北米

冊子体資料の共同保存データベースPAPRに新機能“comparison reports”が追加

北米の研究図書館センター(CRL)が、冊子体資料のアーカイブやシェアードプリントに関するデータベース“Print Archives Preservation Registry(PAPR)”の新機能“comparison reports”を発表しました。

PAPRには、現在31のプログラムが登録されており、そのうち12のプログラムで保存されている45,000タイトル分のメタデータが登録されています。今回の新機能は、資料リスト(例えばISSNのリスト)をアップロードすると、PAPRに登録されたプログラムにおけるそれらの保存状況をまとめたレポートが(24時間以内に)得られるというものです。このレポートを貸出回数などのローカルデータと合わせることで、蔵書構築の意思決定に役立てることができるとされています。

PAPR Now Offers Comparison Reports(CRL 2013/10/7付けニュース)
http://www.crl.edu/news/9938

PAPR - Print Archive and Preservation Registry
http://papr.crl.edu/

Print Archives Preservation Registry(CRL)

CRL、デジタル化資料が500万ページに到達

北米の研究図書館センター(CRL)が、メンバーの利用できるデジタル化資料が500万ページを超えたとのことです。2013年9月30日にニュースとしてアナウンスしていました。

CRLのニュースによると、このマイルストーンとなったのは、1928年の資料“Growth of Newspapers in the United States”という資料で、CRLのデジタルデリバリー(Digital Delivery)サービスの一環として、CRL加盟館で学者からのリクエストに基づきデジタル化された資料とのことです。

CRLでは、デジタルデリバリーのためにデジタル化された資料は、将来他の研究者が利用できるようCRLのオンライン目録からリンクを張り、アクセスできるようにしています。

CRL Reaches Milestone of Five Million Digitized Pages(CRL, 2013/9/30付け)
http://www.crl.edu/news/9828

“Growth of Newspapers in the United States”のデータ
http://catalog.crl.edu/record=b2869491~S35

CRLのデジタルイニシアティブ(Digital Deliveryの説明など)

デジタルキュレーションに求められるコンピテンシー(文献紹介)

International Journal of Digital Curation誌の最新号(Volume 8, Issue 1, 2013)に、デジタルキュレーションの担当者に求められるコンピテンシーについての査読論文が掲載されています。2011年10月から2012年4月の間に北米で出された173件の求人公告を対象に、求められる経験や知識・技能等の内容を分析したものとのことです。なお、この分析は、ノーステキサス大学のデジタルキュレーションに関するカリキュラム構築プロジェクト(Information: Curate, Archive, Manage, and Preserve(iCAMP))の一環として行われたものとのことで、このプロジェクトは、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)の助成を受けているもののようです。

Competencies Required for Digital Curation: An Analysis of Job Advertisements(International Journal of Digital Curation,)
http://www.ijdc.net/index.php/ijdc/article/view/8.1.66/317

UNESCO、携帯電話の教育への活用に関する報告書を公表

UNESCOより、携帯電話の教育に果たす役割に関する調査報告書2種類("Turning on Mobile Learning"及び"Mobile Learning for Teachers")が公開されています。それぞれ、北米編、ラテンアメリカ編が公開されています。前者では政策や新しい取り組みの動向、後者では教師による活用の潜在的可能性についてまとめられているようです。

Ref.
UNESCO Working Paper Series on Mobile Learning(UNESCOのウェブサイト)
http://www.unesco.org/new/en/unesco/themes/icts/m4ed/mobile-learning-resources/unescomobilelearningseries/

CoSN, UNESCO Release Working Papers on Mobile Learning (CoSN 2012/4/26付けプレスリリース)

北米研究図書館協会(ARL)がオープンアクセスに関するベルリン宣言に署名

北米研究図書館協会(ARL)が、2011年11月1日付けで、オープンアクセスに関するベルリン宣言に署名したと発表しています。

ARL Endorses the Berlin Declaration on Open Access to Knowledge in the Sciences and Humanities(ARL 2011/11/1付けのニュース)
http://www.arl.org/news/pr/Berlin-1nov11.shtml

参考:
米国の大学・研究図書館協会(ACRL)がオープンアクセスに関するベルリン宣言に署名
http://current.ndl.go.jp/node/19269

E144 - オープンアクセスをめぐる動き ベルリン宣言採択
http://current.ndl.go.jp/e144

オープンアクセス方針を持つ北米の22大学による連合組織COAPIが結成

米国のカンザス大学が中心となり、オープンアクセス方針を持つ北米の22大学による組織COAPI(Coalition of Open Access Policy Institutions)が結成されたようです。ハーバード大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学等が参加しており、実施戦略の共有やアドボカシー活動等を行うとのことです。

KU establishes first coalition of institutions practicing open access(カンザス大学 2011/8/3付けのニュースリリース)
http://www.news.ku.edu/2011/august/3/openaccess.shtml

世界規模での学芸員によるレファレンスイベント“Ask a Curator”が開催

2010年9月1日、世界の博物館・美術館が参加した、学芸員によるレファレンスイベント“Ask a Curator”が開催されました。レファレンスはTwitterを利用したもので、ハッシュタグ#askacuratorをつけて質問をツイートすると、世界の学芸員がそれに答えてくれるというものです。参加は欧州、北米、南米、オセアニア等の23カ国、340機関以上にも及び、ニューヨークのグッゲンハイム美術館、アムステルダムのゴッホ美術館、バルセロナのピカソ美術館なども参加したとのことです。

Ask a Curator
http://www.askacurator.com/index.html

L.A.'s MOCA and other museums participate in 'Ask a Curator' (2010/8/31付け Los Angeles Timesの記事)
http://latimesblogs.latimes.com/culturemonster/2010/08/las-moca-and-other-museums-participate-in-ask-a-curator.html

Ask A Curator becomes hottest global Twitter topic (2010/9/1付け Culture24の記事)

北米の研究図書館センター(CRL)、YouTubeに公式チャンネルを開設

2010年8月23日、米国・カナダの研究図書館・大学図書館のコンソーシアムである研究図書館センター(CRL)が、YouTubeに公式チャンネルを開設しました。公開されている動画には、アフリカ研究リソースに関するウェブセミナーや、2010年4月に開催されたCRLの年次大会での講演等があります。CRLによると、今後も継続的にプレゼンテーションの様子を公開するとのことです。

CRL Presentations Now Available Online (2010/8/23付け CRLのニュース)
http://www.crl.edu/news/6717

CRLのYoutube公式チャンネル(音声が出るのでご注意ください)
http://www.youtube.com/user/CRLdotEDU

SLAの名称変更案、協会メンバーにより却下

米国に本部を置く専門図書館協会(SLA)が、同協会の名称を“ASKPro(Association for Strategic Knowledge Professionals)”に変更する案を同協会のメンバーに提案し電子投票を行ったところ、反対票が多かったため、現在の名称を継続するとのことです。

SLA Members Reject Name Change to ASKPro(Library Journal 2009/12/10付けの記事)
http://www.libraryjournal.com/article/CA6711116.html

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