公立図書館

令和2年7月豪雨等の影響により臨時休館中の人吉市図書館(熊本県)、2020年9月8日から一部サービスを再開

2020年8月31日、熊本県人吉市は、新型コロナウイルス感染症の拡大予防対策、及び令和2年7月豪雨の影響で臨時休館中の人吉市図書館が、9月8日の午前9時から一部サービスを再開することを発表しました。

同館は、2020年9月8日の午前9時から、書籍の貸出・返却、書籍の予約・リクエスト・相互貸借等の申し込み、新規利用カードの発行や期限切れカードの更新等のサービス提供を再開します。また、移動図書館車は9月1日から運行を再開します。

ただし、書籍(雑誌、新聞を含む)の閲覧、学習室の開放等のサービスは利用できず、新型コロナウイルス感染症の今後の状況に応じて、サービスを中止する可能性がある、としています。

人吉市図書館の一部利用再開について(人吉市,2020/8/31)
https://www.city.hitoyoshi.lg.jp/q/aview/14/13043.html

韓国図書館協会(KLA)、図書定価制の改正に反対すると発表:オンラインでの署名活動に参加

2020年9月4日、韓国図書館協会(KLA)が、図書定価制の改正に反対するとし、オンラインでの署名活動に参加すると発表しました。

KLAの説明によれば、7月3日、文化体育観光部が、3年ごとに見直す同制度の官民協議会での意見集約を経て決定された合意を無視して図書定価制を再検討する通知をしたことに対し、再度過度な図書の割引が行われれば出版文化の生態系の維持を担保できないとし、8月19日にKLAを含む約30の出版・文化団体により「図書定価制死守のための出版・文化界共同対策委員会」が結成されました。KLAでは同委員会と連携し、オンラインでの反対署名活動を進めるとしています。

KLAでは、図書定価制が掲げる、韓国の文化国家の道(本を企画・作成・販売し、読書する豊かな国)をあきらめないとし、政府と大統領が我々と意見を共にすることを期待するとしています。

文化体育観光部では、8月10日に、合意を破棄したことはなく、官民協議会での議論を公開し、より広く意見を集め、社会的な合意を得ることができる改善案を準備していると発表しています。

saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/08/29)」の結果を発表

2020年8月30日、saveMLAKが「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/08/29)」の結果を発表しました。

同調査は、8月2日にsaveMLAKが結果を公開した第9弾調査に続く、第10弾の調査として、日本の公共図書館・公民館図書室等1,721館を対象に、8月27日9時から8月29日13時にかけて実施されました。

発表によると、新型コロナウイルス感染症拡大と災害の影響により、休館している図書館は全体の2.4%であり、沖縄県では71.9%、宮崎県では21.9%が休館しています。また、入館記録を取っている図書館は前回調査時の342館から395館に増加していることが述べられています。

「各図書館の状況・取り組み」としては、新型コロナウイルス感染症に関連する展示、オンラインやオフラインでのイベント、ドライブスルー貸出や電子図書館をはじめとした対策や取り組みが挙げられています。

韓国で第6回「禁書を読む週間」が始まる

韓国において、2020年9月1日から9月7日にかけて、第6回「禁書を読む週間」が「私たちは禁書を読む」をテーマに行われています。

同週間は、韓国図書館協会(KLA)・韓国司書協会・全国学校図書館司書協会や教職員・出版関係の団体が参加する「望ましい読書文化のための市民連帯」(바람직한독서문화를위한시민연대)の主催です。

先日、韓国・女性家族部が、同部による、多様性を尊重し、大人の感受性を育てるための子ども向けの読書事業において専門家が選定した図書134件のうち7件の回収を決定したことを受け、多様性を尊重する民主主義社会では、検閲・禁書に対して国家は慎重となる責任があるとし、2020年の同週間では、同部の措置への抗議の意味を込め、また、学校図書館や家庭・書店から、当該図書がなくなることのないよう、回収が決定された7件10冊を一緒に読むことで運動を広げていくとしています。

E2293 - 八王子市(東京都)のオーディオブック配信サービスについて

八王子市(東京都)では,2020年3月に「第4次読書のまち八王子推進計画 2020年度~2024年度」を策定し,「いつでも,どこでも,だれでも」読書に親しめるまち八王子の実現を基本指針に掲げている。図書館を中心として,家庭,地域,市民・市民団体,事業者,教育機関,行政などが連携した取組や,「いつでも,どこでも,だれでも」読書に親しめる環境を整備するとともに,全ての市民の読書活動を切れ目なく支援し,市民が,生涯にわたって,“読書”を楽しめる,知的好奇心あふれるまちをめざしている。

富山県立図書館、『ライブラリィとやま:富山県立図書館だより』第94号を発行:新型コロナウイルス感染症に係る同館の対応記録を掲載

富山県立図書館が、『ライブラリィとやま:富山県立図書館だより』第94号(2020年8月20日)を発行しています。

同誌の2面には、サービスの利用制限、臨時休館といった、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう、5月末までの同館の対応記録が掲載されています。

同館Twiiterにおいて、職員が各種資料を調査した結果として、外部要因による図書館機能の一部制限や臨時休館は、1945年の太平洋戦争の戦況悪化に伴う休館以来2回目で、1969年に現在の場所で開業してからは初めてであると紹介しています。

泉大津市(大阪府)、新図書館愛称総選挙を実施

大阪府の泉大津市が、2020年9月4日から18日まで、新図書館愛称総選挙を実施すると発表しています。

新図書館の愛称募集に対して寄せられた110件のなかから、外部委員も含めた審査により、愛称候補として選定された3作品(ゴッチャ、シィプラ、ラクボ)を対象に、市民による総選挙を実施するものです。愛称は、投票結果をもとに、愛称審査委員会で候補を1点に絞り、その結果を参考に市で決定されます。

投票は、郵送・FAX・メールのほか、LINEでも可能です。

新図書館愛称総選挙を実施します!(泉大津市)
https://www.city.izumiotsu.lg.jp/kakuka/kyoikuiinkai/shogaigakushu/sintosyokan/1598837041296.html

鶴ヶ島市立図書館(埼玉県)、ADEACで「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」を公開

2020年8月21日、鶴ヶ島市立図書館(埼玉県)は、歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”で「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」を公開したことを発表しました。

同館は、鶴ヶ島市の歴史を紹介するとともに、後世に伝える目的で、所蔵資料の一部をデジタル化し「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」として公開しました。国選択無形民俗文化財・鶴ヶ島市指定無形文化財である「脚折雨乞」の行事記録や関係資料についてまとめた小冊子『脚折雨乞』、脚折雨乞を紹介した英文パンフレット『Suneori-Amagoi』、及び『鶴ヶ島町史(通史編)』の3点が公開されています。また、今後の予定として、「つるがしま文化財マップデジタル地図」や「つるがしま文化財マップ解説ページ」の公開、同市のデジタル郷土資料に関するイベント開催を挙げています。

デジタルアーカイブサイトADEAC(アデアック)に「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」を公開しました(鶴ヶ島市立図書館,2020/8/21)
https://www.tsurugashima-lib.jp/news.php?id=559

筑後市立図書館(福岡県)、夏の装いで来館すると貸出冊数・期間が増える「図書館でお祭り気分」を実施中

福岡県の筑後市立図書館が、2020年9月1日から9月30日まで、浴衣・甚平等の夏の装いで来館すると貸出冊数・期間が増える「図書館でお祭り気分」を実施中です。

報道等によると、新型コロナウイルス感染拡大防止のために来館回数を減らすことや、中止となった夏祭り・花火大会の雰囲気を楽しんでもらうことが目的で、館内では市内のお祭りの映像が流されます。職員も法被姿とのことです。

「図書館でお祭り気分」『広報ちくご』798号(2020年9月)p.19
https://www.city.chikugo.lg.jp/var/rev0/0021/4067/20200901.pdf

“図書館でお祭り気分” 夏祭りの装いで貸出冊数と期間2倍 筑後市 (47NEWS(西日本新聞),2020/9/1)
https://www.47news.jp/localnews/prefectures/hukuoka/5203417.html

千葉県浦安市、市立小・中学校図書館で借りた図書を市立図書館と同じ読書通帳に記帳できるシステム連携を開始

2020年8月28日、千葉県浦安市は、市立小・中学校図書館で借りた図書を市立図書館と同じ読書通帳に記帳できるシステム連携を開始したことを発表しました。連携は2020年8月1日から開始されています。

異なる図書管理システムを市のネットワークで結ぶシステムの完全連携は国内初としており、学校図書館での貸出記録も市立図書館内の読書通帳機で記帳できることによって、図書館利用の促進が期待できると述べています。

国内初 公共図書館と学校図書館システムの連携開始(令和2年8月28日)(浦安市, 2020/8/28)
http://www.city.urayasu.lg.jp/shisei/koho/press/1030261.html

参考:
CA1841 - 読書通帳の静かなブーム / 和知 剛
カレントアウェアネス No.323 2015年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1841

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