トルコ

米・アイビー・プラス図書館連合、トルコに関連する話題を扱ったオンライン報道機関のウェブサイトを収集したウェブアーカイブを公開

2019年11月18日、米・コロンビア大学図書館は、トルコに関連する話題を扱ったオンライン報道機関のウェブサイトを収集したウェブアーカイブ“Web Archive of Independent News Sites on Turkish Affairs”の公開を発表しました。

トルコ政府の規制の外にあるオンライン報道機関による、トルコに関連する話題を扱ったニュースコンテンツを収集・保存するアーカイブとして、米・アイビー・プラス図書館連合の図書館員によって構築されたものです。これらのウェブサイトではトルコ政府の報道機関が取り上げない、移民・テロリズム・環境問題・LGBTQ問題・戦争・反政府活動などの話題を扱っており、収集・保存されたアーカイブを通してトルコ国内の多様な人々の全体像を提供しようとするものである、としています。

このアーカイブは、アイビー・プラス図書館連合による、消滅しやすいウェブサイトのテーマ別の精選・収集を目指すプログラム“Web Resources Collection Program”の共同コレクションの1つとなっています。

トルコ統計局、2018年の国内図書館統計を公表

2019年7月11日、トルコの政府機関であるトルコ統計局(Turkish Statistical Institute)は、2018年の国内図書館統計を公表しました。

統計では以下の点等が紹介されています。

・トルコ国内の図書館総数は3万1,451であること
・トルコ国立図書館の蔵書数は146万3,488点であること
・トルコ国立図書館の受益者(beneficiaries)は63万3,999人で、2017年より0.6%増加
・公共図書館の登録利用者数は284万504人で、2017年より29.1%増加
・大学図書館の蔵書数は1,760万15点で、2017年より7.4%増加
・公式・非公式の教育図書館(education libraries)の総数は2万9,690で、2017年より12.4%増加

【イベント】アジア資料目録ワークショップ:オスマントルコ語編(3/1・東京)

2018年3月1日、東京大学本郷キャンパスにおいて、東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)主催の「アジア資料目録ワークショップ:オスマントルコ語編」が開催されます。

外国語資料、特に様々な文字体系をもつアジアの諸言語の資料を図書館OPACに登録したり、NACSIS-CAT上で書誌レコードを作成する際に必要な様々な知識やツールが、人材の流動性などの理由により蓄積・継承されないことが課題となっていることから、組織や機関の枠を越えて研究者と図書館員が協働する場を設け、多言語目録作成のノウハウや課題を広く共有することを目指し、アジア資料の目録作成に関するワークショップを開催するものです。

今回は第1回目としてオスマントルコ語の資料がテーマとなっています。

参加費無料で当日参加も可能ですが、当日の受付をスムーズとするため事前の申し込みが推奨されています。

アジア資料目録ワークショップ:オスマントルコ語編(U-PARL)
http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/20180301

国際図書館連盟(IFLA)、トルコ政府が図書館から図書14万冊を回収・破棄したこと受け声明を発表

2017年12月9日、国際図書館連盟(IFLA)は、トルコ政府が「2016年トルコクーデター未遂事件」に関連し同国の図書館所蔵の14万冊の図書を回収・破棄したことを受け、12月5日に理事会の執行委員会(Executive Committee)で承認された声明を発表しました。

声明では、lFLAの「図書館と知的自由に関する声明」にあるように、図書館資料やサービスの選択や利用については政治的・道徳的・宗教的ではなく専門家の検討により決定されるべきもので、トルコ政府によるこのような措置は、情報へのアクセスの権利は原則的に保証されるべきという原則を否定する恐れがあると述べるとともに、閉鎖された高等教育機関に勤務する図書館員を追放・罷免することに懸念を表明しています。

Emptying Libraries Weakens Democracy - IFLA Statement on the Destruction of Library Books in Turkey(IFLA,2017/12/9)
https://www.ifla.org/node/18602

トルコ国立図書館、1階に「デジタルライブラリー」を開設

2016年10月25日、トルコ国立図書館の1階に「デジタルライブラリー」が開設されました。

86人の利用が可能で、タブレット、ノートパソコン、プリンター、スクリーン等が備えられています。

韓国・サムスン電子のトルコ法人が担当した事業で、ライブラリー内では、デジタル化された約2万7千点のオスマントルコ語・ペルシャ語・アラビア語の手稿類、オスマン帝国時代の逐次刊行物、1928年以降の逐次刊行物や新聞、オスマン帝国時代の新聞、絵画、映画ポスター、地図、切手、政治ポスター、レコード等を利用することができます。

MİLLÎ KÜTÜPHANE İÇERİĞİ DİJİTAL ORTAMDA(トルコ国立図書館,2016/10/25)
http://basin.kulturturizm.gov.tr/TR,164598/milli-kutuphane-icerigi-dijital-ortamda.html

Samsung Electronics Turkey Presents the Digital Library(サムスン電子,2016/10/25)
https://news.samsung.com/global/samsung-electronics-turkey-presents-the-digital-library

参考:

IFLA Journal、2016年6月号が刊行

国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の42巻2号(2016年6 月)が公開されました。

米国の図書館の現況・傾向と課題を述べたもの、南アフリカの図書館員の知的自由の危機への対応状況を調査したもの、社会・経済の発展計画に図書館等の情報センターを位置付けるための基準を提示したもの、国連2030年アジェンダと図書館について説明したもの、トルコの英語学・英文学の学生の図書館利用状況を調査したもの、スイス連邦工科大学図書館のトーマスマン・アーカイブのプロジェクト報告、カナダ国立図書館・文書館(LAC)創設からの10年間を概観したもの、といった論考が掲載されています。

Out Now: June 2016 issue of IFLA Journal(IFLA,2016/5/25)
http://www.ifla.org/node/10499

IFLA Journal Volume 42 Number 2 June 2016
http://www.ifla.org/files/assets/hq/publications/ifla-journal/ifla-journal-42-2_2016.pdf

参考:
E1763 - 国連2030アジェンダと図書館:IFLAのツールキット

『アジ研ワールド・トレンド』誌が2016年5月号で「アジアの古本屋」を特集

日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所の刊行している『アジ研ワールド・トレンド』誌が2016年5月号(No.247)で「アジアの古本屋」と題した特集を組んでいます。特集に関連して、以下の記事が掲載されています。

刊行して2カ月を経過した後、PDFで全文公開されます。

巻頭エッセイ
本に親しむ環境‐図書館と古書店‐ / 石川武敏

特集 :アジアの古本屋
特集にあたって / 二階宏之
韓国古書と向き合った60年‐文古堂店主朴贊益氏‐ / 花房征夫
コラム:神田神保町散策‐韓国を探して‐ / 二階宏之
多様化する中国の古本屋‐国有企業からネット販売まで‐ / 狩野修二
楼上からみる香港‐古書店の変遷‐ / 澤田裕子
書籍流通の一翼を担うモンゴルの古本屋 / マンドハイ・ルハグワスレン
インドネシア-多様な知の集積地- / 土佐美菜実
利便性と郷愁のはざま-タイの古書店事情- / 櫻田智恵
路上の大学に学ぶ-ミャンマーの古本屋- / 石川和雅
ベトナムの古本市場 / 上田新也
インド-古本でも本は本- / 坂井華奈子
古書店が私の図書館だった-トルコ- / 粕谷 元
イラン・テヘランの古書店-ある歴史家の視点から- / 小澤一郎

NDL書誌情報ニュースレター2016年1号が刊行:「第40回ISSNセンター長会議参加報告」「第18回日韓業務交流報告」や「コラム:一生ケンメイ!」の連載を開始

国立国会図書館(NDL)が、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2016年1号(通号36号)を掲載しました。

「第40回ISSNセンター長会議参加報告」「第18回日韓業務交流報告」のほか、連載記事「世界のRDAの取組みのいま」(トルコ・メキシコ)、「文字コード講座 第2回―Unicode入門」を掲載しています。

また、新連載「コラム:一生ケンメイ!」を開始しました。

国立国会図書館 新着情報
http://www.ndl.go.jp/
※「2016年3月25日 NDL書誌情報ニュースレター2016年1号(通号36号)を掲載。「ISSNセンター長会議」「日韓業務交流」など国際色ゆたかにお届けします。NDLSHを紹介する「コラム:一生ケンメイ!」の連載も開始」とあります。

NDL書誌情報ニュースレター2016年1号(通号36号)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2016_1/index.html

CDNLAOニュースレター、最新号の特集はアジア・オセアニア地域のIFLA/PACセンターにおける図書館資料の保存活動

国立国会図書館が編集するCDNLAO(アジア・オセアニア国立図書館長会議)の英文ニュースレター“CDNLAO Newsletter”の第85号が公開されています。特集として、アジア・オセアニア地域のIFLA/PACセンターにおける図書館資料の保存活動に関する記事を掲載しており、オーストラリア、日本、韓国、スリランカ、中国、トルコのそれぞれについて、以下の記事が掲載されています。

オーストラリア:Broadening Parameters at the National Library of Australia
日本:National Diet Library’s Preservation and Conservation Activities and the IFLA/PAC Regional Centre for Asia
韓国:Preservation Activities of IFLA PAC Korea Center
スリランカ:Activities of IFLA Preservation and Conservation (PAC) Centre Sri Lanka, National Library and Documentation Services Board

セルシウス図書館等で知られるエフェソスが世界遺産に(トルコ)

2015年7月に新たに登録された世界遺産の中に、現在のトルコに位置する古代都市、エフェソスが含まれています。エフェソスはヘレニズム都市として栄えた後、古代ローマのアジア属州の傘下に組み入れられました。

ローマ属州時代に建てられたセルシウス図書館の遺構が見どころの一つとなっており、ユネスコのWebサイトでもこの図書館等が紹介されています。

Sites in Japan, Turkey, Mexico, Uruguay inscribed on UNESCO’s World Heritage List, extension of Spanish site approved(UNESCO World Heritage Centre、2015/7/5付け)
http://whc.unesco.org/en/news/1317

Ephesus(UNESCO World Heritage Centre)
http://whc.unesco.org/en/list/1018/

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