国立図書館

米国議会図書館(LC)の米国連邦図書館情報ネットワーク(FEDLINK)、新型コロナウイルス感染拡大下における連邦政府機関の図書館のサービス再開に関する調査レポートを公開

米国議会図書館(LC)の米国連邦図書館情報ネットワーク(FEDLINK)が、新型コロナウイルス感染拡大下における連邦政府機関の図書館のサービス再開に関して調査したレポート“Federal Library Reopening Plans”を公開しています。

同調査レポートは、連邦政府機関の図書館が、新型コロナウイルス感染拡大下の公衆衛生上の課題に対応するために、どのようにサービス再開を進めたのかについて調査したものです。

資料の返却方法、資料の隔離期間、図書館職員による館内の消毒、利用者への書架の開放方針、相互貸借資料の小包の受取方法、職員・利用者等へのマスク・手袋の支給、職員・利用者等へのマスクの着用の要求、館内での利用者のソーシャルディスタンシング対策、プレキシグラスの設置等といった環境の物理的な変更、緩和基準に応じた段階的な再開計画の有無、交代勤務やテレワーク、開館時間・日の縮小、オンライン上での運営の成功によるコスト削減圧力の可能性、今後連邦政府機関はオンラインサービスをより要求するようになるかどうか、図書館は職員や利用者の安全を保障する方法で開館・開館準備をしているか、新型コロナウイルスの完成拡大を抑止し職員・利用者を保護するための知識とツールの有無、現在のサービス再開状況等について調査されています。

韓国国立中央図書館(NLK)、新型コロナウイルス感染拡大防止のための再休館に伴い、館外から一時的に利用可能なオンラインDBの提供期間を2020年末まで延長

2020年8月28日、韓国国立中央図書館(NLK)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための再休館に伴い、8月31日まで館外から一時的に利用可能としていたオンラインDB11種の提供期間を12月31日まで延長すると発表しました。

対象となるのは、東亜日報、朝鮮日報、KOREASCHOLAR、DBpia、e-articleの国内5種類と、MarketLine Advantage、Nature、SAGE、Springer、Taylor & Francis、Wileyの国外6種類のDBです。

館外利用可能な38種類のDBは期限なしで提供されます。

국내외 웹DB 11종 관외 서비스 제공 기간 연장(~12. 31.)(国内外ウェブDB11種館外サービス提供延長(~12.31.))(NLK,2020/8/28)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50601000000.do?schM=view&id=37033&schBcid=normal0202

国際子ども図書館、開館20周年記念展示会「平成を彩った絵本作家たち」を開催

2020年8月24日、国立国会図書館国際子ども図書館は、同館の開館20周年を記念して、展示会「平成を彩った絵本作家たち」を開催することを発表しました。

同展示会は、平成に活躍した日本の絵本作家35名を、それぞれの作家が生み出した平成の絵本とともに紹介する内容です。2020年9月29日から12月27日まで、同館レンガ棟3階の本のミュージアムで入場料無料で開催され、約200点の絵本が展示されます。また、同展示会に関連したイベントの開催も予定されている他、同館アーチ棟2階の児童書研究資料室では関連資料を用いた小展示が行われます。

国際子ども図書館開館20周年記念展示会「平成を彩った絵本作家たち」開催のお知らせ(付・プレスリリース)(国立国会図書館,2020/8/24)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2020/200824_01.html

米国国立農学図書館(NAL)と米・メリーランド大学が連携して実施した「データレスキュープロジェクト」の報告書が公開される

2020年8月18日付で、米・メリーランド大学の機関リポジトリ“Digital Repository at the University of Maryland(DRUM)”上に、文書“Final Report and Recommendations of the Data Rescue Project at the National Agricultural Library”が公開されています。

同文書は、退職した研究者や閉鎖される研究室で生産されたデータや論文を迅速に評価するプロセスを開発する目的で、米国国立農学図書館(NAL)が実施する「データレスキュープロジェクト(Data Rescue project)」の一環として作成されました。NALは同プロジェクトの中で、メリーランド大学のCollege of Information Studiesと連携し、同大学の2人の研究者が2019年度から2020年度にフェローとして、研究者の残した古いコレクションから科学的なデータを効率的に特定・評価・処理する手法の調査と、これらのデータの活用や再利用の支援を目的とした研究を実施しています。

国立国会図書館デジタルコレクションに、雑誌約6,300点、博士論文約9,400点を追加

2020年8月25日、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館デジタルコレクションに、雑誌約6,300点、博士論文約9,400点を追加しました。

雑誌、博士論文の追加分とも、本文はインターネット公開していませんが、書誌事項(タイトル、著者等)はインターネットからの検索が可能となっています。今回の追加により、NDLが「国立国会図書館デジタルコレクション」で提供するデジタル化資料の総数は約275万点となりました。

雑誌、博士論文約15,700点を「国立国会図書館デジタルコレクション」に追加しました(NDL, 2020/8/25)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2020/200825_01.html

ジャパンサーチ正式版が公開される

2020年8月25日、国立国会図書館(NDL)は、国の分野横断型の統合ポータルであるジャパンサーチの正式公開を発表しました。

内閣府知的財産戦略推進事務局が事務局を担当する「デジタルアーカイブジャパン推進委員会及び実務者検討委員会」の方針のもと、NDLが中心となって 2017 年から構築を進め、2019 年 2 月に試験版が公開されていました。

正式版の新機能として、自分用の電子展覧会「ギャラリー」を作成できる「マイノート」機能や、「マイノート」や「ギャラリー」の共同編集機能等が追加されています。

ドイツ国立図書館(DNB)が“DNBLab”を設置:DNBの書誌・デジタルリソース等に関する自由に利用可能なデータセットへの中心的なアクセスポイント

2020年8月20日付で、ドイツ国立図書館(DNB)が“DNBLab”を設置したことを発表しています。

DNBは“DNBLab”について、多様なインターフェース・ダウンロード手段による、DNB提供の書誌・デジタルオブジェクト・デジタルリソースのフルテキスト等の自由に利用可能なデータへの中心的なアクセスポイントに位置づけています。

DNBのウェブサイト上に開設された“DNBLab”では、テーマ別に編集された書誌データやデジタルオブジェクトのデータセット、OAI-PMHを介してDNBのデータを取得するための2種類のインターフェースに関する情報、SRU(Search/Retrieval via URL)プロトコルを利用したURLやコンピュータープログラムによるDNBのデータの検索に関する情報などが提供されています。

@DNB_Aktuelles(Twitter,2020/8/20)
https://twitter.com/DNB_Aktuelles/status/1296414898365374464

国立国会図書館、中期ビジョン「ユニバーサル・アクセス2020」及び「活動目標2017-2020」に関する「中期暫定評価」と「中期総括評価の枠組み」を公開

国立国会図書館(NDL)がウェブサイト上で、2020年8月6日付で策定された「国立国会図書館中期暫定評価」と「国立国会図書館中期総括評価の枠組み」を公開しています。

NDLは2017年から2020年までの4か年について、中期ビジョン「ユニバーサル・アクセス2020」、及び中期ビジョンの実現に向けた中期的な活動目標「国立国会図書館 活動目標2017-2020」を掲げています。活動目標の下に、毎年度「重点事業」を決定し、年度終了後にこれらの事業の取組状況について評価してきましたが、2019年度の評価に当たっては、次期ビジョンの策定等に資するため、2017年度から2019年度までの3か年の取組の総括的な評価を実施し、「国立国会図書館中期暫定評価」として公開しています。

また、最終年度となる2020年度は4か年の取組を総括的に評価する「中期総括評価」の実施を予定しており、評価のための枠組みが公開されています。

韓国国立世宗図書館を含む首都圏外の文化体育観光部所管の図書館・博物館・美術館も2020年8月23日から再度休館:「社会的距離の確保」レベルの第2段階措置が全国に拡大したことをうけ

2020年8月22日、韓国・文化体育観光部は、同日、中央災難安全対策本部が、社会的距離の確保レベルの第2段階を首都圏から全国に拡大したことを受け、8月23日から、同部所管の図書館・博物館・美術館等の文化施設を休館とすると発表しました。

対象は、国立の博物館12施設と、国立現代美術館(清州館)・国立世宗図書館、あわせて14施設です。また、国立の劇場である国立民俗国楽院・国立アジア文化殿堂も同日から休館します。

なお、国立羅州博物館・国立南道国楽院・国立釜山国楽院の3施設は、地方公共団体の要請により既に休館となっています。

首都圏(ソウル・京畿道・仁川)所在の国立文化施設は8月19日から休館しており、これにより、全国の国立の文化施設が休館となります。

再開は、新型コロナウイルス感染症の拡大状況から、中央災難安全対策本部と相談して決定する予定としています。

国立世宗図書館では、図書館施設の利用や資料の貸出、プログラム等は休止しますが、オンラインサービス(電子書籍・オーディオブック・電子ジャーナル等)や館外利用可能なDB、政策情報支援サービス、政策情報ポータル、G-Zone、オンラインでの読書文化プログラム等は利用可能です。

米国議会図書館(LC)、活字による読書が困難な利用者に対する優れたサービスを提供している図書館を表彰

2020年8月19日、米国議会図書館(LC)の障害者サービス部門「視覚障害者及びプリントディスアビリティのある人々のための全国図書館サービス(National Library Service for the Blind and Print Disabled:NLS)」が、活字による読書が困難な利用者に対し、優れたサービスを提供している図書館を表彰すること発表しました。

受賞館は以下の2館です。

・Oklahoma Library for the Blind and Physically Handicapped
発表の中では、同館が、合計15万点以上の点字図書、録音図書、雑誌等の貸出を行ったことが述べられています。また、オンデマンドの情報提供サービスをはじめとした活字による読書が困難な人の情報アクセスを向上するプログラムや、点字、大活字等での教科書や教材の子ども、学校への貸出を行ったこと等に触れられています。

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