公共図書館

札幌市中央図書館、開館70周年記念企画展示「札幌市の図書館70年のあゆみ」を開催

2020年10月15日から11月24日まで、札幌市中央図書館が、同館1階展示室で開館70周年記念企画展示として「札幌市の図書館70年のあゆみ」を開催します。

1950年5月11日の「市立札幌図書館」の開館以来、札幌市の図書館が取り組みを進めてきた、地域に密着した地区図書館室の整備、電子書籍導入、えほん図書館や図書・情報館による新たな形の図書館サービスの提供など、同市の図書館の歴史を貴重コレクションの展示等ともに辿る内容です。

E2302 - 2019年から2020年の図書館システムの市場動向は?

図書館システムコンサルタントであるブリーディング(Marshall Breeding)氏による2つのレポートが公開されている。1つは氏の運営するウェブサイト“Library Technology Guides”上で2020年3月に公開された“Library Perceptions 2020: Results of the 13th International Survey of Library Automation”,もう1つは米国図書館協会(ALA)の刊行するAmerican Libraries誌2020年5月号掲載の“2020 Library Systems Report : Fresh opportunities amid consolidation”である。ともに継続的に発行されているもので,図書館システムの動向に関するマイルストーンとなっている(E1563ほか参照)。本稿ではこの2つの内容を概観する。

E2304 - フランスの図書館ではどのような本が読まれているのか?

2020年6月5日,フランス文化省は2019年版の“ Baromètre des prêts et des acquisitions dans les bibliothèques de lecture publique”を発表した。これは,公共図書館における資料の貸出・購入実績の年次動向調査の報告書であり,2014年に開始された同調査の6回目にあたる。なお,本稿では「公読書のための図書館(les bibliothèques de lecture publique)」を便宜上「公共図書館」と意訳した。「公読書(lecture publique)」とは,市民の読書の機会保障を国や自治体の責務として位置づけるフランス行政独自の概念であり,その主な担い手は公共図書館である。

E2300 - 多様性を発揮する図書館運営:ドラァグクイーンの読み聞かせ

2020年1月26日、渋谷区立図書館(東京都)は,渋谷区立笹塚こども図書館(以下「笹塚こども図書館」)において,ドラァグクイーン・ストーリー・アワーを開催した。

カナダ研究図書館協会(CARL)、カナダ国立図書館・文書館(LAC)との冊子体資料の共同管理に関するプロジェクトの最終報告書を公表:共同管理ネットワーク設立を成功させるための13の提言

2020年9月15日、カナダ研究図書館協会(CARL)は、カナダ国立図書館・文書館(LAC)との冊子体資料の共同管理に関するプロジェクトの最終報告書“Final Report of the Canadian Collective Print Strategy Working Group”を公表しました。

2018年7月に立ち上げられた、大学・公共・政府の図書館および冊子体の共同管理プログラムを実施している地域コンソーシアムの代表14人からなるCanadian Collective Print Strategy Working Groupが実施した、北米の既存の共同管理事業や国内の保存書庫の調査や、26の参加館による冊子体の政府刊行物を対象とした試験的な重複調査の結果に基づくものです。

同報告書は、カナダの全国規模での冊子体の共同管理ネットワーク設立を成功させるための13の提言を行っており、そのなかでは、プレーリー・太平洋大学図書館協議会(COPPUL)が同ネットワークの管理者となることを求めています。

また、図書館やコンソーシアムとの協議において、そのようなネットワークへの参加への関心や熱意が非常に高いことから、2021年初頭までに運営委員会が設置されることを期待するとしています。

【イベント】日本図書館研究会第360回研究例会「国立国会図書館令和元年度図書館及び図書館情報学に関する調査研究「地域の拠点形成を意図した図書館の施設と機能に関する調査研究」について」(9/25・大阪)

2020年9月25日、大阪市立難波市民学習センター(大阪市浪速区)において、日本図書館研究会第360回研究例会「国立国会図書館令和元年度図書館及び図書館情報学に関する調査研究「地域の拠点形成を意図した図書館の施設と機能に関する調査研究」について」が開催されます。

国立国会図書館は、2019年度に「地域の拠点形成を意図した図書館の施設と機能に関する調査研究」を実施しました。同調査研究では、図書館施設に関する文献調査のほか、気仙沼図書館(宮城県)・大和市立図書館(神奈川県)・田原市中央図書館(愛知県)・瀬戸内市民図書館(岡山県)・伊万里市民図書館(佐賀県)を対象館とした事例調査により、各館が地域の拠点としてどのように機能しているかを施設面から分析しており、その概要の報告が行われます。発表者は国立国会図書館関西館図書館協力課の木下雅弘です。

日本図書館研究会の会員以外も参加可能ですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、先着順に20人の定員が設けられ、参加を希望する場合には2020年9月23日までに所定のフォームから申し込みする必要があります。

韓国国立中央図書館(NLK)、データ駆動型の図書館政策実現のため、韓国文化観光研究院と業務協約を締結

2020年9月16日、韓国国立中央図書館(NLK)と韓国文化観光研究院が業務協約の締結を発表しました。

持続可能な図書館データの活用および図書館政策策定の基盤を整備する事を目的としており、図書館に関するデータの共有、図書館データ・統計の改善、データ駆動型の図書館政策の研究、データの活用に関する広報、に関して協力を行ないます。

文化の分野では、データの生産者と分析主体が断絶していたことにより、データが有用に活用されてこなかったとし、データの生産者であるNLKとデータの分析者である韓国文化観光研究院が協力することで、同分野においても、政府のデジタルニューディール政策に沿った、データの収集・流通・活用のサイクルを活性化する模範事例が形成されることが期待されています。

岩手県花巻市、新花巻図書館整備に係る市民と議会との意見交換会の実施結果を公開

岩手県花巻市が、2020年9月10日付で、新花巻図書館整備に係る市民と議会との意見交換会の実施結果を同市のウェブサイト上で公開しています。

花巻市では、2020年3月18日に市議会に設置された「新花巻図書館整備特別委員会」が、新花巻図書館の整備に関する調査検討を行っています。同委員会は2020年8月に地域及び関係団体と建設場所や図書館に欲しい施設や設備、複合化などに関する意見交換会を実施しました。

花巻市は、意見交換会の参加者数、アンケート集計結果、会場ごとの質問・意見の要約等を実施結果として報告しています。

新花巻図書館整備に係る市民と議会との意見交換会の実施結果を報告します(花巻市,2020/9/10)
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/shigikai/1012601/1012603.html

北米の都市図書館協議会(ULC)、新型コロナウイルス感染拡大下でのデジタルデバイドの問題に対処するための行動戦略を提供するブリーフィング“Digital Equity in the Age of COVID-19”を公表

2020年9月11日、北米の都市図書館協議会(ULC)が、新型コロナウイルス感染拡大下でのデジタルデバイドの問題に対処するための行動戦略を提供するブリーフィング“Digital Equity in the Age of COVID-19”を公開しました。

すべての世帯におけるブロードバンドを通じたデジタルエクイティの推奨と、コミュニティ全体のデジタルリテラシーの保障において、図書館の管理職が、より積極的な役割を果たすために公表されたものです。

@UrbanLibCouncil(Twitter,2020/9/11)
https://twitter.com/UrbanLibCouncil/status/1304179802820227074

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