南アフリカ

国際図書館連盟(IFLA)、南アフリカ共和国における著作権法改正案に対するコメントを提出

2021年7月13日、国際図書館連盟(IFLA)が、南アフリカ共和国における著作権法改正案(Copyright Amendment Bill [B13B, 2017])についてのコメントを提出したと発表しました。

発表によると、図書館・文書館・博物館・教育研究機関がデジタル時代で使命を果たせるように、著作権の例外・制限に関する柔軟性を持った、バランスの取れた著作権の枠組みの重要性を強調したとあります。

コメントでは、今回の改正案の内、フェアユース、引用・放送・翻訳等や教育・研究環境、図書館・博物館・文書館・美術館における保存活動のための例外・制限を定めた条項、マラケシュ条約への対応を含んだ条項について言及があります。IFLAは、南アフリカ共和国の市民の発展を助け、経済的にも反響がある可能性を指摘しつつ、図書館と他の公共サービス機関がバランスの取れた適切な著作権法の恩恵を受けられるよう、これらの条項を著作権法に含めることを求めています。

Library Publishing Coalition(LPC)、図書館における出版活動のプロセスを表彰する“Publishing Practice Award”の2021年受賞者を発表

2021年6月22日、図書館による出版活動を進める大学図書館によるイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が、“Publishing Practice Award”の受賞者を発表しました。

出版されたコンテンツではなく出版プロセスを表彰するものであり、「アクセシビリティ」と「公正・多様性・包摂性」の2つのカテゴリーがあります。今回が初めての実施であり、受賞館は以下の通りです。

・アクセシビリティ:テキサス大学アーリントン校図書館

・公正・多様性・包摂性:ケープタウン大学図書館

Announcing the 2021 Publishing Practice Award Recipients(LPC, 2021/6/22)
https://librarypublishing.org/announcing-2021-ppa-recipients/

米・SPARC、火災被害を受けた南アフリカ共和国・ケープタウン大学図書館への支援実施を発表

2021年5月18日、米・SPARCが、火災被害を受けた南アフリカ共和国・ケープタウン大学図書館への支援の実施を発表しました。

ケープタウン大学図書館は、同館“Jagger Library”の閲覧室が火災被害を受けたことを4月18日に発表していました。SPARCは、同大学の特別コレクションの写真やスキャン画像の募集、寄付金の募集を行っています。

Assisting in Recovery from the UCT Library Fire(SPARC, 2021/5/18)
https://sparcopen.org/news/2021/assisting-in-recovery-from-the-uct-library-fire/

国際図書館連盟(IFLA)、事務局長名で南アフリカ共和国・ケープタウン大学図書館における火災被害に関する声明を発表

2021年4月20日、国際図書館連盟(IFLA)が、事務局長名で南アフリカ共和国・ケープタウン大学図書館における火災被害に関する声明を発表しました。

ケープタウン大学図書館は、同館“Jagger Library”の閲覧室が火災被害を受けたことを4月18日に発表していました。同閲覧室は大きな被害を受けましたが、火災検知システムにより防火シャッターが作動し、図書館の他の場所への延焼は防がれたと述べています。発表によると、所蔵コレクションへの影響については、安全性が確保され、建物内への立ち入りが可能となってから完全な確認が行われます。

声明の中では、同館の災害対策と延焼防止のための安全対策を称えるとともに、復旧に向けた動きを支援すること等が述べられています。

IFLA Statement on University of Cape Town Library Fire(IFLA, 2021/4/20)
https://www.ifla.org/node/93830

Library Publishing Coalition(LPC)、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリーの2021年版を公開

2021年1月12日、図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリー“Library Publishing Directory”の2021年版の公開を発表しました。

PDF版、EPUB版での公開のほか、掲載情報を検索できるオンラインデータベースも提供されています。

ダイレクトリーには、米国とカナダを中心に、英国・アイルランド・ウクライナ・南アフリカ・ドイツ・オーストラリア・ロシア・チェコ・ノルウェーを含む計136の大学・研究図書館での出版活動が紹介されています。各館ごとに、担当部署、連絡先、ウェブサイト、SNS、職員数や機関種別をはじめとした出版活動の概観、査読誌・APCが必要な学術雑誌の割合や、出版プラットフォーム、デジタル化戦略、学内外・機関内外の連携先等がまとめられています。

南アフリカ共和国・ケープタウン大学図書館、アフリカにおけるオープンアクセス出版のプラットフォームを構築

2021年1月13日、南アフリカ共和国のケープタウン大学図書館が、アフリカにおけるオープンアクセス(OA)出版のプラットフォーム“Continental Platform”を構築したことを発表しました。

同プラットフォームでは、アフリカの研究コミュニティが、OAジャーナルをはじめとした独自の学術コンテンツの作成・共有を行えます。発表の中では、購読者・著者に費用負担を求めないダイヤモンドOAモデルを採用し、アフリカにおける研究の発展に寄与すると述べられています。

Library Publishing Coalition(LPC)、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリーの2020年版を公開

2020年2月10日、図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリー“Library Publishing Directory”の2020年版の公開を発表しました。

PDF版、EPUB版での公開のほか、掲載情報を検索できるオンラインデータベースも提供されています。

米国・カナダを中心に、ニュージーランド・ウクライナ・アイルランド・インド・オーストラリア・ドイツ・英国・ブラジル・南アフリカ・ナイジェリアを含む計153の大学・研究図書館での出版活動が紹介されており、各館ごとの担当部署、ウェブサイト、SNS、出版活動の概観、職員数、財源、OA・有料・ハイブリッドのタイトル数、出版媒体、分野、査読誌の割合、APCが必要な学術雑誌の割合、連携先、出版プラットフォーム、デジタル保存戦略等がまとめられています。

南アフリカ医学研究会議(SAMRC)がcOAlition Sに参加:参加機関は24に

2019年10月22日、cOAlition Sは、南アフリカ医学研究会議(South African Medical Research Council:SAMRC)がcOAlition Sに参加したことを発表しました。

SAMRCの参加により、欧州・北米・アフリカ・中東の24機関がcOAlition Sの参加機関となっています。

South African Medical Research Council to champion Open Access through cOAlition S(cOAlition S,2019/10/22)
https://www.coalition-s.org/south-african-medical-research-council-to-champion-open-access-through-coalition-s/

南アフリカ国立図書館(NLSA)、同国で刊行された初期の新聞を代表する26紙をデジタル化して公開

2019年4月12日、南アフリカ国立図書館(NLSA)が、保存及びアクセスを目的に同国の歴史的な新聞をデジタル化する事業を実施し、その成果を公表したことを発表しています。

同国の宝くじ委員会から助成を受けて実施したもので、同国で刊行された初期の新聞を代表する26紙がデジタル化されました。もっとも古いもので1884年の新聞にさかのぼります。

デジタル化した閲覧データは、OCLCの電子コレクション管理ソフトCONTENTdmを用いて公開されています。

Newspaper Digitisation Project(NLSA,2019/4/12)
http://www.nlsa.ac.za/?p=1015

Digital Collections(NLSA)
https://cdm21048.contentdm.oclc.org/digital/search

南アフリカ国立図書館(NLSA)、#1Lib1Refキャンペーンにあわせ、Wikipediaの記事に参照文献を付与するイベント“Citeathon”を実施(記事紹介)

南アフリカ国立図書館(NLSA)が、同館のプレトリア館で2019年2月5日に実施した、Wikipediaの記事に参照文献を付与するイベント“Citeathon”の実施報告記事を掲載しています。

同イベントは、1月15日から2月5日まで行われた、すべての図書館員が参照文献を一つWikipediaに追加するキャンペーン“#1Lib1Ref”にあわせ、NLSAが運営している図書館やナレッジマネジメントの専門家養成プログラムのなかで実施され、75の参照文献が追加されました。

報告記事によると、サハラ砂漠以南のアフリカ(Sub-Sahara)の研究者は、根拠となる参照文献に欠けたコンテンツもあることからWikipediaの使用を避ける傾向がある一方で、リソースが乏しいためにWikipediaは重要な情報源としても使われているとのことです。

National Library of South Africa Hosts Citeathon #1Lib1Ref(NLSA,2019/3/18)
http://www.nlsa.ac.za/?p=958

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