スコットランド

英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)、近刊学術書をオープンアクセス(OA)化するためのクラウドファンディングキャンペーンを開始

2019年10月24日、英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)は、近刊学術書をオープンアクセス(OA)化するためのクラウドファンディングキャンペーンを開始したことを発表しました。

キャンペーンはCUPとクラウドファンディングサービスのプラットフォームを提供する出版社Unboundとの提携によって実施されます。CUPにとって単行書に対するクラウドファンディング実施は初めてのことで、Unboundにとっても学術出版社との提携は初めてのことになります。

クラウドファンディングの対象となっているのは、スコットランドのナショナリズムの根源を扱った英・オックスフォード大学Ben Jackson准教授による2020年刊行予定の書籍“The Case for Scottish Independence: The Political Thought of Scottish Nationalism, c. 1960-2014”です。3か月間のクラウドファンディングキャンペーンによりOA化のための費用を調達することが目指されています。

スコットランド国立図書館(NLS)、多様な分野のスコットランドの音楽を含む録音資料の寄贈を受ける:デジタル化にも着手

2019年9月30日、スコットランド国立図書館(NLS)が、音楽愛好家のWilliam Dean-Myatt氏から7,500点のシェラック盤のレコードの寄贈を受けたと発表しています。

70年以上かけて録音資料を収集してきた同氏からは、これまで同館に対して3,000点の資料が寄贈されています。同館が所蔵するSPレコードのほとんどは同氏からの寄贈によるものです。

コレクションにはシェラック盤に加え、ビニール盤、カセットや少数ながら蝋管も含まれています。分野的には、大部分が営利のために大量生産されたものですが、ゲール語の歌、ミュージック・ホールの録音資料、フィドル・バグパイプによる音楽等、多様な分野のスコットランドの音楽も含まれます。

コレクションはすでに整理され、同館の検索システムで調べることができます。また、オンラインで利用できるようデジタル化作業も開始されています。

スコットランド国立図書館(NLS)、機械可読なデータで同館コレクションを提供するウェブサイト“Data Foundry”を公開

2019年9月2日、スコットランド国立図書館(NLS)が ウェブサイト“Data Foundry”を公開しました。

デジタルスカラシップサービスの一環として、同館のコレクションを機械可読なデータとして提供することで、コンテンツマイニング・画像分析といったデジタル研究の範囲を拡大することを目的としたサイトです。

現在、テキスト、画像、メタデータなど70GB以上のデータが搭載されており、今後も、サイトの更新に合わせて新たなデータが追加される予定です。

Data Foundry launched(NLS,2019/9/2)
https://www.nls.uk/news/archive/2019/09/data-foundry

Data Foundry
https://data.nls.uk/

スコットランド国立図書館(NLS)、1980年代をテーマとしたウェブサイト“Back to the future: 1979-1989”を公開

2019年5月2日、スコットランド国立図書館(NLS)が、1980年代をテーマとしたウェブサイト“Back to the future: 1979-1989”の公開を発表しました。

同ウェブサイトはNLSのデジタルコレクションの一環として構築されたもので、ジャーナリストや図書館員が執筆した、NLSの蔵書をもとに着想を得たものを含めた1980年代の主な事件に関するエッセイや、NLSの動画アーカイブから選ばれた1980年代の映像が掲載されています。国際関係から大衆文化や社会など6つのテーマを扱っており、今後年間を通じて各テーマに内容が追加される予定です。

また、ウェブサイトの公開に合わせ、当該年代の“Britain: an official handbook”12冊がデジタル化公開されています。

1980s retrospective website goes live(NLS,2019/5/2)
https://www.nls.uk/news/archive/2019/05/1980s-website-launch

スコットランド国立図書館(NLS)、ブリタニカ百科事典の初版をオンライン公開

2018年12月10日、スコットランド国立図書館(NLS)は、ブリタニカ百科事典の初版全3巻をオンライン公開しました。

ブリタニカ百科事典の初版はスコットランド・エディンバラで制作・出版されましたが、出版が開始された1768年12月10日から250周年を迎えることを記念し、今回公開されたものです。

First edition of 'Encyclopaedia Britannica' available to all(NLS, 2018/12/10)
https://www.nls.uk/news/archive/2018/12/encyclopaedia-britannica-online

Encyclopaedia Britannica(NLS)
https://digital.nls.uk/188936619

英・グラスゴー大学、スコットランド・ゲール語のデジタルアーカイブ“Digital Archive of Scottish Gaelic”でオーディオアーカイブを公開

2018年8月27日、英・グラスゴー大学が、スコットランド・ゲール語の文献や語彙に関するデジタルアーカイブ“Digital Archive of Scottish Gaelic”でオーディオアーカイブを公開しました。

英語・ゲール語・スコットランド語による口承文学・民間伝承・歌・詩などの音声記録42点が搭載されています。

University of Glasgow makes Gaelic/English audio archive freely available(University of Glasgow,2018/8/27)
https://www.gla.ac.uk/news/headline_603966_en.html

Audio Archive
https://dasg.ac.uk/audio/about/crc/en

スコットランド国立図書館(NLS)、「デジタルギャラリー」のビューアに新しく“Universal Viewer”を採用したと発表

2018年7月4日、スコットランド国立図書館(NLS)が「デジタルギャラリー」のビューアに、新しく、IIIFに準拠した“Universal Viewer”を採用したと発表しています。

New tools for the Digital Gallery(NLS,2018/7/4)
https://blog.nls.uk/new-tools-for-the-digital-gallery/

Digital gallery
https://digital.nls.uk/gallery/

参考:
九州大学附属図書館の九大コレクションがIIIFに対応
Posted 2018年4月17日
http://current.ndl.go.jp/node/35854

スコットランド国立図書館(NLS)・スコットランド国立美術館(NGS)、1840年代から1940年代にかけてのスコットランドの生活を撮影した写真コレクションを購入:今後展覧会の開催やデジタル化を予定

2018年5月14日、スコットランド国立図書館(NLS)及びスコットランド国立美術館(NGS)は、スコットランド政府・Art Fund・文化遺産宝くじ基金(HLF)からの助成を得て、同国における初期の写真家の作品を含む、1840年代から1940年代にかけてのスコットランドの生活を写した1万4,000点を超す写真コレクションを購入したと発表しています。

写真愛好家で、1980年代に写真現像店チェーンの経営で成功したマキノン(Murray MacKinnon)氏が収集したもので、マキノン氏から購入したコレクターが所蔵していたものを取得したものです。

2019年度にNGSにおいて展覧会が行われ、引き続き国内で巡回展が開催されるほか、今後3年をかけてデジタル化しオンラインで公開されます。

100 years of Scottish life in photographs(NLS,2018/5/14)
https://www.nls.uk/news/archive/2018/05/mackinnon-photographic-collection

スコットランド国立図書館(NLS)、ゲール語資料の収集・保存・活用に関する5か年計画“Gaelic Language Plan 2018-2023”の草案を公表

2018年2月21日、スコットランド国立図書館(NLS)が、“Gaelic Language Plan 2018-2023”の草案を公表し、意見を求めています。

ゲール語(スコットランド語)を推進するために2005年に成立したスコットランド・ゲール語法に基づいた計画で、ゲール語資料のデジタル化を実施した2012-2017版の計画に続くものです。

計画には、ゲール語の書籍・雑誌等の収集、ゲール語資料の出版者との連携、教育的な公共イベントの開催等が含まれています。

Have your say on the Library's 2018-2023 Gaelic Language Plan(NLS,2018/2/21)
https://www.nls.uk/news/archive/2018/02/draft-gaelic-language-plan-2018-2023

スコットランド国立公文書館、ウェブアーカイブ“National Records of Scotland web archive”を公開

2017年11月20日、スコットランド国立公文書館(NRS) が、ウェブアーカイブ“National Records of Scotland web archive”を公開したと発表しています。

収集対象は、政府機関・裁判所や公開審問(public inquiry)、NRSに記録を移管している公的機関や民間団体です。

NRSがInternet Memory Research社と共同で実施しているものでパブリックドメインの情報を把握し、通常は、機密情報や知的財産について適切に処理するために、ウェブ情報の公開者と合意した後、収集を行なっています。

Web archive launched(NRS,2017/11/20)
https://www.nrscotland.gov.uk/news/2017/web-archive-launched

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