・The International Council on Archives Award for Collaboration and Cooperation
組織・専門・セクター・地理的境界を越えたすぐれた連携事例に対して授与される賞であり、米・国家デジタル管理連盟(NDSA)によるデジタル保存支援ツール“Levels of Digital Preservation”の改訂プロジェクトが受賞しました。
オランダのアムステルダム大学情報法研究所(Institute for Information Law)が所管する学生イニシアチブ,The Glushko & Samuelson Information Law and Policy Lab(ILP Lab)は,2020年8月,ポリシーペーパー“Web harvesting by cultural heritage institutions”を公開した。
・意思決定者等にデジタル保存の重要性を説明する際に利用可能なガイド “Executive Guide on Digital Preservation”のフランス語版・スペイン語版(英語版は2019年5月に公開)
・2020/2021年度におけるDPCの新しい活動計画を示した文書“DPC Prospectus 2020-2021”の、アラビア語版・フランス語版・ドイツ語版・スペイン語版(英語版は2020年8月に公開)
英国のジョンソン首相は2020年10月31日付で、英国内外で新型コロナウイルス感染症の拡大が急激に増加し、国民保健サービス(National Health Service:NHS)への負担が増大していることなどから、11月5日から12月2日まで不要な外出を制限する全国的な措置を実施することを発表しています。
LJ infodocketの2020年10月20日付け記事で、単行書“Reassembling Scholarly Communications: Histories, Infrastructures, and Global Politics of Open Access”(『学術コミュニケーションの再構築:オープンアクセスの歴史、基盤、グローバル・ポリティクス』)のオープンアクセスでの公開が紹介されています。
米・マサチューセッツ工科大学出版局が2020年10月に出版した同書は、その概要紹介によれば、植民地時代の遺産、知識フレームワーク、公衆と政治、アーカイブとデジタル保存、基盤とプラットフォーム、グローバル・コミュニティの観点からオープンアクセスについて検討する内容となっています。複数の著者による分担執筆であり、英・ロンドン大学バークベック校で文学・技術・出版を教えるMartin Paul Eve教授と、英・キングス・カレッジ・ロンドンのデジタル人文学部門のJonathan Gray講師が編者を務めています。