韓国

韓国国会図書館(NAL)、AI日本法自動翻訳サービスの提供開始

2021年9月7日、韓国国会図書館(NAL)が、9月8日から同館ウェブサイトを通じて、AI日本法自動翻訳サービスの提供を開始すると発表しています。NAVER社の翻訳アプリPapagoと共同開発したもので、2020年7月20日に両者が締結した覚書にもとづくものです。

同サービスは、日本の法体系と法律用語を学習しており、参議院規則の「常会」は「정기회(定期会)」、「先取特権」は「우선변제권(優先弁済権)」のように、一般的な翻訳より正確な翻訳結果を算出すると説明されています。

今回のサービス開始により、翻訳予算の削減効果や、法曹界や研究者の利用が期待されているほか、公開構築された法律分野のAI学習データは人工知能の産業生態系構築のインフラとしても活用される予定としています。

韓国国立中央図書館(NLK)、『ロシア大統領図書館所蔵韓国関連資料目録・解題集』をオンラインで公開

2021年8月27日、韓国国立中央図書館(NLK)が、『ロシア大統領図書館所蔵韓国関連資料目録・解題集』をオンラインで公開しています。

NLKの国立デジタル図書館内で利用できるロシア・エリツィン大統領図書館所蔵のデジタル化資料閲覧サービスに役に立つよう作成されたものです。

同館ウェブサイトの蔵書検索画面から検索すると、検索結果画面から閲覧することができます。

「러시아 대통령도서관 소장 한국 관련 자료 목록 및 해제집」 발간 안내(「ロシア大統領図書館所蔵韓国関連資料目録・解題集」発刊案内)(NLK,2021/8/27)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50601000000.do?schM=view&id=39858&schBcid=normal0202

韓国国会図書館(NAL)、「国会会議録ビッグデータ」サービスの提供を開始

2021年9月1日、韓国国会図書館(NAL)が、「国会会議録ビックデータ」サービスの提供を開始しました。

第16代から第21代までの約2万件の国家会議録の原文を議員別に分離して構築した発言データ約1,200万件が提供されており、発言者やキーワードでの検索のほか、議員の発言内容を分析しての視覚化サービスも提供しています。

同館では年内に制憲国会から第15代までの本会議の議事録の提供を予定しており、今後は、国会会議録全体のデータセットの提供も計画されています。

국회도서관,「국회회의록 빅데이터」서비스 시작(国会図書館、「国会会議録ビッグデータ」サービス開始)(韓国国会,2021/9/1)
https://www.assembly.go.kr/assm/notification/news/news01/bodo/bodoView.do?bbs_num=51838&bbs_id=&no=8288

韓国国立中央図書館(NLK)、ISSUE PAPER『ニューメディア時代の視聴覚資料デジタル保存戦略』を発刊

2021年8月30日、韓国国立中央図書館(NLK)が、ISSUE PAPERの第5号として『ニューメディア時代の視聴覚資料デジタル保存戦略(뉴미디어 시대의 시청각 자료 디지털 보존 전략)』を発刊しました。急速に変化するデジタル環境下において、視聴覚資料の長期保存方法とその方向性について調べることを目的としたものです。

同館では、1950年代のLPからデジタルファイルまでの約84万点の視聴覚資料を所蔵していますが、再生機器の製造中止や媒体の物理的劣化により、資料が事実上消失する危機に直面していることから、多様な視聴覚資料の長期保存と将来的な活用のため、継続的にデジタル化変換作業を行っています。

現在、デジタル化視聴覚資料の技術メタデータの自動抽出の実証研究を行って、これを業務プロセスに適用する方法を研究しており、今回のISSUE PAPERでは、視聴覚資料のデジタル化と技術メタデータの自動抽出過程を紹介するとともに、視聴覚資料のデジタル化過程の詳細や考慮すべき点についても提示しています。また、デジタル化された視聴覚資料の技術メタデータを自動的に抽出し、これをコンテンツのファイルと一緒に保存する長期保存戦略も説明されています。

韓国・高陽市立三松図書館、保健所と連携し、毎朝「お気に入りの本の筆写」「体を目覚めさせる運動」を行って参加者のグループトークに写真を投稿するオンラインルーチンプログラムを実施

2021年8月11日、韓国・京畿道の高陽市が、同市立三松図書館が、保健所と連携して4月30日から8月7日まで実施した「グッドモーニング知徳體」プログラムを紹介しています。保健所が市民の体力を、図書館が市民の知と徳を満たすことを目的に行われています。

毎朝「お気に入りの本の筆写」「体を目覚めさせる運動」を行って、メッセンジャーアプリ「カカオトーク」の参加者によるグループトークに写真を投稿するという内容で、保健所が、ストレッチバンド、InBody測定等で支援を行い、図書館が全体の計画・進行を担当しています。

2020年には2回、31日間の期間設定で実施したところ、参加者の反応が良かったことから、今年は100日間に延ばして実施されました。90%以上の実施で「完走者」とされており、今回は、30人の参加者のうち、16人が「完走者」となっています。

8月12日には、図書館と保健所の要請により、同プログラムに参加していた韓方医によるオンライン講義も行われています。

韓国文化体育観光部、陸海空軍の新兵に読書ガイド・読書ノート・本1冊からなる「本のパッケージ」を配布する「新兵読書支援活動」を実施

2021年8月24日、韓国文化体育観光部は、同月から3か月かけて、国防部・韓国出版文化産業振興院・愛の本配付運動本部と共同で、陸海空軍の新兵(新しく兵士になった者)1万8,000人を対象に「本のパッケージ」を提供するとしています。

「本のパッケージ」は、読書ガイド・読書ノート・本1冊からなる「本のパッケージ」を入所式に合わせて新兵に提供する「新兵読書支援活動」で、2017年から実施されています。近年は、コロナ禍のため、新兵は入所後2週間は訓練なく隔離され、読書することが多いことから、「本のパッケージ」を提供することで、読書へのニーズを満たすことも意図されています。

また、2012年から実施されている、読書のための空間と時間が制限された将兵の読書ニーズを満たし、兵営内での読書文化を普及させることで、将兵の読書習慣を育て、意思疎通を図ることを目的とした「兵営読書活性化支援事業」は、昨年より50部隊増加して、2021年は400部隊で非対面方式で実施されます。

韓国国立中央図書館(NLK)、同館業務のロボティック・プロセス・オートメーション化に関し、明知大学校と業務協約を締結

2021年8月18日、韓国国立中央図書館(NLK)は、明知大学校インテリジェントプロセスオートメーション事業団と業務協約を締結したと発表しています。

NLKが未来の図書館サービスモデルを確立するために推進している大学・研究機関との協力事業の一環で、今回締結した協約の主な内容として、NLKによる同事業団の学生への業務実習・インターンシップの機会の提供、同事業団によるNLKの業務プロセスのロボティック・プロセス・オートメーション化(RPA)に必要な助言や技術的支援の提供、があげられています。

研究課題として、未来の図書館モデル、図書館での新規技術(人工知能、ブロックチェーン、メタバース、クラウド)活用、図書館コンテンツ活用強化、国内外の図書館界での先導的役割の4つ分野において融合的な研究を推進する予定としています。

韓国国立中央図書館・韓国国会図書館・韓国科学技術団体総連合会・韓国科学技術情報研究院・韓国教育学術情報院・韓国研究財団、オープンアクセス共同宣言に署名

韓国国立中央図書館(NLK)は、同館および韓国国会図書館(NAL)・韓国科学技術団体総連合会(KOFST)・韓国科学技術情報研究院(KISTI)・韓国教育学術情報院(KERIS)・韓国研究財団(NRF)が、2021年8月13日に、オープンアクセス(OA)共同宣言に署名したと発表しています。足踏み状態であった韓国のOA政策を実施的に推進させるために6機関が協力し積極的に努力するという約束を対外的に公式に宣言したものと説明されています。

国家次元でのOA推進の第一歩として、国内で学術情報関連業務を行う6機関がOAを実現するために協力する内容となっており、OAという共通の目標のため、公的資金により生み出された論文の公開義務化、学術誌のOAへの転換の推進、国際的なOAの努力への関与などを盛り込んだ10項目での署名機関の連帯・協力が約束されています。

韓国国立中央図書館(NLK)、古文献情報資源の共有と活用に関し、韓国古典翻訳院と業務協約を締結

2021年8月11日、韓国国立中央図書館(NLK)は、韓国古典翻訳院と業務協約を締結したと発表しています。韓国の古文献情報資源の共有と活用における協力を目的としたものです。

両機関が古文献のハングル化において協力することで、国民にとってさらに便利な古文献情報を提供することが目指されており、主要な協約内容として、所蔵する古文献の原典および画像の共同活用、古文献の整理・翻訳・研究といった成果物の共同活用、古文献の整理・翻訳および韓国学分野での情報交流があげられています。

국립중앙도서관-한국고전번역원 업무협약 체결(国立中央図書館-韓国古典翻訳院業務協約締結)(NLK,2021/8/11)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&id=39738&schBcid=normal0302

韓国国立中央図書館(NLK)、平昌オリンピック・パラリンリック競技大会の国際放送センターを改修して建設する「国家文献保存館」の国際建築設計競技の結果を発表

2021年8月5日、韓国国立中央図書館(NLK)が、平昌オリンピック・パラリンリック競技大会の国際放送センターを改修して建設する「国家文献保存館」の国際建築設計競技の結果を発表しています。

国内外の57の応募の中から、第1位には、新韓建築士事務所・D&B建築士事務所による「無限の道(TIMELESS CORRIDOR)」が選ばれました。「国家文献保存館」を、過去・現在・未来を貫通する場所、資料と人がコミュニケーションする空間として設計したことや、保存の役割に最も忠実な設計案でリモデリングの主旨にも適合していること、節制された立面計画と簡潔な動線設計が建設後の運営においても効果的な運用が期待できることが評価されたとしています。

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