ウェブアーカイブ

Internet Archive(IA)、ニューヨークアートリソースコンソーシアム(NYARC)と共同で、オンライン上のアートリソースを収集・保存するコンソーシアム結成を目指す取組を開始

2021年6月24日、Internet Archive(IA)が、ニューヨークアートリソースコンソーシアム(New York Art Resources Consortium:NYARC)と共同で、オンライン上のアートリソースを収集・保存するコンソーシアムの結成を目指す取組“Consortial Action to Preserve Born-Digital, Web-Based Art History & Culture”を行うと発表しています。

かつては、印刷物として出版されていたアートギャラリー・アーティスト・芸術団体の資料がオンラインで公開されるようになってきていることから、そのような資料を積極的に収集・保存することで、21世紀の芸術の歴史の記録や昨今のコロナ禍の記録として将来にわたって利用できるようにする事が目的です。

全米の30以上の美術図書館・博物館図書館が参加しての実施を支援するための全米人文科学基金(NEH)からの助成(30万5,343ドル/2年間)を受け、IAの公共図書館を対象とした地域の歴史のウェブアーカイブ構築支援プログラム“Community Webs”に基づいて実施されます。

同取組への参加を希望する図書館は7月31日までに申し込むよう呼びかけています。

Internet Archive(IA)、公共図書館を対象とした地域の歴史のウェブアーカイブ構築支援プログラム“Community Webs”が米国デジタル公共図書館(DPLA)に参加すると発表

2021年6月22日、Internet Archive(IA)は、IAが実施している公共図書館を対象とした地域の歴史のウェブアーカイブ構築支援プログラム“Community Webs”が、米国デジタル公共図書館(DPLA)に参加すると発表しています。

IAは2015年からDPLAのコンテンツプロバイダーとして参加していますが、今回の“Community Webs”の参加により、同プログラムで収集・公開してるウェブアーカイブコレクションのメタデータがDPLAに取り込まれます。

Community Webs joins the Digital Public Library of America(Internet Archive Blogs,2021/6/22)
http://blog.archive.org/2021/06/22/community-webs-joins-the-digital-public-library-of-america/

オランダデジタル遺産ネットワーク、動的コンテンツを含むウェブサイトの収集手法を調査したレポート“Server-Side Web Archiving”を公開

英・デジタル保存連合(DPC)は、2021年6月14日付けのお知らせで、オランダデジタル遺産ネットワーク(The Dutch Digital Heritage Network:DDHN)が新たなレポート“Server-Side Web Archiving”を公開したことを紹介しています。レポートの筆者は、オランダ視聴覚研究所のEoin O'Donohoe氏です。

同レポートでは、動的コンテンツを含むウェブサイトの収集手法を調査しています。ウェブアーカイブサービスConifer(以前の名称はWebRecorder)、実験・作業の再現を可能にするためのツールReprozipを使用し、実際に2つのウェブサイトを対象に収集テストを行い、その結果と推奨事項をまとめています。

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)の管理・経営上の拠点に

2021年5月18日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)は、同財団が国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)の管理・経営上の拠点となったと発表しています。

IIPCの上級プログラムオフィサーである英国図書館(BL)のOlga Holownia氏がCLIRのスタッフになったことによるものです。

CLIRは2017年からIIPCの財務上の拠点ともなっています。

CLIR Becomes Administrative Home for International Internet Preservation Consortium(CLIR,2021/5/18)
https://www.clir.org/2021/05/clir-becomes-administrative-home-for-iipc/

E2385 - 米国NARAでのトランプ前大統領のツイート等の保存について

米国のトランプ前大統領は,2017年1月から4年間の任期において,自身の信条や活動について頻繁にTwitterでの発信を行ってきた一方,その内容の誤りや偏りも度々批判されてきた。トランプ氏は2020年11月の大統領選挙での敗北についても,根拠を示さず選挙の不正を自身のTwitterアカウントから訴え続けた。最終的に,2021年1月6日に生じた自身の支持者らによる米国連邦議会への集団襲撃事件を契機として,規約違反を理由にトランプ氏の個人Twitterアカウントは永久停止に至った。同年1月11日,トランプ政権における大統領関連の公式ソーシャルメディアのすべてのコンテンツにつき,ツイートとして削除されたものや閲覧不可能になったものを含め,米国国立公文書館(NARA)が収集・保存しアクセス可能とする旨,告知が成された。対象は,トランプ氏の個人アカウント(@realdonaldtrump),および,トランプ政権期の米国大統領の公式アカウント(@POTUS。現在はバイデン現大統領の公式アカウント)等である。この点の概要や背景についてはNARAのウェブページに集約されているが,以下,簡単に解説してみたい。なお,本稿の内容は2021年5月5日時点のものである。

Internet Archive(IA)、ILL調整サービスRapidILLとのパイロットプログラムを通じて資料提供サービスを開始

2021年4月27日、Internet Archive(IA)は、ILL調整サービスであるRapidILLとのパイロットプログラムを通じて、図書館間相互貸借(ILL)サービスを開始すると発表しました。

200万点のモノグラフと3,000点の定期刊行物を利用できるようにしています。

現在、同パイロットに参加しIAの資料を対象に追加しているのは70館で、IAは1日20件程度の依頼を受け付けています。

また、図書館が同パイロットへの参加を希望する場合や関連情報の問い合わせをする場合の連絡先を公開しています。

米国議会図書館(LC)、舞台芸術の専門組織のウェブアーカイブを公開

2021年5月3日、米国議会図書館(LC)のブログで、音楽部(Music Division)による舞台芸術の専門組織のウェブアーカイブ“Announcing the Professional Organizations for Performing Arts Web Archive”の公開が発表されました。

発表によると、公開時には85の労働者団体、学協会等のウェブサイトやソーシャルメディアのデータが含まれており、2021年夏までに少なくとも100になる見込みです。アーカイブの対象期間は、2019年11月から現在にかけてです。

Internet Archive(IA)、公共図書館を対象とした地域の歴史のウェブアーカイブ構築支援プログラム“Community Webs”に新たに約50館が参加すると発表:参加館が90館を超す

2021年4月26日、Internet Archive(IA)は、地域の歴史のウェブアーカイブ構築を支援するための公共図書館を対象としたプログラム“Community Webs”に、新たに50館以上の公共図書館が参加すると発表しました。

これにより、同事業の参加館は、33州と3の準州からの90館を超す規模となりました。参加館には、州立図書館・大都市の図書館・地方の小規模館や米領サモアの図書館といった多様な館が含まれています。

同事業では、特に伝統的に社会的弱者の集団の資料をアーカイブすることに力を入れており、参加館は、現在、コレクション開発といった内容の研修を受けており、地域の多様性やイベント・文化を反映したデジタルコレクションの開発を始めているとしています。

E2372 - 2020年度NDLデジタルライブラリーカフェ<報告>

ディスカッションでは,データの利用拡大には,流行や時事によらず多様に使える汎用的なオープンデータセットの提供や,巨大で多様なデータの統合的な分析に使えるように,メタデータへの日本十進分類法(NDC)による分類付与やData Catalog Vocabulary(DCAT)等の標準的な語彙とWARPからの出力項目との対応表の作成・公開が有効等の意見があった。

米・コロンビア大学図書館、米国における民主主義改革と投票権に関するウェブアーカイブを公開

2021年4月8日、米・コロンビア大学図書館が、米国における民主主義改革と投票権に関するウェブアーカイブ“Democracy Reform and Voting Rights in the United States”を公開したことを発表しました。

目的として、2020年に新型コロナウイルス感染症感染拡大下で行われた米国大統領選挙を契機とした議論、その後の立法活動等を記録することが述べられています。

サブトピックとして、資金改革運動、作為的に選挙区を定める「ゲリマンダリング」、有権者登録等を挙げており、4月12日時点では、30件のウェブサイトのアーカイブ結果が公開されています。

ページ