電子資料保存

【イベント】国立国会図書館、講習会「東日本大震災に関する書類・写真・動画の整理・保存講習会~被災支援活動の経験・ノウハウを活かすために~ 」を開催(12/13・東京)

国立国会図書館は、2013年12月13日、東京本館において、講習会「東日本大震災に関する書類・写真・動画の整理・保存講習会~被災支援活動の経験・ノウハウを活かすために~ 」を開催します。

この講習会は、東日本大震災に関するアーカイブ活動支援の一環として実施するもので、講師は、平野泉氏(立教大学共生社会研究センター学術調査員)、工藤安代氏(特定非営利活動法人アート&ソサイエティ研究センター代表理事)です。

なお講習会の資料の一部は、後日、国立国会図書館東日本大震災アーカイブに掲載する予定です。

東日本大震災に関する書類・写真・動画の整理・保存講習会~被災支援活動の経験・ノウハウを活かすために~ (国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/archive-workshop.html

国家デジタル管理連盟(NDSA)、“National Agenda for Digital Stewardship 2014”を公表(米国)

国家デジタル管理連盟(National Digital Stewardship Alliance;NDSA)が、2013年7月23日から開催されているDigital Preservation 2013 Meetingにあわせて、“National Agenda for Digital Stewardship 2014”を公表したとのことです。

このアジェンダでは、国全体として取り組むべきデジタル保存活動に関する課題を、以下の4つの領域に分けて説明しているとのことです。
・組織の役割、政策、実践
・デジタルコンテンツの分野(特に不安のある領域として、研究データやソーシャルメディア、動画や録音データなどを指摘)
・技術基盤の開発
・研究のプライオリティ

なお、米国議会図書館(LC)のブログThe Signalによると、このアジェンダについて今後数か月にわたりコメントや議論が起こることが期待されており、Digital Preservation 2013 Meetingでの議論のほか、ウェブセミナーの実施も予定されているとのことです。

NDSA National Agenda for Digital Stewardship
http://www.digitalpreservation.gov/ndsa/nationalagenda/index.html

米国映画技術アカデミーがデジタル映画の長期保存に関する報告書“The Digital Dilemma 2”を公表

アカデミー賞の選考も行っている米国の映画芸術科学アカデミーが、米国議会図書館(LC)の全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム(NDIIPP)との協力のもとで作成した“The Digital Dilemma 2”という報告書を公表しています。これは、2007年11月に公開されたデジタル映画の長期保存に関する報告書“The Digital Dilemma”の続編に当たり、今回は、前作で扱われたハリウッドの大手映画会社とは違って、十分な人員や資金を持っていないインディペンデント系作家やそれらが制作した映像を保存する非営利のアーカイブズ等が対象になっているようです。なお、「デジタルジレンマ」という言葉は、長期的にはデジタルデータとして保存するよりもフィルム等のアナログ形式で保存するほうが低コストになることを表現したもののようです。

The Digital Dilemma 2
http://www.oscars.org/science-technology/council/projects/digitaldilemma2/

The Digital Dilemma
http://www.oscars.org/science-technology/council/projects/digitaldilemma/

特種紙商事、米国議会図書館の「被災した大切な資料や物品の保存」 を翻訳

2011年4月22日、米国議会図書館(LC)が作成した被災資料などの保存方法を紹介する“Preserving Treasures After the Disaster”というページを特種紙商事株式会社が翻訳した「被災した大切な資料や物品の保存」を公開しました。LCのページでは写真や動画も掲載されています。

被災した大切な資料や物品の保存(PDF)
http://www.tokushu-papertrade.jp/digimon/mon-blog/%E3%80%8C%E8%A2%AB%E7%81%BD%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E8%B3%87%E6%96%99%E3%82%84%E7%89%A9%E5%93%81%E3%81%AE%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%80%8D.pdf

Preserving Treasures After the Disaster (LC)
http://www.loc.gov/preservation/family/ftpreserv.html

「被災した大切な資料や物品の保存」 米国議会図書館資料保存のページから(特種紙商事のブログ「ブログもんじょ箱」 2011/4/22付け記事)

Portico、オックスフォード大学出版部との提携を拡大し電子書籍を保存

米国の電子ジャーナルアーカイビング事業であるPorticoが、英国オックスフォード大学出版部との提携を拡大し、同出版部の電子書籍コンテンツを保存する、と発表しています。2006年に両者が結んだ電子ジャーナルの保存についての提携関係を拡大し、“Oxford Scholarship Online”や“Oxford Handbooks Online”の電子書籍コンテンツを保存対象に加えるとのことです。

Oxford University Press to Preserve E-books with Portico(Portico 2011/2/23付けのプレスリリース)
http://www.portico.org/digital-preservation/news-events/news/oxford-university-press-to-preserve-e-books-with-portico/

英国情報システム合同委員会(JISC)、“Open Planets Foundation”に参加

2010年10月1日、英国情報システム合同委員会(JISC)が、長期デジタル保存を目指した非営利団体“Open Planets Foundation”(OPF)に参加を表明しました。JISCは、今後、英国内の主要大学に対して、デジタル遺産を保存するために、ヨーロッパ規模での取組みに中心的な役割を担うように働きかけを行うほか、高等教育機関の関心をデジタル保存技術の開発に向けさせ、より多くの高等教育機関がデジタル資料をより効果的に保存するための課題に取り組むことができるようにするとのことです。

Universities given key role in securing the UK’s digital legacy (2010/10/1付け JISCのニュース)
http://www.jisc.ac.uk/news/stories/2010/10/preserve.aspx

Higher Education sector given key role in securing the UK’s digital legacy (2010/10/1付け Open Planets Foundationの記事)
http://www.openplanetsfoundation.org/node/558

ドイツのフンボルト大学がCLOCKSSのアーカイブノードとして参加

2010年9月29日、学術情報資源の協同保存プロジェクト“CLOCKSS”が、ドイツのフンボルト大学が同プロジェクトのアーカイブノードとして参加したと発表しています。アーカイブノードとは、同プロジェクトの中で、図書館の購読タイトル・非購読タイトルを問わず、コンテンツを収集、保存を担当し、いかなる出版社からも入手不可能となったコンテンツを、アーカイブから復元し、ウェブ上であらゆる人が自由に入手できるようにする機関を意味するとのことです。なお、今回のフンボルト大学の参加により、アーカイブノードは世界で12機関となり、日本からはすでに国立情報学研究所(NII)が参加しているとのことです。

CLOCKSS adds its 12th archive node at Humboldt University, Berlin (2010/9/29付け CLOCKSSのニュース)
http://www.clockss.org/clockss/News

米国国立公文書館、連邦政府機関のクラウドコンピューティングに関するガイドラインを公表

2010年9月22日、米国国立公文書館(NARA)が、連邦政府機関のレコードマネージメントとクラウドコンピューティングに関するガイドラインを公表しました。このガイドラインは9月8日付けの公報で公表されたもので、2月にNARAのホームページに掲載されたクラウドコンピューティングに関するFAQの記述をさらに詳細にしたものとのことです。ガイドラインは、クラウドコンピューティングの定義から始まり、クラウドコンピューティングに関するサービスの種類や連邦政府機関による利用の仕方等について説明されています。

NARA Bulletin 2010-05
http://www.archives.gov/records-mgmt/bulletins/2010/2010-05.html

ヴァージニア大学図書館のボーンデジタルの保存に関するプロジェクトにアンドリュー・メロン財団が助成

米国ヴァージニア大学図書館が、ボーンデジタルの保存に関する2年間の研究プロジェクト“AIMS”に対してアンドリュー・メロン財団から87万ドルの助成を得たと発表しています。プロジェクトは2009年10月から2011年10月までの2年間行われ、機関間でボーンデジタルのコレクションを管理するためのフレームワークの構築を目指すようです。プロジェクトには、米国のスタンフォード大学やイェール大学、英国のハル大学が参加しています。

U.Va. Library Receives $870,000 Mellon Foundation Grant to Preserve Unique Digital-Only Materials(ヴァージニア大学のニュースリリース)
http://www.virginia.edu/uvatoday/newsRelease.php?id=11945

デジタル記録の変換と移行に関するISO規格が準備中

 国際標準化機構/情報とドキュメンテーション技術委員会(ISO/TC46)のSC11(アーカイブと記録管理)が、デジタル記録の変換(conversion)と移行(migration)に関する、新たなISO規格を準備しているようです。
 詳細は明らかになっていませんが、米国図書館協会(ALA)・図書館情報技術協会(LITA)のブログによると、「とある記録管理システムから別のシステムに、記録を変換・移行するためのステップ、構成要素、個々の方法について定義」したものとのことです。

Conversion and Migration of Digital Records–New ISO Work Item

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