スコットランド

スコットランド国立図書館(NLS)が、英国の歴史地名を保存するプロジェクト“GB1900 project”へのボランティア参加を呼びかけ

2016年9月20日、スコットランド国立図書館(NLS)が、英国の歴史地名を保存するプロジェクト“GB1900 project”へのボランティア参加を呼びかけています。

“GB1900 project”は、英国陸地測量部(Ordnance Survey)による1888年から1913年の地図にある、300万件ほどの地名のリストを作成することを目的としたプロジェクトです。英国のRoyal Commission on the Ancient and Historical Monuments of WalesやNLS、ウェールズ国立図書館等の6つの組織がパートナーとなっています。

ボランティアの参加者は、地名を追記するだけでなく、その場所に関する個人の記憶を記録するという形でも貢献できるというものです。

GB1900.org
http://www.gb1900.org/

Place names volunteers(NLS, 2016/9/20)
http://www.nls.uk/news/press/2016/09/place-names-volunteers

Project to preserve historical place names(NLS, 2016/9/20)

スコットランド国立図書館の施設がケルビンホール内にオープン

2016年9月14日、スコットランド国立図書館(NLS)は、グラスゴーにあるケルビンホール内に、動画アーカイブなどのデジタル資料にアクセスできるコンピューターなどを備えるリサーチゾーン、スコットランドの歴史に関する資料を展示するディスカバリースペースなどを有する施設をオープンしました。

Kelvin Hall - a new chapter in National Library story(NLS, 2016/9/14)
http://www.nls.uk/news/archive/2016/09/kelvin-hall-opens

National Library opens in Glasgow(NLS, 2016/9/14)
http://www.nls.uk/news/press/2016/09/library-opens-at-kelvin-hall

National Library of Scotland at Kelvin Hall(Kelvin Hall)
http://kelvinhall.org.uk/national-library-of-scotland/

National Library of Scotland finds new home at Kelvin Hall(STV news)

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)図書館、“Brexit”に関する46のウェブサイトをアーカイブした“The UK European Union Membership Referendum Web Archive”を公開

2016年7月18日、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)図書館が、英国における国民投票によるEUからの離脱(“Brexit”)の際の「残留」「離脱」に関し、英国政府、労働組合、企業団体、環境・学術に関する民間組織、Academics for EuropeやHistorians for Britain in Europeなどの学術組織が公開した、46の重要なウェブサイトをアーカイブした、“The UK European Union Membership Referendum Web Archive”を公開しました。

Internet Archive(IA)が提供するサービス“Archive-it”を利用して公開されています。

Archive of Brexit campaign websites is published by UCLA Library(UCLA, 2016/7/18)
http://newsroom.ucla.edu/dept/faculty/archive-of-brexit-leave-remain-campaign-websites-is-published-by-ucla-library

UK European Union Membership Referendum(Archive-It)

スコットランド国立図書館、IIIFコンソーシアムに加盟

2016年4月12日、スコットランド国立図書館が、International Image Interoperability Framework(IIIF)コンソーシアムに創立メンバー(founding member)として加盟したと発表しています。

同館は、IIIFコンソーシアムのメンバーになることで、昨年策定した戦略文書“The way forward: Library Strategy 2015-2020”の実現をはかるということです。

IIIFコンソーシアムは、デジタル画像の相互運用性にかかる技術の継続的な開発と、そのコミュニティーの成長を見守るために、オックスフォード大学ボドリアン図書館、英国図書館(BL)、スタンフォード大学図書館、バイエルン州立図書館、コーネル大学、フランス国立図書館(BnF)、ノルウェイ国立図書館、プリンストン大学図書館、ウェルカム財団、イェール大学(英国美術センター 、バイネッキ貴重書・手稿図書館)の11機関により、2015年6月に創設されたものです。

Library joins prestigious consortium as founding member( National Library of Scotland ,2016/4/12)

スコットランド国立図書館、デジタル環境下での無形文化遺産の保存とアクセスの保証についての新しいモデルを評価するプロジェクトへ参加する大学院生を募集

スコットランド国立図書館、同館の音声アーカイブ(Scottish Sound Archive)及びヘリオット・ワット大学は、デジタル環境下での無形文化遺産の保存とアクセスの保証についての新しいモデルを評価するプロジェクト“Collecting and preserving access to Intangible Cultural Heritage within the digital environment: evaluating new models for Scotland”に参加する博士課程の大学院生を募集しています。

2016年10月からフルタイムの3年間のポジション(半年の試用期間を含む)として採用される大学院生(1名)は、文化的作品を創作する個人とコミュニティーの間の主要な関係や、無形文化遺産の記録を収集、保存し、利用可能としている組織の調査・分析をすることになります。

National Library offers PhD opportunity(スコットランド国立図書館,2016/3/29)
http://www.nls.uk/news/archive/2016/03/phd-opportunity

Further information, eligibility and how to apply (PDF) (5 pages; 50KB)

スコットランド図書館・情報協議会、国家戦略実現のため、約140万ポンドを国内の公共図書館に配分

スコットランド図書館・情報協議会(SLIC)は、Carnegie UK Trust(カーネギー英国財団)とともに策定し、2015年6月に公開した、公共図書館のための国家戦略“Ambition & Opportunity A Strategy for Public Libraries in Scotland 2015-2020”を受け、スコットランド政府等と連携し、この9か月間で以下のように資金を配分したとのことです。

・公共図書館整備基金のために45万ポンド
・公共図書館へのWifi設置のために40万ポンド
・読み、書き、読書支援、リテラシー、学習のために19万8千ポンド
・“film education project”のために19万ポンド
・公共図書館を利用する子どもの読書、リテラシー、学習支援のために8万ポンド
・公共図書館への3Dプリンター設置のために7万6千ポンド
・リテラシー、読み書きそろばん等を支援するアプリを使用するために若者やその親を指導するプロジェクト“Appiness”に7万ポンド

National Strategy Generates £1.4 Million for Scotland’s Public Libraries (SLIC,2016/3/23)

スコットランド国立図書館、3,000冊以上のチャップブックをデジタルギャラリーで公開

スコットランド国立図書館が、3,000冊以上のチャップブックをデジタルギャラリー“Chapbooks printed in Scotland”で公開しました。

チャップブックとは、8~24頁からなる小冊子で、しばしば木版画による挿絵があり、一般民衆にとって不可欠な読み物として、裁判、戦争、宗教、犯罪、スポーツ、政治、恋愛、生活などあらゆるテーマを扱っており、17世紀から19世紀にかけて、行商人などによって、路上や市場で1ペニー以下で販売されていたものとのことです。

ロビンソン・クルーソー、シンドバッドの冒険、ガウェイン卿といった児童向けに書かれたものもあるとのことです。

今回、公開されたものは18世紀から19世紀にスコットランド地方で印刷されたものとのことです。

Scottish chapbooks now online!(Natioal Library of Scotland,2016/3/4)
http://blog.nls.uk/scottish-chapbooks-now-online/

Chapbooks(Natioal Library of Scotland)
http://www.nls.uk/collections/rare-books/collections/chapbooks

E1768 - 『図書館の意味:一つの文化史』<文献紹介>

Crawford, Alice ed., The Meaning of the Library: A Cultural History. Princeton University Press, 2015, 336p., ISBN 978-0-691-11639-1.

 本書『図書館の意味:一つの文化史』は2012年の英国のセント・アンドルーズ大学(University of St Andrews)ジェームズ王図書館(King James Library)創立400周年にちなんで,2009年から2013年にかけて行われた12の連続講演をまとめたものである。この講演が行われた時期は,英国においては経済危機による公共図書館の分館の廃止が進み,また,技術革新による図書館・図書館員不要論が生まれた時期と符合する。ちなみに2012年はセント・アンドルーズ大学の創立600周年にも当たる。

スコットランド国立図書館、3Dマップビュア―をオンラインで公開

2016年2月17日、スコットランド国立図書館が、3Dマップビュア―をオンラインで公開したと発表しています。

3Dマップ作成のためのJavaScriptのライブラリ“Cesium”を使用し、Webブラウザで3Dグラフィックス等を表示させるJavaScript APIであるWebGLを用いて表示させているとのことです。

同館が所蔵する地図資料を鳥瞰的に閲覧することができ、3Dの景観の上に覆われている600枚のジオリファレンスされた地図のレイヤーのいずれかを探すために、高度・傾き・方向を変更することができるほか、透かしを消して、異なるベースマップを見ることもできるとのことです。

The Library's new 3D map viewer(National Library of Scotland,2016/2/17)
http://blog.nls.uk/the-librarys-new-3d-map-viewer/

Explore Georeferenced Maps - 3D viewer(National Library of Scotland)

スコットランド国立図書館、米国からフルブライト研究員を招く

スコットランド国立図書館は、米国から、フルブライト研究員プログラムで、米・ワシントン州立大学英語学部の准教授Kirk McAuley博士を招くとのことです。

McAuley氏は、6か月間、スコットランド国立国立図書館の蔵書を用いて調査を行ない、“The economy and ecology of British Empire writing”と題する本の執筆に取り組むとのことです。

Fulbright research scholar is named(NLS,2015/10/30)
http://www.nls.uk/news/archive/2015/10/fulbright-scholar

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