議会図書館

米国議会図書館(LC)、新型コロナウイルス感染症感染拡大下における医療従事者の音声記録を受け入れ

2021年6月8日、米国議会図書館(LC)が、新型コロナウイルス感染症感染拡大下における医療従事者の音声記録の寄贈を受けたことを発表しました。

発表によると、新型コロナウイルス感染症対応の最前線の医療従事者200人以上による音声日記(audio diaries)であり、サンフランシスコを拠点とする医療関係のストーリーテリングコミュニティかつポッドキャストであるThe Nocturnistsにより寄贈されました。

大部分は2020年春の“Stories from a Pandemic”というシリーズのため収集されたものと述べられています。“Stories from a Pandemic”は現在も継続中のコレクションであり、700件以上の録音が含まれています。

寄贈された録音は、LCの米国民俗センター(The American Folklife Center)に保存するとあります。

国立国会図書館、「国立国会図書館サーチ連携拡張に係る実施計画2021-2025」を公開

2021年6月1日に、国立国会図書館(NDL)は、「国立国会図書館サーチ連携拡張に係る実施計画2021-2025」を公開しました。

同実施計画は、「国立国会図書館ビジョン2021-2025 -国立国会図書館のデジタルシフト-」の策定に合わせ、「国立国会図書館サーチ連携拡張に係る実施計画(2019 改訂版)」が示したNDLサーチの役割を踏襲しつつ、新たに策定されました。連携拡張を円滑に進めていくことを目的として、連携の目的・対象・方針、連携拡張に係る実施事項等を示しています。

「国立国会図書館サーチ連携拡張に係る実施計画2021-2025」を公開しました(2021年6月1日)(NDLサーチ, 2021/6/1)
https://iss.ndl.go.jp/information/2021/06/01_iss_plan/

米国議会図書館(LC)、録音物に関する著作権法の変更についてのレポートを公開

2021年5月27日、米国議会図書館(LC)の全米録音資料保存委員会(National Recording Preservation Board)が、録音物に関する著作権法の変更についてのレポートを公開したと発表しました。

2018年に米国議会で可決された“Orrin G. Hatch — Bob Goodlatte Music Modernization Act”に関するものです。同法律は、音楽作品のライセンス等についての“Musical Works Modernization Act”、1972年以前の録音物に対する保護等を定めた“Classics Protection and Access Act”、録音物の使用により得られたロイヤルティの配分に関する“Allocation for Music Producers Act”の3編で構成されています。

レポートの中では、“Classics Protection and Access Act”を中心とした法律の各編についての解説、録音物の保存についてのケーススタディ等がまとめられています。

国立国会図書館(NDL)、JAPAN/MARCフォーマットマニュアル(2021年1月)を公開

2021年5月31日、国立国会図書館(NDL)は、2021年1月からの『日本目録規則2018年版』適用開始に伴い、内容を一部変更したJAPAN/MARCフォーマットのマニュアルおよび仕様をウェブサイトに掲載しました。

JAPAN/MARCマニュアル・フォーマット(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/data/catstandards/jm/index.html
※2021年5月31日時点で、「JAPAN/MARC MARC21マニュアル・フォーマット」の箇所に「2021年5月31日更新」とあります。

JAPAN/MARC MARC21フォーマットマニュアル(2021年1月) 単行・逐次刊行物資料編(PDF)
https://www.ndl.go.jp/jp/data/JAPANMARC_MARC21manual_MS_202101.pdf

長尾真・元国立国会図書館長が死去

2021年5月23日、長尾真・元国立国会図書館長が亡くなりました。84歳でした。

長尾氏は、京都大学総長、日本図書館協会会長を歴任後、2007年4月から2012年3月まで国立国会図書館長を務めました。国立国会図書館では、ウェブサイト上に「長尾真 元国立国会図書館長の訃報に接して」(5月26日付け)を掲載し、電子図書館事業などの諸事業における長尾氏の貢献を紹介するとともに、哀悼の意を表明しています。

長尾真 元国立国会図書館長が5月23日に逝去されました。(国立国会図書館, 2021/5/26)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2021/210526_01.html
※吉永元信国立国会図書館長による「長尾真 元国立国会図書館長の訃報に接して」が掲載されています。

国立国会図書館、電子展示「本の万華鏡」の第29回「めーきゃっぷ今昔 ─江戸から昭和の化粧文化─」を公開

2021年5月27日、国立国会図書館(NDL)は、ミニ電子展示「本の万華鏡」の第29回として、「めーきゃっぷ今昔 ─江戸から昭和の化粧文化─」をウェブサイトで公開しました。

「第1章 江戸時代の化粧」「第2章 明治、大正、昭和の化粧」のほか、明治から昭和の雑誌に掲載された化粧品広告を紹介するコーナー「広告あれこれ」が設けられています。

本の万華鏡「めーきゃっぷ今昔 ─江戸から昭和の化粧文化─」を公開しました(付・プレスリリース)(NDL, 2021/5/27)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2021/210527_01.html
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2021/__icsFiles/afieldfile/2021/05/18/pr210527.pdf
※二つ目のURLはプレスリリースです。[PDF:432KB]

韓国において国家知識情報の連係および活用の促進に関する法律(デジタル集賢殿法)が成立:国家の知識情報を1か所で検索・アクセス・活用できるプラットフォームの構築

2021年5月26日、韓国国会は、国家知識情報の連係および活用の促進に関する法律(デジタル集賢殿法)が5月21日に可決成立したと発表しています。

韓国国会図書館(NAL)、政府、公共機関等の国家の知識情報を1か所で検索・アクセス・活用できるプラットフォームの構築を目指すものです。また、コロナ禍以降、非対面教育環境へと転換するなかで、教育コンテンツの生産・流通や、教育・学習支援のためのインフラとなることも想定されています。

NALにおいても、韓国版ニューディール政策の政策課題の1つとして2020年から2025年までの6年間に、国会政策資料・学術資料・国会刊行物・立法懸案資料といった「立法・政策・学術資料」コンテンツを拡充して大規模な知識インフラを構築し、「国会電子図書館」を通じて「デジタル集賢殿」と連携するとしています。また、「国会電子図書館」は、国家学術情報統合データや、ビックデータ分析・主題用語メタデータ管理のためのシソーラス・著者典拠DB、地方議会の議政情報とも連携する計画であるとしています。

「国立国会図書館と県立図書館の震災記録に関する協力連絡会議最終報告書」が公開

2021年5月24日、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)上で、「国立国会図書館と県立図書館の震災記録に関する協力連絡会議最終報告書」を公開しました。

国立国会図書館は、2013年度から2020年度まで「国立国会図書館と県立図書館の震災記録に関する協力連絡会議」を運営していました。同会議は、東日本大震災に関する記録の収集、提供、保存の拡大に向け、東日本大震災の被災地域と近隣地域の各県立図書館の方針や、施策、課題、ノウハウを共有することを目的としていました。

最終報告書では、同会議のこれまでの活動がまとめられています。

「国立国会図書館と県立図書館の震災記録に関する協力連絡会議最終報告書」を公開(ひなぎく, 2021/5/24)
https://kn.ndl.go.jp/static/ja/2021/05/024.html

【イベント】Japan Open Science Summit 2021(6/14-19・オンライン)

2021年6月14日から6月19日まで、Japan Open Science Summit 2021(JOSS2021)がオンラインで開催されます。

国立情報学研究所(NII)、科学技術振興機構(JST)、物質・材料研究機構(NIMS)、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、情報通信研究機構(NICT)、学術資源リポジトリ協議会(Re*poN)の6組織の主催による、オープンサイエンスをテーマとした日本最大のカンファレンスです。

テーマは「市民科学」「テクノロジー」「政策・ポリシー」「図書館・大学のデータ管理」「分野におけるデータ公開・管理」「総合」が設定され、オープンサイエンスの動向や研究データの共有・利活用などに関する様々なセッションが行われます。また、セッションの1つとして、6月17日に、国立国会図書館主催「Wikidata×デジタルアーカイブ×LOD―国立国会図書館・東京藝術大学・大阪市立図書館のリソースをつなげてみる―」が行われます。

参加費は無料で、事前の申込が必要です。

Japan Open Science Summit 2021
https://joss.rcos.nii.ac.jp/

【イベント】ジャパンサーチ連携説明会~地域アーカイブをつくる・つなぐ・つかう~(6/11・オンライン)

2021年6月11日、国立国会図書館(NDL)は、内閣府知的財産戦略推進事務局との共催により、「ジャパンサーチ連携説明会~地域アーカイブをつくる・つなぐ・つかう~」をオンラインで開催します。

ジャパンサーチとつながる意義について理解を深めることを目的としたイベントです。連携を希望する機関やデジタルアーカイブ関係者に向けて、ジャパンサーチの連携方法の紹介、連携機関からの事例報告および地域アーカイブの構築・利活用に造詣の深い有識者を交えたパネルディスカッションを行います。

定員は300人程度(要申込)で、参加費は無料です。

当日の主な内容は、以下の通りです。

●第Ⅰ部:ジャパンサーチとの連携について
・ジャパンサーチの連携方法
電子情報部電子情報企画課職員

・連携事例報告
匹田賢嗣氏(三重県デジタル社会推進局デジタル事業推進課DX人材育成班班長)
松原恵氏(東京大学情報システム部情報基盤課)
河原健一郎氏(日本写真保存センター調査員)
丹田敦氏(南方熊楠顕彰館主任)
鴨木年泰氏(全国美術館会議 情報・資料研究部会幹事、東京富士美術館学芸係長)

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