ウェブアーカイブ

【イベント】2020年「NDLデジタルライブラリーカフェ」(第1回12/10、第2回1/15・オンライン)

2020年12月10日と2021年1月15日に、国立国会図書館(NDL)が、2020年「NDLデジタルライブラリーカフェ」をオンラインで開催します。

デジタルライブラリーに関わる研究や最新動向をより身近に、より楽しくする講演会であり、科学者と市民が気軽に科学の話題について語り合う「サイエンスカフェ」の手法を取り入れ、ゲストが紹介する最新の話題について、参加者を交えて語り合います。

参加費は無料で、定員は各回30人(要事前申込)です。

<第1回「ウェブアーカイブの活用と課題:WARPと国内外の事例から」>
・日時:2020年12月10日 14時00分から15時40分
・講師(登壇予定順):
高峯康世(国立国会図書館関西館電子図書館課ネットワーク情報第一係長)
志村努(同課情報システム係主査)
上島邦彦氏(株式会社日本データ取引所事業企画部/一般社団法人データ流通推進協議会技術基準検討委員会副主査・書記/研究データ利活用協議会データライセンス小委員会委員)
浅原正幸氏(国立国語研究所コーパス開発センター教授)

WARCnet、新型コロナウイルス感染症に関するウェブアーカイブの概要を調査した一連のレポートを公開中:欧州の複数機関を対象として担当者にインタビューを実施

2020年11月3日、WARCnet(Web ARChive studies network)は、レポートシリーズ“Exploring special web archives collections related to COVID-19”として、新たに3つのレポートを公開したことを発表しました。

同シリーズでは、新型コロナウイルス感染症に関する欧州各国のウェブアーカイブの概要を、担当者へのインタビューにより調査しています。これまでに、フランス国立視聴覚研究所(INA)、ルクセンブルク国立図書館(BnL)、デンマークのウェブアーカイブ“Netarkivet”、ハンガリーの国立セーチェーニ図書館を対象としたレポートが公開されており、新規公開分では英国のウェブアーカイブ“UK Web Archive”、スイス国立図書館、国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)を対象としています。

なお、WARCnetは、ウェブアーカイブ研究者等を対象としたネットワーク活動であり、研究者らに国際的・学際的な活動の場を提供しています。デンマーク・オーフス大学のコミュニケーション・文化学部(School of Communication and Culture)による主導の下、活動は2020年から2022年にかけて実施されます。

E2322 - オランダ・ILP Labによるウェブサイト収集への提言

オランダのアムステルダム大学情報法研究所(Institute for Information Law)が所管する学生イニシアチブ,The Glushko & Samuelson Information Law and Policy Lab(ILP Lab)は,2020年8月,ポリシーペーパー“Web harvesting by cultural heritage institutions”を公開した。

Internet Archive(IA)、ファクトチェック団体から虚偽情報と指摘されたアーカイブ情報等に注釈付きの黄色のバナーを表示

2020年10月30日、Internet Archive(IA)は、ファクトチェック団体から虚偽情報と指摘されたり、問題が指摘され元のウェブサイトから削除されたアーカイブ情報等に関し、“Wayback Machine”において、注釈付きの黄色のバナーを表示させると発表しています。

黄色のバナーには、ファクトチェック団体の該当ページへのリンクも貼られています。

Fact Checks and Context for Wayback Machine Pages(IA,2020/10/30)
http://blog.archive.org/2020/10/30/fact-checks-and-context-for-wayback-machine-pages/

栃木県立図書館、「栃木県立図書館デジタルコレクション行政資料アーカイブ」の運用を開始

2020年10月1日、栃木県立図書館は、「栃木県立図書館デジタルコレクション行政資料アーカイブ」の運用開始を発表しました。

栃木県が発行する行政資料のうち、県のウェブサイトで公表している統計書、年報等の電子ファイルの一部を収集・保存・提供するものであり、同館の蔵書検索システムでの検索・閲覧が可能となっています。

運用開始の背景として、行政資料のペーパーレス化に伴い、電子ファイルでの行政資料の刊行が増加していることを挙げています。

Internet Archiveによる学術論文のためのデータベース、Internet Archive Scholar(記事紹介)

2020年9月22日、ウェブ上で公開されている無料の文化・教育リソースを紹介するブログ“Open Culture”が、Internet Archive Scholarについて紹介しています。

オープンアクセスが進展してオンラインで閲覧可能な学術論文が増加する一方、それらの永続的な保存が課題となっています。このような背景から、Internet Archiveは、Internet Archive Scholar(アルファ版)を提供しています。Internet Archive Scholarは2,500万件以上の学術論文等の学術資料をインデックスしており、本文検索が可能となっています。

またブログ記事は、出版社がInternet Archive Scholarのサービスを停止するための法的な理由がないことにも触れており、学術界で望まれている革新に寄与できる可能性があることを指摘しています。神経学者のShaun Khoo氏の「研究者と一般の最善の利益に貢献する唯一の方法は、公共のインフラストラクチャと非営利の出版物を通してのみである」という言葉を引用して、Internet Archive Scholarが貢献できるだろうと述べています。

ルクセンブルク国立図書館(BnL)、新型コロナウイルス感染症に関するウェブアーカイブプロジェクトの結果を公開

2020年9月23日、ルクセンブルク国立図書館(BnL)が、新型コロナウイルス感染症に関するウェブアーカイブプロジェクトについて、最初の結果を公開したことを発表しました。

同館が提供するウェブアーカイブ“webarchive.lu”上の同コレクションのページでは、プロジェクトの概要、収集されたウェブコンテンツの種類と内訳、記事やプレゼンテーションへのリンク等が掲載されています。また、収集対象のウェブサイトのURL一覧をダウンロードできます。

Webarchive du Covid-19 : Premiers résultats et entretien avec Serge Tonnar(BnL, 2020/9/23)
https://bnl.public.lu/fr/actualites/articles-actualites/2020/Webarchive_du_Covid-19_Premier_bilan.html

米・アイビー・プラス図書館連合、ウェブアーカイブ“Collective Architecture and Design Response to Covid-19 Web Archive”を公開

2020年9月14日、米国のアイビー・プラス図書館連合は、ウェブアーカイブ“Collective Architecture and Design Response to Covid-19 Web Archive”が公開されたことを発表しました。

同アーカイブは、建築・デザインに関するコミュニティの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大への対応についてのウェブコンテンツを収集したものです。発表では、建築・デザインに関するコミュニティは、公共空間や建築環境を構築する役割を持つ人や機関を指し、同アーカイブには、国家機関や専門家のブログ等多様なウェブサイトのコンテンツが含まれていると述べられています。

米・アイビー・プラス図書館連合、中華圏のアーカイブズのウェブアーカイブ“Greater China Archival Resources Web Archive”を公開

2020年9月9日、米国のアイビー・プラス図書館連合が、中華圏のアーカイブズに関するウェブアーカイブ“Greater China Archival Resources Web Archive”を公開したことを発表しました。

中華圏にある文書館のウェブサイトや、中華圏における、あるいは中華圏に関するアーカイブプロジェクトに関するウェブサイトが収集対象です。発表の中では、これらのウェブサイトには、各文書館のコレクションだけではなく方針、お知らせ、報告書、記事、アーカイブ運営に関する刊行物等が含まれていると述べられています。

ウェブアーカイブプロジェクト“End of Term Presidential Harvest 2020”、米・トランプ大統領任期満了に伴って収集を希望する連邦政府機関のウェブ情報の推薦を受付

2020年9月3日、ウェブアーカイブプロジェクト“End of Term Presidential Harvest 2020”が、2021年1月20日の米・トランプ大統領任期満了に伴って収集する連邦政府機関のウェブ情報の推薦を受け付けると発表しました。

同プロジェクトは、現職大統領の任期満了時に連邦政府機関のウェブサイトを保存する事を目的とした、米国議会図書館(LC)、Internet Archive(IA)、ノーステキサス大学図書館、ジョージワシントン大学図書館、スタンフォード大学図書館、Environmental Data & Governance Initiative(EDGI)、米国政府印刷局(GPO)による共同事業です。

収集方法には2通りあり、まず、IAが政府ドメインの全てのウェブサイトの包括的な収集を行ないます。収集作業は2020年9月中旬に開始し、2021年の初頭、次期大統領の就任式の後に再度収集が行われます。

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