アドヴォカシー

カリフォルニア州立図書館、図書館の役割を図解するストーリーマップを公表

カリフォルニア州立図書館が、“The Emerging Story of California Public Libraries ”と題するドキュメントを公表しています。このドキュメントは、公共図書館が今日の社会においても重要であることを図解する“ストーリーマップ”となっています。

ドキュメントでは、図書館が重要である理由やその役割について説明するとともに、5ページ目において、“21st Century Library”においておきている様々なシーンと、そのシーンに表れている図書館の役割を、1枚の絵の中に示しています。例えば、家族が集まる場、経済のインキュベーター、学習のハブなどのシーンを示し、それらにおいて情報へのアクセスを提供する役割、コミュニティーをつなぐ役割、情報の発見を支援する役割などが表れていることを図解しています。

なお、このドキュメントは、2012年11月3日に開催されたカリフォルニア図書館協会年次大会で公表されたものであり、図書館についての議論等を喚起するために作成されたものとのことです。

ALA、米国図書館に関するファクトデータ集の2012年版を公開

米国図書館協会(ALA)が“Quotable Facts about America’s Libraries”の2012年版を作成しました。英語版(解説あり・なし)およびスペイン語版のPDFファイルが無料で公開されています。これは「米国では58%の大人が公共図書館の利用カードを持っている」「米国にはマクドナルドより多くの公共図書館が存在する―分館も含めると合計16,766館」のようなファクトデータがコンパクトにまとめられているもので、図書館のアドヴォカシーツールなどとして使用されるものです。

Quotable Facts about America’s Libraries(PDF:2ページ)
http://www.ala.org/offices/sites/ala.org.offices/files/content/quotablefacts2012_FINAL.pdf

Quotable Facts about America’s Libraries(ALA)
http://www.ala.org/offices/ola/quotablefacts/quotablefacts/

2012年のオープンアクセスウィークは10月22日~28日

2012年10月22日から28日にかけて、「オープンアクセスウィーク(Open Access Week)」として、世界各地でオープンアクセスに関連する様々なイベントが予定されています。オープンアクセスウィークは2007年に開始され、今年で6回目となります。今年のテーマは“Set the Default to Open Access(既定値をオープンアクセスにしよう)”です。デジタルリポジトリ連合(DRF)のウェブサイトには特設ページが用意され、各機関が作成したグッズや国内で開催されるイベントがまとめられています。

OAWeek_2012(DRF wiki)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?OAWeek_2012

Open Access Week
http://openaccessweek.org/

10/22-28はOpen Access Week:研究成果をより多くの人へ(鹿児島大学附属図書館)
http://www.lib.kagoshima-u.ac.jp/news/2012/10/1022-28open-access-week.html

【10/22-28】2012国際オープンアクセスウィークです(神戸大学附属図書館)

10月13日は“図書館の日” イタリアで初の開催へ

10月13日、イタリアでは同国初となる“図書館の日(Giornata nazionale delle biblioteche)”を迎えます。これは、知のインフラである図書館を称え、その重要性を再認識する日とされており、イタリア図書館協会は“Biblliopride 2012”と題して、ナポリを中心に国内の各都市において様々なイベントを実施するようです。

Bibliopride 2012 -- Programma dettagliato
http://www.aib.it/attivita/bibliopride2012/programma/programma-dettagliato/

GIORNATA NAZIONALE DELLE BIBLIOTECHE (Internet Culturale 2012/10/1付けの記事)
http://www.internetculturale.it/opencms/opencms/it/archivionovita/2012/novita_0054.html

公共図書館の価値を知ってもらうための全米キャンペーン“Geek the library”が約192万ドルの資金を獲得

公共図書館の価値を地域の人々に知ってもらうための全米的なキャンペーン“Geek the library”(図書館に夢中)に対して、ビル&メリンダ・ゲイツ財団から約192万ドルの資金を獲得したと発表されました。OCLCが2009年から実施しているものです。これにより、2015年6月までに更に1,000館の参加を目指していくとされています。このキャンペーンに参加した公共図書館には、アドヴォカシー用のポスターなどの様々な資料の提供といったサポートを無料で受けられるということです。

Geek the Library
http://get.geekthelibrary.org/

OCLC to expand Geek the Library campaign with increased support(OCLC 2012/10/4付けニュース)
http://www.oclc.org/news/releases/2012/201264.htm

8月10日に開催されたTwitter上の図書館可視化イベント、その結果は...

2012年8月10日にスペイン語圏の図書館員等によって行われた、Twitterの「トレンド」に「図書館(#biblioteca)」を表示させることを目指したイベントの結果が、スペインの情報専門家マルキーナ(Julián Marquina)氏のウェブサイトで公開されています。

マルキーナ氏の記事によると、イベントでのツイートは、スペインのソーシャルメディア分析企業Pirendoの協力を得て分析が行われたとのことで、その結果の一部は次のようにまとめられています。
・ハッシュタグ#bibliotecaがついたツイートは全部で14,667件
・イベント参加者(ユニークユーザ)は2,879人
・最もツイート数が多かった時間帯は、スペインの時刻で16時から19時の間。
・“#biblioteca”がトレンドに表示された国は、アルゼンチン、チリ、エクアドル、スペイン、メキシコ、ペルー。
・“#biblioteca”がトレンドに表示された都市は、バルセロナ、メキシコシティ、リマ、マドリード、サンチャゴ(チリ)。

マルキーナ氏の記事には、上記の他に、最も影響力のあったツイートの紹介や、ツイートの傾向をまとめたグラフ等が掲載されています。

CA1769 - 近年の英国における図書館のアドヴォカシー / 渡邉太郎

 欧米の図書館界でアドヴォカシー(advocacy)という言葉が頻繁に聞かれるようになって久しい(CA1646参照)。国際図書館連盟(International Federation of Library Associations and Institutions:IFLA)の「戦略計画2010-2015」(1)においてもその重要性が強調されており、各国の代表的な図書館団体のウェブサイトでもアドヴォカシーが主要な項目として取り上げられている(2)。本稿では、その代表的な事例として2010年度以降の英国の緊縮財政に対する図書館界の動向について、アドヴォカシーという観点からその概略を述べる。...

「全英図書館の日」のウェブサイトが公開

英国で2012年2月4日に予定されている「全英図書館の日」(National Libraries Day)のウェブサイトが公開されています。全英図書館の日は、英国全土の図書館や図書館員を称えるとともに、読書の重要性を訴える日として、英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)が5月26日に発表していたものです。

National Libraries Day
http://nationallibrariesday.org.uk/

National Libraries Day launched (CILIP 2011/5/26付けの記事)
http://www.cilip.org.uk/news-media/Pages/news110526.aspx

世界中の学生によるアドヴォカシー団体が作成したオープンアクセス推進のためのポスター

学術情報のオープンアクセスを求めて活動を行っている、大学生・大学院生による国際的なアドヴォカシー団体“Right to Research Coalition”がオープンアクセスの広報を行うためのポスターを紹介しています。同団体は2009年夏に誕生し、世界中で700万人もの学生が参加しているそうです。ポスターでは世界中の学生に対して「オープンアクセスを実現するために、今すぐ対話、政府へのロピー活動、学生自治体への働きかけ、署名などを始めよう」と呼びかけています。ポスターはクリエイティブコモンズの「表示 3.0 非移植」(CC-BY 3.0)ライセンスで公開されています。

ポスター(Right to Research Coalition)
http://www.righttoresearch.org/bm~doc/open-access-flyer.pdf

The newest addition to your Open Access toolkit(Right to Research Coalitionのブログ 2011/5/11付け記事)
http://www.righttoresearch.org/blog/the-newest-addition-to-your-open-access-toolkit.shtml

参考:

2月14日は“Library Lovers Day”(オーストラリア)

2011年2月14日に、オーストラリア図書館協会(ALIA)が中心となって、“Library Lovers Day”という、図書館振興を目的としたイベントが開催されるようです。イベントのウェブサイトでは、各館でイベントを盛り上げるためのしおりやポストカード、ロゴ等のテンプレートをダウンロードできるほか、図書館でロマンスを感じるような、イベントを盛り上げるためのアイディア等も公開されています。

Library Lovers Day
http://www.librarylovers.org.au/index.html

Library Lovers Day - 14 February 2011. Feel the power of love! (ALIAののニュース)
http://www.alia.org.au/

Share the love this Valentine’s Day with good book (2011/2/7付け Wellington Timesの記事)
http://www.wellingtontimes.com.au/news/local/news/general/share-the-love-this-valentines-day-with-good-book/2068551.aspx

ページ