その増加…

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