電子資料保存

スペイン国立図書館、デジタル資料保存のため、Red.es社と連携  500万ユーロの費用を見込む

スペインの産業・エネルギー・観光省は、国営企業Red.es社とスペイン国立図書館が、同館のデジタルコレクション構築とオンラインのデジタル納本資料の保存のための協定を結んだと発表しています。

情報通信の技術を活用した、文化遺産の保存と、オンライン資料の法定納本の開発のため、費用は500万ユーロを見込んでおり、300万ユーロをRed.es社が、200万ユーロをスペイン国立図書館が提供するとのことです。

National Library of Spain Announces 5 Million Euros ($5.6 Million) Digital Preservation Partnership(infoDOCKET,2015/10/21)
http://www.infodocket.com/2015/10/21/national-library-of-spain-announces-5-million-euros-5-6-million-digital-preservation-partnership/

参考:
オンライン出版物の法定納本に関する勅令が承認(スペイン)
Posted 2015年7月22日
http://current.ndl.go.jp/node/28973

E1208 - スペインで電子出版物等の納本を定めた法定納本法が成立

EBSCO社、Porticoと連携して「デジタルアーカイブ」を長期保存へ

2015年9月1日、EBSCO社が、電子リソースのアーカイブサービスを提供しているPorticoと連携して「デジタルアーカイブ」を長期保存すると発表しています。

EBSCO社はPorticoの加盟出版社に代わってデジタル化された歴史的コレクションを保存する“D-Collection Preservation Service”に参加するとのことです。

EBSCO Partners with Portico to Ensure Long-Term Availability of Digital Archives~Primary Source Content will be Preserved for Use by Students and Scholars~(EBSCO,2015/9/1)
https://www.ebsco.com/news-center/press-releases/ebsco-partners-with-portico

EBSCO Digital Archives
https://www.ebscohost.com/archives

参考:
Portico、Emerald社との提携を拡大し電子書籍を保存
Posted 2015年7月7日
http://current.ndl.go.jp/node/28857

【イベント】「後世に伝えるための資料保存とデジタルアーカイブ」(10/5・東京)

2015年10月5日、情報保存研究会は、日本図書館協会と共催で第9回資料保存シンポジウム「後世に伝えるための資料保存とデジタルアーカイブ ―資料の保存と今後の展望―」を開催します。国立公文書館長 加藤丈夫氏の講演のほか、資料保存実用講座も設けられ、資料保存にかかわるさまざまなツールやシステムなどについて、出展企業から総合的にプレゼンテーションが行われるとのことです。事前に参加申込が必要です。

第9回資料保存シンポジウム 申込み受付中!(情報保存研究会)
http://www.e-jhk.com/html/index.html

参考:
【イベント】第7回資料保存シンポジウム「広がる資料保存の取り組み-高まる意識の中で-」(10/21・東京)
Posted 2013年9月30日
http://current.ndl.go.jp/node/24481

Open Preservation Foundation(OPF)にアラバマ大学図書館が参加

長期デジタル保存を目指した非営利団体Open Preservation Foundation(OPF)は、2015年9月2日、アラバマ大学図書館がOPFに参加することを発表しました。

University of Alabama Libraries joins the Open Preservation Foundation(OPF, 2015/9/2)
http://openpreservation.org/news/university-of-alabama-libraries-joins-the-open-preservation-foundation/

参考:
英国情報システム合同委員会(JISC)、“Open Planets Foundation”に参加
Posted 2010年10月7日
http://current.ndl.go.jp/node/16926

Open Preservation Foundation(OPF)が2105-2018年の戦略計画を発表 ブランドイメージとWebサイトも一新
Posted 2014年11月18日
http://current.ndl.go.jp/node/27456

国家デジタル管理連盟(NDSA)の“2015 National Agenda for Digital Stewardship”が米国アーキビスト協会(SAA)の保存分野の出版物の特別賞を受賞

国家デジタル管理連盟(National Digital Stewardship Alliance;NDSA)が公表した“2015 National Agenda for Digital Stewardship”が、米国アーキビスト協会(Society of American Archivists;SAA)の2015年の年次大会で保存分野の出版物の特別賞を受賞したと発表されています。

アジェンダでのテーマは、デジタルコレクションの構築、資源調達の提唱、技術開発支援の継続、電子保存のためのエビデンスベースの拡大についての課題をとりあげているとのことです。

SAA Awards NDSA for Outstanding Published Work(The Signal,LC,2015/8/26)
http://blogs.loc.gov/digitalpreservation/2015/08/saa-awards-ndsa-for-outstanding-published-work/

Preservation Publication Special Commendation: The National Digital Stewardship Alliance (SAA)
http://www2.archivists.org/node/19837

オランダ王立図書館(KB)とPorticoが連携

2015年5月28日、オランダ王立図書館(KB)と電子リソースのアーカイブサービスを提供しているPorticoが連携したと発表しています。

Porticono広範な保存基盤と専門的知識を利用して、KBの国際的なe-Depotプログラムを通しての電子ジャーナルの保存を支援するとのことです。

e-Depotでは既に1,500万以上の電子ジャーナルの記事を保存しており、Porticoは、KBに、このプログラムへの新規の科学出版社から保存フォーマットの電子ジャーナルコンテンツを提供するとのことです。

新しい提携者のグループには、BioOne、Walter DeGruyter, Wolters Kluwer, Karger, Brill, Thiemeが含まれるようです。

National Library of the Netherlands - Portico Partnership(KB,2015/5/28)
http://www.kb.nl/en/news/2015/national-library-of-the-netherlands-portico-partnership

E1628 - 第11回電子情報保存に関する国際会議(iPRES2014)<報告>

2014年10月6日から10日までの5日間,第11回電子情報保存に関する国際会議(11th International Conference on Digital Preservation:iPRES2014;E990,E1109,E1354参照)が,オーストラリアのメルボルンにあるビクトリア州立図書館を会場に開催された。2004年に始まったiPRESは,電子情報の保存に係る戦略から具体的な事例の紹介,国際的な取組みから小さな機関の活動まで,様々なトピックを扱っている。...

 

E1627 - 欧州文化遺産の電子化と公開,保存に関する勧告への対応状況

2014年9月,欧州委員会(EC)が,欧州各国の文化遺産のデジタル化状況,デジタル化した資料のオンライン上での公開状況,デジタル保存状況をまとめた報告書を公開した。加盟国に対して関係機関と協力して文化遺産のデジタル化を進め,Europeanaを通じて利用可能とすることを求めた「文化遺産のデジタル化,その利用及び保存に関する欧州委員会勧告」(2011/711/EU)及び,この勧告と関連する2012年5月10日の欧州理事会総括(Council Conclusions)の評価を目的とした報告書である。勧告が対象とする32か国の うち25か国から提出された,2011年から2013年末までの勧告等への対応状況 の報告をもとに作成された。各国からの報告そのものも公開されている。...

国家デジタル管理連盟(NDSA)、“National Agenda for Digital Stewardship 2015”を公表(米国)

国家デジタル管理連盟(National Digital Stewardship Alliance;NDSA)が、“National Agenda for Digital Stewardship 2015”を公表しました。

2015年のアジェンダは、2014年のアジェンダをもとに作成されていて、4つの分野(デジタルコレクションの構築における主要な課題、組織の政策・実践、技術基盤の開発、研究の優先順位)に分けて、デジタル保存に関する課題と案件を概観しているとのことです。

また、各セクションごとに課題の優先順位を明確にし、その課題に対処するための実行可能な一連の推奨事項を提示しているそうです。

The 2015 National Agenda for Digital Stewardship is now available!(LC)
http://www.digitalpreservation.gov/ndsa/nationalagenda/index.html?loclr=blogsig

Executive Summary (PDF, 306 KB)
http://www.digitalpreservation.gov/ndsa/documents/2015NationalAgendaExecSummary.pdf

米国図書館協会、保存活動に関するパイロット調査レポート(2012年版)を公表

米国図書館協会のPreservation and Reformatting Section (PARS)と、図書館コレクション・技術サービス協会(ALCTS)が、文化施設(図書館、博物館、文書館等)における保存活動についての調査レポート“A Survey of Preservation Activities in Cultural Heritage Institutions: FY2012”を公表しています。この調査は、1984年から2008年にかけて北米研究図書館協会(ARL)により行われ、その後休止していた“Preservation Statistics”の調査プログラムに基づき行われたものとのことです。

なお、この調査はパイロット調査の位置づけのようであり、2013年版の調査については、2014年1月から3月にかけて実施するとアナウンスしています。

Preservation activities survey released (ALA ALCTS, 2013/11/8)
http://www.ala.org/news/press-releases/2013/11/preservation-activities-survey-released

Preservation Statistics

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