公共図書館

鶴ヶ島市立図書館(埼玉県)、ADEACで「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」を公開

2020年8月21日、鶴ヶ島市立図書館(埼玉県)は、歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”で「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」を公開したことを発表しました。

同館は、鶴ヶ島市の歴史を紹介するとともに、後世に伝える目的で、所蔵資料の一部をデジタル化し「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」として公開しました。国選択無形民俗文化財・鶴ヶ島市指定無形文化財である「脚折雨乞」の行事記録や関係資料についてまとめた小冊子『脚折雨乞』、脚折雨乞を紹介した英文パンフレット『Suneori-Amagoi』、及び『鶴ヶ島町史(通史編)』の3点が公開されています。また、今後の予定として、「つるがしま文化財マップデジタル地図」や「つるがしま文化財マップ解説ページ」の公開、同市のデジタル郷土資料に関するイベント開催を挙げています。

デジタルアーカイブサイトADEAC(アデアック)に「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」を公開しました(鶴ヶ島市立図書館,2020/8/21)
https://www.tsurugashima-lib.jp/news.php?id=559

筑後市立図書館(福岡県)、夏の装いで来館すると貸出冊数・期間が増える「図書館でお祭り気分」を実施中

福岡県の筑後市立図書館が、2020年9月1日から9月30日まで、浴衣・甚平等の夏の装いで来館すると貸出冊数・期間が増える「図書館でお祭り気分」を実施中です。

報道等によると、新型コロナウイルス感染拡大防止のために来館回数を減らすことや、中止となった夏祭り・花火大会の雰囲気を楽しんでもらうことが目的で、館内では市内のお祭りの映像が流されます。職員も法被姿とのことです。

「図書館でお祭り気分」『広報ちくご』798号(2020年9月)p.19
https://www.city.chikugo.lg.jp/var/rev0/0021/4067/20200901.pdf

“図書館でお祭り気分” 夏祭りの装いで貸出冊数と期間2倍 筑後市 (47NEWS(西日本新聞),2020/9/1)
https://www.47news.jp/localnews/prefectures/hukuoka/5203417.html

千葉県浦安市、市立小・中学校図書館で借りた図書を市立図書館と同じ読書通帳に記帳できるシステム連携を開始

2020年8月28日、千葉県浦安市は、市立小・中学校図書館で借りた図書を市立図書館と同じ読書通帳に記帳できるシステム連携を開始したことを発表しました。連携は2020年8月1日から開始されています。

異なる図書管理システムを市のネットワークで結ぶシステムの完全連携は国内初としており、学校図書館での貸出記録も市立図書館内の読書通帳機で記帳できることによって、図書館利用の促進が期待できると述べています。

国内初 公共図書館と学校図書館システムの連携開始(令和2年8月28日)(浦安市, 2020/8/28)
http://www.city.urayasu.lg.jp/shisei/koho/press/1030261.html

参考:
CA1841 - 読書通帳の静かなブーム / 和知 剛
カレントアウェアネス No.323 2015年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1841

オーストラリア図書館協会(ALIA)、オーストラリアの図書館員らを対象とした給与・雇用状況等に関する大規模調査の結果を公表

2020年8月26日、オーストラリア図書館協会(ALIA)は、オーストラリアの図書館員らを対象とした給与・雇用状況等に関する大規模調査の結果を公表しました。

近年、ALIAでは給与の目安としてニュー・サウス・ウェールズ州の公務員給与に関する規定である“Crown Employees Award”を参照してきたものの、これらの給与レベルが職場の現実を反映していない可能性を懸念しており、そのため図書館セクターで働く人々を対象とした調査を行うこととした、と調査の目的を述べています。

調査は2019年12月12日から2020年3月6日にかけてオンラインアンケートツールSurveyMonkeyを用いて実施され、1,794の有効回答を得ました。調査結果から判明した点の一つとして、高等教育資格(tertiary qualifications)がより高い年間給与額に繋がっていることを挙げ、例えば、二重資格(dual qualifications)を持つ司書教諭の給与が最も高い部類に属することを紹介しています。

調査結果をまとめた報告書“ALIA LIS pay and employment snapshot 2020”のほかに、館種ごとの調査結果を一目で(at a glance)分かるよう簡潔にまとめた資料も公開しています。

沖縄県立図書館、新型コロナウイルス感染拡大防止のための同県の緊急事態宣言再延長に伴い、臨時休館期間を延長:警戒レベル引き下げにより予約本受取サービスを開始

2020年8月28日、沖縄県立図書館が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同県の緊急事態宣言が9月5日まで再延長されことに伴い、臨時休館期間を延長すると発表しました。

一方、警戒レベルは引き下げられたことから、9月3日から予約本受取サービスを開始するとしています。

予約本受取サービス開始のおしらせ(9/3~)(沖縄県立図書館)
https://www.library.pref.okinawa.jp/important/93.html

関連:
沖縄県緊急事態宣言の延長について (沖縄県,8月28日)
https://www.pref.okinawa.jp/20200828.html

韓国・華城市立図書館、新型コロナウイルス感染拡大下の住民の思いを収集・保存する「市民感情アーカイブプロジェクト」を実施

2020年8月28日、韓国・京畿道の華城市立図書館が、新型コロナウイルス感染拡大下の住民の思いを収集・保存する「市民感情アーカイブプロジェクト」の実施を発表しています。同プロジェクトでは、2つの事業が行われています。

1つ目は、現在の困難な状況を住民が一丸となって克服しようという趣旨のもと、絵や短い文章の形式で収集した住民の思いを活用して、タイル壁画を作成する「タイル壁画アート」です。協成大学校の学生とともに、同館の泰安図書館で製作される予定です。

2つ目は、新型コロナウイルス感染拡大下の感情や思考を表す単語を収集し、住民とともにその意味を定義し辞典を編纂する「単語辞典編纂」です。収集した資料は水原大学校の学生で構成される編纂委員会によって辞典として編纂されます。

つくば市(茨城県)、つくば市立中央図書館等の市内公共施設で「UV-C紫外線照射 自動巡回ロボット」を導入:本棚・椅子等を対象に実施

2020年8月25日、茨城県のつくば市は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、本社を同市内におく株式会社Doogが開発した除菌ロボット「UV-C紫外線照射 自動巡回ロボット」をつくば市立中央図書館等の市内公共施設で導入すると発表しました。

つくば市立中央図書館で導入されている自動追従運搬ロボット「サウザー」をもとに開発されたものです。

導入台数は1台で、2020年10月1日から2021年3月31日(予定)にかけて2か月おきに導入施設を変更する予定としており、中央図書館の本棚・椅子等やスタートアップパークの椅子等が対象となります。

10月上旬に、つくば市立中央図書館1階にてデモンストレーションを行うとしています。

浦河町(北海道)、「読書も乗馬も楽しもう!あおぞら図書館in乗馬公園」を開催:令和2年度浦河町立図書館子ども読書推進事業

北海道の浦河町が、2020年9月12日に、令和2年度浦河町立図書館子ども読書推進事業として「読書も乗馬も楽しもう!あおぞら図書館in乗馬公園」を開催すると発表しています。

乗馬公園、博物館、地域おこし協力隊員との共同企画で、同町の乗馬公園の園庭で、小学生・幼児とその保護者先着50組(事前申込)を対象に、コロナ禍の長期化の気分をリフレッシュしてもらうことを目的に、読書・乗馬・昔あそび・小枝工作などが楽しめる時間を用意したものです。また、希望者のみを対象に、後日図書館に展示する、当日の思い出を「絵」に描く企画も行われます。

読書も乗馬も楽しもう!あおぞら図書館in乗馬公園(浦河町)
https://www.town.urakawa.hokkaido.jp/event/catetemp2_event2020/aozora_library_2020.html

遠隔医療受診のための施設としての地方の公共図書館の可能性:米バージニア大学(UVA)に所属する看護学研究者の研究から(記事紹介)

米・バージニア大学(UVA)は、2020年8月19日付のお知らせで、同大学の看護学研究者であるデグズマン(Pamela DeGuzman)准教授が2020年7月に公衆衛生看護学分野の査読誌“Public Health Nursing”に発表した論文の内容を紹介しています。

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、インターネットを介してリアルタイムで医療者からの診療を受ける遠隔医療(telemedicine)の重要性が高まっていますが、自宅におけるブロードバンドインターネット環境の整備の遅れた地方では、十分に遠隔医療を受診できない状況にあります。そのような中、デグズマン准教授は、利用者向けにブロードバンドインターネット環境を提供することが一般的な公共図書館について、遠隔医療受診のための施設として役割を十分に果たすことができるか検証する研究を行いました。

福井県立図書館内に事務局を置く福井県郷土誌懇談会、機関誌『若越郷土研究』掲載論文の「福井県地域共同リポジトリ」への登録を再開したと発表

2020年8月25日、福井県立図書館内に事務局を置く福井県郷土誌懇談会が、機関誌『若越郷土研究』掲載論文の「福井県地域共同リポジトリ」への登録を再開したと発表しています。

福井大学附属図書館の尽力により再開したと説明されています。

@JakuEtsu291(Twitter,2020/8/25)
https://twitter.com/JakuEtsu291/status/1298110232292282368

福井県地域共同リポジトリ
https://karin.flib.u-fukui.ac.jp/?page_id=110

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