スコットランド

スコットランド国立図書館(NLS)、著作権が切れたゲール語の著作物をオンラインで公開

2015年10月13日、スコットランド国立図書館(NLS)が、著作権が切れたゲール語の著作物をオンラインで公開したと発表しています。

17世紀まで遡るゲール語の著作物が図書館のウェブサイトから利用可能とのことで、約600点の著作物が新しくデジタル化され、図書館のゲール語のコレクションのうち総計1,200点の著作物が閲覧可能となったとのことです。

Hundreds more Gaelic items available online(NLS,2015/10/13)
http://www.nls.uk/news/archive/2015/10/gaelic-items-online

Rare items in Gaelic(NLS)
http://digital.nls.uk/rare-items-in-gaelic/pageturner.cfm?id=97491774

Early Gaelic Book Collections(NLS)
http://digital.nls.uk/early-gaelic-book-collections/pageturner.cfm?id=75733573

参考:
スコットランド国立図書館(NLS)、新戦略文書を公開 今後10年間でコレクションの1/3をオンラインで公開へ

スコットランド図書館・情報協議会(SLIC)、公共図書館のための国家戦略、“A Strategy for Public Libraries in Scotland 2015-2020”を公開

スコットランド図書館・情報協議会(SLIC)はスコットランドの公共図書館のための国家戦略“Ambition & Opportunity A Strategy for Public Libraries in Scotland 2015-2020”を公開しました。

戦略は、6つの戦略目標とスコットランドの図書館の強力な遺産の上に構築する18の勧告を設定しています。戦略的な目標は、読書、リテラシーと学習、デジタル情報の含有、経済福祉、社会福祉、文化と創造を促進するもので、優れた公共サービスであるとのことです。

18の勧告には、

・すべての公共図書館でWifiにアクセスできる
・一つの図書館カードでスコットランド全国で24時間365日のアクセスができる仮想図書館のようなスコットランド規模の電子アクセス資源を開発し、国家及び地域の電子図書館コレクションへのアクセスを増加させる
・アドバイスサービス、職業安定所、企業グループとパートナーシップを構築
・中小企業のための協同作業スペースのモデルを図書館の中に作成
・情報と表現の自由のための十分な声となるための図書館を支援する
・金融投資を生むための代替手段を探る

等を含むとのことです。

ProQuest社、スコットランド国立図書館(NLS)の英国議会の貴族院の文書をデジタル化

スコットランド国立図書館(NLS)とProQuest社は、2015年5月14日、NLSが所蔵する英国議会の貴族院(House of Lords)の文書をデジタル化することを発表しました。

この文書には、英国の19世紀政治史研究にとって重要な、社会・政治・経済・外交などの政策に関する幅広い資料が含まれるとのことです。年内にはデジタル化が完了する見込みとのことで、デジタル化された文書は、電子書籍や電子ジャーナルなどを閲覧できるNLSの"Licensed digital collections"に追加されるとのことです。

このデジタル化により、スコットランドに住所があるNLSの登録利用者は、この文書にオンラインで自由にアクセスできるようになるとのことです。

Unique Government Documents to be Digitised by ProQuest with the National Library of Scotland(ProQuest, 2015/5/14)
http://www.proquest.com/about/news/2015/Unique-Government-Documents-to-be-Digitised-by-ProQuest-with-the-National-Library-of-Scotland.html

E1661 - 諸外国の国立図書館におけるセルフ撮影サービスの導入動向

 カメラ機能を有する携帯端末や手軽に持ち運びのできる高性能のデジタルカメラの普及によって,場所を選ばず誰もが容易に資料を複製できるようになった。それに伴い,利用者からは,複写に係る時間や費用を軽減し,高画質のデジタル複製画像を入手するため,利用者が持ち込んだデジタルカメラを閲覧室で使用し,所蔵資料を撮影することについて,許可を求める声が大きくなってきている。こうした現状を踏まえて,2010年2月,OCLCは,閲覧室での利用者によるデジタルカメラの使用に関する報告書を刊行し,その利点や推奨される実例を示した(E1027参照)。また,近年,新たに閲覧室でのデジタルカメラの使用を認める国立図書館が増えている。ドイツ国立図書館(DNB)は,2014年10月に利用規則を改正し,閲覧室でのデジタルカメラの使用を認めることとした。英国図書館(BL)でも同様の動きがあり,2015年1月から,段階的に閲覧室でのデジタルカメラの使用を認める決定を行った。スコットランド国立図書館(NLS)は,同様のサービスについて試験的な実施を検討している。本稿では,2014年秋に筆者がDNB,BL及びNLSで行った聞き取り調査等を基に閲覧室における利用者によるデジタルカメラの使用に係るサービスの動向と実例を紹介したい。

Historic Scotland、スコットランドの歴史的遺物のオンラインギャラリーを公開

2015年3月6日、スコットランドの歴史的環境の保護や理解推進のための活動を行う政府機関であるHistoric Scotlandが、スコットランドの歴史的遺物のオンラインギャラリーを公開しました。Historic Scotlandが管理する160か所以上の地所が所蔵する35,000点以上のアイテムのうち、400点以上のアイテムがテーマや時代、タイプ、所蔵場所等で検索できるとのことです。

Historic Scotland : Explore the collections
http://collections.historic-scotland.gov.uk/simpleSearch.jsp

スコットランド関連の人気作品トップ10:OCLC Worldcatの所蔵データに基づく分析

2014年9月18日に英国からの独立の是非を問う住民投票が実施されたスコットランドに関し、OCLC Researchが、Top 10 Scottish Worksのリストを作成し、公開しています。これは、Worldcatのデータに基づき、スコットランド関連の作品のうち、世界の図書館において所蔵されている件数の多いものをリストアップしたものです。

このリストは、元々は、2013年に刊行されたOCLC Researchのレポート“Not Scotch But Rum: The Scope and Diffusion of the Scottish Presence”で公表されていたものとのことです。

Top 10 Scottish Works(OCLC Research, 2014/9/17付け)
http://oclc.org/research/news/2014/09-17a.html

Top 10 Scottish Works
http://oclc.org/research/wtworldcat/scotland.html

Not Scotch But Rum: The Scope and Diffusion of the Scottish Presence in the Published Record(OCLC Research, 2013)

スコットランドが独立すると大学にはどんな影響が?(記事紹介)

高等教育に関するニュースサイトInside Higher EDに、スコットランドが独立した場合、スコットランドの大学にどんな影響がありうるかを論じたエッセイが2014年9月15日付けで掲載されています。

スコットランドでは2014年9月18日に英国からの独立の是非を問う住民投票が実施されます。Inside Higher EDの記事によれば、スコットランドは英国の全人口の8.4%、税収も英国全体の9%を占めるにとどまる一方で、スコットランドの大学が英国研究会議(RCUK)から受けている助成はRCUK全体の13.1%に上っており、もし独立した場合、各大学が同規模の研究予算を得続けられるかはわからない、としています。また、EU関係の研究助成については、独立後のスコットランドがEUにとどまれなかった場合には受けられなくなる可能性等も指摘しています。

一方で、現在スコットランドの大学ではスコットランド出身の学生は学費がかからない一方、英国の他の地域出身の学生からは学費を徴収しています。現在、この措置は英国内における施策であるとして認められていますが、もしスコットランドが独立しかつEUに加盟した場合、加盟国間の平等に関する条項に従えば、スコットランド出身の学生からも学費を徴収するか、スコットランド外の学生の学費も無料にしなければならないと指摘されています。

スコットランド国立図書館、1840年代から1950年代のイングランドおよびウェールズの歴史地図をオンラインで公開

スコットランド国立図書館が、英国で地図を作成している政府機関である陸地測量部(Ordnance Survey)により1840年代から1950年代に作成された、イングランドとウェールズの全ての地域の歴史地図をオンラインで公開しました。多くの都市の地図は3回から5回改訂されており、町や都市、道路、線路等がどのように発展してきたかが示されているとのことです。

Historic maps now online covering all of England and Wales (NLS, 2014/3/19)
http://www.nls.uk/news/press/2014/03/historic-maps-england-and-wales

スコットランドの図書館の仕事を伝えるブログ“23 Librarians”が活動開始

スコットランドの図書館の仕事を伝えるブログ“23 Librarians”が、2014年3月7日から、記事の配信を開始しました。図書館員などがブロガーとなり、図書館の仕事の魅力や、日常の業務などを伝えるものであり、図書館で働くことを考えている人や図書館情報学の学生などを主な読者として想定しているようです。

最初の記事が3月7日に配信されており、学校図書館員が記事を書いています。

ブロガーについては、随時募集しているそうです。

23 Librarians
http://librarians23.wordpress.com/

1. Clare – School Librarian(23 Librarians, 2014/3/7付け)
http://librarians23.wordpress.com/2014/03/07/clare-hemsworth/

Alexander Street Press社が学術ビデオのPDAによる提供を開始、ダンディ大学と合意

米国の学術書や学術ビデオの出版を手掛けるAlexander Street Press社が、スコットランドのダンディ大学(Universtiy of Dundee)と合意し、同社の学術ビデオのコレクション(23,000タイトル以上)のPDA(Patron Driven Acquisition)による提供を開始するとのことです。2013年7月25日付けのプレスリリースで公表しています。

Alexander Street Press Launches Patron-Driven Acquisition(Alexander Street Press, 2013/7/25付け)
http://alexanderstreet.com/press-room/press-releases/2013-07-25/1121

同社のVideo Collections
http://alexanderstreet.com/products/video-collections

First of Its Kind: Alexander Street Press Launches Evidenced-Based Acquisition Program with University of Dundee in Scotland(infoDOCKET,2013/7/25付け)

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