国立図書館

【イベント】春休み特別版「調べもの体験プログラム」図書館 de クイズ!(小学校4年生から高校3年生までの個人対象)(3/26・東京)

2020年3月26日、国立国会図書館国際子ども図書館レンガ棟2階調べものの部屋において、「春休み特別版「調べもの体験プログラム」図書館 de クイズ!」が開催されます。

同館では、学校からの申込み制で、中高生向けに図書館の本などを使ってクイズを解く「調べもの体験プログラム」を実施しています。今回の春休み特別版では、小学校4年生から高校3年生まで(2020年3月時点)を対象として、個人で申し込み可能な「調べもの体験プログラム」が開催されます。当日はクイズに取り組む「調べものクイズコース」のほか、同館の書庫を見学するバックヤードツアーも実施されます。

参加費は無料ですが、定員は20人(事前申込制・先着順)です。

春休み特別版「調べもの体験プログラム」図書館 de クイズ!(国立国会図書館国際子ども図書館)
https://www.kodomo.go.jp/event/event/event2020-02.html

英国国立・大学図書館協会(SCONUL)、英国の競争・市場庁(CMA)へMcGraw-Hill社・Cengage社の合併計画について正式な調査の実施を求めた書簡を提出

2020年1月28日、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)は、英国の競争・市場庁(Competition and Markets Authority:CMA)に対して、米国に拠点を置く世界的教育出版社のMcGraw-Hill社・Cengage社の合併計画について、正式な調査を実施することを求めた書簡を提出しました。

SCONULは書簡の中で、両社の合併計画が先行して問題となっている米国・オーストラリアと同様に、英国の学術教科書市場は限られた出版社による寡占状態にあり、この合併が学術教科書の価格競争の深刻な縮小をもたらし得ると指摘しています。また、各出版社が印刷体教科書の販売からデジタル教科書の販売へ移行を進めていることと関連して、合併により学術教科書市場の独占・寡占が進行すると、図書館が極めて高額なライセンス料で教科書を購入する状況を促進し図書館の財政を深刻に圧迫する、学生の利用に関するデータが限られた出版社に集中する、等の観点からも問題点を指摘しています。

両社の合併計画について第2段階の正式な調査が実施されるかどうかは、2020年3月10日にCMAが発表する予定です。

ニュージーランド国立図書館、同館のアレクサンダー・ターンブル図書館のアーカイブ資料やコレクション等を用いた音楽研究推進を目的とした研究フェローシップの申請受付開始

2020年2月10日、ニュージーランド国立図書館が、2021年のリルバーン研究フェローシップ(Lilburn Research Fellowship)への申請受付を開始しました。

Lilburn Trustの支援を受けている同フェローシップは、同館のアレクサンダー・ターンブル図書館が所蔵する同国の音楽関係のアーカイブ資料と幅広いコレクションを用いて、同国の音楽研究を推進することを目的に2012年に開始されたものです。

採択者は、2021年を通じて、最大7万ドルの助成金と、同館のウェリントン館での事務スペースが提供されます。また、同館の一般コレクションやオンライン情報源も利用可能です。

受付期間は5月17日までです。

@NationalLibraryNZ(Facebook, 2020/2/10)
https://www.facebook.com/141682096023826/posts/1255171158008242/

韓国・国立世宗図書館、政策情報専門図書館としての今後の計画を発表:政策情報ポータルサイトのリニューアル・政府機関の読書会への支援拡大・ビックデータを用いて図書を推薦するキオスク端末の設置等

2020年2月3日、韓国・国立世宗図書館が、政策情報専門図書館としての今後の計画を発表しています。

まず、政策情報ポータルサイト“POINT”をリニューアルして各省庁で発表された政策関連ニュースを収集・提供することに加え、政府機関の読書会への支援拡大、政策機関を対象とした出張サービスの向上による業務支援を行うとしています。

また、政策情報協議会と連携し、外部機関を通じた政策情報資料の国民サービスを実現させるとともに、ビックデータを用いて利用者の好みを分析して図書を推薦する人工知能(AI)キオスク端末を設置し、読書文化の普及を行なうとしています。

さらに、閲覧室の床を環境にやさしい素材に交換し、また、照度を高めるなど、利用環境を改善し、職員の能力を強化し、より良いサービスを提供する計画であるとしています。

スウェーデン王立図書館(NLS)、BibsamコンソーシアムとElsevier社の雑誌契約解除による影響調査報告書の英訳版を公開

2020年2月10日、スウェーデン王立図書館(NLS)は、BibsamコンソーシアムとElsevier社の雑誌契約解除による影響調査報告書“Evaluation of cancellation of journal agreement with Elsevier 2018”を公開したことを発表しました。

NLSは2019年12月19日付でスウェーデン語による報告書“Utvärdering av Elsevieruppsägningen 2018”を公開しており、今回公開された報告書はその英訳版です。NLSの調査は2019年1月から2月にかけてアンケート調査として実施され、調査対象となる4万2,000人のうち4,221人から得られた回答をもとに報告書が作成されました。

公開された報告書では、アンケートの回答に基づいて次のようなことが示されています。

国立国会図書館、電子展示「本の万華鏡」の第27回「百貨店ある記 ~買うときめき、めぐる楽しみ~」を公開

2020年2月7日、国立国会図書館(NDL)は、ミニ電子展示「本の万華鏡」の第27回として、「百貨店ある記 ~買うときめき、めぐる楽しみ~」をウェブサイトで公開しました。

明治末期から昭和初期までを中心とした、黎明期の百貨店にまつわる文化や歴史をNDLの所蔵資料を用いて紹介するものであり、スマートフォンからの閲覧にも対応しています。

2020年2月7日 本の万華鏡「百貨店ある記 ~買うときめき、めぐる楽しみ~」を公開しました(付・プレスリリース)(NDL, 2020/2/7)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2019/200207_01.html

本の万華鏡第27回「百貨店ある記 ~買うときめき、めぐる楽しみ~」(NDL)
https://www.ndl.go.jp/kaleido/entry/27/

SAGE社、スウェーデン・Bibsamコンソーシアムと3年間の“Read & Publish”契約を締結

2020年2月3日、SAGE社はスウェーデン・Bibsamコンソーシアムと2020年から2022年までを契約期間とする“Read & Publish”契約を新たに締結したことを発表しました。

契約は2020年1月1日以降に受付・受理された全ての論文に適用され、Bibsamコンソーシアム所属機関の内42機関の構成員に対して以下のようなサービスが提供されます。

・SAGE社が刊行する900タイトル以上のハイブリッド誌へ、論文処理費用(APC)を支払うことなく無制限にオープンアクセス(OA)で研究成果が出版可能になる
・SAGE社が刊行する150タイトル以上の完全OA誌への投稿時にAPCが20%割引される
・SAGE社の900タイトル以上の査読誌等へアクセス可能になる。パッケージへ毎年追加される新規コンテンツへも同様にアクセス可能になる
・著者からの特別な要望がない限り、研究成果がCC BYライセンスで出版される

オランダ王立図書館(KB)とオランダ・デルフト工科大学(TU Delft)が共同で“Future Libraries Lab”を設立

2020年2月6日、オランダ王立図書館(KB)とオランダ・デルフト工科大学(TU Delft)が、共同で“Future Libraries Lab”を設立したと発表しています。

図書館が、物理的な、また、デジタルのコレクションを、革新的な方法で提供し続けることが可能となるために、新しいタイプのサービスの開発を支援するもので、TU Delftの工業意匠学及び電子数理情報工学の研究者と修士課程の大学院生が未来の図書館を概念化し、その知識を図書館等と共有することを目的とした組織です。

最初の取組として2つのプロジェクトが紹介されており、“Parels van Drenthe”は、ドレンテ州の住民を対象に、拡張現実(AR)といった新技術を用いての、地域の歴史や遺物の体験・実感の強化方法を調査するプロジェクトです。また、“Describing Images”は、視覚障害者が新聞・雑誌・図書の図版にアクセス可能となるための方法を調査するプロジェクトで、画像認識とクラウドコンピューティングの可能性を調査し実装することを目標としています

両機関では、参加する公共図書館・大学図書館を募集しています。

米国議会図書館、公民権運動家ローザ・パークス(Rosa Parks)氏の関連文書をテキスト化するためのクラウドソーシングプロジェクトを開始

2020年2月4日、米国議会図書館(LC)は、公民権運動家ローザ・パークス(Rosa Parks)氏の関連文書をテキスト化するためのクラウドソーシングプロジェクトを開始することを発表しました。同日はローザ・パークス氏の生誕107周年に当たります。

LCのクラウドソーシングプラットフォームである“By the People”上でテキスト化作業への参加が可能になっています。テキスト化対象には、ローザ・パークス氏の私信のほか、公民権運動において大きな役割を果たした出来事であり、同氏の逮捕がそのきっかけとなったモンゴメリー・バス・ボイコット事件に関するメモや断片的な文章等が含まれます。

今回テキスト化対象として選ばれた資料には、LCが2019年12月6日から行っている館内展示“Rosa Parks:In Her Own Words”での展示資料も多く含まれています。同展示はオンライン版も公開されているほか、LCが発行する“Library of Congress Magazine”の2020年1・2月号にも同展示の特集が掲載されています。

独・De Gruyter社、オランダ大学図書館・王立図書館コンソーシアムUKBと“Read & Publish”契約を締結

2020年1月31日、独・De Gruyter社は、オランダ大学図書館・王立図書館コンソーシアムUKB(Unibersiteitsbibliotheken & Koninklijke Bibliotheek)と“Read & Publish”契約を締結したことを発表しました。

同契約にはUKBの会員機関のうち、ラドバウド大学・ライデン大学等のオランダ国内9大学が署名しています。契約期間は2020年から2022年までの3年間です。契約に署名した機関に所属する著者は、De Gruyter社の305タイトルのハイブリッド誌へ追加費用を支払うことなくオープンアクセス(OA)で論文を公開可能となり、同社の110タイトルのゴールドOA誌へ投稿する際には、論文処理費用(APC)が20%割引されます。また、同社の刊行する347タイトルの学術誌へアクセスすることが可能になります。

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